花が終わったらの手入れ方法

こんにちは、4月ごろに胡蝶蘭の育て方でおせわになった、ゆずきですけれどもごぶさたしてます。
今回胡蝶蘭の花もぼとぼとと落ちてきてる状態で、来年にも咲かせてみたいので手入れ方法を今回は教えてください。
まず、花が終わったら下から数えて3番目の節を残しところで切り落としますよね。それから、植え替えをしたほうがいいと言う人もいるし、しなくても大丈夫だと言う人がいるのですが、どっちのほうがいいのでしょうか?ちなみに今年の2月に父の葬儀の時に飾った胡蝶蘭なんですけれども、おしえてください。

user.png ゆずき time.png 2021/06/09(Wed) 19:21 No.26554
Re: 花が終わったらの手入れ方法
画像をアップいただけませんか?
そうすれば細かな説明を文で書かなくても足りることが多いのです。画像が無ければ、株の状態を詳しく教えていただかないと適切な応答ができません。

まず、原則論で申しますと、花が終わったら、花軸は株もと近くで切り取ります。花軸は本来1回だけの使い切りです。健全な胡蝶蘭は毎年秋に新しい花芽をつくり、冬から春にかけて花軸を伸ばして春に開花するのです。
3節残すのは原則からはずれた裏技で、「健全な葉の枚数が6枚以上で、根が健全な株」で行えば、残された花軸の節の潜芽が「再度花芽を伸ばして夏に花を咲かせる可能性がある」ので、「花さえ楽しめれば良い」という方向きですね。花芽を伸ばす間、葉は生長しないことが多いので胡蝶蘭は確実に痩せて葉の枚数を減らします。もともとの葉の枚数が少ない場合枯死につながります。

一般家庭という胡蝶蘭がこれまで育った胡蝶蘭専用温室と比較すれば格段に劣る環境で生き延びて来年も花を咲かせてくれることを願うのであれば原則に従って花軸は全切除します。

植え替える必要があるか無いかは、個別に株の状態をチェックしてからになります。そのためには画像が欲しいです。

葉のつやが良く、根の生育が順調で新根も出始めているのであれば植え替えの必要はありませんが、ギフト胡蝶蘭の多くは環境の激変(理想的な温室育ち~生存不適な環境)で何らかの変調がある場合が多く、多くの場合根腐れが進んでいることが多いので、根のチェックは必要~ついでだから植え替えという現実路線になりがちなのです。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/06/09(Wed) 22:34 No.26557
Re: 花が終わったらの手入れ方法
ちなみに、私が長年栽培している胡蝶蘭の殆どが今開花中ですが、植え替えは3年~4年に一度、花後の根が伸長し始めているときに行います。
いまだにギフト花後株を押し付けられることが多いのですが、一株ごとに根をチェック、状態の悪いものは植え替えます。これまでギフト株で植え替えなかったはただ一例、その時はプラポットから素焼き鉢に挿げ替えましたが、ギフト胡蝶蘭の殆どは根傷みしているので死んだ根を整理して植え替えています。
すぐ回復始めるものもありますが、数年かかってやっと本調子になるものもあります。フザリウム症に感染していて救えなかったことも一例あります。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/06/10(Thu) 11:03 No.26564
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