葉の白い日焼けについて
はじめまして。こちらのホームページや掲示板で、学ばせていただいております。ありがとうございます。
祝い事があった職場より胡蝶蘭をいただき、今年の初め頃より胡蝶蘭のお世話をしています。
写真の胡蝶蘭は、私が母へ託した胡蝶蘭で、別の場所にあった株なのですが、この夏、南側の屋外の日陰に吊るしていたのですが、いつのまにか日に焼けてしまったようです…。
そして、渇きが早いために2日に一回程のペースで水をあげていたようです。
日焼けした白い部分は薄く乾いており、周囲は茶色く、またその周囲が黄色いのですが、黄色い部分が広がっているのかどうか…手元に戻って来てから日が浅く、よくわかりません。
黄色い部分が茎に達する前に、切り落とした方がよいのでしょうか。
水やりのペースが早かったため、根腐れしているでしょうか。
水は1週間程与えていません。
薬剤はエムダイファーは持っていますが…。
今後の水やりなど、どのようにお世話をしていけばよいでしょうか?
また、他の株には葉に黒い日焼けの胡蝶蘭もあるのですが(職場で日焼けし、今は完治しています)黒い日焼けと、白い日焼けの違いは、日光の強さなのでしょうか。
教えていただければ幸いです。宜しくお願い致します。

祝い事があった職場より胡蝶蘭をいただき、今年の初め頃より胡蝶蘭のお世話をしています。
写真の胡蝶蘭は、私が母へ託した胡蝶蘭で、別の場所にあった株なのですが、この夏、南側の屋外の日陰に吊るしていたのですが、いつのまにか日に焼けてしまったようです…。
そして、渇きが早いために2日に一回程のペースで水をあげていたようです。
日焼けした白い部分は薄く乾いており、周囲は茶色く、またその周囲が黄色いのですが、黄色い部分が広がっているのかどうか…手元に戻って来てから日が浅く、よくわかりません。
黄色い部分が茎に達する前に、切り落とした方がよいのでしょうか。
水やりのペースが早かったため、根腐れしているでしょうか。
水は1週間程与えていません。
薬剤はエムダイファーは持っていますが…。
今後の水やりなど、どのようにお世話をしていけばよいでしょうか?
また、他の株には葉に黒い日焼けの胡蝶蘭もあるのですが(職場で日焼けし、今は完治しています)黒い日焼けと、白い日焼けの違いは、日光の強さなのでしょうか。
教えていただければ幸いです。宜しくお願い致します。
Re: 葉の白い日焼けについて
別の質問になりますが、こちらは別の株で、ほったらかしにしていたため、葉が変な方向へ伸びています…。
これは日の当たる方向によるものかと思いますが、どのような方向に置けばよかったのか、こまめに方向を変えればよかったのか…教えていただけないでしょうか。
他の株も、成長とともにあっちに傾いたりこっちに傾いたりしています(^^;
置いている場所は東側の出窓なのですが、一律東向きにすればよかったのでしょうか(^^;
以上です。初めての胡蝶蘭で、質問ばかりで申し訳ありません…。宜しくお願い致します。
かもめ
2020/09/27(Sun) 11:56 No.24897

これは日の当たる方向によるものかと思いますが、どのような方向に置けばよかったのか、こまめに方向を変えればよかったのか…教えていただけないでしょうか。
他の株も、成長とともにあっちに傾いたりこっちに傾いたりしています(^^;
置いている場所は東側の出窓なのですが、一律東向きにすればよかったのでしょうか(^^;
以上です。初めての胡蝶蘭で、質問ばかりで申し訳ありません…。宜しくお願い致します。


Re: 葉の白い日焼けについて
ひろし@小南部
2020/09/27(Sun) 13:35 No.24898
応えるのが簡単なほうからお応えします。
胡蝶蘭は本来上向きに育つ植物ではありません。自生状態では樹の幹にへばりついているので、日の光の来る方向へ茎を伸ばし斜め上、あるいは真横に育、ち葉は次第に垂れ下がるのでうまいぐあいに全部の葉に光が当たるように成長するものです。
ですから鉢の向きをしょっちゅう変えてないと胡蝶蘭は光の来る方向へ倒れこんでいきます。
特にご家庭では光は窓から、ほぼ横方向からしか来ませんからね。生産者温室は成長期の夏には光はほぼ上から来ますから倒れこむ問題はほぼ発生しません。
私自身は、小さめの株は倒れこんだまま育ててます。大きな株はそうなると場所をとるので鉢の向きを変えながら上向きになるようにはしています。
日焼けですが、慢性的な日焼けと急性の日焼けの症状の現れ方の差です。
慢性的な日焼けは、まず葉の光沢がなくなりごそごそした表面になります。日焼け部分の組織は徐々に死んでいきますが、周囲が水分養分を回収するので、白く乾きながら死滅します。
急性の日焼けは養分回収の余裕がないので水分や葉緑体などの養分が残ったままで死滅するので黒く焼けます。もっと極端な場合葉の成分が煮えた状態になるので腐敗菌が進入して病気になることもあります。
反対側の葉も表面の光沢がなくなっていますからこれまでのままだと焼けの症状が出始めると思います。
葉の光沢のなくなる時点で、そこから養分(主に葉緑素を構成する窒素分)を回収し始めますからこれまで紫外線に抵抗すべく溜め込んだ黄色のフラボノイド色素が使い捨てられて残るので黄色になるのです。
このように葉が活動している時点では葉を切り落とす必要はありません。切り捨てる必要があるのは、厄介な腐敗菌が増殖しはじめた場合だけです。
私には葉焼けを除けば悪い状態には見えません。
根腐れの判断は普段よく見ている株でもないかぎり、また明らかに葉が水不足状態を表している場合でもないかぎり、葉や露出している根だけからの判断は難しいものがあります。また、乾きが早くて水遣りのペースが速いのは夏場はそうなるのが普通ですからそれだけで根腐れを疑うのも無理があります。
胡蝶蘭は本来上向きに育つ植物ではありません。自生状態では樹の幹にへばりついているので、日の光の来る方向へ茎を伸ばし斜め上、あるいは真横に育、ち葉は次第に垂れ下がるのでうまいぐあいに全部の葉に光が当たるように成長するものです。
ですから鉢の向きをしょっちゅう変えてないと胡蝶蘭は光の来る方向へ倒れこんでいきます。
特にご家庭では光は窓から、ほぼ横方向からしか来ませんからね。生産者温室は成長期の夏には光はほぼ上から来ますから倒れこむ問題はほぼ発生しません。
私自身は、小さめの株は倒れこんだまま育ててます。大きな株はそうなると場所をとるので鉢の向きを変えながら上向きになるようにはしています。
日焼けですが、慢性的な日焼けと急性の日焼けの症状の現れ方の差です。
慢性的な日焼けは、まず葉の光沢がなくなりごそごそした表面になります。日焼け部分の組織は徐々に死んでいきますが、周囲が水分養分を回収するので、白く乾きながら死滅します。
急性の日焼けは養分回収の余裕がないので水分や葉緑体などの養分が残ったままで死滅するので黒く焼けます。もっと極端な場合葉の成分が煮えた状態になるので腐敗菌が進入して病気になることもあります。
反対側の葉も表面の光沢がなくなっていますからこれまでのままだと焼けの症状が出始めると思います。
葉の光沢のなくなる時点で、そこから養分(主に葉緑素を構成する窒素分)を回収し始めますからこれまで紫外線に抵抗すべく溜め込んだ黄色のフラボノイド色素が使い捨てられて残るので黄色になるのです。
このように葉が活動している時点では葉を切り落とす必要はありません。切り捨てる必要があるのは、厄介な腐敗菌が増殖しはじめた場合だけです。
私には葉焼けを除けば悪い状態には見えません。
根腐れの判断は普段よく見ている株でもないかぎり、また明らかに葉が水不足状態を表している場合でもないかぎり、葉や露出している根だけからの判断は難しいものがあります。また、乾きが早くて水遣りのペースが速いのは夏場はそうなるのが普通ですからそれだけで根腐れを疑うのも無理があります。


Re: 葉の白い日焼けについて
返信が遅くなりましたが、早速のご返答ありがとうございました…!
白く葉焼けした株は問題ないとのこと、安心しました。他の株と同様に管理したいと思います。
そして、全ての疑問に対して的確に回答してくださり、とても納得しました!
私はこの白い葉の状態が茶色の部分もあるし、もう病原菌が侵入しているのかと思いました…。
変色してゆく過程について、とても勉強になりました。
根に関しては、花が終わった胡蝶蘭が根腐れしているのを見て、水遣りは少なく乾燥が良いと思い込んでおり、単純に二日に一度の水遣りは多いと思いましたので(夏場の水遣りは渇き具合を見ながらも、5~7日に一度かなと…室内組はそうしてきましたが、頻度としては少なかったかもしれません)根腐れが心配になりましたが、夏場であり屋外であること、素焼きの鉢であること、胡蝶蘭の雨期の生態を考えれば、二日に一度の水遣りで、問題なかった…と、渇きが早く、と自分で書いておきながら恥ずかしいです…。
根の写真も見てくださり、ありがとうございました。
株の傾きについても茎は横にも伸びるとのこと…、割箸とビニール紐で上体を起こしていたのですが、かわいそうなことをしてしまったな…と取り去りました。
小さな株は倒れこんだまま育てるとは、なるほど!と…、直立するもの、させるものと思い込んでいました(^^;
光が横から差し込むため、胡蝶蘭の生態にも合っているのですね…。
小さな株は、出窓からひとりでにコトン、と落ちる時があり、生きていると実感する瞬間なのですが、根が傷みますし、何とかしようと思っていました…。
おそらく問題はないと思うのですが、黒い葉焼けの胡蝶蘭など質問させていただきましたので、葉焼け組の写真を添付致します。
勤め先にて2、3月頃、花が終わった胡蝶蘭を貰い手がいないかと、南向きの玄関先に置かれてしまったので、直射日光に当たりました。
そのように弱った胡蝶蘭も、いくつかは持って帰り、何の知識も薬剤もなかったのですが、こちらの掲示板を参考に、2/3程は残念な結果になりましたが…、植え替えをしました。ありがとうございました。
申し訳ありません、また質問なのですが…。
これから初めて胡蝶蘭達と冬を迎えるのですが、水苔+素焼鉢の場合、冬の水遣りの仕方について、水苔の湿り具合を見ながら乾燥気味に、頻度としては1週間~10日~2週間の間隔で与える…という認識でいるのですが、その水の量は、コップ一杯何ccという遣り方か、流しへ持って行き水苔の中の空気を入れ替えるようにかけ流すという遣り方か、どのような遣り方でしょうか。
乾期ですから、コップ一杯の少な目なのだろうとは思っていますが…。
つまり冬は、乾燥気味に1週間~10日~2週間くらいの間隔で、夕方に、コップ一杯程度の少な目の水(ぬるま湯)(鉢の底から水が流れ出ない程度)+霧吹きで葉水(ぬるま湯)を与える、というような水遣りの仕方でよろしいでしょうか。
ご教示いただければ幸いです。
かもめ
2020/10/04(Sun) 18:35 No.24983

白く葉焼けした株は問題ないとのこと、安心しました。他の株と同様に管理したいと思います。
そして、全ての疑問に対して的確に回答してくださり、とても納得しました!
私はこの白い葉の状態が茶色の部分もあるし、もう病原菌が侵入しているのかと思いました…。
変色してゆく過程について、とても勉強になりました。
根に関しては、花が終わった胡蝶蘭が根腐れしているのを見て、水遣りは少なく乾燥が良いと思い込んでおり、単純に二日に一度の水遣りは多いと思いましたので(夏場の水遣りは渇き具合を見ながらも、5~7日に一度かなと…室内組はそうしてきましたが、頻度としては少なかったかもしれません)根腐れが心配になりましたが、夏場であり屋外であること、素焼きの鉢であること、胡蝶蘭の雨期の生態を考えれば、二日に一度の水遣りで、問題なかった…と、渇きが早く、と自分で書いておきながら恥ずかしいです…。
根の写真も見てくださり、ありがとうございました。
株の傾きについても茎は横にも伸びるとのこと…、割箸とビニール紐で上体を起こしていたのですが、かわいそうなことをしてしまったな…と取り去りました。
小さな株は倒れこんだまま育てるとは、なるほど!と…、直立するもの、させるものと思い込んでいました(^^;
光が横から差し込むため、胡蝶蘭の生態にも合っているのですね…。
小さな株は、出窓からひとりでにコトン、と落ちる時があり、生きていると実感する瞬間なのですが、根が傷みますし、何とかしようと思っていました…。
おそらく問題はないと思うのですが、黒い葉焼けの胡蝶蘭など質問させていただきましたので、葉焼け組の写真を添付致します。
勤め先にて2、3月頃、花が終わった胡蝶蘭を貰い手がいないかと、南向きの玄関先に置かれてしまったので、直射日光に当たりました。
そのように弱った胡蝶蘭も、いくつかは持って帰り、何の知識も薬剤もなかったのですが、こちらの掲示板を参考に、2/3程は残念な結果になりましたが…、植え替えをしました。ありがとうございました。
申し訳ありません、また質問なのですが…。
これから初めて胡蝶蘭達と冬を迎えるのですが、水苔+素焼鉢の場合、冬の水遣りの仕方について、水苔の湿り具合を見ながら乾燥気味に、頻度としては1週間~10日~2週間の間隔で与える…という認識でいるのですが、その水の量は、コップ一杯何ccという遣り方か、流しへ持って行き水苔の中の空気を入れ替えるようにかけ流すという遣り方か、どのような遣り方でしょうか。
乾期ですから、コップ一杯の少な目なのだろうとは思っていますが…。
つまり冬は、乾燥気味に1週間~10日~2週間くらいの間隔で、夕方に、コップ一杯程度の少な目の水(ぬるま湯)(鉢の底から水が流れ出ない程度)+霧吹きで葉水(ぬるま湯)を与える、というような水遣りの仕方でよろしいでしょうか。
ご教示いただければ幸いです。


Re: 葉の白い日焼けについて
新しく戴いた画像では黒い焼けのある個体はやはりきになります。乾いていて雑菌の繁殖の余地がなければよいのですがやはり添付赤線内は一度は殺菌剤塗布を両面しておきたい気はします。
水遣りの方法ですが、コップ一杯の水を与え鉢皿に溜め、吸わせて湿らせる方法はお勧めしません。胡蝶蘭の根は水分のほかに空気も必要としていますがこの方法では空気がほとんど入れ替わりません。
冬場の胡蝶蘭の水遣りですが成長休止中または花軸伸長中のものに関しては、「完全にかりかりに乾いてから、次の水遣りをします。
遣り方はやはり流しで冷たくない温度15度~20度の水をかけ流します。みずごけはかりかりに乾くと簡単に吸水しないので、一度底穴から溢れでるように与えても実は内部は殆ど湿っていません。湿り具合を確認しながら、必要であれば2度3度繰り返し、ミズゴケを触って湿りを確認し適当に湿ったなと感じた時点でやめます。
大事なのは底穴から水を溢れ出させることで、内部の空気を入れ替えるのです。
葉が成長中のものは水切れしないようにまだわずかに湿りがあるときに行いますがやはり底穴から流れ出るように掛け流しますが基本的に1度で止めます。
ミズゴケがはっきり湿った状態でこれをすると一回で冬としては過湿になりますが、完全に乾いてからするとじれったいくらいミズゴケは水を吸わないのです。
ひろし@小南部
2020/10/04(Sun) 21:30 No.24987

水遣りの方法ですが、コップ一杯の水を与え鉢皿に溜め、吸わせて湿らせる方法はお勧めしません。胡蝶蘭の根は水分のほかに空気も必要としていますがこの方法では空気がほとんど入れ替わりません。
冬場の胡蝶蘭の水遣りですが成長休止中または花軸伸長中のものに関しては、「完全にかりかりに乾いてから、次の水遣りをします。
遣り方はやはり流しで冷たくない温度15度~20度の水をかけ流します。みずごけはかりかりに乾くと簡単に吸水しないので、一度底穴から溢れでるように与えても実は内部は殆ど湿っていません。湿り具合を確認しながら、必要であれば2度3度繰り返し、ミズゴケを触って湿りを確認し適当に湿ったなと感じた時点でやめます。
大事なのは底穴から水を溢れ出させることで、内部の空気を入れ替えるのです。
葉が成長中のものは水切れしないようにまだわずかに湿りがあるときに行いますがやはり底穴から流れ出るように掛け流しますが基本的に1度で止めます。
ミズゴケがはっきり湿った状態でこれをすると一回で冬としては過湿になりますが、完全に乾いてからするとじれったいくらいミズゴケは水を吸わないのです。


Re: 葉の白い日焼けについて
黒い葉焼けの胡蝶蘭について、ご指摘ありがとうございます。
葉が焼けてから半年以上経ち黒い焼けの周囲から何か広がったりすることもなく、この夏に根や葉を展開させましたので、もう大丈夫と思っていましたが…、水分や養分が残ったままでしたら、これから先いつ腐敗菌が入り状態が悪くなるかわからない…ですよね。
黒い焼けの範囲を切り取ろうとも思ったんですが、先端に緑の部分が多く黒い部分を切ってしまうと接合している部分が狭くなり千切れ易いだろうな…と思い、自然に治癒するだろうかと様子を見て、そのままにしていました。
今になると、あまり葉が切ってあると痛々しいので、やはり切らなくて正解だったかなと、思ったり…。
黒い部分の拡大写真を添付致します。
かもめ
2020/10/11(Sun) 10:42 No.25006

葉が焼けてから半年以上経ち黒い焼けの周囲から何か広がったりすることもなく、この夏に根や葉を展開させましたので、もう大丈夫と思っていましたが…、水分や養分が残ったままでしたら、これから先いつ腐敗菌が入り状態が悪くなるかわからない…ですよね。
黒い焼けの範囲を切り取ろうとも思ったんですが、先端に緑の部分が多く黒い部分を切ってしまうと接合している部分が狭くなり千切れ易いだろうな…と思い、自然に治癒するだろうかと様子を見て、そのままにしていました。
今になると、あまり葉が切ってあると痛々しいので、やはり切らなくて正解だったかなと、思ったり…。
黒い部分の拡大写真を添付致します。


Re: 葉の白い日焼けについて
ご指摘されて裏を見たのですが…もっと普段から良く見ておけばよかったのですが(^^;
予想と違うところに黒い焼けがありました。
化粧鉢の縁のあたりから、日光の反射があったのかな??と…。
はっとして、他の胡蝶蘭達の葉の裏を確認しました。何もありませんでした。
かもめ
2020/10/11(Sun) 10:47 No.25007

予想と違うところに黒い焼けがありました。
化粧鉢の縁のあたりから、日光の反射があったのかな??と…。
はっとして、他の胡蝶蘭達の葉の裏を確認しました。何もありませんでした。


Re: 葉の白い日焼けについて
かもめ
2020/10/11(Sun) 10:53 No.25008


Re: 葉の白い日焼けについて
かもめ
2020/10/11(Sun) 10:59 No.25009


Re: 葉の白い日焼けについて
塗布後、裏面です。
もっと厚く塗ればよかったかな…と思いつつ。
この葉に塗った薬剤は、次の水遣り時(3日後くらい)に、水で洗い流そうと思うのですが、株を横や逆さまにして、鉢やミズゴケの中に薬剤があまり入らないように気をつけながら(鉢の内部の菌層についての記述があったと、頼りなく記憶しておりますので…)水でかけ流して薬剤を落とした後、株を起こして通常通り水遣りをする、というような遣り方でよろしいでしょうか。
冬場の水遣りの仕方も教えてくださり、ありがとうございました。
どうしたらよいのかわからなかったので、確信をもって水遣りができます。
私は冬場の遣り方を夏にしていたようなもので(^^;カリカリ状態から、水を一度かけ流し、しばらくして、もう一度かけ流していました。
現在も緩やかに成長をしているようですので、少しの期間ですが、様子を見ながら水遣りの頻度を早めたいと思います。
そして来年の夏は根腐れを恐れず果敢に、完全に乾く手前くらいの僅かな湿り具合の時に、一度、かけ流して水遣りをしたいと思います。
冬場の水遣りについては記述の通り、夏に引き続き流しへ持って行って、水温を見ながら空気を入れ替えるように与えたいと思います。
冬の温度管理については不安なものがありますが、数が多いので毎晩箱に入れるのは…とりあえずこの出窓を美観はさておき、プチプチで覆ってみようかな?(^^;と考えています…。
春から夏はあまり不安なくよく育ってくれましたが、秋から冬、そして春へと、どんな姿を見せてくれるのか…管理ができるのか?試行錯誤しそうです。
かもめ
2020/10/11(Sun) 11:12 No.25010

もっと厚く塗ればよかったかな…と思いつつ。
この葉に塗った薬剤は、次の水遣り時(3日後くらい)に、水で洗い流そうと思うのですが、株を横や逆さまにして、鉢やミズゴケの中に薬剤があまり入らないように気をつけながら(鉢の内部の菌層についての記述があったと、頼りなく記憶しておりますので…)水でかけ流して薬剤を落とした後、株を起こして通常通り水遣りをする、というような遣り方でよろしいでしょうか。
冬場の水遣りの仕方も教えてくださり、ありがとうございました。
どうしたらよいのかわからなかったので、確信をもって水遣りができます。
私は冬場の遣り方を夏にしていたようなもので(^^;カリカリ状態から、水を一度かけ流し、しばらくして、もう一度かけ流していました。
現在も緩やかに成長をしているようですので、少しの期間ですが、様子を見ながら水遣りの頻度を早めたいと思います。
そして来年の夏は根腐れを恐れず果敢に、完全に乾く手前くらいの僅かな湿り具合の時に、一度、かけ流して水遣りをしたいと思います。
冬場の水遣りについては記述の通り、夏に引き続き流しへ持って行って、水温を見ながら空気を入れ替えるように与えたいと思います。
冬の温度管理については不安なものがありますが、数が多いので毎晩箱に入れるのは…とりあえずこの出窓を美観はさておき、プチプチで覆ってみようかな?(^^;と考えています…。
春から夏はあまり不安なくよく育ってくれましたが、秋から冬、そして春へと、どんな姿を見せてくれるのか…管理ができるのか?試行錯誤しそうです。


Re: 葉の白い日焼けについて
ひろし@小南部
2020/10/12(Mon) 22:30 No.25018
塗布の状態OKです。
薬剤は特に洗い流す必要はないです。あえてするとしたら余分に塗布した周辺の緑の部分だけにしておいてください。薬剤は空気や日光、葉水にさらされ徐々に効果が薄くなりますが、それでも「日和見菌が寝返る」のを防ぐくらいの効果はしばらく持続します。
冬場の最低気温15度以上が維持できない場合は水遣り頻度を落し、与える水もかりかり乾いた状態で一度だけ冷たくない水を掛け流す(ミズゴケは水をほとんど素通しするのであまり湿らない)ていどに押さえ、花芽の伸長すら休ませれば、明け方最低気温10度くらいまでは耐えます。日中は20度は必要ですが。
プチプチ(ホームセンターでは切り売りしています。エアーキャップと呼称されるようです)を窓に張る場合、膨らんだ側をガラスに貼るとその逆より断熱効果が高まります。
薬剤は特に洗い流す必要はないです。あえてするとしたら余分に塗布した周辺の緑の部分だけにしておいてください。薬剤は空気や日光、葉水にさらされ徐々に効果が薄くなりますが、それでも「日和見菌が寝返る」のを防ぐくらいの効果はしばらく持続します。
冬場の最低気温15度以上が維持できない場合は水遣り頻度を落し、与える水もかりかり乾いた状態で一度だけ冷たくない水を掛け流す(ミズゴケは水をほとんど素通しするのであまり湿らない)ていどに押さえ、花芽の伸長すら休ませれば、明け方最低気温10度くらいまでは耐えます。日中は20度は必要ですが。
プチプチ(ホームセンターでは切り売りしています。エアーキャップと呼称されるようです)を窓に張る場合、膨らんだ側をガラスに貼るとその逆より断熱効果が高まります。


Re: 葉の白い日焼けについて
こんばんは。失礼致します。
もう二点質問と、一点確認をさせてください…。
添付写真の株は、先日処置した株と同様に、かつては黒い日焼けを負った胡蝶蘭なのですが、茎が根の根元で黒く変色し波紋のようになっているのですが、茎に日焼けを起こしたのか、腐敗によるものか、どのような状態のものと思われますか…?
と言っても、これもこのようになってから、7、8ヶ月は経過していると思いますので(今まであまり気にしていなかったので、最近これは何だろうと…)特に害はないと思いますが、これから何か問題が起きる可能性があるのかな?と思いまして…。
そして、黒い日焼けをした葉に薬剤を塗布しましたが、仰るように、徐々に薬剤は剥がれてきているのですが、いつか役目を終えて葉が落ちるまで、たまに塗り直しをした方がよいと思われますか?(2、3ヶ月に一回くらい…?)
そして確認ですが、花芽が出るためには、冬越しの温度環境と同様、
日中、20度以上、湿度50%以上
夜間、15~19度程度、湿度60%以上
(生存は、日中20度以上、夜間は10度を下回らないように)
寒さに3週間は当てる(夜間、15~19度程度)という認識でよろしいでしょうか。
専門的な設備がないと花は咲かないと、母は言うのですが、胡蝶蘭に花芽が出ていないか探しているらしいのです。夏から…。
一つか二つくらい、咲いてくれればありがたいのですが…(^^;
当方は兵庫県の阪神間で、現在室内は、
日中、19~25度、湿度48~58%
夜間、16~19度、湿度58~81%(加湿器使用)
およそ上記のような感じです。
先日、一件投稿させていただいたのですが、ご負担になる内容だと思いましたので削除致しました。
ご迷惑をおかけしまして、申し訳ありませんでした…。
かもめ
2020/11/01(Sun) 23:41 No.25168

もう二点質問と、一点確認をさせてください…。
添付写真の株は、先日処置した株と同様に、かつては黒い日焼けを負った胡蝶蘭なのですが、茎が根の根元で黒く変色し波紋のようになっているのですが、茎に日焼けを起こしたのか、腐敗によるものか、どのような状態のものと思われますか…?
と言っても、これもこのようになってから、7、8ヶ月は経過していると思いますので(今まであまり気にしていなかったので、最近これは何だろうと…)特に害はないと思いますが、これから何か問題が起きる可能性があるのかな?と思いまして…。
そして、黒い日焼けをした葉に薬剤を塗布しましたが、仰るように、徐々に薬剤は剥がれてきているのですが、いつか役目を終えて葉が落ちるまで、たまに塗り直しをした方がよいと思われますか?(2、3ヶ月に一回くらい…?)
そして確認ですが、花芽が出るためには、冬越しの温度環境と同様、
日中、20度以上、湿度50%以上
夜間、15~19度程度、湿度60%以上
(生存は、日中20度以上、夜間は10度を下回らないように)
寒さに3週間は当てる(夜間、15~19度程度)という認識でよろしいでしょうか。
専門的な設備がないと花は咲かないと、母は言うのですが、胡蝶蘭に花芽が出ていないか探しているらしいのです。夏から…。
一つか二つくらい、咲いてくれればありがたいのですが…(^^;
当方は兵庫県の阪神間で、現在室内は、
日中、19~25度、湿度48~58%
夜間、16~19度、湿度58~81%(加湿器使用)
およそ上記のような感じです。
先日、一件投稿させていただいたのですが、ご負担になる内容だと思いましたので削除致しました。
ご迷惑をおかけしまして、申し訳ありませんでした…。


Re: 葉の白い日焼けについて
かもめ
2020/11/01(Sun) 23:53 No.25169


Re: 葉の白い日焼けについて
ひろし@小南部
2020/11/02(Mon) 20:49 No.25172
薬剤を塗布後症状が拡大していなければ再度の薬剤塗布は基本的に必要ありません。症状が拡大しているようであれば再度塗布します。再度の塗布で症状拡大が止まらなければ切除など、物理的な対処が必要になります。
熱帯雨林さんの原種やドリティス系の一部を除き、胡蝶蘭の花芽分化条件はやや低温と乾きが必要ですから、ご家庭では秋も深まってからになります。
胡蝶蘭の鉢に発生するうっすらとしたカビは共生菌であるリゾクトニア属の菌糸です。胞子は作らないのでいわゆる胞子をつくるカビとはちょっと印象が違いますね。
熱帯雨林さんの原種やドリティス系の一部を除き、胡蝶蘭の花芽分化条件はやや低温と乾きが必要ですから、ご家庭では秋も深まってからになります。
胡蝶蘭の鉢に発生するうっすらとしたカビは共生菌であるリゾクトニア属の菌糸です。胞子は作らないのでいわゆる胞子をつくるカビとはちょっと印象が違いますね。


Re: 葉の白い日焼けについて
あけましておめでとうございます。
昨年は胡蝶蘭の葉焼けについて、お世話になりましてありがとうございました。
新年早々に恐縮ですが、支柱についてお伺いしたいことがありまして…、投稿させていただきました。
経過の報告ですが、最初に投稿しました葉焼けの胡蝶蘭の、現在の葉の状態の写真を添付します。
黄色を帯びていた部分は緑を取り戻し、随分落ち着いているように見えます。
かもめ
2021/01/01(Fri) 17:46 No.25359

昨年は胡蝶蘭の葉焼けについて、お世話になりましてありがとうございました。
新年早々に恐縮ですが、支柱についてお伺いしたいことがありまして…、投稿させていただきました。
経過の報告ですが、最初に投稿しました葉焼けの胡蝶蘭の、現在の葉の状態の写真を添付します。
黄色を帯びていた部分は緑を取り戻し、随分落ち着いているように見えます。


Re: 葉の白い日焼けについて
そして、暗い写真となりましたが、お世話になりました胡蝶蘭達の、現在の全体の写真です。
白い葉焼けの胡蝶蘭は前回の投稿日より一週間後には花芽をつけ、現在もすくすくと花の軸を伸ばしています。
それが、花芽をつけた位置から40cm程の高さになり、不安定であったり引っ掛けたりしそうなので、支柱を立てたいのですが…。
(写真下の黄色い葉の胡蝶蘭は、大丈夫です(^^;)
かもめ
2021/01/01(Fri) 17:52 No.25360

白い葉焼けの胡蝶蘭は前回の投稿日より一週間後には花芽をつけ、現在もすくすくと花の軸を伸ばしています。
それが、花芽をつけた位置から40cm程の高さになり、不安定であったり引っ掛けたりしそうなので、支柱を立てたいのですが…。
(写真下の黄色い葉の胡蝶蘭は、大丈夫です(^^;)


支柱について
胡蝶蘭育て方Q&Aの花芽の相談の記事にあります「相合傘マーク」の支柱とはどのようなものでしょうか?
仮に針金で作ってみたのですが、添付写真のような形でしょうか?(稚拙な画像で、申し訳ありません…(^^;)
支柱を立てましたら、正面としたい面を日が差す方向へ向け、花の軸はある程度上の方へ(鉢の底面より60~65cmの高さくらい?)誘導し、その後は自然に前へ垂れてくれるのかな?と考えていますが…。
やはり逆Jの支柱は必要でしょうか。それとも真っ直ぐのもので良いでしょうか…?
節から枝?が出そうなのですが、それも支柱に添わせるのでしょうか?(^o^;
…と、初めての経験なので戸惑ってばかりなのですが、そうしているうちにも、どこへ行こうか?とすくすくと伸びています…。
鉢の縁にはさむ支柱の形について、添付画像の形で良いか、教えていただけないでしょうか。
どこかに詳しい説明があり、見落としていましたら、申し訳ありません。
厳しい寒さかと思いますが、どうぞご自愛ください。本年も宜しくお願い致します。
かもめ
2021/01/01(Fri) 18:03 No.25361

仮に針金で作ってみたのですが、添付写真のような形でしょうか?(稚拙な画像で、申し訳ありません…(^^;)
支柱を立てましたら、正面としたい面を日が差す方向へ向け、花の軸はある程度上の方へ(鉢の底面より60~65cmの高さくらい?)誘導し、その後は自然に前へ垂れてくれるのかな?と考えていますが…。
やはり逆Jの支柱は必要でしょうか。それとも真っ直ぐのもので良いでしょうか…?
節から枝?が出そうなのですが、それも支柱に添わせるのでしょうか?(^o^;
…と、初めての経験なので戸惑ってばかりなのですが、そうしているうちにも、どこへ行こうか?とすくすくと伸びています…。
鉢の縁にはさむ支柱の形について、添付画像の形で良いか、教えていただけないでしょうか。
どこかに詳しい説明があり、見落としていましたら、申し訳ありません。
厳しい寒さかと思いますが、どうぞご自愛ください。本年も宜しくお願い致します。


Re: 葉の白い日焼けについて
支柱はビニル被覆鉄線をつかいますが、あまり細いものは柔らかすぎて形が緩みやすく、太すぎるとペンチで曲げるのが困難になりますので2.6~3.2㎜径で長さ75㎝のものを用意すると良いでしょう。60㎝では加工すると有効長が短くなってしまうおそれがあります。
添付図は基本形としてはOKなんですが、つけ方は添付図赤線のごとく三角形の底辺が鉢の縁の出っ張りの下にはいるように、左右の辺がもうちょい縦長になるようにします。
ひろし@小南部
2021/01/01(Fri) 21:48 No.25362

添付図は基本形としてはOKなんですが、つけ方は添付図赤線のごとく三角形の底辺が鉢の縁の出っ張りの下にはいるように、左右の辺がもうちょい縦長になるようにします。


Re: 葉の白い日焼けについて
かもめ
2021/01/03(Sun) 00:24 No.25363
早々にお返事をくださり、ありがとうございます…!
贈られてきた時に使われていた支柱を確認しますと、長さや形は様々ですが径は3mm程なので、75cm程度~それ以上のものを選び、調整して使ってみようと思います。
一つ質問させていただきたいのですが…、
私は水遣り時に葉水を行っているのですが、花の軸や蕾(もちろん今は蕾はありませんが)への積極的な霧吹きは不要、でしょうか?
夜間湿度60%以上にするようには努めています。
たびたび恐縮ですが、宜しくお願い致します…。
贈られてきた時に使われていた支柱を確認しますと、長さや形は様々ですが径は3mm程なので、75cm程度~それ以上のものを選び、調整して使ってみようと思います。
一つ質問させていただきたいのですが…、
私は水遣り時に葉水を行っているのですが、花の軸や蕾(もちろん今は蕾はありませんが)への積極的な霧吹きは不要、でしょうか?
夜間湿度60%以上にするようには努めています。
たびたび恐縮ですが、宜しくお願い致します…。


Re: 葉の白い日焼けについて
ひろし@小南部
2021/01/03(Sun) 01:49 No.25364
夜間湿度が60%以上確保できれば、花軸やつぼみへの積極的霧吹きは省略できます。葉水やりのときにかかる程度でOKでしょう。逆に夜間湿度が80%を超えるならば葉水も不要です。


Re: 葉の白い日焼けについて
こんにちは。報告が遅くなりましたが、添付画像のように相合傘の形の支柱を作成しました。出来はいかがでしょうか?
左が4号鉢で、右が2.5号鉢です。
在庫品で直径が4mmの支柱もあるのですが、1mm違えば曲げやすさが違いますね。
滅多にペンチを使うこともなく力もないので、悪戦苦闘しビニル被覆は破れ、最初は何だか丸い形のものができましたが…、
なんとか、できたようです(^^)=3 家族には好評です。
はさむ力が強く、つけたり外したりしていたら、素焼き鉢の縁が少し欠けたものもあります。
かもめ
2021/02/07(Sun) 14:07 No.25488

左が4号鉢で、右が2.5号鉢です。
在庫品で直径が4mmの支柱もあるのですが、1mm違えば曲げやすさが違いますね。
滅多にペンチを使うこともなく力もないので、悪戦苦闘しビニル被覆は破れ、最初は何だか丸い形のものができましたが…、
なんとか、できたようです(^^)=3 家族には好評です。
はさむ力が強く、つけたり外したりしていたら、素焼き鉢の縁が少し欠けたものもあります。


Re: 葉の白い日焼けについて
花軸の誘引について、よくわからなくて、お聞きしたいのですが、
ひろし様は多くの胡蝶蘭を管理されていると思いますが、花軸の誘引はどのようにして花を咲かせてらっしゃいますか?
胡蝶蘭の育て方Q&Aの花芽の相談に書かれています、あまり誘導の必要のない、緩いアーチを作るだけ、…とは?
添付写真は、支柱に一ヶ所だけ留めたものなのですが、このような感じでしょうか。
この写真の状態の後、支柱をJのように曲げたものを足して使ってらっしゃいますか?
節から枝が出た場合は、どのようにされていますか?
節から出た枝は、あまり伸びないものか、どうなるのか…、何か手を加える必要があるのかな…?と、気になっています。
かもめ
2021/02/07(Sun) 14:27 No.25489

ひろし様は多くの胡蝶蘭を管理されていると思いますが、花軸の誘引はどのようにして花を咲かせてらっしゃいますか?
胡蝶蘭の育て方Q&Aの花芽の相談に書かれています、あまり誘導の必要のない、緩いアーチを作るだけ、…とは?
添付写真は、支柱に一ヶ所だけ留めたものなのですが、このような感じでしょうか。
この写真の状態の後、支柱をJのように曲げたものを足して使ってらっしゃいますか?
節から枝が出た場合は、どのようにされていますか?
節から出た枝は、あまり伸びないものか、どうなるのか…、何か手を加える必要があるのかな…?と、気になっています。


Re: 葉の白い日焼けについて
節の辺りに水滴が滲み出ていて、触ると粘りがあり、舐めてみましたが…、口にいれて大丈夫だったでしょうか?(^^;
(添付写真は、節に溜まっていた水滴を爪楊枝で少しすくった後です)
芽のある場所だからか…甘くて、苦!!かったです。
支柱や誘引については、家庭の胡蝶蘭なので、特に何もしなくてもよいのかもしれませんが、お話しをお聞きしたいです…。
お答えいただけるだけで幸いですので、お返事はいつでも構いません。宜しくお願い致します。
かもめ
2021/02/07(Sun) 14:59 No.25491

(添付写真は、節に溜まっていた水滴を爪楊枝で少しすくった後です)
芽のある場所だからか…甘くて、苦!!かったです。
支柱や誘引については、家庭の胡蝶蘭なので、特に何もしなくてもよいのかもしれませんが、お話しをお聞きしたいです…。
お答えいただけるだけで幸いですので、お返事はいつでも構いません。宜しくお願い致します。


Re: 葉の白い日焼けについて
ひろし@小南部
2021/02/07(Sun) 14:59 No.25492
よく育ってますね。吊り金具の出来も十分と思います。
だんだん作り慣れますよ。
2.5号の鉢の株は窮屈そうですね。
そうです。この添付写真のように緩く曲げた支柱にクリップで留めるだけです。支柱が回って安定しない場合支柱の補強にもう一本支えることはありますが。基本は一本だけです。
花軸から枝が出た場合株の状態が十分であれば、株任せでOKです。みたところ株の状態は良いようですから、株任せでやってみてください。
花軸から蜜を出す個体は多いですね。自然状態では蜜を出す行為はアリに対して行われます。アリの種類によってはアブラムシを連れてきたりする場合がありますが、基本的にアリは他の昆虫の嫌われ者で、花芽を食害するアオムシ類、ナメクジやカタツムリ類もアリを苦手としていますので食害から身を守る効果があるのだろうと解釈しています。
だんだん作り慣れますよ。
2.5号の鉢の株は窮屈そうですね。
そうです。この添付写真のように緩く曲げた支柱にクリップで留めるだけです。支柱が回って安定しない場合支柱の補強にもう一本支えることはありますが。基本は一本だけです。
花軸から枝が出た場合株の状態が十分であれば、株任せでOKです。みたところ株の状態は良いようですから、株任せでやってみてください。
花軸から蜜を出す個体は多いですね。自然状態では蜜を出す行為はアリに対して行われます。アリの種類によってはアブラムシを連れてきたりする場合がありますが、基本的にアリは他の昆虫の嫌われ者で、花芽を食害するアオムシ類、ナメクジやカタツムリ類もアリを苦手としていますので食害から身を守る効果があるのだろうと解釈しています。


お花の形が違う
Re: お花の形が違う
ひろし@小南部
2021/06/25(Fri) 23:29 No.26608
原因は不明です。
これまで数人から同じ問い合わせをいただいたことがあるのですが、原因はわかりませんでしたが、何らかの個体の事情で唇弁を省略する場合があり、その場合左右のセパルも合着して花弁2枚セパル2枚の十字型の花をつくることが多いらしいのです。
これまではそのような花を造る癖のある個体なのかと考えていましたが、ここではあなたが咲かせた花色も違う2つの遺伝的に異なる個体の両方に現れたわけですから、私が考えていた「遺伝的な個体の性癖」説、あるいは「数ある中の出来損ない
」説は否定できそうです。
となると、あなたがどんな環境でどんな栽培方法をとっているかに原因があることが推測できます。ということで、あなたが行っている管理はどのようなものなのか?どのような栽培環境なのか教えていただかないと推測することもできません。
念のため付け加えますと私自身の栽培している株でそのような花を持った経験はただの一度、我が家に来て最初につけた二つの花軸で20輪ほどの花を咲かせたドリティス系ピンクの大輪の個体でした。ひとつの花軸の先端の芽が二度伸びして追加の花をさかせたうちの一輪がその花形だったので、その個体に関しては私は「単に数ある中の出来損ない」だと思っていました。その個体はその後二度とそのような花をつけていませんし大抵花軸一つで10~12輪ほど咲かせるのが通常の個体です。
これまで数人から同じ問い合わせをいただいたことがあるのですが、原因はわかりませんでしたが、何らかの個体の事情で唇弁を省略する場合があり、その場合左右のセパルも合着して花弁2枚セパル2枚の十字型の花をつくることが多いらしいのです。
これまではそのような花を造る癖のある個体なのかと考えていましたが、ここではあなたが咲かせた花色も違う2つの遺伝的に異なる個体の両方に現れたわけですから、私が考えていた「遺伝的な個体の性癖」説、あるいは「数ある中の出来損ない
」説は否定できそうです。
となると、あなたがどんな環境でどんな栽培方法をとっているかに原因があることが推測できます。ということで、あなたが行っている管理はどのようなものなのか?どのような栽培環境なのか教えていただかないと推測することもできません。
念のため付け加えますと私自身の栽培している株でそのような花を持った経験はただの一度、我が家に来て最初につけた二つの花軸で20輪ほどの花を咲かせたドリティス系ピンクの大輪の個体でした。ひとつの花軸の先端の芽が二度伸びして追加の花をさかせたうちの一輪がその花形だったので、その個体に関しては私は「単に数ある中の出来損ない」だと思っていました。その個体はその後二度とそのような花をつけていませんし大抵花軸一つで10~12輪ほど咲かせるのが通常の個体です。


Re: お花の形が違う
初心者以上熟練者未満
2021/06/26(Sat) 18:18 No.26610
ご回答ありがとうございます。
私も胡蝶蘭を50鉢ほど育てていますがこのようになったのが今年が初めてです。
この2鉢はあまり記憶になく数年栽培しているものではないっぽいのでおそらく去年あたりお値打ち品を購入したものだと思います。
なので自分では環境の変化に対応しきれなかった、それこそ出来損ない説を考えておりました。
栽培環境は通年室内南側に置いていて素焼き+NZ水苔栽培です。肥料は置き肥、液肥ともほぼあげません。
今年は他にも花茎からつぼみが出ても花枝とつぼみとの距離が近すぎ(短すぎ)てうまく開かない株もあったりしてよくわからない年でした。
どこか栽培の過程で失敗しているのかも知れません。
私も胡蝶蘭を50鉢ほど育てていますがこのようになったのが今年が初めてです。
この2鉢はあまり記憶になく数年栽培しているものではないっぽいのでおそらく去年あたりお値打ち品を購入したものだと思います。
なので自分では環境の変化に対応しきれなかった、それこそ出来損ない説を考えておりました。
栽培環境は通年室内南側に置いていて素焼き+NZ水苔栽培です。肥料は置き肥、液肥ともほぼあげません。
今年は他にも花茎からつぼみが出ても花枝とつぼみとの距離が近すぎ(短すぎ)てうまく開かない株もあったりしてよくわからない年でした。
どこか栽培の過程で失敗しているのかも知れません。


Re: お花の形が違う
ひろし@小南部
2021/06/27(Sun) 00:09 No.26614
あなたの栽培になって初めての花となれば私が経験した条件と同じですから「環境あるいは管理方法の変化」が引き金となった「数ある中の出来損ない」だった可能性はありますね。
ミズゴケ栽培であれば置き肥は与えないのが普通ですが、液肥は葉の成長期に薄く薄くしたものを与えたほうが葉が充実し、良い花も咲くと思いますが、いかがでしょうか?
ミズゴケが良いもので新しいうちは施肥しなくても咲けるのはそのとおりですが、最近ミズゴケの質がどんどん落ちているのであるいはリン酸分が一時的に足りなくなるなどの可能性はあるかもしれません。
ミズゴケ栽培であれば置き肥は与えないのが普通ですが、液肥は葉の成長期に薄く薄くしたものを与えたほうが葉が充実し、良い花も咲くと思いますが、いかがでしょうか?
ミズゴケが良いもので新しいうちは施肥しなくても咲けるのはそのとおりですが、最近ミズゴケの質がどんどん落ちているのであるいはリン酸分が一時的に足りなくなるなどの可能性はあるかもしれません。


Re: お花の形が違う
初心者以上熟練者未満
2021/06/27(Sun) 20:09 No.26619
胡蝶蘭に限らず健康な植物に適量の肥料を使うと葉のツヤも良くなり勢いが出るのも事実だと思っています。
私の胡蝶蘭開花目安のハードルは低いので個人的には5~6輪咲けば良しとしているので肥料なしでも咲くのでいつからか使用しなくなりました。
栽培初期はモルコートを使用したり普通の青いハイポネクスを3000倍に薄めて使用していましたが雨ざらしの屋外無肥料栽培の方が株の勢い、花数、輪の大きさが優れているので今では雷が鳴り始めたら喜んで雨にあてています。
(変電所近辺に生える植物はよく育つ昭和の理論を信じています)
水苔も以前と比べると確かに品質が落ちましたね。
花数が減る、輪の大きさが小さくなる、根腐れが増えてくると水苔を交換するようにしています。
私の胡蝶蘭開花目安のハードルは低いので個人的には5~6輪咲けば良しとしているので肥料なしでも咲くのでいつからか使用しなくなりました。
栽培初期はモルコートを使用したり普通の青いハイポネクスを3000倍に薄めて使用していましたが雨ざらしの屋外無肥料栽培の方が株の勢い、花数、輪の大きさが優れているので今では雷が鳴り始めたら喜んで雨にあてています。
(変電所近辺に生える植物はよく育つ昭和の理論を信じています)
水苔も以前と比べると確かに品質が落ちましたね。
花数が減る、輪の大きさが小さくなる、根腐れが増えてくると水苔を交換するようにしています。


Re: お花の形が違う
ひろし@小南部
2021/06/28(Mon) 20:02 No.26625
家庭のでの栽培で無施肥だと、リン酸分が不足する可能性がたかくなります。
雷雨にあてれば、空中放電で空中にNO2ができ、雨水に溶け込んで薄い硝酸となり、非常に効率の良い窒素肥料になるので窒素肥料不足はなくなります。またカリ分もミズゴケ自体が豊富にもっていますから不足はあり得ません。問題はリン酸分です。
窒素は葉緑体を造るために大量に必要なので、葉の肥料であると言えます。カリウムは植物の躯体をつくるための材料で、動物でいえば骨格を作るカルシウム相当です。リン酸分はエネルギーを作り出すために必要で、生存のためのエネルギー代謝と生殖に不可欠です。不足すると、エネルギー代謝が優先されるので、生殖、つまり開花結実に影響します。花軸節間が短いのも、やや光線強めとリン酸不足の相乗効果である可能性があると思います。花芽形成時期少し前から開花促進用N:P:K=0:6:4を薄めで与えてみたら良いのではないか?と思います。
雷雨にあてれば、空中放電で空中にNO2ができ、雨水に溶け込んで薄い硝酸となり、非常に効率の良い窒素肥料になるので窒素肥料不足はなくなります。またカリ分もミズゴケ自体が豊富にもっていますから不足はあり得ません。問題はリン酸分です。
窒素は葉緑体を造るために大量に必要なので、葉の肥料であると言えます。カリウムは植物の躯体をつくるための材料で、動物でいえば骨格を作るカルシウム相当です。リン酸分はエネルギーを作り出すために必要で、生存のためのエネルギー代謝と生殖に不可欠です。不足すると、エネルギー代謝が優先されるので、生殖、つまり開花結実に影響します。花軸節間が短いのも、やや光線強めとリン酸不足の相乗効果である可能性があると思います。花芽形成時期少し前から開花促進用N:P:K=0:6:4を薄めで与えてみたら良いのではないか?と思います。


Re: お花の形が違う
初心者以上熟練者未満
2021/06/30(Wed) 09:21 No.26640
ありがとうございます。
花軸が短いのもそういう要因があったのですね。
勉強になりました。
今までは無肥料でしたが少しリン酸を意識して栽培しようと思います。
ありがとうございました。
花軸が短いのもそういう要因があったのですね。
勉強になりました。
今までは無肥料でしたが少しリン酸を意識して栽培しようと思います。
ありがとうございました。


なんとか復活させたい
はじめまして。4月に友人からミディ胡蝶蘭を2株もらいました。そのうちの1株が5月に花がしおれ、根腐れをおこしているようだったので、5月末に2株とも化粧鉢から素焼き鉢に植え替えをすることにしました。そのさい、2株ともしばらく乾かそうかと思い、2週間ほど、昼間は乾かし、夜はメネデールを混ぜた水を霧吹きをして袋をかぶせることをしました。
そろそろいいかなと思い、6月11日に水苔に植えたのですが、どんどん元気がなくなっていきます。
葉の裏面にシワがでてきて、元気だった葉が黄色い縁取りができてしまいました。
根もなんだか細くなってしまっています。
2週間前にはもっと元気だったのに、なぜこうなってしまったのか、根腐れか乾燥かわからず、水をやるべきなのか、やらないべきなのかもよくわかりません。
11日に植えた後は、1度だけ霧吹きで水をかけただけです。いつも、薄手のカーテンがかかった窓際に置いています。
ちなみに、もう1株は、もっと状況が悪く、3枚しかない葉のうちの1枚が黄色くなりそろそろ落ちそうです。
いつも植物を世話すると、過保護に水をやりすぎてしまったりするので、胡蝶蘭については水やりを我慢しているつもりなのですが、それでもやはり水をやりすぎなのかなと気になっています。
なんとか元気に復活させたく、どうしたらいいのか教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。

そろそろいいかなと思い、6月11日に水苔に植えたのですが、どんどん元気がなくなっていきます。
葉の裏面にシワがでてきて、元気だった葉が黄色い縁取りができてしまいました。
根もなんだか細くなってしまっています。
2週間前にはもっと元気だったのに、なぜこうなってしまったのか、根腐れか乾燥かわからず、水をやるべきなのか、やらないべきなのかもよくわかりません。
11日に植えた後は、1度だけ霧吹きで水をかけただけです。いつも、薄手のカーテンがかかった窓際に置いています。
ちなみに、もう1株は、もっと状況が悪く、3枚しかない葉のうちの1枚が黄色くなりそろそろ落ちそうです。
いつも植物を世話すると、過保護に水をやりすぎてしまったりするので、胡蝶蘭については水やりを我慢しているつもりなのですが、それでもやはり水をやりすぎなのかなと気になっています。
なんとか元気に復活させたく、どうしたらいいのか教えていただければ幸いです。
よろしくお願いします。
Re: なんとか復活させたい
Re: なんとか復活させたい
Re: なんとか復活させたい
ひろし@小南部
2021/06/27(Sun) 00:50 No.26616
心配しすぎ、手をかけすぎのように感じます。
そして症状は水不足、空気不足のように見えます。
それと植え込み方が柔らかすぎないかな?鉢をひっくり返したら株が鉢から抜け出てしまいそうに見えますが。
今時分はスプレーで葉水を与えたら、袋掛けなどしない方が良いのです。ガス交換のときにCO2蓄積不足、代謝のための酸素不足になります。胡蝶蘭は夕方から夜間気孔を開いてCO2を吸収し細胞液に溶かしこんでため込み、昼間は気孔を閉じてひたすらため込んだCO2と水分から光合成をおこないますが、夜間袋に閉じ込めたのではCO2不足また夜間の酸素不足になる恐れがあるのです。
植え替えの際に2週間乾かしたのは乾かしすぎです。2日陰干ししたうえで、根に水を吸わせて植え替えしますが、その後は1週間断水します。その後は「乾いたら水やり」から徐々に「完全に乾く前に次の水やり」に切り替えていきます。新葉が成長を始めたら水は切らしてはいけません。
ただし水やりはミズゴケに水分を吸わせるだけではなく、ミズゴケに新しい空気を入れてやる必要があるので、勢いよくかけ流しで与え、底穴から余分な水が流れ出す(鉢内に負圧が生じる)ようにあたえることによってミズゴケは新しい空気も取り込みます。最悪の水やりはコップ一杯とか与えて鉢皿に水を溜めたままにして、それを吸わせるやり方で、ミズゴケは湿りますが空気は入れ替わりません。
夏の高温期にはミズゴケが湿りっぱなしでも鉢内の空気が絶えず入れ替わっていれば根腐れは起こしません。梅雨の長雨に連続7日さらしても、根腐れしないのです。雨水には多量の空気が溶け込んでいますから。
水のやりすぎで根腐れさせるのは、開花期つまり「非成長期かつ低温気」に「窒息しそうな化粧鉢に入れられた状態」で「週一コップ一杯の水を与え」るからなんです。
開花期はかわかしておけば、葉は消耗しますが根腐れはしないのは確かです。葉の消耗を抑えながら根腐れしないような管理ができるようになるには理屈をわかったうえで経験が必要です。
植え込み方は鉢をさかさまにしても株が抜け落ちない固さにミズゴケをきちんと詰め込む必要があります。
そして症状は水不足、空気不足のように見えます。
それと植え込み方が柔らかすぎないかな?鉢をひっくり返したら株が鉢から抜け出てしまいそうに見えますが。
今時分はスプレーで葉水を与えたら、袋掛けなどしない方が良いのです。ガス交換のときにCO2蓄積不足、代謝のための酸素不足になります。胡蝶蘭は夕方から夜間気孔を開いてCO2を吸収し細胞液に溶かしこんでため込み、昼間は気孔を閉じてひたすらため込んだCO2と水分から光合成をおこないますが、夜間袋に閉じ込めたのではCO2不足また夜間の酸素不足になる恐れがあるのです。
植え替えの際に2週間乾かしたのは乾かしすぎです。2日陰干ししたうえで、根に水を吸わせて植え替えしますが、その後は1週間断水します。その後は「乾いたら水やり」から徐々に「完全に乾く前に次の水やり」に切り替えていきます。新葉が成長を始めたら水は切らしてはいけません。
ただし水やりはミズゴケに水分を吸わせるだけではなく、ミズゴケに新しい空気を入れてやる必要があるので、勢いよくかけ流しで与え、底穴から余分な水が流れ出す(鉢内に負圧が生じる)ようにあたえることによってミズゴケは新しい空気も取り込みます。最悪の水やりはコップ一杯とか与えて鉢皿に水を溜めたままにして、それを吸わせるやり方で、ミズゴケは湿りますが空気は入れ替わりません。
夏の高温期にはミズゴケが湿りっぱなしでも鉢内の空気が絶えず入れ替わっていれば根腐れは起こしません。梅雨の長雨に連続7日さらしても、根腐れしないのです。雨水には多量の空気が溶け込んでいますから。
水のやりすぎで根腐れさせるのは、開花期つまり「非成長期かつ低温気」に「窒息しそうな化粧鉢に入れられた状態」で「週一コップ一杯の水を与え」るからなんです。
開花期はかわかしておけば、葉は消耗しますが根腐れはしないのは確かです。葉の消耗を抑えながら根腐れしないような管理ができるようになるには理屈をわかったうえで経験が必要です。
植え込み方は鉢をさかさまにしても株が抜け落ちない固さにミズゴケをきちんと詰め込む必要があります。


Re: なんとか復活させたい
さっそく教えていただきありがとうございます!胡蝶蘭は難しそうで、不安もいっぱいだったのですが、教えていただき、少しほっとしました。
さっそく、勢いよく鉢底から流れるほどに水やりをしました。水苔も、詰め足す準備をしました。
胡蝶蘭の自然環境に近いように袋をかけて湿度を高めることばかりを考え、呼吸について考えることをわすれていました。
ご丁寧に教えていただきましたこと、本当にありがとうございました!
さっそく、勢いよく鉢底から流れるほどに水やりをしました。水苔も、詰め足す準備をしました。
胡蝶蘭の自然環境に近いように袋をかけて湿度を高めることばかりを考え、呼吸について考えることをわすれていました。
ご丁寧に教えていただきましたこと、本当にありがとうございました!
無題
② 4月末から、玄関の風通しが良くて、午前中4時間くらい陽が当たる場所(直接窓越し)に飾っていた株です。夕方と就寝前に葉水を施していました。
そろそろ、花軸をカットして、根の回復の対応をしようと考えています。
下記について、教えてください。よろしくお願いします。
*植え替えの方法(退職した職員が育てていた株を3月に植え替えたものです)
*植え替え後の水やり。肥料の与え方。
*植え替えた後の置き場所
(今の時期に、越冬できることまでを考慮して場所を考える必要がありますか。
季節に合わせて移動してもOKですか)
今年、初めて胡蝶蘭を育てています。3株のうち、すでに1株はダメになってしましましたし、1株は、葉が2枚で厳しい状況です。残りこの1株を頑張って育てたいと思っているところです。
そろそろ、花軸をカットして、根の回復の対応をしようと考えています。
下記について、教えてください。よろしくお願いします。
*植え替えの方法(退職した職員が育てていた株を3月に植え替えたものです)
*植え替え後の水やり。肥料の与え方。
*植え替えた後の置き場所
(今の時期に、越冬できることまでを考慮して場所を考える必要がありますか。
季節に合わせて移動してもOKですか)
今年、初めて胡蝶蘭を育てています。3株のうち、すでに1株はダメになってしましましたし、1株は、葉が2枚で厳しい状況です。残りこの1株を頑張って育てたいと思っているところです。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/26(Wed) 19:00 No.26473
植え替えの方法は
http://www.aikaengei.com/120.htm
を参考にしてください。ただし、
胡蝶蘭栽培に慣れていない方は花軸を残さず青①の方法で切り取って植え替えます。初心者が②の方法をとるとまず失敗します。花軸を残すと葉の生長が抑制されるからです。
それと元肥にマグアンプKを入れるとありますが、一般家庭での栽培の場合は入れてはいけません。生産者のような最適な温室がある場合は入れると生長良くまた花付きが良くなるのですが、初心者にとっては胡蝶蘭には最適とは程遠い家庭という環境で、株の生存と成長を、「模索」しなければならないからです。
http://www.aikaengei.com/120.htm
を参考にしてください。ただし、
胡蝶蘭栽培に慣れていない方は花軸を残さず青①の方法で切り取って植え替えます。初心者が②の方法をとるとまず失敗します。花軸を残すと葉の生長が抑制されるからです。
それと元肥にマグアンプKを入れるとありますが、一般家庭での栽培の場合は入れてはいけません。生産者のような最適な温室がある場合は入れると生長良くまた花付きが良くなるのですが、初心者にとっては胡蝶蘭には最適とは程遠い家庭という環境で、株の生存と成長を、「模索」しなければならないからです。


Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/26(Wed) 19:09 No.26474
補足です。
置き場所がガラス越し直射光が入る場合はレースカーテンで遮光してください。
水やりは、コップ一杯というやり方ではなく、流水をかけ流して十分ポット内に水を行き渡らせ、底穴から勢いよく水が流れ出すように与え、流れでなくなってから置き場に戻してください。
当座の施肥は不要というか与えてはいけません。
施肥は新葉の生長が始まってからN:P:K=6:6:6の液肥を3000倍で水やり代わりに与えます。
置き場所がガラス越し直射光が入る場合はレースカーテンで遮光してください。
水やりは、コップ一杯というやり方ではなく、流水をかけ流して十分ポット内に水を行き渡らせ、底穴から勢いよく水が流れ出すように与え、流れでなくなってから置き場に戻してください。
当座の施肥は不要というか与えてはいけません。
施肥は新葉の生長が始まってからN:P:K=6:6:6の液肥を3000倍で水やり代わりに与えます。


Re: 無題
返信ありがとうございました。植え替えについて、愛華園さんのHPで確認しました。2点お尋ねしたいことがあります。①植え替えについて質問していながら御尋ねるのは変ですが、この株は3月に植え替えたものです。花が終わったら植え替えた方がいいのでしょうか。また、この株は今新根が2本出ているところです。植え替えるとするなら、この新根も水コケで包むように植えるのでしょうか。別の株で新根が黒変してしまいました。接触が原因の事もあるとのことですが、植え替えるとき新根に触って黒変させてしまうことはないでしょうか。②植え替え後の施肥は必要なく、新葉の成長が始まってから・・とのことですが、新葉が出てきてから・ということでしょうか。それまでは水のみでよいということでしょうか。理解力足りなくてすみません。よろしくお願いします。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/27(Thu) 11:39 No.26479
植え替えの時いくら気を付けていても触ってしまって、生長点を傷めるのは日常茶飯事です。
ですから無用な植え替えはしない方が良いのです。
施肥は新葉が出始めてからです。それまでは水だけでOK。特に植え替え直後に施肥などすると根腐れの原因になりますので要注意。肥料は時期を誤ると毒にもなり得ます。
ですから無用な植え替えはしない方が良いのです。
施肥は新葉が出始めてからです。それまでは水だけでOK。特に植え替え直後に施肥などすると根腐れの原因になりますので要注意。肥料は時期を誤ると毒にもなり得ます。


Re: 無題
返信ありがとうございました。くどい様で申し訳ありませんが、3月に植え替えたこの株は、今回植え替えた方がいいのでしょうか。根の状態によりますか。根の状態を見ていただくために
画像送る場合は、いったん鉢から全部出した状態になりますか。その場合、ひろし様より返信いただくまで、そのままの状態でもOKですか。
画像送る場合は、いったん鉢から全部出した状態になりますか。その場合、ひろし様より返信いただくまで、そのままの状態でもOKですか。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/27(Thu) 18:42 No.26487
着生蘭である胡蝶蘭の根は裸にして一週間ほおっておいても傷むものではありません。
ばらしたら必然的に植え替えることになります。
確認ですが3月の植え替えとは、開花中に植え替えたのですか?開花中に根をいじるのは普通は禁忌です。その時点で花軸をカット切り花にしたのならまだ良いのですが、花をつけたまま植え替したにも関わらずその後新根が伸び始めているなら、とりあえず植え替えは失敗ではなかったという証拠になりますのでいまは植え替えすべきではないと判断します。
新根は必ずしも植え込み材料に入っていなければならないものではありません。誘導しようとか、ミズゴケでくるもうとするのは余計なお世話になります。
ばらしたら必然的に植え替えることになります。
確認ですが3月の植え替えとは、開花中に植え替えたのですか?開花中に根をいじるのは普通は禁忌です。その時点で花軸をカット切り花にしたのならまだ良いのですが、花をつけたまま植え替したにも関わらずその後新根が伸び始めているなら、とりあえず植え替えは失敗ではなかったという証拠になりますのでいまは植え替えすべきではないと判断します。
新根は必ずしも植え込み材料に入っていなければならないものではありません。誘導しようとか、ミズゴケでくるもうとするのは余計なお世話になります。


Re: 無題
返信ありがとうございました。この株は5/4に投稿した株です。花芽が出ていたころに植え替えをしました。今回は植え替えせず、花軸をカットします。ここでいくつか質問です。
①カットした花軸の切り口は、雑菌の侵入を防ぐために何か処置が必要ですか。②花軸カット後は、普通に水やり(朝、鉢底から水が流れるように)でいいでしょうか。水やりの時は、葉や鉢から出ている根にも水をかけるのでしょうか。③すでにご回答いただきましたが,肥料は、葉が出始めてから与えればいいのですね。 何度も申し訳ありません。よろしくお願いします。
①カットした花軸の切り口は、雑菌の侵入を防ぐために何か処置が必要ですか。②花軸カット後は、普通に水やり(朝、鉢底から水が流れるように)でいいでしょうか。水やりの時は、葉や鉢から出ている根にも水をかけるのでしょうか。③すでにご回答いただきましたが,肥料は、葉が出始めてから与えればいいのですね。 何度も申し訳ありません。よろしくお願いします。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/06/04(Fri) 10:31 No.26521
返信が遅くなり申し訳ありません。
①カットした花軸は、通常すぐ乾くので特に殺菌剤塗布する必要ない場合が多いのですが、病み上がりの株などは病菌をまとっている場合があるので、念のためには切り口に殺菌剤を塗布しておくのは良い方法です。
②水やりは常に鉢底から流れ出るように与えますが葉の生長が始まる前は、根の活動はあまり活発ではありませんので、ミズゴケがほとんど乾いてから水やりします。乾いたミズゴケは水を含むのに時間がかかりますが、この時期は湿らせすぎないようにかけ流しは短時間で済ませます。
葉の生長が始まったら、ミズゴケが乾ききる前に水やりします。
③施肥は葉の生長に合わせて行います。
①カットした花軸は、通常すぐ乾くので特に殺菌剤塗布する必要ない場合が多いのですが、病み上がりの株などは病菌をまとっている場合があるので、念のためには切り口に殺菌剤を塗布しておくのは良い方法です。
②水やりは常に鉢底から流れ出るように与えますが葉の生長が始まる前は、根の活動はあまり活発ではありませんので、ミズゴケがほとんど乾いてから水やりします。乾いたミズゴケは水を含むのに時間がかかりますが、この時期は湿らせすぎないようにかけ流しは短時間で済ませます。
葉の生長が始まったら、ミズゴケが乾ききる前に水やりします。
③施肥は葉の生長に合わせて行います。


Re: 無題
おはようございます。ワクチン接種後、体調不良だったとのこと。もう大丈夫ですか。お大事になさってください。いつもすぐに返信いただいて助かります。教えていただように対応して、胡蝶蘭大事に育てていきたいと思います。いつもありがとうございます。
Re: 6/4に返信いただいた株について
おはようございます。6/4に返信いただいた株ですが、花軸をカットし、水ゴケの渇き具合を見ながら水やりをしています。新根が3本出て成長していますが、新葉がなかなか出てきません。
焦る気持ちと根腐れが起きているのではないかと心配になっています。 花が終わった後、どれくらいで新葉がみられるものでしょうか。
焦る気持ちと根腐れが起きているのではないかと心配になっています。 花が終わった後、どれくらいで新葉がみられるものでしょうか。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/06/10(Thu) 00:19 No.26560
新根が伸びているならそんなに心配いらないですよ。
胡蝶蘭にとって新たな環境に順応してから葉を出しますから、慣れない環境では新葉の展開は遅れるのが普通です。環境のギャップが大きいほど新葉環境が変わった年には新葉は一枚しか出さない場合が多いのです。たいてい花を咲かせるためには二枚くらい損耗しているので、初めての胡蝶蘭を順調に栽培しても初年度は葉を一枚減らす結果になりがち。でもそれは仕方ありません。
胡蝶蘭にとって新たな環境に順応してから葉を出しますから、慣れない環境では新葉の展開は遅れるのが普通です。環境のギャップが大きいほど新葉環境が変わった年には新葉は一枚しか出さない場合が多いのです。たいてい花を咲かせるためには二枚くらい損耗しているので、初めての胡蝶蘭を順調に栽培しても初年度は葉を一枚減らす結果になりがち。でもそれは仕方ありません。


Re: 無題
返信ありがとうございました。焦らず育てていきたいと思います。私は長崎に住んでいて、この胡蝶蘭は施設の玄関で育てています。水コケが乾ききれいない感じがあります。 また、ここ数日夏日になって気温が高くなりました。胡蝶蘭に適した温度と湿度の管理が難しいです。ほかの方の過去の相談を読んではみたもののどうすればよいか考え中です。①玄関先はエアコンの風が当たるので、置き場所を屋外(コンクリートに人工芝を置く)に移動する。②直射日光の当たらない日陰で風通しの良いところに置く。③水やりは夕方、鉢底から水が流れるようにする。(葉水は必要でしょうか) この方法で、温度と湿度を保てるでしょうか。ご助言お願いいたします。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/06/11(Fri) 01:00 No.26566
①コンクリートスラブの上は適当な置き場書とは言えません。仮にきちんと遮光できたにしても、人工芝を部分的に敷いたとしても、コンクリートスラブ自体が蓄熱するので輻射熱(赤外線)をまともに受けます。
②直射日光の当たらない日蔭で風通しの良いところは適しますが、間接光線の明るさが問題になります。照度5000ルクスを下回るようだと光線不足です。
水やりは夕方がベストですね。株と鉢全体が冷却されるようにたっぷり浴びせると良いでしょう。もちろん鉢内部の空気が入れ替わるように。こうすると葉水は必要ありませんが、できたら就寝前に葉水をたっぷり与えてください。どちらの場合も上の葉の間(新葉が出る部分)には水を溜めておかないようにしてください。
②直射日光の当たらない日蔭で風通しの良いところは適しますが、間接光線の明るさが問題になります。照度5000ルクスを下回るようだと光線不足です。
水やりは夕方がベストですね。株と鉢全体が冷却されるようにたっぷり浴びせると良いでしょう。もちろん鉢内部の空気が入れ替わるように。こうすると葉水は必要ありませんが、できたら就寝前に葉水をたっぷり与えてください。どちらの場合も上の葉の間(新葉が出る部分)には水を溜めておかないようにしてください。


Re: 無題
返信ありがとうございました。胡蝶蘭の置き場所、もう少しよく考えてストレスにならない場所を見つけようと思います。今日よく見てい見たら、なんとちいさい新葉が出ていました。1センチあるか無いかくらい?です。新しい根も2本出ています。大事に育ていこうと思います。
Re: 液肥について
こんにちわ。いつもお世話になっております。胡蝶蘭の新葉が出てきたので、さっそく液肥を買うためコメリに行ってきました。しかし、ハイポネック N:P:K(6:10:5)の商品しかありませんでした。以前、6:6:6の液肥、3000倍を水やりの代わりに…と教えていただきましたが、6:10:5の商品で代用できますか。その際、薄め方や与え方に気を付けるべきことがありますでしょうか。
Re: 6/12の質問について
おはようございます。たびたび申し訳ありませんが、胡蝶蘭の液肥についてお尋ねします。近くのコメリには、ハイポネックN:P:k(6:10:5)しかありませんでした。6:6:6の液肥が適しているようですが、この商品でも代用できますでしょうか。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/06/17(Thu) 18:54 No.26580
すみません、見落としてました。返信が遅れて申し訳ありません。
代用できないことはないのですが、コメリさんで置いてないのは不思議ですね。「花用」6:10:5の需要が多いのはわかりますが
6:6:6はハイグレード洋ラン用で、CCあたり単価は高いのであまり買う方がいらっしゃらないのでしょうかね。
6:10:5よりはハイポネックス微粉6.5:6:19のほうがましですがそれもないのでしょうか?
6:10;5を代用する場合、気持ち薄めにします。6:6:6は成長期には2000倍で水やり代わりに与えますが、6;10:5なら2500倍程度で与えてください。
6.5:6:19が手に入るなら3000倍です。
代用できないことはないのですが、コメリさんで置いてないのは不思議ですね。「花用」6:10:5の需要が多いのはわかりますが
6:6:6はハイグレード洋ラン用で、CCあたり単価は高いのであまり買う方がいらっしゃらないのでしょうかね。
6:10:5よりはハイポネックス微粉6.5:6:19のほうがましですがそれもないのでしょうか?
6:10;5を代用する場合、気持ち薄めにします。6:6:6は成長期には2000倍で水やり代わりに与えますが、6;10:5なら2500倍程度で与えてください。
6.5:6:19が手に入るなら3000倍です。


Re: 無題
こんばんわ 返信ありがとうございました。もう一度コメリに行ってみます。新葉も少し大きくなりましたし、新根も7本になり成長しています。適切な液肥を与えたいと思います。
胡蝶蘭、外の置き場所
お世話になります。
これからの季節、初めて外に置こうと思うのですか寒冷紗を設置するとことがむづかしいです。塀がある所には直射日光は当たらず寒冷紗は必要ない状態ですが胡蝶蘭の育成にわずかでも日光が必要でしょうか。木漏れ日を再現できればよいのですが、そうもいかず。
いわゆる日陰になるのですが、そういう所でも
大丈夫でしょうか。
よろしくお願いします。
これからの季節、初めて外に置こうと思うのですか寒冷紗を設置するとことがむづかしいです。塀がある所には直射日光は当たらず寒冷紗は必要ない状態ですが胡蝶蘭の育成にわずかでも日光が必要でしょうか。木漏れ日を再現できればよいのですが、そうもいかず。
いわゆる日陰になるのですが、そういう所でも
大丈夫でしょうか。
よろしくお願いします。
Re: 胡蝶蘭、外の置き場所
ひろし@小南部
2021/06/15(Tue) 23:55 No.26576
全くの間接光線でも明るさ如何です。
直射光があたらなくても、全天の1/3以上が見えるところなら明るさは十分です。置く場所から空を見上げてどの程度の空が見えるかチェックしてみてください。1/4以下だと厳しいです。
直射光があたらなくても、全天の1/3以上が見えるところなら明るさは十分です。置く場所から空を見上げてどの程度の空が見えるかチェックしてみてください。1/4以下だと厳しいです。


花が終わったらの手入れ方法
こんにちは、4月ごろに胡蝶蘭の育て方でおせわになった、ゆずきですけれどもごぶさたしてます。
今回胡蝶蘭の花もぼとぼとと落ちてきてる状態で、来年にも咲かせてみたいので手入れ方法を今回は教えてください。
まず、花が終わったら下から数えて3番目の節を残しところで切り落としますよね。それから、植え替えをしたほうがいいと言う人もいるし、しなくても大丈夫だと言う人がいるのですが、どっちのほうがいいのでしょうか?ちなみに今年の2月に父の葬儀の時に飾った胡蝶蘭なんですけれども、おしえてください。
今回胡蝶蘭の花もぼとぼとと落ちてきてる状態で、来年にも咲かせてみたいので手入れ方法を今回は教えてください。
まず、花が終わったら下から数えて3番目の節を残しところで切り落としますよね。それから、植え替えをしたほうがいいと言う人もいるし、しなくても大丈夫だと言う人がいるのですが、どっちのほうがいいのでしょうか?ちなみに今年の2月に父の葬儀の時に飾った胡蝶蘭なんですけれども、おしえてください。
Re: 花が終わったらの手入れ方法
ひろし@小南部
2021/06/09(Wed) 22:34 No.26557
画像をアップいただけませんか?
そうすれば細かな説明を文で書かなくても足りることが多いのです。画像が無ければ、株の状態を詳しく教えていただかないと適切な応答ができません。
まず、原則論で申しますと、花が終わったら、花軸は株もと近くで切り取ります。花軸は本来1回だけの使い切りです。健全な胡蝶蘭は毎年秋に新しい花芽をつくり、冬から春にかけて花軸を伸ばして春に開花するのです。
3節残すのは原則からはずれた裏技で、「健全な葉の枚数が6枚以上で、根が健全な株」で行えば、残された花軸の節の潜芽が「再度花芽を伸ばして夏に花を咲かせる可能性がある」ので、「花さえ楽しめれば良い」という方向きですね。花芽を伸ばす間、葉は生長しないことが多いので胡蝶蘭は確実に痩せて葉の枚数を減らします。もともとの葉の枚数が少ない場合枯死につながります。
一般家庭という胡蝶蘭がこれまで育った胡蝶蘭専用温室と比較すれば格段に劣る環境で生き延びて来年も花を咲かせてくれることを願うのであれば原則に従って花軸は全切除します。
植え替える必要があるか無いかは、個別に株の状態をチェックしてからになります。そのためには画像が欲しいです。
葉のつやが良く、根の生育が順調で新根も出始めているのであれば植え替えの必要はありませんが、ギフト胡蝶蘭の多くは環境の激変(理想的な温室育ち~生存不適な環境)で何らかの変調がある場合が多く、多くの場合根腐れが進んでいることが多いので、根のチェックは必要~ついでだから植え替えという現実路線になりがちなのです。
そうすれば細かな説明を文で書かなくても足りることが多いのです。画像が無ければ、株の状態を詳しく教えていただかないと適切な応答ができません。
まず、原則論で申しますと、花が終わったら、花軸は株もと近くで切り取ります。花軸は本来1回だけの使い切りです。健全な胡蝶蘭は毎年秋に新しい花芽をつくり、冬から春にかけて花軸を伸ばして春に開花するのです。
3節残すのは原則からはずれた裏技で、「健全な葉の枚数が6枚以上で、根が健全な株」で行えば、残された花軸の節の潜芽が「再度花芽を伸ばして夏に花を咲かせる可能性がある」ので、「花さえ楽しめれば良い」という方向きですね。花芽を伸ばす間、葉は生長しないことが多いので胡蝶蘭は確実に痩せて葉の枚数を減らします。もともとの葉の枚数が少ない場合枯死につながります。
一般家庭という胡蝶蘭がこれまで育った胡蝶蘭専用温室と比較すれば格段に劣る環境で生き延びて来年も花を咲かせてくれることを願うのであれば原則に従って花軸は全切除します。
植え替える必要があるか無いかは、個別に株の状態をチェックしてからになります。そのためには画像が欲しいです。
葉のつやが良く、根の生育が順調で新根も出始めているのであれば植え替えの必要はありませんが、ギフト胡蝶蘭の多くは環境の激変(理想的な温室育ち~生存不適な環境)で何らかの変調がある場合が多く、多くの場合根腐れが進んでいることが多いので、根のチェックは必要~ついでだから植え替えという現実路線になりがちなのです。


Re: 花が終わったらの手入れ方法
ひろし@小南部
2021/06/10(Thu) 11:03 No.26564
ちなみに、私が長年栽培している胡蝶蘭の殆どが今開花中ですが、植え替えは3年~4年に一度、花後の根が伸長し始めているときに行います。
いまだにギフト花後株を押し付けられることが多いのですが、一株ごとに根をチェック、状態の悪いものは植え替えます。これまでギフト株で植え替えなかったはただ一例、その時はプラポットから素焼き鉢に挿げ替えましたが、ギフト胡蝶蘭の殆どは根傷みしているので死んだ根を整理して植え替えています。
すぐ回復始めるものもありますが、数年かかってやっと本調子になるものもあります。フザリウム症に感染していて救えなかったことも一例あります。
いまだにギフト花後株を押し付けられることが多いのですが、一株ごとに根をチェック、状態の悪いものは植え替えます。これまでギフト株で植え替えなかったはただ一例、その時はプラポットから素焼き鉢に挿げ替えましたが、ギフト胡蝶蘭の殆どは根傷みしているので死んだ根を整理して植え替えています。
すぐ回復始めるものもありますが、数年かかってやっと本調子になるものもあります。フザリウム症に感染していて救えなかったことも一例あります。


成長しません
いつも拝見させていただいております。
成長が止まってしまっているように見える胡蝶蘭についてご相談させてください。
2019年4月にお祝いとして3本立ての白の大輪を頂きました。
花後に会議室の片隅置かれていて、水分不足・日照不足だったようです。約1年間で、葉っぱがしわしわになってしまいました。
その後1年、窓辺へ移動し、(多分)適量と思われる水をあげているのですが、新しい葉や根が出てきません。
この春にやっと、新しい葉がでましたが、根は出ず。
葉も2~3センチ出たところで成長が止まっています。
当初の3株は、次々に衰弱して、残すところ1株です。
なんとか最後の1株だけでも助けたいのですが、難しいでしょうか?
成長が止まってしまっているように見える胡蝶蘭についてご相談させてください。
2019年4月にお祝いとして3本立ての白の大輪を頂きました。
花後に会議室の片隅置かれていて、水分不足・日照不足だったようです。約1年間で、葉っぱがしわしわになってしまいました。
その後1年、窓辺へ移動し、(多分)適量と思われる水をあげているのですが、新しい葉や根が出てきません。
この春にやっと、新しい葉がでましたが、根は出ず。
葉も2~3センチ出たところで成長が止まっています。
当初の3株は、次々に衰弱して、残すところ1株です。
なんとか最後の1株だけでも助けたいのですが、難しいでしょうか?
Re: 成長しません
Re: 成長しません
Re: 成長しません
ひろし@小南部
2021/05/25(Tue) 21:30 No.26461
水不足です。「適量の水」だけでは水はともかく空気が足りません。
バーク植えのようですから、これから秋口まで次のような水やりを毎日してください。
朝と夕方、水道水を(できれば気泡のはいる蛇口で)バークにかけ流し、底穴から勢いよく流れ出すようにして、与える。ポット内の空気を入れ替えるのが目的ですから、必ず底穴から勢いよく流れ出すように。水やり後、底穴から水が溢れでなくなったら置き場に戻す。水やりの際、根と葉にも水がかかるようにしますが、新葉の内側には水が残らないようにしてください。
葉の皺が改善し始めたらごく薄めの施肥を始めなければなりませんが、当座は施肥は禁物です。この水やりを改善の兆候が出るまで続けてください。改善の兆候が見られたらおしらせください。
バーク植えのようですから、これから秋口まで次のような水やりを毎日してください。
朝と夕方、水道水を(できれば気泡のはいる蛇口で)バークにかけ流し、底穴から勢いよく流れ出すようにして、与える。ポット内の空気を入れ替えるのが目的ですから、必ず底穴から勢いよく流れ出すように。水やり後、底穴から水が溢れでなくなったら置き場に戻す。水やりの際、根と葉にも水がかかるようにしますが、新葉の内側には水が残らないようにしてください。
葉の皺が改善し始めたらごく薄めの施肥を始めなければなりませんが、当座は施肥は禁物です。この水やりを改善の兆候が出るまで続けてください。改善の兆候が見られたらおしらせください。


Re: 成長しません
水不足ですか。今日から毎日、水道水をあげてみます。
植替えはしない方がよいですか?
おそらく新しい根は当分出ていないので、健全な根がポット内にないのではないかと危惧しています。
画像の通り、空気中に広がるように出ている根と、その下の幹?に張り付くように伸び悩んだ根があります。
その伸び悩んだ根がバークに隠れるくらいの深さに植替えた方が良いのか、悩んでいました。
株自体が弱っている今はしない方が良いでしょうか?
植替えはしない方がよいですか?
おそらく新しい根は当分出ていないので、健全な根がポット内にないのではないかと危惧しています。
画像の通り、空気中に広がるように出ている根と、その下の幹?に張り付くように伸び悩んだ根があります。
その伸び悩んだ根がバークに隠れるくらいの深さに植替えた方が良いのか、悩んでいました。
株自体が弱っている今はしない方が良いでしょうか?
Re: 成長しません
ひろし@小南部
2021/05/26(Wed) 16:13 No.26468
バークでだったら植え替えは簡単ですから根のチェックも兼ねてばらしてみる手はあります。横に広がっている根は無理やりバークに押し込むのは難しいかもしれませんが、下に向かっている根をバークで覆うくらいの深さにすればよいと思います。もし実行されるのであれば、根を裸にした状態で画像をアップください。


Re: 成長しません
Re: 成長しません
Re: 成長しません
Re: 成長しません
Re: 成長しません
Re: 成長しません
ひろし@小南部
2021/05/27(Thu) 18:26 No.26486
望みはありますが、いまのままではリスキィです。
根をカットしたら一度陰干しします。陰干しして、カットした部分をすっかり乾かしてから植え付けるのが手順です。ばらした状態のままの画像を拝見させてもらって、切り方をアドバイスしようと思ってたのですが、、、
再度ばらして2日間陰干ししてください。
水不足なのに乾かすのは矛盾とお考えだったのでしょうか?
植え替えをきちんとしたうえで、適正な水やりにする必要があるのです。
それと古いバークを使う必要があるのであれば、それもそのまま使うのではなく、3日以上直射日光にあてて天日干しするか、5分以上煮沸消毒するか、洗ってから電子レンジで500Wで一鉢分なら5分間チンするかしてから使用します。
根をカットしたら一度陰干しします。陰干しして、カットした部分をすっかり乾かしてから植え付けるのが手順です。ばらした状態のままの画像を拝見させてもらって、切り方をアドバイスしようと思ってたのですが、、、
再度ばらして2日間陰干ししてください。
水不足なのに乾かすのは矛盾とお考えだったのでしょうか?
植え替えをきちんとしたうえで、適正な水やりにする必要があるのです。
それと古いバークを使う必要があるのであれば、それもそのまま使うのではなく、3日以上直射日光にあてて天日干しするか、5分以上煮沸消毒するか、洗ってから電子レンジで500Wで一鉢分なら5分間チンするかしてから使用します。


Re: 成長しません
あぁ、そうだったんですね。
丸裸で放置したらかわいそうかと、あわてて植えてしまいました。
明日は金曜なので、再び鉢からだして陰干しします。
2日というと、月曜に植え付けることになりますが、準備するものはありますか?
胡蝶蘭は職場にあるので、必要なものを自宅から運びます。新しいバークならば自宅にありますが、そのままでよいですか?
丸裸で放置したらかわいそうかと、あわてて植えてしまいました。
明日は金曜なので、再び鉢からだして陰干しします。
2日というと、月曜に植え付けることになりますが、準備するものはありますか?
胡蝶蘭は職場にあるので、必要なものを自宅から運びます。新しいバークならば自宅にありますが、そのままでよいですか?
Re: 成長しません
ひろし@小南部
2021/06/04(Fri) 10:20 No.26520
これも返信が遅れて申し訳なかったです。
コロナワクチン接種後しばらく銚子悪くてネットを開く元気がありませんでした。
胡蝶蘭は一週間くらい水を断ってもなんともありません。
新しいバークならそのまま使って結構です。
コロナワクチン接種後しばらく銚子悪くてネットを開く元気がありませんでした。
胡蝶蘭は一週間くらい水を断ってもなんともありません。
新しいバークならそのまま使って結構です。


Re: 成長しません
こちらも返信に気づかず、申し訳ありません。
ワクチン接種ができたのはよかったですが、その後お元気になられましたか?お大事になさってください。
胡蝶蘭は、バークでの再度の植え付けで根に傷がつくかなと、根が出るまで水栽培にチャレンジしてみようかと試してみています。
ひろし様にお伺いしていたのに、軌道修正してしまって、申し訳ありません。
根が出たらバークで植え付けようと考えています。
ひとつ教えてください。
新しいバークは、袋の中で乾燥している場合と湿っている場合があるのですが、乾燥している方がよいのでしょうか?
湿っていたら濡らして水切りしてから植えた方がよいのか、
又は、湿っているものは乾かしてからの方が良いのか。
小さなことですが、気になりだしたら心配になってしまいました。
ワクチン接種ができたのはよかったですが、その後お元気になられましたか?お大事になさってください。
胡蝶蘭は、バークでの再度の植え付けで根に傷がつくかなと、根が出るまで水栽培にチャレンジしてみようかと試してみています。
ひろし様にお伺いしていたのに、軌道修正してしまって、申し訳ありません。
根が出たらバークで植え付けようと考えています。
ひとつ教えてください。
新しいバークは、袋の中で乾燥している場合と湿っている場合があるのですが、乾燥している方がよいのでしょうか?
湿っていたら濡らして水切りしてから植えた方がよいのか、
又は、湿っているものは乾かしてからの方が良いのか。
小さなことですが、気になりだしたら心配になってしまいました。
Re: 成長しません
ひろし@小南部
2021/06/10(Thu) 10:50 No.26563
方針変更で決めてしまったのなら仕方ありませんが、胡蝶蘭の水栽培は無理ですよ。
胡蝶蘭の根は生理的に夜間の空中湿度の高さを好みますが濡れて水膜に覆われて空気と触れ合わなくなると、窒息死します。雨には耐えますが、雨自体には空気が溶け込んでいますので、その雨が続く限りは長雨でも雨に溶け込んだ空気の供給もあるため窒息はしませんが、停滞水や水道水に浸かったままでは窒息死します。
胡蝶蘭の根は生理的に夜間の空中湿度の高さを好みますが濡れて水膜に覆われて空気と触れ合わなくなると、窒息死します。雨には耐えますが、雨自体には空気が溶け込んでいますので、その雨が続く限りは長雨でも雨に溶け込んだ空気の供給もあるため窒息はしませんが、停滞水や水道水に浸かったままでは窒息死します。


返信ありがとうございます。
胡蝶蘭は、実家にあって弟が世話をしてくれています。
今日弟に聞いたら、花が落ち始めてると言っていました。
仕事が忙しくなかなか実家に行ないのですが近いうち実家に帰ってもらってきます。そしたら写真に撮って送ることができると思いますのでその時はよろしくお願いします。
今日弟に聞いたら、花が落ち始めてると言っていました。
仕事が忙しくなかなか実家に行ないのですが近いうち実家に帰ってもらってきます。そしたら写真に撮って送ることができると思いますのでその時はよろしくお願いします。
返信ありがとうございます。
胡蝶蘭は、実家にあって弟が世話をしてくれています。
今日弟に聞いたら、花が落ち始めてると言っていました。
仕事が忙しくなかなか実家に行ないのですが近いうち実家に帰ってもらってきます。そしたら写真に撮って送ることができると思いますのでその時はよろしくお願いします。
今日弟に聞いたら、花が落ち始めてると言っていました。
仕事が忙しくなかなか実家に行ないのですが近いうち実家に帰ってもらってきます。そしたら写真に撮って送ることができると思いますのでその時はよろしくお願いします。
胡蝶蘭の水やり
水やりのコツがつかめません。
素焼鉢+水苔100%で育てています。
①
中心部分の水苔まで完全に乾いてから水苔が水でひたひたになるまで水をたっぷりやるほうがいいのか(この場合表面の水苔はかぴかぴ状態で水を上げても水を弾く)、それとも、表面の水苔だけが乾いたらコップ1杯程度で水苔を湿らす程度に水やりをしたほうがいいのか(この場合中心部分の水苔はいつも湿っている状態)どちらがいいですか。
②
土で育てる観葉植物などは土の中の空気を入れ替える意味で水をたっぷりあげますが、胡蝶蘭も水苔の中の空気の入れ替えは必要ですか。
➂
水をたっぷりあげると水苔が乾くのに時間がかかります。今の梅雨時期だと素焼鉢の外表面に白カビと黒カビが生えます。
胡蝶蘭の根が乾きやすいようプラスチック容器+バーク100%で育てたほうがいいですか。
④
生産者から購入する胡蝶蘭の水苔によく緑色の苔が生えていますが、苔が生えているということは水苔は常時水で湿っているということですよね?これだと根腐れしませんか。
⑤
水苔の乾き具合は水苔の量に関係しますか。いつもどのくらいの水苔を使って植え替えたほうがいいのか悩みます。水苔多めでギュウギュウがいいのか、水苔少なめでふんわりがいいのか。
素焼鉢+水苔100%で育てています。
①
中心部分の水苔まで完全に乾いてから水苔が水でひたひたになるまで水をたっぷりやるほうがいいのか(この場合表面の水苔はかぴかぴ状態で水を上げても水を弾く)、それとも、表面の水苔だけが乾いたらコップ1杯程度で水苔を湿らす程度に水やりをしたほうがいいのか(この場合中心部分の水苔はいつも湿っている状態)どちらがいいですか。
②
土で育てる観葉植物などは土の中の空気を入れ替える意味で水をたっぷりあげますが、胡蝶蘭も水苔の中の空気の入れ替えは必要ですか。
➂
水をたっぷりあげると水苔が乾くのに時間がかかります。今の梅雨時期だと素焼鉢の外表面に白カビと黒カビが生えます。
胡蝶蘭の根が乾きやすいようプラスチック容器+バーク100%で育てたほうがいいですか。
④
生産者から購入する胡蝶蘭の水苔によく緑色の苔が生えていますが、苔が生えているということは水苔は常時水で湿っているということですよね?これだと根腐れしませんか。
⑤
水苔の乾き具合は水苔の量に関係しますか。いつもどのくらいの水苔を使って植え替えたほうがいいのか悩みます。水苔多めでギュウギュウがいいのか、水苔少なめでふんわりがいいのか。
Re: 胡蝶蘭の水やり
ひろし@小南部
2021/05/21(Fri) 23:34 No.26447
様々な誤解があるようです。胡蝶蘭の根は常に(観葉植物以上に)新鮮な空気を必要としています。
また「ミズゴケが乾いたら水を与える」は休眠期だけに当てはまる与え方です。
胡蝶蘭の根は成長期と休眠期では必要な水の量が違いますから、成長期には、休眠期の水やりとは変える必要があります。
ミズゴケが乾く前に次の水やりをするのですが、そうするとミズゴケは湿ったままになるのですが、ここで空気の与え方が問題になるのです。
胡蝶蘭の根は常に(成長期も休眠期も)空気に触れている必要がありますが、ミズゴケはたっぷり水を含んだ状態でも空気もある程度は含んでいますが、問題はその空気が滞留した空気なのか新鮮な空気なのかということで、これは観葉植物の根と同じ「新鮮な空気でなければならない」のです。
つまり、水の与え方は、鉢内の空気も入れ替わるようにかけ流して与えます。つまり鉢底穴から余分な水が勢いよく流れ出るように与えます。底穴から流れ出す水が鉢内に負圧をつくり、空気を鉢内に供給します。水切りしてから鉢皿に戻します。(本当はネットの棚板の上に鉢皿なしで置くのが良いのですが。)
乾くのに時間がかかるからと言って水を与えないと新鮮な空気も不足するので根は窒息状態になり根腐れしやすくなりますが、素焼き鉢の良いところは素焼き鉢全面が蒸散を受け持つので常に鉢内に負圧をつくり続け、ミズゴケが新しい空気を吸い込み続けるので、比較的根腐れしにくい、という利点があるので、「ミズゴケ植えの場合素焼き鉢の使用が推奨ざれる」のです。
プラ鉢にバークで植えた場合も水やりは常に内部の空気が入れ替わるように、かけ流して与えます。コップ一杯とか〇〇ccという与え方は禁物です。
生産者は理想的な環境で栽培していますから、温度不足による根腐れを心配することなく常に内部の空気の入れ替わる水の与え方をしていますから、ミズゴケが湿っていても根腐れしないのです。問題は流通過程と園芸店での時間ですね。
ミズゴケはある一定の固さが良いのです。鉢をひっくり返してもぐらつかない程度に固くしないと株も安定せず、ミズゴケが鉢に密着せず(蒸散の助けにならない)ミズゴケの良さが出ません。
休眠期は乾いてから与えますから、ミズゴケは容易に水を含みません。これを逆手にとって、休眠期は水をあまり必要としていないのですから、かけ流しで与え、水をたっぷり含む前に空気だけ入れ替えてしまう、という手が使えます。
また「ミズゴケが乾いたら水を与える」は休眠期だけに当てはまる与え方です。
胡蝶蘭の根は成長期と休眠期では必要な水の量が違いますから、成長期には、休眠期の水やりとは変える必要があります。
ミズゴケが乾く前に次の水やりをするのですが、そうするとミズゴケは湿ったままになるのですが、ここで空気の与え方が問題になるのです。
胡蝶蘭の根は常に(成長期も休眠期も)空気に触れている必要がありますが、ミズゴケはたっぷり水を含んだ状態でも空気もある程度は含んでいますが、問題はその空気が滞留した空気なのか新鮮な空気なのかということで、これは観葉植物の根と同じ「新鮮な空気でなければならない」のです。
つまり、水の与え方は、鉢内の空気も入れ替わるようにかけ流して与えます。つまり鉢底穴から余分な水が勢いよく流れ出るように与えます。底穴から流れ出す水が鉢内に負圧をつくり、空気を鉢内に供給します。水切りしてから鉢皿に戻します。(本当はネットの棚板の上に鉢皿なしで置くのが良いのですが。)
乾くのに時間がかかるからと言って水を与えないと新鮮な空気も不足するので根は窒息状態になり根腐れしやすくなりますが、素焼き鉢の良いところは素焼き鉢全面が蒸散を受け持つので常に鉢内に負圧をつくり続け、ミズゴケが新しい空気を吸い込み続けるので、比較的根腐れしにくい、という利点があるので、「ミズゴケ植えの場合素焼き鉢の使用が推奨ざれる」のです。
プラ鉢にバークで植えた場合も水やりは常に内部の空気が入れ替わるように、かけ流して与えます。コップ一杯とか〇〇ccという与え方は禁物です。
生産者は理想的な環境で栽培していますから、温度不足による根腐れを心配することなく常に内部の空気の入れ替わる水の与え方をしていますから、ミズゴケが湿っていても根腐れしないのです。問題は流通過程と園芸店での時間ですね。
ミズゴケはある一定の固さが良いのです。鉢をひっくり返してもぐらつかない程度に固くしないと株も安定せず、ミズゴケが鉢に密着せず(蒸散の助けにならない)ミズゴケの良さが出ません。
休眠期は乾いてから与えますから、ミズゴケは容易に水を含みません。これを逆手にとって、休眠期は水をあまり必要としていないのですから、かけ流しで与え、水をたっぷり含む前に空気だけ入れ替えてしまう、という手が使えます。


育て方の追加質問 Re: 胡蝶蘭の水やり
早々のご返信ありがとうございます。
水やり方法は成長期と休眠期で違う。
成長期は水苔が乾く前にたっぷりと底から勢いよく水が流れ出るように。(表面の水苔を含め、水苔は常に湿ったままの状態)
休眠期は水苔が乾いてからこれもたっぷりと底から勢いよく水が流れ出るように。ただ水苔に水たっぷり含ませるよりかは空気だけを入れ替える感じで。
プラスチック受け皿を使用していますので、網の棚板を買って今後はその上で胡蝶蘭を育てます。
素焼鉢は蒸散により鉢内を負圧にする効果があるについて、
現在使用している素焼鉢は水苔が乾燥しやすいよう表面にスリットが入っている鉢ですが普通の素焼鉢に変えたほうがいいですか。
「プラ鉢+バーク」と「素焼鉢+水苔」どちらが胡蝶蘭にいいですか。
ちなみに元々着生蘭で根は空中に露出しているので、空中栽培のほうがいいですか。
パターン①素焼鉢の中に置くだけ、1日もしくは何日おきに何回か根を水に何分か程度浸す
パターン②根に水苔を軽く巻きつけておき素焼鉢に掛けておく、もしくは、素焼鉢に水苔を敷いてその上に胡蝶蘭を置く、いずれにせよ根は水苔に接している状態、ミズゴケは常に湿っているよう霧吹きで水をかける
植替え時の水苔の量ですが、たっぷりぎゅうぎゅうでいいですか。(やっと押し込める程度)
押し込むと下の水苔部分は素焼鉢の底辺にくっついている必要はありますよね?(素焼鉢は蒸散により鉢内を負圧にする効果があるため)
去年11月から胡蝶蘭を育て始めました。3株買って今残り1株、決まって根の付け根部分が黒くなり根も黒くなり腐る。残りの1株も昨日見たら黒くなっていたので①水苔を全部取った、②水をかけて洗った、③腐っている部分をカット、④もう一回水をかけて洗った、⑤その後昨日夜から今に至り乾燥中。(写真添付しました、次どうしたらいいですか。)
Web上にはいろんな情報が出回っていて言っていることがそれぞれ違うのでどれが正しい情報か分からないです。
おすすめの本はありますか。
水やり方法は成長期と休眠期で違う。
成長期は水苔が乾く前にたっぷりと底から勢いよく水が流れ出るように。(表面の水苔を含め、水苔は常に湿ったままの状態)
休眠期は水苔が乾いてからこれもたっぷりと底から勢いよく水が流れ出るように。ただ水苔に水たっぷり含ませるよりかは空気だけを入れ替える感じで。
プラスチック受け皿を使用していますので、網の棚板を買って今後はその上で胡蝶蘭を育てます。
素焼鉢は蒸散により鉢内を負圧にする効果があるについて、
現在使用している素焼鉢は水苔が乾燥しやすいよう表面にスリットが入っている鉢ですが普通の素焼鉢に変えたほうがいいですか。
「プラ鉢+バーク」と「素焼鉢+水苔」どちらが胡蝶蘭にいいですか。
ちなみに元々着生蘭で根は空中に露出しているので、空中栽培のほうがいいですか。
パターン①素焼鉢の中に置くだけ、1日もしくは何日おきに何回か根を水に何分か程度浸す
パターン②根に水苔を軽く巻きつけておき素焼鉢に掛けておく、もしくは、素焼鉢に水苔を敷いてその上に胡蝶蘭を置く、いずれにせよ根は水苔に接している状態、ミズゴケは常に湿っているよう霧吹きで水をかける
植替え時の水苔の量ですが、たっぷりぎゅうぎゅうでいいですか。(やっと押し込める程度)
押し込むと下の水苔部分は素焼鉢の底辺にくっついている必要はありますよね?(素焼鉢は蒸散により鉢内を負圧にする効果があるため)
去年11月から胡蝶蘭を育て始めました。3株買って今残り1株、決まって根の付け根部分が黒くなり根も黒くなり腐る。残りの1株も昨日見たら黒くなっていたので①水苔を全部取った、②水をかけて洗った、③腐っている部分をカット、④もう一回水をかけて洗った、⑤その後昨日夜から今に至り乾燥中。(写真添付しました、次どうしたらいいですか。)
Web上にはいろんな情報が出回っていて言っていることがそれぞれ違うのでどれが正しい情報か分からないです。
おすすめの本はありますか。
育て方の追加質問 Re: 胡蝶蘭の水やり
写真の容量が大きく添付できませんでした。
オンラインストレージしました。URLをご確認お願いします。
オンラインストレージしました。URLをご確認お願いします。
Re: 胡蝶蘭の水やり
ひろし@小南部
2021/05/22(Sat) 21:01 No.26450
スリット鉢は乾きが早いし、通気も十分ですから成長期なら毎日でも水やりして良いのではないかな?
要は胡蝶蘭に十分な水と空気を与えるということです。
栽培方法についてですが、
バーク+プラ鉢とミズゴケ+素焼き鉢の比較は一長一短です。
どちらが良いかは作れる栽培環境と好みによります。
私は小型の個体は素焼き+ミズゴケで大柄な個体はプラ鉢にバーク+少量の軽石で栽培しています。
最近はミズゴケの価格高騰さらに品質低下がひどいので、プラ鉢+バークが、今後は増えるかな?と思ってますが。
ちなみに、私は私の栽培法が一番だとは思っていません。「なんとか胡蝶蘭に許してもらって花を咲かせてもらっている」程度だと了解しています。
「着生蘭だから空中栽培が正解だ」なんて短絡するまえに、着生の状態を想像してください。胡蝶蘭はしっかり樹皮にへばりついています。ミズゴケやバークで栽培していると、まず見ることはありませんが、胡蝶蘭は根の要所にブラシのような吸着根を出して樹皮にへばりついています。シダ類などもともに着生している場合が多く、シダ類の根塊は胡蝶蘭が潜りこむのに最適で、空中で遊んでいる根は少数です。空中栽培が自然であるわけはありません。
自然状態に近い栽培法として試すならヘゴ付けでしょうね。ただし、ご家庭での栽培での最大の難点があるのです。冬季を乾期=休眠期に見立てるとしても、冬季の夜間空中湿度70%+を維持できるかどうかの難関があるのです。
設備の整った温室があれば別ですが、関東地方の一般家庭ではまず無理です。加湿器をフルに運転すればできると思うかもしれませんが、いくら加湿しても、家の中のどこかのコールドスポット(たいてい窓、北側の壁、特に押し入れの壁)で結露して空中湿度は50%を維持する程度がやっとで、そのうえ北側の押し入れの中とか窓周囲が洪水状態になるのが落ちなのです。
夜だけワーディアンケースに収める方法をとれば湿度は解決できますが、病気のリスクが高まるのは仕方ありません。
このとき、素焼き鉢にミズゴケ植えであれば、夕方と就寝前に葉水を与えておけば夜間50%の空中湿度でもそんなに消耗しません。冬越しは素焼き鉢+ミズゴケのほうがバーク植えより若干有利です。
お勧めの本はありません。どれも嘘は書いてないと思いますが、理想的環境での栽培法など、一般家庭での栽培には邪魔になるだけです。ネット情報が異なるのは、栽培家の栽培条件が異なるのですから最適な管理方法も異なるのは当たり前です。
結局は自分が実現できる栽培条件において、最も胡蝶蘭が快適に暮らせるような管理方法はどのようなものか、自分で探って見つけ出すしかないのです。
私が皆さんの相談を受ける場合、一番困るのがどのような環境でどのように管理した結果こうなったという説明がないまま症状だけ見せられて「どうすればよいか」と答えを求められることです。原因がわからなければ、対策の施しようがありません。
申し訳ありませんが画像を探すのに手間なので、オンライン画像よりはリンクでつなげてください。あるいは画質を落として掲載してください。ピクセル数が大きければ画質が悪くても状態の把握には十分なのです。
あるいは管理者あてにメール添付で送ってください。
高い理想を掲げるのは結構ですが、それならば胡蝶蘭専用の温室を造ることをお勧めします。
要は胡蝶蘭に十分な水と空気を与えるということです。
栽培方法についてですが、
バーク+プラ鉢とミズゴケ+素焼き鉢の比較は一長一短です。
どちらが良いかは作れる栽培環境と好みによります。
私は小型の個体は素焼き+ミズゴケで大柄な個体はプラ鉢にバーク+少量の軽石で栽培しています。
最近はミズゴケの価格高騰さらに品質低下がひどいので、プラ鉢+バークが、今後は増えるかな?と思ってますが。
ちなみに、私は私の栽培法が一番だとは思っていません。「なんとか胡蝶蘭に許してもらって花を咲かせてもらっている」程度だと了解しています。
「着生蘭だから空中栽培が正解だ」なんて短絡するまえに、着生の状態を想像してください。胡蝶蘭はしっかり樹皮にへばりついています。ミズゴケやバークで栽培していると、まず見ることはありませんが、胡蝶蘭は根の要所にブラシのような吸着根を出して樹皮にへばりついています。シダ類などもともに着生している場合が多く、シダ類の根塊は胡蝶蘭が潜りこむのに最適で、空中で遊んでいる根は少数です。空中栽培が自然であるわけはありません。
自然状態に近い栽培法として試すならヘゴ付けでしょうね。ただし、ご家庭での栽培での最大の難点があるのです。冬季を乾期=休眠期に見立てるとしても、冬季の夜間空中湿度70%+を維持できるかどうかの難関があるのです。
設備の整った温室があれば別ですが、関東地方の一般家庭ではまず無理です。加湿器をフルに運転すればできると思うかもしれませんが、いくら加湿しても、家の中のどこかのコールドスポット(たいてい窓、北側の壁、特に押し入れの壁)で結露して空中湿度は50%を維持する程度がやっとで、そのうえ北側の押し入れの中とか窓周囲が洪水状態になるのが落ちなのです。
夜だけワーディアンケースに収める方法をとれば湿度は解決できますが、病気のリスクが高まるのは仕方ありません。
このとき、素焼き鉢にミズゴケ植えであれば、夕方と就寝前に葉水を与えておけば夜間50%の空中湿度でもそんなに消耗しません。冬越しは素焼き鉢+ミズゴケのほうがバーク植えより若干有利です。
お勧めの本はありません。どれも嘘は書いてないと思いますが、理想的環境での栽培法など、一般家庭での栽培には邪魔になるだけです。ネット情報が異なるのは、栽培家の栽培条件が異なるのですから最適な管理方法も異なるのは当たり前です。
結局は自分が実現できる栽培条件において、最も胡蝶蘭が快適に暮らせるような管理方法はどのようなものか、自分で探って見つけ出すしかないのです。
私が皆さんの相談を受ける場合、一番困るのがどのような環境でどのように管理した結果こうなったという説明がないまま症状だけ見せられて「どうすればよいか」と答えを求められることです。原因がわからなければ、対策の施しようがありません。
申し訳ありませんが画像を探すのに手間なので、オンライン画像よりはリンクでつなげてください。あるいは画質を落として掲載してください。ピクセル数が大きければ画質が悪くても状態の把握には十分なのです。
あるいは管理者あてにメール添付で送ってください。
高い理想を掲げるのは結構ですが、それならば胡蝶蘭専用の温室を造ることをお勧めします。


Re: 胡蝶蘭の水やり
ご返信ありがとうございます。
ひろし@小南部 :「私が皆さんの相談を受ける場合、一番困るのがどのような環境でどのように管理した結果こうなったという説明がないまま症状だけ見せられて「どうすればよいか」と答えを求められることです。原因がわからなければ、対策の施しようがありません。」
そうですよね。私の情報提供不足ですみませんでした。
植替え時の根の処理について、
水苔を取った後、水で洗って、根を切って、さらに水で洗っても大丈夫ですか。
要するに、水かけ流しで何回も洗っていいかということです。(根のカット前後)細菌など切り口から入らないように水で洗わないほうがいいのか。
観葉植物を育てているので個体の差、育てている環境の差によって最適な栽培方法があるのは知っているのですが、
胡蝶蘭を育てるのが初めてですので、そもそも基礎となる情報を全く知っていません。最初の質問のように水やりに関する勘違いなど。
だから、何か胡蝶蘭に異常があったとき、何が原因と思われて、どう対応したらいいのか分からないのです。
胡蝶蘭についてもっと勉強したいです!
いろいろ胡蝶蘭についての知識を教えてほしいです。
ひろし@小南部 :「私が皆さんの相談を受ける場合、一番困るのがどのような環境でどのように管理した結果こうなったという説明がないまま症状だけ見せられて「どうすればよいか」と答えを求められることです。原因がわからなければ、対策の施しようがありません。」
そうですよね。私の情報提供不足ですみませんでした。
植替え時の根の処理について、
水苔を取った後、水で洗って、根を切って、さらに水で洗っても大丈夫ですか。
要するに、水かけ流しで何回も洗っていいかということです。(根のカット前後)細菌など切り口から入らないように水で洗わないほうがいいのか。
観葉植物を育てているので個体の差、育てている環境の差によって最適な栽培方法があるのは知っているのですが、
胡蝶蘭を育てるのが初めてですので、そもそも基礎となる情報を全く知っていません。最初の質問のように水やりに関する勘違いなど。
だから、何か胡蝶蘭に異常があったとき、何が原因と思われて、どう対応したらいいのか分からないのです。
胡蝶蘭についてもっと勉強したいです!
いろいろ胡蝶蘭についての知識を教えてほしいです。
Re: 胡蝶蘭の水やり
ひろし@小南部
2021/05/24(Mon) 01:21 No.26454
根を整理したあと根を洗うのは一向にかまいません。
胡蝶蘭は基本的に熱帯亜熱帯で、樹上着生しているラン科植物ですが、バルブを持たない単茎性で、葉に養分を蓄えます。CAM型光合成をするので、気孔は夜間だけ開き、ガス交換します。光合成に必要な二酸化炭素は夜間に取り込んで体液に溶かし込んで有機酸として保存します。
原産地は熱帯雨林産、熱帯、亜熱帯モンスーン気候帯産ですので、交配系により水の好みがわかれます。熱帯雨林産は常に温度は最低20度以上夜間湿度は70%以上必要。亜熱帯モンスーン気候帯、例えば台湾産アマビリスなどは乾期は休眠して寒さに耐えますが、乾季ですので水は最小限にしないと根腐れの原因になります。問題はこれらが縦横に交配されているため、温度と水の好みがわかりにくいのですが、ごく大雑把に白花、薄ピンクは台湾、フィリピンという雨期乾期の区分のある産地のものが交配の主体で、濃いピンクのものは熱帯産の血が濃い、場合が多いです。
白花だったら冬場を乾期に見立てると栽培が楽です。秋に気温が下がってくると生長を停めますから、水やりはすっかり乾いたらに頻度を減らします。そうすると花芽分化します。花芽の伸びは低温のためゆっくりです。乾期の間は施肥は禁物。花芽の伸長は生長ではありません。
濃いピンクの花の場合は、成長すれば花芽を分化する場合が多いので花芽の出方は不定期の場合があります。葉を成長させながら花芽を伸長させる場合もままあります。葉が伸びている間は水やりを減らさず、施肥もOKですが、最低気温が15度を割らないように気をつけます。葉の生長が止まったら施肥は禁物。
最近は交配によりいいとこどりした育てやすい交配種や台湾産の強健な交配種が出回る場合が多いので昔よりは育て易くなっています。
胡蝶蘭は基本的に熱帯亜熱帯で、樹上着生しているラン科植物ですが、バルブを持たない単茎性で、葉に養分を蓄えます。CAM型光合成をするので、気孔は夜間だけ開き、ガス交換します。光合成に必要な二酸化炭素は夜間に取り込んで体液に溶かし込んで有機酸として保存します。
原産地は熱帯雨林産、熱帯、亜熱帯モンスーン気候帯産ですので、交配系により水の好みがわかれます。熱帯雨林産は常に温度は最低20度以上夜間湿度は70%以上必要。亜熱帯モンスーン気候帯、例えば台湾産アマビリスなどは乾期は休眠して寒さに耐えますが、乾季ですので水は最小限にしないと根腐れの原因になります。問題はこれらが縦横に交配されているため、温度と水の好みがわかりにくいのですが、ごく大雑把に白花、薄ピンクは台湾、フィリピンという雨期乾期の区分のある産地のものが交配の主体で、濃いピンクのものは熱帯産の血が濃い、場合が多いです。
白花だったら冬場を乾期に見立てると栽培が楽です。秋に気温が下がってくると生長を停めますから、水やりはすっかり乾いたらに頻度を減らします。そうすると花芽分化します。花芽の伸びは低温のためゆっくりです。乾期の間は施肥は禁物。花芽の伸長は生長ではありません。
濃いピンクの花の場合は、成長すれば花芽を分化する場合が多いので花芽の出方は不定期の場合があります。葉を成長させながら花芽を伸長させる場合もままあります。葉が伸びている間は水やりを減らさず、施肥もOKですが、最低気温が15度を割らないように気をつけます。葉の生長が止まったら施肥は禁物。
最近は交配によりいいとこどりした育てやすい交配種や台湾産の強健な交配種が出回る場合が多いので昔よりは育て易くなっています。


Re: 胡蝶蘭の水やり
いつも早々のご返信ありがとうございます。
大変勉強になります。ありがとうございます。
前から掲示板は読ませていただいておりましたが(みずやりなど初歩段階の項目)、
勉強目的で昨日より全項目に目を通すことにしました。
現在一つずつ読ませていただいております。
本当にありがとうございました。
大変勉強になります。ありがとうございます。
前から掲示板は読ませていただいておりましたが(みずやりなど初歩段階の項目)、
勉強目的で昨日より全項目に目を通すことにしました。
現在一つずつ読ませていただいております。
本当にありがとうございました。
Re: 胡蝶蘭の水やり
Re: 胡蝶蘭の水やり
Re: 胡蝶蘭の水やり
Re: 胡蝶蘭の水やり
立て続けにすみません。
以前容量オーバーのため送れなかった写真が本日送れるようになりましたので、2021/05/22(Sat) 13:35 No.26448の質問を再度させていただきます。
質問:去年11月から胡蝶蘭を育て始めました。3株買って今残り1株、決まって根の付け根部分が黒くなり根も黒くなり腐る。残りの1株も昨日見たら黒くなっていたので①水苔を全部取った、②水をかけて洗った、③腐っている部分をカット、④もう一回水をかけて洗った、⑤その後昨日夜から今に至り乾燥中。(写真添付しました、次どうしたらいいですか。)
写真の株について、次はどうしたらよろしいでしょうか。
5/21から乾燥させています。本日に至るまで2回メネデール水に3、4時間浸したことがあります。それ以外はたまに葉水、もしくは、全体を水でかけ流しです。温度約26度、湿度44~57%です。

以前容量オーバーのため送れなかった写真が本日送れるようになりましたので、2021/05/22(Sat) 13:35 No.26448の質問を再度させていただきます。
質問:去年11月から胡蝶蘭を育て始めました。3株買って今残り1株、決まって根の付け根部分が黒くなり根も黒くなり腐る。残りの1株も昨日見たら黒くなっていたので①水苔を全部取った、②水をかけて洗った、③腐っている部分をカット、④もう一回水をかけて洗った、⑤その後昨日夜から今に至り乾燥中。(写真添付しました、次どうしたらいいですか。)
写真の株について、次はどうしたらよろしいでしょうか。
5/21から乾燥させています。本日に至るまで2回メネデール水に3、4時間浸したことがあります。それ以外はたまに葉水、もしくは、全体を水でかけ流しです。温度約26度、湿度44~57%です。
Re: 胡蝶蘭の水やり
Re: 胡蝶蘭の水やり
Re: 胡蝶蘭の水やり
追加写真
Re: 胡蝶蘭の水やり
Re: 胡蝶蘭の水やり
Re: 胡蝶蘭の水やり
ひろし@小南部
2021/06/04(Fri) 10:57 No.26524
ちょっと根が少ないですが普通に植え付けてかまわないと思います。湿らせたミズゴケで植え付け後一度すっかり乾かしますが乾きやすいスリット鉢ですので、3日もあれば乾くでしょう。
新根を出させるためには、ミズゴケは乾かし気味に管理し、株の消耗を防ぐためには夜間湿度を高めに(できるだけ70%以上)維持したいところです。昼間の湿度はあまりきにしなくて良いのですが。
新根を出させるためには、ミズゴケは乾かし気味に管理し、株の消耗を防ぐためには夜間湿度を高めに(できるだけ70%以上)維持したいところです。昼間の湿度はあまりきにしなくて良いのですが。


Re: 胡蝶蘭の水やり
お返事ありがとうございます。
コロナワクチン接種後体調不良だったそうですが、今大丈夫でしょうか。健康第一でお大事になさってください。
コロナワクチン接種後体調不良だったそうですが、今大丈夫でしょうか。健康第一でお大事になさってください。
Re: 胡蝶蘭の水やり
Re: 胡蝶蘭の水やり
黒いこぶって添付図の赤〇内のものですか?
これは新根の出損ないです。
出損なう原因は
1接触刺激・物理的打撃80%くらい
2雑菌の悪さ15%くらい
3濃い肥料に触れた5%くらい
のどれかですが、接触刺激が一番多い原因です。次に出る新根に気をつけてください。触れてない自信があるのなら雑菌の悪さでしょうから殺菌剤を散布する必要があります。
ひろし@小南部
2021/06/07(Mon) 01:37 No.26544

これは新根の出損ないです。
出損なう原因は
1接触刺激・物理的打撃80%くらい
2雑菌の悪さ15%くらい
3濃い肥料に触れた5%くらい
のどれかですが、接触刺激が一番多い原因です。次に出る新根に気をつけてください。触れてない自信があるのなら雑菌の悪さでしょうから殺菌剤を散布する必要があります。


Re: 胡蝶蘭の水やり
分かりました。ありがとうございます。
植え替え
初めまして柚樹といいます。
今年の2月に父の葬式の時に飾った胡蝶蘭が、今でも元気に咲いています。
植え替えは4月にやるのがベストだと聞いたことがあるのですが4月じゃなくっても大丈夫ですよね。いつ頃までに植え替えをすれば良いのでしょうか?
2年経ってなければ植え替えはしなくって大丈夫だと聞いたことがあるのですが、どうなんでしょうか?
大丈夫なら、今年手に入れた胡蝶蘭は花が終わったらどのような手入れをすれば来年花を咲かせてくれるのでしょうか?
花が終わるまでは水をたまに上げてるだけで大丈夫なのでしょうか教えてくださいよろしくお願いします。
今年の2月に父の葬式の時に飾った胡蝶蘭が、今でも元気に咲いています。
植え替えは4月にやるのがベストだと聞いたことがあるのですが4月じゃなくっても大丈夫ですよね。いつ頃までに植え替えをすれば良いのでしょうか?
2年経ってなければ植え替えはしなくって大丈夫だと聞いたことがあるのですが、どうなんでしょうか?
大丈夫なら、今年手に入れた胡蝶蘭は花が終わったらどのような手入れをすれば来年花を咲かせてくれるのでしょうか?
花が終わるまでは水をたまに上げてるだけで大丈夫なのでしょうか教えてくださいよろしくお願いします。
Re: 植え替え
ひろし@小南部
2021/06/06(Sun) 01:24 No.26540
関東地方では葉桜になる4月中旬から夏日が始まる頃までがベストシーズンですが、胡蝶蘭は暑さにはかなり耐えますので、最低気温が15度を下回らない時期ならいつでも可能です。
植え替えの必要性は根の状態、株の状態により異なります。昨年植え替え済みのものでも調子が悪い場合などすぐに植え替えたほうが良いこともあります。
花が終わるまではたまに水を与えるだけで大丈夫です。花がある時期は根の活動は意外に不活発なので、与えすぎは禁物ですが、できれば水は10秒程度のかけ流しで与えてください。かけ流しで与える際は化粧鉢の底穴が機能していることが必要です。化粧のラップや発泡スチロールのモールドで塞がれていることがあります。
植え替えの必要性は根の状態、株の状態により異なります。昨年植え替え済みのものでも調子が悪い場合などすぐに植え替えたほうが良いこともあります。
花が終わるまではたまに水を与えるだけで大丈夫です。花がある時期は根の活動は意外に不活発なので、与えすぎは禁物ですが、できれば水は10秒程度のかけ流しで与えてください。かけ流しで与える際は化粧鉢の底穴が機能していることが必要です。化粧のラップや発泡スチロールのモールドで塞がれていることがあります。


葉がすべて落ちてしまった蘭について
蘭について検索していてこちらを知り、ぜひご意見をお聞かせいただけたらと思い書き込みさせていただきます。
職場に8年程前からある胡蝶蘭を代わる代わるいろんな人がお世話しており、昨年末から私が担当しています。
恐らく一度も植え替えされておらず、ずっと葉に元気がない状態だったため、暖かくなるのを待って5月20日に植え替えをしました。
すると26日ごろから葉の根元と先端から黄色くなってきて、今日触ると2枚あった葉がどちらもポロリと落ちてしまいました。(写真のような状態です)
蘭は葉に栄養を蓄えると聞いたことがあるので、やはりこの蘭をもう一度元気にするのは不可能でしょうか。

職場に8年程前からある胡蝶蘭を代わる代わるいろんな人がお世話しており、昨年末から私が担当しています。
恐らく一度も植え替えされておらず、ずっと葉に元気がない状態だったため、暖かくなるのを待って5月20日に植え替えをしました。
すると26日ごろから葉の根元と先端から黄色くなってきて、今日触ると2枚あった葉がどちらもポロリと落ちてしまいました。(写真のような状態です)
蘭は葉に栄養を蓄えると聞いたことがあるので、やはりこの蘭をもう一度元気にするのは不可能でしょうか。
Re: 葉がすべて落ちてしまった蘭について
植え替え前の写真も掲載いたします。
片方は私が世話をし始める直前(11月末)頃からある日突然しわしわになりました。水は1月程誰も与えていませんでした。
もう1枚の葉はブラインドと窓ガラスの間に置かれていたため葉焼けし、日に日に状態が悪い部分が広がっていったのでネットで調べて清潔なハサミで大きめにカットし断面に瞬間接着剤を塗っていました。
ぴよりん
2021/05/31(Mon) 17:42 No.26507

片方は私が世話をし始める直前(11月末)頃からある日突然しわしわになりました。水は1月程誰も与えていませんでした。
もう1枚の葉はブラインドと窓ガラスの間に置かれていたため葉焼けし、日に日に状態が悪い部分が広がっていったのでネットで調べて清潔なハサミで大きめにカットし断面に瞬間接着剤を塗っていました。


Re: 葉がすべて落ちてしまった蘭について
ぴよりん
2021/05/31(Mon) 17:52 No.26508
環境について書き忘れておりましたので追記いたします。
職場なので9〜17時には空調が入っており、今の時期は外が暑かったため少し涼しくなるよう設定されていました。
植え替え直後は水を上げない方が良いと見たので、空調で空気が乾燥することを考え葉水をスプレーで朝・昼と1日2回あげていました。
もし元気にしてあげることが無理な場合も、どこをどのようにすると良かったか等後学のためにご教示いただけないでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、たくさんの蘭を見ていらっしゃる方の率直なご意見をお伺いできましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
職場なので9〜17時には空調が入っており、今の時期は外が暑かったため少し涼しくなるよう設定されていました。
植え替え直後は水を上げない方が良いと見たので、空調で空気が乾燥することを考え葉水をスプレーで朝・昼と1日2回あげていました。
もし元気にしてあげることが無理な場合も、どこをどのようにすると良かったか等後学のためにご教示いただけないでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、たくさんの蘭を見ていらっしゃる方の率直なご意見をお伺いできましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


Re: 葉がすべて落ちてしまった蘭について
ひろし@小南部
2021/06/04(Fri) 10:03 No.26517
返信が遅れて申し訳ありません。
コロナワクチンの接種後調子が悪くてネットを開けませんでした。
葉がすべて落ちてしまった胡蝶蘭は枯死したもの、と了解してください。単茎性で偽球茎(バルブ)を持たない胡蝶蘭は葉が命です。葉を失ってしまえば復活できません。
原因水不足、葉焼けなどで衰弱していたものが致命的な感染症(おそらくフザリウム症)に罹患したものと思います。
おそらくあなたの番に回った時には打つ手はあまりなかったのでしょう。葉焼けの処置などは適切だったと思いますが、手遅れだったのだと思います。
コロナワクチンの接種後調子が悪くてネットを開けませんでした。
葉がすべて落ちてしまった胡蝶蘭は枯死したもの、と了解してください。単茎性で偽球茎(バルブ)を持たない胡蝶蘭は葉が命です。葉を失ってしまえば復活できません。
原因水不足、葉焼けなどで衰弱していたものが致命的な感染症(おそらくフザリウム症)に罹患したものと思います。
おそらくあなたの番に回った時には打つ手はあまりなかったのでしょう。葉焼けの処置などは適切だったと思いますが、手遅れだったのだと思います。


Re: 葉がすべて落ちてしまった蘭について
ぴよりん
2021/06/04(Fri) 23:12 No.26529
ワクチン接種で大変な中お返事ありがとうございます。
やはり葉がすべて落ちてしまった蘭を元気にすることはできないのですね。
とても残念ですが、そのことが知れただけでも良かったです。
また蘭を育てる機会があれば次回はご教示いただいた水不足・葉焼けなどに注意したいと思います。
わかりやすく丁寧にご説明くださりありがとうございました!
やはり葉がすべて落ちてしまった蘭を元気にすることはできないのですね。
とても残念ですが、そのことが知れただけでも良かったです。
また蘭を育てる機会があれば次回はご教示いただいた水不足・葉焼けなどに注意したいと思います。
わかりやすく丁寧にご説明くださりありがとうございました!


胡蝶蘭が根っこだけに・・・
はじめて質問させていただきました。
店舗開店祝いにもらった胡蝶蘭のひとつです。
誰も何もせずにいて、わたしがバラした時には数株、葉っぱすらなく枯れてしまった状態です。
その中でも、根っこが緑っぽいからこれから何とかならないか、と思い質問させていただきました。
すでにこの状態ですが助かりますか?
助かるとしたらこれはどのようにしてあげればいいのでしょうか?
園芸もしたことのない事務員です。
よろしくお願いいたします。

店舗開店祝いにもらった胡蝶蘭のひとつです。
誰も何もせずにいて、わたしがバラした時には数株、葉っぱすらなく枯れてしまった状態です。
その中でも、根っこが緑っぽいからこれから何とかならないか、と思い質問させていただきました。
すでにこの状態ですが助かりますか?
助かるとしたらこれはどのようにしてあげればいいのでしょうか?
園芸もしたことのない事務員です。
よろしくお願いいたします。
Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
ひろし@小南部
2021/05/24(Mon) 22:29 No.26457
これは茎上部が切断されてますね。意図的に切断、切り花にでもしたのでしょうか?
このような質問をする理由は、通常葉が全部落ちてしまう場合は根はもっと傷んでいるものですから。
それと、根をスプレーで湿らせた画像をアップしてください。
理由は根が生きているか、また、根が光合成できる葉緑体を持っているかの確認が必要です。
根が全部生きていて、濡らしたときに緑であれば、復活できる可能性は1%(百分の一)くらいあるかもしれません。
死んでいる根が多く、葉緑体の量が少なければ、復活できる可能性は0です。
普通胡蝶蘭は葉がなくなってしまうとそれで枯死です。胡蝶蘭は養分は葉で生産し生産した養分の貯蔵も葉で行うので葉がなくなってしまうと生きていく術がないのです。
日に当たる根は光合成をする葉緑体を持つことがありますが、生産する能力はとても葉に及びません。復活するためには小さくても新しい葉が必要ですが、根の葉緑体の力だけで新葉を出せるかどうかなのです。
そして仮に1%の確率をクリアして小さな葉を出せたとして、抵抗力がない稚苗の状態ですから、今の環境で冬を越せるか?という問題もあります。越冬できたとして、順調に葉を増やしたとして、開花できるまで早くても3年はかかります。この覚悟が必要です。
このような質問をする理由は、通常葉が全部落ちてしまう場合は根はもっと傷んでいるものですから。
それと、根をスプレーで湿らせた画像をアップしてください。
理由は根が生きているか、また、根が光合成できる葉緑体を持っているかの確認が必要です。
根が全部生きていて、濡らしたときに緑であれば、復活できる可能性は1%(百分の一)くらいあるかもしれません。
死んでいる根が多く、葉緑体の量が少なければ、復活できる可能性は0です。
普通胡蝶蘭は葉がなくなってしまうとそれで枯死です。胡蝶蘭は養分は葉で生産し生産した養分の貯蔵も葉で行うので葉がなくなってしまうと生きていく術がないのです。
日に当たる根は光合成をする葉緑体を持つことがありますが、生産する能力はとても葉に及びません。復活するためには小さくても新しい葉が必要ですが、根の葉緑体の力だけで新葉を出せるかどうかなのです。
そして仮に1%の確率をクリアして小さな葉を出せたとして、抵抗力がない稚苗の状態ですから、今の環境で冬を越せるか?という問題もあります。越冬できたとして、順調に葉を増やしたとして、開花できるまで早くても3年はかかります。この覚悟が必要です。


Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
ひろし@小南部
2021/05/26(Wed) 16:08 No.26467
先のものは無理ですね。茎が腐っているようですから、芽を出す可能性はありません。
追加の画像のものは根が少ないので無理でしょう。それこそ万に一つ小さな芽を出す可能性は0ではないにしても、それを育てることは生産者温室ででもないかぎり、できないでしょうから。
追加の画像のものは根が少ないので無理でしょう。それこそ万に一つ小さな芽を出す可能性は0ではないにしても、それを育てることは生産者温室ででもないかぎり、できないでしょうから。


Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
ひろし@小南部
2021/05/26(Wed) 20:19 No.26476
たくさん写っている株の中で一番後ろの株を除けば危ない株ばかり、という風情ですが、、、
中の画像の二株、と最後の画像一株は少しミズゴケの高さが高い(植え込み深さが深い)のと詰め方が緩いように見えますのでスプレーでよく湿らせたうえで、株もとのミズゴケを、鉢周囲方向に寄せたうえで鉢の周りのミズゴケを鉢壁内に沿って圧縮してください。
中の画像の二株、と最後の画像一株は少しミズゴケの高さが高い(植え込み深さが深い)のと詰め方が緩いように見えますのでスプレーでよく湿らせたうえで、株もとのミズゴケを、鉢周囲方向に寄せたうえで鉢の周りのミズゴケを鉢壁内に沿って圧縮してください。


Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
ひろし@小南部さん、ご返信ありがとうございます。
危ない株ばかりですか!?
これからがんばれば葉っぱが出てくるかななんて思いましたが・・・
ダメそうですか・・・
教えていただいた3株はミズゴケを株もとから外側に寄せてみます。
根っこは表面のミズゴケから出ていても大丈夫なんですか?
全部が根っこまで見えないくらいにミズゴケで埋めてあります(;'∀')
全部もう一度見てみます!
危ない株ばかりですか!?
これからがんばれば葉っぱが出てくるかななんて思いましたが・・・
ダメそうですか・・・
教えていただいた3株はミズゴケを株もとから外側に寄せてみます。
根っこは表面のミズゴケから出ていても大丈夫なんですか?
全部が根っこまで見えないくらいにミズゴケで埋めてあります(;'∀')
全部もう一度見てみます!
Re: 胡蝶蘭が根っこだけに・・・
ひろし@小南部
2021/06/04(Fri) 10:45 No.26522
返信が遅くなり申し訳ありません。
適正に管理すれば復活できる可能性はあるのですが、開店祝いなどで大量に管理しなければならなくなると、どれも生かそうとしても必ず調子の悪い株はでます。園芸店での管理ははっきり言ってあてにできないので、貰った時点ですでに根腐れが始まっている場合も多々あります。
それに胡蝶蘭栽培は予算が必要です。ミズゴケは高価ですが、素焼き鉢にミズゴケ植えという手段ではミズゴケをかなりきっちり詰めて植え付けますので、植え替える鉢数が多ければあっというまに数千円分のミズゴケをつかうことになります。
胡蝶蘭の根は水も必要としますが、それ以上に空気を必要とします。ミズゴケでの植え付けの場合、一番上の根の付け根はミズゴケの上に露出するくらいの深さが良いのです。
適正に管理すれば復活できる可能性はあるのですが、開店祝いなどで大量に管理しなければならなくなると、どれも生かそうとしても必ず調子の悪い株はでます。園芸店での管理ははっきり言ってあてにできないので、貰った時点ですでに根腐れが始まっている場合も多々あります。
それに胡蝶蘭栽培は予算が必要です。ミズゴケは高価ですが、素焼き鉢にミズゴケ植えという手段ではミズゴケをかなりきっちり詰めて植え付けますので、植え替える鉢数が多ければあっというまに数千円分のミズゴケをつかうことになります。
胡蝶蘭の根は水も必要としますが、それ以上に空気を必要とします。ミズゴケでの植え付けの場合、一番上の根の付け根はミズゴケの上に露出するくらいの深さが良いのです。


葉っぱの黒い斑点について
先日もカイガラムシの薬について質問しましたものです。
また別の胡蝶蘭のことで質問お願い致します。
買ってきたばかりの胡蝶蘭ですが今朝葉の裏側に黒い斑点があるのに気付きました。
表面は綺麗なのでショックで…
葉っぱは肉厚でハリもあり元気そうですが明らかにおかしな黒い斑点。
5枚ある葉の3枚に斑点があります(1枚も少し怪しい)。
こすってみても何も手に付きません。
これはどのような対処をすべきでしょうか?
エムダイファーを塗るのでよろしいのでしょうか?
ご指導宜しくお願い致します。
また別の胡蝶蘭のことで質問お願い致します。
買ってきたばかりの胡蝶蘭ですが今朝葉の裏側に黒い斑点があるのに気付きました。
表面は綺麗なのでショックで…
葉っぱは肉厚でハリもあり元気そうですが明らかにおかしな黒い斑点。
5枚ある葉の3枚に斑点があります(1枚も少し怪しい)。
こすってみても何も手に付きません。
これはどのような対処をすべきでしょうか?
エムダイファーを塗るのでよろしいのでしょうか?
ご指導宜しくお願い致します。
Re: 葉っぱの黒い斑点について
Re: 葉っぱの黒い斑点について
Re: 葉っぱの黒い斑点について
ひろし@小南部
2021/06/04(Fri) 10:14 No.26519
返信がおそくなり申し訳ありません。
物理的な傷、害虫の吸汁痕などが固まったもののように見えますが、黒点は拡大したり数が増えたりしてますか?
していなければ、特に気にする必要はないでしょう。どうしても気になるのであればエムダイファーを黒点部分とその周りに塗布しておけば良いでしょう。
物理的な傷、害虫の吸汁痕などが固まったもののように見えますが、黒点は拡大したり数が増えたりしてますか?
していなければ、特に気にする必要はないでしょう。どうしても気になるのであればエムダイファーを黒点部分とその周りに塗布しておけば良いでしょう。


無題
Re: 無題
画像を拝見しましたが何ら異常は見当たりません。
ひょっとして花軸の先端の生長点(潜芽)を2番目のつぼみと勘違いしてませんか?添付画像をご覧ください。
花軸の先端の生長点はほとんどの場合予備役で、二度と伸びないのが普通ですが、万一に備えて花軸が枯れるまでは花芽あるいは葉芽として発動できるものです。これはつぼみではありません。
ひろし@小南部
2021/05/04(Tue) 21:39 No.26391

ひょっとして花軸の先端の生長点(潜芽)を2番目のつぼみと勘違いしてませんか?添付画像をご覧ください。
花軸の先端の生長点はほとんどの場合予備役で、二度と伸びないのが普通ですが、万一に備えて花軸が枯れるまでは花芽あるいは葉芽として発動できるものです。これはつぼみではありません。


Re: 無題
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/05(Wed) 22:08 No.26394
見込みはあります。
毎日夕方(夕食後)と就寝前に霧吹きで葉裏中心に葉水をあたえてください。その際ミズゴケは表面が湿る程度はOKですがあまり湿らせないこと。
毎日夕方(夕食後)と就寝前に霧吹きで葉裏中心に葉水をあたえてください。その際ミズゴケは表面が湿る程度はOKですがあまり湿らせないこと。


Re: 無題
こんにちわ。たびたびお世話になります。昨日お尋ねすればよかったのですが・・葉の中央の茶色の線の処置方法がありますでしょうか。また葉が元気がないのですが、教えていただいたように、葉水を施していけば元気になりますか。厚みのある元気な葉になってもらいたいのですが・・
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/09(Sun) 01:17 No.26400
茶色の線は葉が割れた傷が塞がったものです。もとに戻す方法はありませんが、割れた部分が乾いて薄茶色でいるうちは何の問題もありません。
根が無いのですから葉が元気になる方法は限られます。まず根を出させることですが、根を出すことによって葉は消耗しますので葉の元気は一時的になくなり、あるいは葉が一枚枯れ落ちるなどの葉の衰えは仕方ありません。根を出して根が働き始めれば葉は次第に元気を回復していきます。
根という収入源がないのに葉が太ることはあり得ません。これまで葉に蓄えた養分を葉は身を削って新根に回し、その新根が機能し始めることによってはじめて葉が太ることができるのです。
根が無いのですから葉が元気になる方法は限られます。まず根を出させることですが、根を出すことによって葉は消耗しますので葉の元気は一時的になくなり、あるいは葉が一枚枯れ落ちるなどの葉の衰えは仕方ありません。根を出して根が働き始めれば葉は次第に元気を回復していきます。
根という収入源がないのに葉が太ることはあり得ません。これまで葉に蓄えた養分を葉は身を削って新根に回し、その新根が機能し始めることによってはじめて葉が太ることができるのです。


Re: 無題
①残っていた2枚の葉のうち1枚が黄色くなってしまいました。もう無理でしょうか。
新根と新葉の可能性はかなり低いことを承知の上で、タッパーに水ゴケをしき、日中はオープンにして、夜は、葉水をしてビニール袋で包む。 この方法を試してみようと思うのですが、大丈夫でしょうか。
新根と新葉の可能性はかなり低いことを承知の上で、タッパーに水ゴケをしき、日中はオープンにして、夜は、葉水をしてビニール袋で包む。 この方法を試してみようと思うのですが、大丈夫でしょうか。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/26(Wed) 18:36 No.26472
残り一枚では望み薄ですね。
ダメもとで試してみてください。
ダメもとで試してみてください。


Re: やっぱり駄目でした
望み薄い状況で、対応してみましたが、やっぱり駄目でした。しかも、葉水やりすぎて、葉と葉の重なったところに水が溜まっていたようでダメになりました。とても残念です。株が手にはいったら、再度育ててみようと思います。ありがとうございました。
カイガラムシの薬について
はじめまして。
いつも困ったときに参考にさせていただいております。
今回ホームセンターで見切りになっていた胡蝶蘭をなんとかしたくてご相談させていただきます。
過去ログにてカイガラムシの駆除にはアクリテック乳剤と書かれていますが現在販売しておらず代用品もよくわかりません。
洗剤で洗って様子を見ていましたがやはり葉の奥に潜んでいてまだまだ残っているようです。
何を使えばよいのかご存じでしたらお教えください、お願い致します。
いつも困ったときに参考にさせていただいております。
今回ホームセンターで見切りになっていた胡蝶蘭をなんとかしたくてご相談させていただきます。
過去ログにてカイガラムシの駆除にはアクリテック乳剤と書かれていますが現在販売しておらず代用品もよくわかりません。
洗剤で洗って様子を見ていましたがやはり葉の奥に潜んでいてまだまだ残っているようです。
何を使えばよいのかご存じでしたらお教えください、お願い致します。
Re: カイガラムシの薬について
ひろし@小南部
2021/05/27(Thu) 11:33 No.26478
アクテリックは需要が減って採算取れなくなったようで製造されていませんね。私も手に入らないので、最近はホームセンターで販売されているアブラムシ類・毛虫・うどん粉病に効くというスプレー剤(殺虫殺菌剤)を使用しています。
殻を張ったものには効きが良くないのは同じですが、幼虫には非常に有効(スプレー剤に海面活性剤も配合されているので、のりが良い)で物理的に殻を張ったものを落としてからスプレーしておくと再発を防げます。
フェンプロパトリン
ミクロブタニル
が主剤です。
殻を張ったものには効きが良くないのは同じですが、幼虫には非常に有効(スプレー剤に海面活性剤も配合されているので、のりが良い)で物理的に殻を張ったものを落としてからスプレーしておくと再発を防げます。
フェンプロパトリン
ミクロブタニル
が主剤です。


Re: カイガラムシの薬について
ゆき
2021/05/28(Fri) 12:37 No.26489
返信ありがとうございました。
今日買いに行きます!
明日の午前中に薬を噴霧してあげようと思います。
なんとか上手くいきましたらまたご報告させていただきますm(_ _)m
今日買いに行きます!
明日の午前中に薬を噴霧してあげようと思います。
なんとか上手くいきましたらまたご報告させていただきますm(_ _)m


無題
こんにちわ。たびたびお世話になっております。12厘のつぼみを付けた胡蝶蘭が8輪開花しました。一つ不思議なことがあるのですが・・4厘のつぼみを付けた胡蝶蘭もそうですが、一番先のつぼみは膨らむのですが、先から2番目のつぼみは大きくなれず小さいままです。なぜそうなるのでしょうか。 もう一つ教えていただきたいことがあります。根腐れした株の根を切り、根が1本もない状態で葉と茎に霧吹きしていたところ、今日確認したら、根のようなポチっとしたものが4個ついています。葉は3枚ですが、しおれていて、葉の真ん中が、茶色く線が入っています。このような株も新しい葉をつけることができますか。 画像送れません。すみません。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/02(Sun) 21:56 No.26386
通常胡蝶蘭の花軸の先端には大きくなれないつぼみをつけるための潜芽を持つ苞があるものです。(多くの場合これは生長することはないのですが、株に余力があるとこの先端の芽が伸びだして追加のつぼみをつけることもあります。)その苞の手前がつぼみでは先端のつぼみになりますが、順序から言えば最後に開花するものです。その手前、先端から2番目のつぼみが小さいまま、ということは通常はあり得ません。物理的刺激がそのつぼみにあった、とかそのつぼみだけコナダニの被害にあったとか、何らかの理由があるはずですが、画像が無い状態では推測もままなりません。
メール添付で画像を管理人さんあてにに送ってアップしてもらうという手もあります。
根なしの株の茎に透明感のあるふくらみがあるのであればそれは根の出はじめですが、それも画像なしでは判断しにくいですね。しおれていても葉が3枚あれば新根を期待できます。
メール添付で画像を管理人さんあてにに送ってアップしてもらうという手もあります。
根なしの株の茎に透明感のあるふくらみがあるのであればそれは根の出はじめですが、それも画像なしでは判断しにくいですね。しおれていても葉が3枚あれば新根を期待できます。


無題
返信ありがとうございました。画像送れなくて申し訳ありません。株の茎のふくらみは根だと思うのですが・・しおれた葉が3枚ですが、今後はどのような管理が必要でしょうか。液肥を施したほうがいいのでしょうか。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/04(Tue) 00:03 No.26388
根なしでは施肥しようにも肝心の根が無いのですから、液肥をごく薄めて(薄めずに与えるという活力剤ならそれを100倍に薄めて)週一、夕方と就寝前に葉裏中心にスプレーしてください。ただの水でのスプレーの葉水は毎日夕方(夕食時)と就寝前に与えてください。


Re: 無題
たびたびお世話になります。4月に投降した胡蝶蘭、11個のつぼみが3日前に、全部開花しました。玄関に飾って、みんなに喜んでもらっています。この花について2点お尋ねします。①花はいつまで咲かせたままでいいですか。株を休ませるために花軸を切った方がよい時期がありますか。②また、花軸はどの部分で切るのがよいでしょうか。 よろしくお願いします。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/14(Fri) 01:22 No.26418
株を休ませるのが目的といっても、どの程度休ませるかによって切るタイミングが異なります。
生存が危ぶまれる株(健全な葉が2枚+黄変始めた葉1とか)なら、最初のつぼみが開花したらすぐ、
それほどでもないが花は負担だと思われる場合、先端のつぼみが膨らみ始めたら
普通に健康な株の場合、開花した蕾のひとつが萎んだら、
特に強健な株の場合、花の観賞価値がなくなったら
花軸を切る場合、原則は株もと近くで節を残さないように短く切除します。節(潜芽がある)を残すと生長モードへの切り替えがうまくいかないことがありますので。
裏技で3~4節残して切り2番花を期待することが、まことしやかに喧伝されていますが、暑い時期には高芽になりがちで成功率は低く、本来の成長は妨げられますので、やらないほうが良いです。葉が少ない場合は絶対にしてはいけません。
また白大輪やアマビリスは強健な株でも成長のサイクルが狂うのでやらないほうが良いです。ピンクの濃い株は熱帯産の系統が多いので、生長モードはかなりルーズで良い場合が多いので、試すなら濃い目のピンク花で強健な株が良いでしょう。
生存が危ぶまれる株(健全な葉が2枚+黄変始めた葉1とか)なら、最初のつぼみが開花したらすぐ、
それほどでもないが花は負担だと思われる場合、先端のつぼみが膨らみ始めたら
普通に健康な株の場合、開花した蕾のひとつが萎んだら、
特に強健な株の場合、花の観賞価値がなくなったら
花軸を切る場合、原則は株もと近くで節を残さないように短く切除します。節(潜芽がある)を残すと生長モードへの切り替えがうまくいかないことがありますので。
裏技で3~4節残して切り2番花を期待することが、まことしやかに喧伝されていますが、暑い時期には高芽になりがちで成功率は低く、本来の成長は妨げられますので、やらないほうが良いです。葉が少ない場合は絶対にしてはいけません。
また白大輪やアマビリスは強健な株でも成長のサイクルが狂うのでやらないほうが良いです。ピンクの濃い株は熱帯産の系統が多いので、生長モードはかなりルーズで良い場合が多いので、試すなら濃い目のピンク花で強健な株が良いでしょう。


Re: 無題
おはようございます。返信ありがとうございました。今回の株は普通に健康に見えるので、もう少し玄関に飾ろうと思います。新しい根も2センチほど伸びているようです。でも他の株で、根の先が黒くなって成長できないものがったので、安心できませんが・・花軸は節を残さすカットして、株の負担を減らすようにしていきます。ありがとうございました。
Re: 5/2投稿した株について
おはようございます。お世話になっております。5/2に投稿した株について、教えていただきたく投稿しました。5/4に返信いただいたように、毎晩葉水しているのですが・・
新しい根が出て、3枚あった葉の下の葉は黄色くなり落ちました。根の成長を期待して、葉水をつつけていたのですが、2日前に根の先が黒くなっているのに気づきました。こうなった原因は何でしょうか。また、今後どのように対処すればよいでしょうか。(また、殺菌剤のエムダイファーが近くのホームセンターでは取り扱っていないのですが、代わりに使えるものってありますか。)
新しい根が出て、3枚あった葉の下の葉は黄色くなり落ちました。根の成長を期待して、葉水をつつけていたのですが、2日前に根の先が黒くなっているのに気づきました。こうなった原因は何でしょうか。また、今後どのように対処すればよいでしょうか。(また、殺菌剤のエムダイファーが近くのホームセンターでは取り扱っていないのですが、代わりに使えるものってありますか。)
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/21(Fri) 01:10 No.26441
せっかくの新根の生長点が黒くなってしまったのですね。
原因は、接触刺激、真菌感染、小型カタツムリの食害などですが、最も頻度が高いのは「接触刺激」です。葉水を与えるときにノズルや手で触れてしまった場合など意外に多いのです。次が真菌類の感染ですがこれであれば殺菌剤を散布/塗布しなければなりません。エムダイファーが無ければベンレート水和剤が良いでしょう。ただ動物への毒性はかなり強いので、マスク、できればゴーグル、使い捨てポリ手袋使用で扱ってください。
原因は、接触刺激、真菌感染、小型カタツムリの食害などですが、最も頻度が高いのは「接触刺激」です。葉水を与えるときにノズルや手で触れてしまった場合など意外に多いのです。次が真菌類の感染ですがこれであれば殺菌剤を散布/塗布しなければなりません。エムダイファーが無ければベンレート水和剤が良いでしょう。ただ動物への毒性はかなり強いので、マスク、できればゴーグル、使い捨てポリ手袋使用で扱ってください。


Re: 無題
おはようございます。返信ありがとうございました。新根の黒変の原因、接触刺激、真菌類の感染とのことですが、その判別はどのようにできますか。また、この株は、もう葉が2枚しかなくて、根もない状態ですが、以前教えていただいたように、夕方と就寝前の葉水対応でよろしいでしょうか。新根、期待できますでしょうか。
Re: 無題
ひろし@小南部
2021/05/21(Fri) 22:36 No.26445
具体的な判別の方法はありません。あくまでも、これまでの管理の経緯から推察するしか方法はないのです。ですから接触刺激の可能性が小さいのなら真菌感染を疑って薬剤を、この場合根の出る部分の茎にペースト状に練った薬剤を、直接筆で塗布するのが良いでしょう。
葉が2枚で根が無いのであれば、救える可能性は50%未満と考えてください。新根を出すためには少なくとも1枚の葉を消耗しますので、残る1枚で新葉を出せるかどうか?なのです。
根が無いのですから根が出るまでの間の消耗を抑えるために葉水の継続は不可欠ですが、葉水を続けたら必ず救えるというものではないことを承知ください。
葉が2枚で根が無いのであれば、救える可能性は50%未満と考えてください。新根を出すためには少なくとも1枚の葉を消耗しますので、残る1枚で新葉を出せるかどうか?なのです。
根が無いのですから根が出るまでの間の消耗を抑えるために葉水の継続は不可欠ですが、葉水を続けたら必ず救えるというものではないことを承知ください。


Re: 無題
こんばんわ。返信ありがとうございました。新根の黒変処置後、残った葉2枚での生存はかなり難しいようですね。できるところまで大切に育てていきます。