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最終更新日2023/10/25




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3月 胡蝶蘭の月ごとの管理方法

もう春の季節ですが、胡蝶蘭にとってはまだまだ寒い時期です。
■全体
少しづつ暖かくなってきましたがまだ夜間は寒い日が続きます。昼間は窓際のレースカーテン越しに光の当たる場所へ。夜間は家の暖かい場所に移動しビニールや段ボールで覆ったりホットカーペットで暖めるなどして保温をしてください。
健康な株はそろそろ花が咲きます。つぼみが開かずに、黄色くなって落ちることがあります。@ダニがいるA乾燥しすぎているBエアコンやストーブの直接当たる場所においてあるC温度が低いD根、株が傷んでいる。などの原因です。5月になると生長期を迎えますので4月の植替えがベストです。


■日照
この時期は外は寒いですが、日の強さは次第に強くなってきます。太陽の光を直接当てると日焼けする危険性があるのでレースカーテン越しに当てるようにしてください。

■温度
最低温度を15℃以上保てれば成長を続けます。18℃以上が理想です。昼間は暖かくなってきましたが夜間はまだ寒い日が続きます。最低温度が15℃以下になる場合は、段ボールで全体を覆ったり、ホットカーペットなどで加温する必要があります。加温する場合、火事には充分注意してください。15℃以上が保てないとつぼみができてもそのまましおれることがあります。

■潅水
潅水は最低温度が15℃以上保てるかどうかで変わってきます。15℃以上保てる場合は株が成長を続けるので普通(植え込み材が完全に乾いてから水をあたえる)に与えてください。15℃以上が保てない場合は株が成長しないので潅水間隔を長めにしてください。また水を与える場合は水道水を直接与えると冷たいため、前もって汲み置きしある程度あったまったものを与えるようにしてください。またこの時期は乾燥しやすくなるので、管理場所によっては霧吹きなどで湿度を保ってください。

■肥料
15℃以上を保てれば与えますが、最低温度を15℃以上に保てない場合は与える必要はありません。
【みずごけの場合の肥料】 
洋蘭用の液肥をメーカー指定のさらに5倍程度に薄めて与えてください。
【バークの場合の肥料】 
 メーカー指定の2倍程度に薄めて与えてください。微量要素も不足しますので微量要素を含んでいる肥料も株の状態を観察して与える必要があります。
肥料ではありませんがつぼみができたらハダニ用の殺ダニ剤を散布すると良いです。ダニが花につくとしおれてしまいます。

植替え
4月植え替えるのが良いです。もう少し待ってください。3月に全体を取り替える植替えは、根や植込み材が極端に腐っていなければできれば避けたほうが良いです。今から植え込み材や鉢の準備をしてください。植え込み材や鉢は必ず新品を使用してください。鉢の大きさは小さい方が管理しやすいので株の大きさにあった小さめの鉢を準備してください。ミズコケの場合は素焼き鉢、バークを用いる場合は透明のポリポットを準備してください。

 

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