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最終更新日2023/10/25




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1月 胡蝶蘭の月ごとの管理方法

【ポイント この寒い時期、寒さからやさしく守ってください。温度を15度以上】
■全体
一年で一番寒い時期です。健康な株であれば花芽が伸びてきています。最低温度(15℃以上)を確保できないと生長が止まり花が咲かなくなりますので注意してください。形を良くするため支柱などで花芽の伸びる方向をガイドしてください。花芽が出た場合、光の当たる方向が変わると花の向きやバランスが悪くなります。日中に置く鉢の位置や方向を固定するようにしてください。真冬の時期、最低温度15度以上の確保が一番重要です。夜間は家の暖かい場所に移動しビニールや段ボール、発砲スチロール箱で覆ったりホットカーペットで暖めるなどして保温をしてください。花が咲いている場合、暖房やストーブの直接当たらない場所において下さい。この時期は空気が大変乾燥します。霧水などで保湿を心がけてください。


■日照
胡蝶蘭の花を咲かせるためには日の光に当てることが必要です。日が強すぎる場所において日焼けさせるとまずいですが、葉に手をあてて葉の温度に注意をしながらレースのカーテンで光を調節しながらできるだけ日に当てるようにしてください。夜間は室内の中心部に移動して寒さに当てないようにします。


■温度
最低温度を15℃以上保てれば成長を続けます。18℃以上が理想です。日中は窓際でレースのカーテン越しに光を当てますが夜間は寒くなりますので家の中央に置き、最低温度が15℃以下になる場合は、段ボール、発砲スチロール箱で全体を覆ったり、ホットカーペットなどで加温するとよいでしょう。加温する場合、火事には充分注意してください。
ファンヒーターなどの近くに置くと、短期間のうちに花が凋落することがあります。これは石油を燃焼する際に発生するガスのせいだといわれています。この類の暖房機のある部屋では、こまめに換気を行いましょう。


■潅水
潅水は最低温度が15℃以上保てるかどうかで変わってきます。15℃以上保てる場合は株が成長を続けるので普通(植え込み材が完全に乾いてから水をあたえる)に与えてください。鉢の中の停滞水は根を傷めます。水やりは植え込み材料が乾ききってから、行うようにしましょう。指を差し込んでみて、食パン程度の湿度を感じたら、初めて水をやります。15℃以上が保てない場合は株が成長しないので潅水間隔を長めにしてください。
 (ちょっとひと工夫!) 水を与える場合は冷たい水道水を直接与えるより、前もってくみ置きした冷たくない水を与えるのをお勧めします。
またこの時期は乾燥しやすくなるので、管理場所によっては1日に2〜3回霧吹きなどで水分を与え湿度を保ってください。花に少しぐらいかかってもあまり神経質にならず、葉の裏側からもかけましょう。


■肥料
15℃以上を保てれば与えますが、最低温度を15℃以上に保てない場合は与える必要はありません。【みずごけの場合の肥料】 洋蘭用の液肥をメーカー指定のさらに5倍程度に薄めて与えてください。
【バーク(プレサブ)の場合の肥料】  メーカー指定の2倍程度に薄めて与えてください。微量要素も不足しますので微量要素を含んでいる肥料も株の状態を観察して与えてください。


■植替え
全体をとりかえる植替えは来春まで待ちましょう。4月がベストです。根や植込み材が極端に腐っている場合は植え替え急務ですが、元気な場合はさけてください。寄せ植えされている場合、根の塊を保持したままとりだしポリポットに入っているものはポリポットのまま、何にも入っていなければ同じ大きさの新品の素焼き鉢にそのまま押し込んでください。(植え替えした苗はデリケートになっていますので、とくにやさしく管理してください)

 

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