夏場の管理について

夏場の、液肥の与え方と、湿度と温度について教えてください。

1、液肥は1週間に一度、もしくは、2週間に一度与える、とあります。
そして、水やりと液肥を交互に与える、とあります。
渇きが早く、水やりが一日おきになる場合、水やりと液肥を交互に与えると、一週間のうちに、2回液肥を与えることになります。それは、与える頻度としては多いでしょうか? 一週間のうちに、2回液肥を与えても大丈夫でしょうか?

2、季節が進むと、温度は35度近く、それ以上になると思います。そうなると、液肥は休止した方がよいでしょうか?

3、お盆が過ぎ、やや涼しくなると、液肥(ハイポネックス6-6-6)を2000倍にした方がよいでしょうか? 安全をみて、3000倍のままでよいでしょうか?

4、過去ログの夏の項目には、夏の夜間湿度は90%とありますが、当方は現在、日中は50~60%台、夜間は60~70%前半くらいです。もう少し湿度を上げる工夫が必要でしょうか?

5、温度は、日中35度以下、夜間30度以下、を目安とすればよいでしょうか? もう少し温度を下げた方がよいでしょうか?

よろしくお願いします。

user.png 信雄 time.png 2021/07/18(Sun) 12:01 No.26735
Re: 夏場の管理について
乾きが早く水やりが一日おきならそれだけ成長も良いのでしょうから施肥も3日おきOKです。そのための3000倍でもあります。
夏場の最高気温直射日光の当たらない明るい間接光線下、風通しの良い場所なら38度くらいまでは耐えるはずです。35度以下なら通常管理でOKでしょう。
液肥の濃度は生長が良い場合2000倍まで高めることは可能です。

夜間湿度が上がらないと生長が滞ることがあります。その場合夕方と就寝前に葉水をスプレーで与えて補います。夜間温度は30度を切ってほしいところですが、エアコンを使うのは弊害が多いのでスプレーで冷却と湿度アップを励行してください。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/07/18(Sun) 13:22 No.26736
Re: 夏場の管理について
返信ありがとうございました。
安心して液肥を与えることができます。
夕方と就寝前の、葉水スプレーについても得心しました。
教えていただいたように、胡蝶蘭にとって、よい環境づくりに努めたいと思います。
user_com.png 信雄 time.png 2021/07/18(Sun) 18:53 No.26740
根について
先日はご回答くださりありがとうございました。
また、何点か質問をさせてください。
昨年の春にポリポットから素焼き鉢+ミズゴケに植え替え、今年、2回目の夏を越しました。
(栽培経験も1年半ほどです)

1、根が全体の4割、5割くらい、鉢から露出、溢れている胡蝶蘭があるのですが、それくらい外へ出ているのは、通常の範囲でしょうか?
溢れ出た根にも、スプレーで、液肥を与えるものなのでしょうか?
2年目になる来年の春には植え替えるつもりですが、何か対処が必要でしょうか?

2、これから2回目の冬を越しますが、この露出した根は、湿度60%を維持できれば、問題なく、健康な根でいられるでしょうか?

3、冬の最中に、花芽、根、葉を同時に伸ばし始めた胡蝶蘭(白大輪)が一つあったのですが、その場合は、施肥はした方がよいのでしょうか? しなくても、どちらでもよいのでしょうか?

よろしくお願いします。
user_com.png 信雄 time.png 2021/09/12(Sun) 10:33 No.26911
Re: 夏場の管理について
新根が植え込み材料に潜り込まず、空中を漂うのはよくあることです。通常の範囲かどうかは葉の張りが良くて水不足の症状が出ていないのであれば、その株にとっては正常の範囲であると言えます。水やりの際はあふれ出た根にもかけ流しで与えます。施肥をスプレーでするのはかまいませんが、通常2000倍で与えるものは3000倍程度にさらに薄めてください。

越冬する場合でも葉水の際に露出した根にも与えてください。そうすれば基本湿度60%あれば健康に冬越しします。湿度不足だと太い根が皺がよって細くなります。一度細くなると条件がよくなっても回復するのに時間がかかるので夕方か就寝前に葉水と同時に根にもスプレーしてください。

冬でも葉が伸びているときには夏の倍に薄めて施肥してください。ただし、最低気温が15度を割らないことが前提です。
体力のある株なら与えなくても構わないといえばかまわないんですが、古い葉を1~2枚余分に消耗することになります。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/09/13(Mon) 19:52 No.26913
Re: 夏場の管理について
ご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなり、申し訳ありません。
何度も繰り返し読ませていただいております。

根が露出し、溢れている株は、下の葉が2枚、黄色くなりしわが寄っていますが、上の葉はぴんとしているので、おそらく、水不足ではないと思います。
露出した根への施肥は、あとわずかな期間ですが、スプレーで施肥してあげようと思います。
根の維持のために、冬場も引き続き、根を含めて葉水に努めたいと思います。夜が深まっていくと、室温が下がっていくので、なるべく夜の早いうちに、と思います。
冬も新葉、新根を出して、花芽も伸ばしていた株は、根腐れのため小さくなってしまった株なので、施肥してあげればよかったと、後悔しています。小さな葉をたくさん出して、頑張っているようです。

あと数点、質問させてください。

1、液肥を与える際は、かけ流しで水やりをし、ミズゴケがじゅうぶんに水を含んでから、液肥を与えているのですが、これでは、余計に液肥が薄くなりますか?

2、胡蝶蘭の置き場は普通の居室で、深夜遅く、2時頃まで照明がついている日もあるのですが、胡蝶蘭には良くないでしょうか?

3、冬場、洗濯の室内干しで湿度を上げることもありますが、その洗濯剤の香料などは、花を萎れさせたりする原因となるでしょうか?(そのように思えることがありましたので、、、)

4、花後、葉は一枚、二枚、損耗するとありますが、下から複数枚に渡って、少しずつ、黄色くしわが寄り、消耗する(すぐに枯れ落ちない)ということもありますか?

たびたび、申し訳ありません。
よろしくお願いします。
user_com.png 信雄 time.png 2021/09/18(Sat) 18:54 No.26933
Re: 夏場の管理について
1,液肥の与え方としては間違っていません。ただ最初に水を含ませてから与えるわけですから、若干濃い目で与えないと効果が薄くなります。最初に与えた水を全部押し出すつもりでたっぷり与えるなら設定の濃度でOKなんですが。

2,胡蝶蘭は熱帯亜熱帯の産なので、長日短日の差のあまりない地域が原産です。ですから花芽の形成に長日あるいは短日条件が必要ということはないので、花芽形成には問題ありません。ただCAM型光合成をしますので、ガス交換できる夜間の時間が短すぎるのは問題になります。やはり10時間くらいは暗い時間があった方が良いでしょう。

3、においのもとになる化学物質の作用は植物に害がある場合があるのは確かなことです。一例では温室にタイヤを保管しておいたら、微量に気化するタイヤゴムの添加剤成分の害で枯死する個体があった例を確認しています。またいろいろな美容製品や薬剤液の成分に含まれるプロピレングリコール(PG)の気化物は植物に害がある場合があります。(人間が肺に吸い込んでも害がある場合があります。)

4、花後に複数枚が少しずつ老化するということはままあります。その複数枚は同じ年に出た同じ年齢の葉であることが多いです。複数枚同時に老化が始ます場合、皺がよって先端側から黄化が始まってから枯れ落ちるまで半年以上、場合によっては一年以上かかる場合があります。栽培する側としてはその枯れていく葉の枚数分だけは少なくとも新葉を伸ばさせたいですね。

user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/09/21(Tue) 00:44 No.26937
Re: 夏場の管理について
こんばんは、ご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

液肥の与え方は、やはり私の場合は、濃度を(天候や株の状態を見ながら)~2000倍にした方が良さそうです。
暗い時間を10時間得られるかどうか、特に冬は人の側に置くため、ちょっと難しいですが、早く消灯するか、何か考えたいと思います。
洗剤、柔軟剤の裏にプロピレングリコール(PG)の表示はありませんが、キャリーオーバーで省略されているのでしょうか、PGとは様々なところで、添加されているのですね。
その柔軟剤を使って室内干しをし、強い香りが充満していたのは、その日一日の日中、おそらく6~7時間のことですが、一輪、二輪と花が萎れたので、日々常用していると、もっと悪影響があるのでは、と思います。
葉が下から複数枚、消耗している胡蝶蘭は、よほど疲れさせてしまい、いっぺんに葉をたくさん失うのではないかと心配していましたが、安心しました。もちろん、その枚数分は、新葉を伸ばしてほしいですが、今年、得られた葉は1枚~1枚半のようです。

1、根はたくさん伸ばしてくれたと思うのですが、葉はあまり伸びなかったように思います。
夜間、暗い時間が短かったのと、花軸を切るタイミングも遅かったと思います。
花軸を、最初の花が開いてから3ヶ月半後(5月下旬)に切除したのですが、花を咲かせている期間が長くて疲れさせてしまい、葉があまり伸びなかったのでしょうか。
花後、失った葉は2、3枚です。
葉があまり伸びなくて、根は伸びる、そんな年もあるのでしょうか。

2、また、葉のことなのですが、固くなくて、やわらかい葉があるのですが(しわはありません)日焼けの前兆でしょうか、水不足でしょうか。

3、花が咲いていた時は、花軸に9輪と、枝分かれして5輪、咲いていました。お店に販売されている胡蝶蘭は枝分かれせず、1本の花軸にたくさん咲いていますが、枝分かれするのは日差しの強弱が関係しているのでしょうか。

たびたび、申し訳ありません。
たくさんのお返事をいただき、ありがとうございます。
よろしくお願いします。
user_com.png 信雄 time.png 2021/09/29(Wed) 23:08 No.26957
Re: 夏場の管理について
私の管理は基本的に手抜きのためのやや水不足やや肥料不足の管理としています。私は胡蝶蘭以外にも管理鉢数が多いのもあるのですが、胡蝶蘭には目いっぱい咲かせたままにする個体もあります。そうするとその個体は葉の生長期間が短くなるので新葉は一枚で終わってしまうことは多く長い期間咲かせた影響で2枚のロスで差し引きマイナス1枚ということはままあります。ただ、どの株も健康なので、葉が減っても3枚あれば花芽をつけます。根はどれもあふれんばかり、3枚の葉の場合これ以上減っては困るので、開花させたらなるべく早く切り花にして生長期間を長くとれるようにすると新葉2枚ロス0ないし1枚で4~5枚の状態に戻るということで回しています。根が多いので葉が減ってもどの個体も弱るという感じはない状態で、中には40年もの間毎年花を見ているのに株は大きくならないという個体もあります。
根が健康で多い場合葉の枚数は4枚あれば十分だと思っています。

柔らかい葉は私の場合、生長が速い場合の新葉にみられることが多いです。やや光線不足の場合に起こりがちと思いますので日焼けは関係なうぃと思いますし、水不足も関係ないと思っています。垂れてしまう場合支柱を立て、ビニタイ(ロールタイプで任意の長さにカットできるタイプ)を使って少しの間誘導しておけば、そのうち自立できるようになる場合が多いです。

花軸の枝打ちは葉の枚数の多い大きな個体によくみられるように思います。日差しの強弱より、周囲の環境の変動によるのではないかと考えています。生産者温室は常にあるレベルの範囲で環境を維持できますが、素人の家庭栽培の場合はどうしても環境を一定に保つことが困難ですので、胡蝶蘭にある程度のストレスを与えているわけですが、そのストレスで、節の潜芽が予備ではなくなって花芽として伸びだすことが起きるのだろうと推測します。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/10/01(Fri) 00:19 No.26962
Re: 夏場の管理について
こんにちは、ご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありません。

葉の枚数は、病気や怪我のことなどを思えば、年々1枚ずつ増えてほしい、と考えていましたが、増えても減っても、あまり気にしないようにします。
葉が4枚、3枚半の株もありますが、胡蝶蘭は強いので、大丈夫ですね。
40年も、あまり変わらない姿で、花を咲かせ続けておられるとは、そんな時代から、並々ならぬことと思います。
やわらかい葉は、光が当たるように置いてみますと、かたくなってきました。仰る通り、垂れているので、そのビニタイで持ち上げようと試みたのですが、株が傾いているのと鉢の径が小さくて、ちょっと難しかったです、、、
花軸の枝分かれは、株のストレスだとは思いもよらず、確かに思い当たる節は多々ありますが、生活空間に置いている以上かわいそうですが、仕方ない、とは思います。
茎の潜芽も、花軸の潜芽も同様なのですね。

1、冬季に花芽を伸ばしつつ、葉や根も伸ばしている場合の施肥ですが、水やりは1週間から10日に一回行っていますが、水やりと交互に、施肥は2週間から20日に一回で、よろしいでしょうか。

2、夏季は、鉢に繁茂するリゾクトニア属の菌糸(光を反射し、触るとぬるっとする)を見るのも楽しみにしていました。しかし、今年は見ることはできず、代わりに見られたのは緑の苔です。
鉢が小さく、根が増え、鉢の乾きが早いので見ることができなかったのでしょうか。
植え替えの際、鉢を一回り大きくしミズゴケを増やすと、また見れるようになりますか?

3、もし花が咲いたのなら、実家や職場へ持っていき、飾ろうと考えています。温度湿度も気になるのですが、特に気になるのは、照度です。開花期、やや暗い場所に置いても大丈夫でしょうか。時期は3、4月の1ヶ月間くらいを考えています。
そもそも環境が変わってしまうため、家庭で育てた胡蝶蘭の、そのような移動というのは、無理なものがあるでしょうか。

4、現在、置き場の温度は、日中33度、明け方25度です。花芽分化を促すための、ミズゴケがすっかり乾いてからの水やりは、もう少し先ですね。

よろしくお願いします。
user_com.png 信雄 time.png 2021/10/10(Sun) 18:04 No.26980
Re: 夏場の管理について
信雄さんの栽培環境ではまだ夏ですね。水やりの制限は栽培環境に秋が来てからですね。

花軸と葉が同時に伸びている場合の施肥は通常水やり1回を挟んで行いますのでピッチはそれでOKですが、生長最盛期よりは薄め、3000倍程度で行います。

共生菌の菌糸は水を切らすと鉢表面の繁茂がなくなります。一回りというか+1号ではなく+0.5号で試してください。

ひと月ぐらいなら多少光線不足の場所でも大丈夫です。私も栽培環境よりは暗い玄関先に飾ります。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/10/11(Mon) 00:23 No.26981
Re: 夏場の管理について
おはようございます。ご回答ありがとうございました。

こちらは兵庫県阪神間ですが、まだ夏ですね。来週からは秋を感じられそうで、昨年、最初の花芽が見られたのが、11月初旬だったので、今年も花芽が見られるのなら、11月中かなとは思っています。
冬場の花芽と葉が同時に伸びている場合の液肥の与え方は、了解しました。
+0.5号でよいとは思いますが、溢れている根も収めるとなると、株が鉢から浮かび上がっている胡蝶蘭もあり、これでいいのか悩みますので、春になりましたら鉢の大きさなどを相談させてください。
花が咲いている間は、やや光線不足の場所に置いても大丈夫とのことで、どこに飾ろうか、楽しみです。
数々の質問に答えてくださり、ありがとうございました。大変勉強になりました。
また、質問したいことが出てくると思いますので、その時はよろしくお願いします。
user_com.png 信雄 time.png 2021/10/13(Wed) 05:30 No.26982
Re: 夏場の管理について
こんばんは、先日はご回答くださり、ありがとうございました。
また、教えていただけないでしょうか。

1、11月に花芽がつき、今年は茎から二つ、花芽がついた株があります。同じ側面の上と下についていて、上の方は伸びているのですが、下の方は少し出ているだけで、動きがありません。(2週間ほど観察していますが)これは、そのうちに伸びだすでしょうか。これは、よくあることなのでしょうか。

2、私の不注意で茎と根を傷めてしまった胡蝶蘭があるのですが、折れた根の先が、水やりや霧吹きで水を含むと重くなり、折れた箇所から、ちぎれそうで、瞬間接着剤でひっつけようかと思いついたのですが、どうでしょうか。補強になるでしょうか。
折れてすぐに瞬間接着剤でひっつければ、根の機能も維持できる可能性があったのでしょうか。

よろしくお願いします。
user_com.png 信雄 time.png 2021/12/08(Wed) 23:48 No.27172
Re: 夏場の管理について
一度に二つの花芽が出た場合、多くは両方伸びて花軸2本にそれぞれ花がつくことが多いですが、これは両側から出る場合がほとんどです。
片側から2つというのは、何らかの順調ではない原因があったためと思いますので、伸びない方の花芽はそのまま伸びずに終わる可能性が高いです。その場合、株がそうしているのですから、伸びない芽を無理やり折り取ったりする必要はありません。

胡蝶蘭の花芽になる潜芽(場合によっては葉芽=脇芽にも成り得る)は葉の付け根に一つありますので順調であれば交互に出る葉の順序から言っても、花芽としても左右に振り分けて出るのが順調な場合です。

胡蝶蘭の根の構造は機械的な組織の芯(導管部)と生きた組織である保護層からなります。保護層が折れても導管部が損傷していなければ根は機能します、また保護層の組織は相当な寿命があり、露出した部分には葉緑体も持つことができるのである程度自活できる力があります。保護層が折れた場合でもその先の保護層は独自にしばらく生存できるので、物理的に強度を維持するために、今からでも瞬間接着剤でつないでおくのは良い方法です。
瞬間接着剤はシアノアクリレート95%以上のものを使用してください。刺激臭がありますが、シアノアクリレートは水分で硬化する性質を持ち、手術時の傷をふさぐためにも使用されるものです。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/12/09(Thu) 10:55 No.27174
Re: 夏場の管理について
おはようございます、ご回答ありがとうございました。
返信が遅くなり、申し訳ありません。
片側二つの花芽は、何らかの順調ではない原因があるとのことで、やはり不安定な栽培環境のためだろうかと、なんとなく心配です。片側二つの花芽の株は、もう一株あり、そちらは、上の方が伸び方が遅いものの、今のところ上下ともに伸びています。葉が左右に順番に展開するのと同様に、花芽も左右につく、ということは、この状態は不自然ですね・・・。

瞬間接着剤は、ゼリー状のシアノアクリレート85%以上と、一般用のシアノアクリレート95%以上がありますので、後者を使って、補修してみようと思います。
手順としましては、スプレーで根に水分を含ませてから、瞬間接着剤を折れた部分の隙間に垂らし、最後に軽く力を加えて合わせようと思うのですが、いかがでしょうか。
うまくいくとよいのですが。
user_com.png 信雄 time.png 2021/12/11(Sat) 06:12 No.27188
Re: 夏場の管理について
片側から2本の花芽が伸びているのであれば、それは株に任せてください。
接着剤の使用方法についてですが、最初のスプレーは不要と思います。空中の湿度で十分足りるからです。その後はそれでよいでしょう。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/12/11(Sat) 22:28 No.27194
Re: 夏場の管理について
おはようございます。お返事をありがとうございました。
花芽の件は、了解しました。株任せにして、二つの花芽の生長を見守ろうと思います。

瞬間接着剤の件は、さっそく、やってみました。
液を滴下した部分は、根の保護層が液を吸い込んで緑色になり、ぎゅーっと寄せてひっつけました。すでに乾いているので、寄せても、わずかに隙間はありますが、その後、鉢への水やりと、葉や根に霧吹きをしたところ、折れた部分は水を含んで重くなっても、以前よりは、しっかりしているようです。
キャップをとって、液をつけて、ちょっと合わせるだけなので、手軽でいいですね。他にも気になる部分につけてみようと思います。

全体的に根の生長の勢いはなくなっているのですが、花芽が出るのと同時に、茎から新根が出てきている株があります。以前、花芽と同時に葉が伸びている場合の施肥の仕方を教えていただいたのですが、花芽と根が生長している場合は、施肥は不要ということで、よろしかったでしょうか。
よろしくお願いします。
user_com.png 信雄 time.png 2021/12/12(Sun) 10:55 No.27197
Re: 夏場の管理について
花芽が伸びているときに根も伸びている場合は、本当は根のために施肥したいですが窒素が花の邪魔をして、節ごとの潜芽が動き出したり、つぼみが葉芽に化けたりするリスクが出てきます。窒素は葉緑体の主成分ですから葉のための肥料なのです。根にも葉緑体はある場合がありますが、葉ほど必要ないのですがカリ分は必要とします。カリは植物体の躯体の構成要素ですから、ミズゴケには十分カリ分の供給はあるので、ミズゴケ植えの場合あまり気にする必要はありませんが、バークの品質によっては、あるいは軽石の多い素材であれば、不足気味になる恐れがありますので(不足すると古い葉から回収し始めます~葉が老化します)カリ分を供給したいところですね。
ここで根の心配をなさるのであれば、窒素を含まない肥料「開花促進用」NPK=0:6:4を与えるのが良いでしょう。花数を増やす効果も期待できます。
user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/12/13(Mon) 00:06 No.27200
Re: 夏場の管理について
こんばんは、ご回答ありがとうございました。
とても理解しやすく、勉強になります。
ミズゴケ植えではあるものの、鉢が小さく、露出している根が多いのと、下の葉が、黄色く老化しがちなので、施肥したいと思います。
近々、開花促進用、NPK=0:6:4をホームセンターで探してきます。
user_com.png 信雄 time.png 2021/12/13(Mon) 23:15 No.27202
Re: 夏場の管理について
おはようございます。
開花促進用N:P:K=0:6:4をホームセンターで購入してきましたが、ビタミン・トレハロース配合と書かれています。(この商品しかありませんでした)トレハロース配合で、よろしいでしょうか。
洋ランの倍率は500倍と書かれていますが、これをさらに3倍に薄めて使うのでしょうか。
よろしくお願いします。
user_com.png 信雄 time.png 2021/12/18(Sat) 09:08 No.27209
Re: 夏場の管理について
こんにちは。管理人です。アップが遅れましてお待たせしました。

↓ ひろしさんからです。

トレハロースは糖の一形態で、ビタミン類とともに役立つ場合もあるでしょう。仮に役に立たなくても、少なくとも害にはならないですから気にする必要はありません。
洋蘭とひとくくりにされますが、肥料を好む半地生のシンビジウムあたりに照準を合わせた倍率になってます。3~4倍にして、その代わりにたっぷりかけ流しで与えてください。

user_com.png ひろし@小南部 time.png 2021/12/19(Sun) 21:29 No.27210
Re: 夏場の管理について
こんばんは、ご回答ありがとうございました。
お礼が遅くなり、申し訳ありません。
糖は花瓶に生けた花の水に、溶かして少し混ぜたことがありましたが、根へも与えるのですね、お答えくださりありがとうございました。
窒素なしの液肥ですが、そのように、たっぷりとかけ流しで与えるようにします。
露出した根にもスプレーで与えたいので、それは3000~4000倍にして、施肥の頻度としては、水やりは1週間から10日に一回なので、2週間から20日に一回にしたいと思います。
さらに寒くなりそうなので、施肥や水やりには気をつけようと思っていたのですが、15度以下にならないよう、夜間の温度の低下に気をつけます。

また後日、花芽について質問させていただくかもしれませんが、よろしくお願いします。
厳しい寒さかと思いますが、ご自愛ください。

管理人様、お忙しい中、アップをありがとうございました。
(ご縁があり、愛華園芸様からの白大輪も3株育てています)
user_com.png 信雄 time.png 2021/12/22(Wed) 00:16 No.27211
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