葉が増えなくなりました
はじめまして。
一昨年いただいたミニ胡蝶蘭を育てています。花が落ちた後、新芽が1枚出てきていたので去年の12月に植え替えをしました。
1枚目の葉が伸びはじめたころから、もともとあった4枚の葉の1枚の先が変色し始め、2枚目が伸び始めたところで葉が増えなくなり、ほかの葉も少しずつ変色し始めています。
植え替え時にちょっと斜めになってしまいました……新しい根が増えているようにも見えず、掘り出して根の状態を確認すべきでしょうか? ランを育てるのははじめてで、わからないことばかりです。どうにか延命させたく、アドバイスをいただけますと幸いです。

一昨年いただいたミニ胡蝶蘭を育てています。花が落ちた後、新芽が1枚出てきていたので去年の12月に植え替えをしました。
1枚目の葉が伸びはじめたころから、もともとあった4枚の葉の1枚の先が変色し始め、2枚目が伸び始めたところで葉が増えなくなり、ほかの葉も少しずつ変色し始めています。
植え替え時にちょっと斜めになってしまいました……新しい根が増えているようにも見えず、掘り出して根の状態を確認すべきでしょうか? ランを育てるのははじめてで、わからないことばかりです。どうにか延命させたく、アドバイスをいただけますと幸いです。
Re: 葉が増えなくなりました
ひろし@小南部
2025/06/11(Wed) 08:47 No.29116
プラ鉢をお使いですが、バーク軽石の混合物のほかにミズゴケが見えますが、植え替えはどのような材料でどのようになさったのでしょうか?
場合によっては植替え直ししたほうが良いかもしれません。
胡蝶蘭の葉について、ですが
胡蝶蘭のような単茎性のランにとって葉は養分の光合成をする工場であると同時に養分の貯蔵庫でもあります。古くなって光合成の効率が悪くなった葉からは養分を回収、新葉、花芽に回して自ら枯らしてしまうのです。
生育が順調な成株ならば「新葉二枚出したら古い葉が一枚枯れ落ちる、」「花軸を伸ばし花を咲かせたら、古い葉一枚枯れ落ちる」くらいのペースです。
このような場合の葉の枯れ方は葉が徐々に薄くなり先端から徐々に黄変が進み、委縮し始めかさかさになり最後は触れただけで落葉します。
場合によっては植替え直ししたほうが良いかもしれません。
胡蝶蘭の葉について、ですが
胡蝶蘭のような単茎性のランにとって葉は養分の光合成をする工場であると同時に養分の貯蔵庫でもあります。古くなって光合成の効率が悪くなった葉からは養分を回収、新葉、花芽に回して自ら枯らしてしまうのです。
生育が順調な成株ならば「新葉二枚出したら古い葉が一枚枯れ落ちる、」「花軸を伸ばし花を咲かせたら、古い葉一枚枯れ落ちる」くらいのペースです。
このような場合の葉の枯れ方は葉が徐々に薄くなり先端から徐々に黄変が進み、委縮し始めかさかさになり最後は触れただけで落葉します。


Re: 葉が増えなくなりました
ひよこ
2025/06/12(Thu) 09:50 No.29118
お返事をありがとうございます。
植え替え時には、プラ鉢にバーク軽石を使用しました。ミズゴケは「根を乾燥から守るためにかぶせる」というアドバイスをどこかで見て、軽く載せました。鉢の中にはまったく使用していません。
葉の枯れ方は、ご説明いただいたような状況です。
植え替え時には、プラ鉢にバーク軽石を使用しました。ミズゴケは「根を乾燥から守るためにかぶせる」というアドバイスをどこかで見て、軽く載せました。鉢の中にはまったく使用していません。
葉の枯れ方は、ご説明いただいたような状況です。


Re: 葉が増えなくなりました
ひろし@小南部
2025/06/13(Fri) 09:30 No.29120
新根も出ない、生長が停滞している、という症状はやはり根の状態が不安です。胡蝶蘭の根はむしろ乾く時間があったほうが活動が活発になるので、バーク軽石植えの場合ミズゴケは不要です。
ご説明と、画像から、「株が植え込み材料を嫌がっている」印象を受けました。バーク軽石のブランド名が分かればお知らせください。
それともう一つ考えられるのは水やり、施肥などの日常管理をどのようになさっているかお知らせください。
ご説明と、画像から、「株が植え込み材料を嫌がっている」印象を受けました。バーク軽石のブランド名が分かればお知らせください。
それともう一つ考えられるのは水やり、施肥などの日常管理をどのようになさっているかお知らせください。


Re: 葉が増えなくなりました
こんにちは。
詳しく分析していただきありがとうございます。
ミズゴケは撤去いたします。
植え替えには、大宮グリーンサービスさんの「洋ラン、シンビ用」と書かれたバーク軽石を使用いたしました。
水やりは週に1回、80~100ccほど根元にかからないよう鉢に注いでいます。
肥料はまだ一度も与えていません。
根本と葉先が映るよう写真を撮り直してみました。
新しい根が見えず、心配です。
合う土がございましたらアドバイスをいただけますと幸いです。
ひよこ
2025/06/13(Fri) 17:32 No.29122

詳しく分析していただきありがとうございます。
ミズゴケは撤去いたします。
植え替えには、大宮グリーンサービスさんの「洋ラン、シンビ用」と書かれたバーク軽石を使用いたしました。
水やりは週に1回、80~100ccほど根元にかからないよう鉢に注いでいます。
肥料はまだ一度も与えていません。
根本と葉先が映るよう写真を撮り直してみました。
新しい根が見えず、心配です。
合う土がございましたらアドバイスをいただけますと幸いです。


Re: 葉が増えなくなりました
ひろし@小南部
2025/06/15(Sun) 09:11 No.29123
水やりの仕方が問題です。水やりはなんccと決めるのではなく、かけ流しでたっぷり与え、底穴から勢いよく水がながれだすように与えないと、鉢内の空気が入れ替わらず、根が空気不足になります。これはミズゴケ植、バーク植えを問わず、の原則と考えてください。空気の入れ替え不足の弊害は素焼き鉢にミズゴケ植えよりもバーク軽石植えのほうが出やすいのです。
いまは高温期、葉の成長期ですから水やりは毎日できれば朝に行ってください。それで2週間経過して改善が見られなければ次の対策を打つ必要があります。
植え込み材料そのものは洋蘭、シンビ用なら、最適とは言えないまでも生育に支障が出るものではないとは思いますが、「ロットぶれ」などで未熟なバークが混入したり、酸性の強い軽石がまじったりして根がきらうことは可能性は低いですがありえます。
また、株のほうでも、非常に稀ですが、ミズゴケ以外を受け付けない個体があることがあり、ミズゴケで順調に育つのにバーク軽石では株がどんどん小さくなったり、一切新根を出さないというケースも過去に相談を受けたことがあります。そのような場合は「素焼き鉢に水苔植え」に戻して事なきを得るのですが、ひよこさんの株は植替える前はどんな状態だったのでしょうか?
とりあえず水やりの仕方を変えて様子を見てください。改善が見られたら施肥を考えましょう。改善が見られないなら植えなおしなどの対策を考えましょう。
いまは高温期、葉の成長期ですから水やりは毎日できれば朝に行ってください。それで2週間経過して改善が見られなければ次の対策を打つ必要があります。
植え込み材料そのものは洋蘭、シンビ用なら、最適とは言えないまでも生育に支障が出るものではないとは思いますが、「ロットぶれ」などで未熟なバークが混入したり、酸性の強い軽石がまじったりして根がきらうことは可能性は低いですがありえます。
また、株のほうでも、非常に稀ですが、ミズゴケ以外を受け付けない個体があることがあり、ミズゴケで順調に育つのにバーク軽石では株がどんどん小さくなったり、一切新根を出さないというケースも過去に相談を受けたことがあります。そのような場合は「素焼き鉢に水苔植え」に戻して事なきを得るのですが、ひよこさんの株は植替える前はどんな状態だったのでしょうか?
とりあえず水やりの仕方を変えて様子を見てください。改善が見られたら施肥を考えましょう。改善が見られないなら植えなおしなどの対策を考えましょう。


Re: 葉が増えなくなりました
そんなにじゃばじゃば水を上げていいものだったのですね。
根腐れさせないよう、ひかえめにあげるものだと思い込んでおりました。
2週間様子見とおうかがいしたところ、勝手なことをして申し訳ありません。
植え替え時にミズゴケを見たような気がして、掘り返してみたら、ネガミズゴケに絡まっていました。もともとミズゴケが使われていたようです。
なにも知らずにバークと軽石で周りをかためてしまっておりました。
ひよこ
2025/06/16(Mon) 12:43 No.29124

根腐れさせないよう、ひかえめにあげるものだと思い込んでおりました。
2週間様子見とおうかがいしたところ、勝手なことをして申し訳ありません。
植え替え時にミズゴケを見たような気がして、掘り返してみたら、ネガミズゴケに絡まっていました。もともとミズゴケが使われていたようです。
なにも知らずにバークと軽石で周りをかためてしまっておりました。


Re: 葉が増えなくなりました
ひろし@小南部
2025/06/18(Wed) 10:35 No.29125
結果オーライです。根を確認して良かった。あまり状態が良くないのは空気不足ですね。
できるだけ古いミズゴケを外して一日陰干ししてから新しいバークで植え込みましょう。手に入るなら軽石混合ではなくて、商品名「ネオソフロンα小粒」か「モルバーク中粒」を使うと良いでしょう。
よくあることなんですが、生産者は小苗のうちはミズゴケで肥培し、花芽を持たせる生長期に向けて、バークで鉢増しする生産が普通になっています。生産者温室では問題がほとんど起きないのは、株が若く成長力も旺盛な個体を最適環境で管理するので、ポット内の湿度のバラつきも、ほとんど問題にならないのです。
それに対して私たちが園芸店で買う株は、「開花」「ギフト仕立てで通気性の無い化粧鉢に仕立てられ
」「輸送途中の振動」や「園芸店でのアルバイトにより水やり(やりすぎ)」そして「環境の劣る一般家庭での開花の持続」などで株は疲れ切っている状態です。
生産者温室からみればはるかに劣る環境ですし、「胡蝶蘭は乾かし気味に」というのは、秋から開花期まではその通りなのですが、本来成長期(回復期)である花後の高温期に乾かしてしまうと疲れた株がなお弱ります。
繰り返しますが、
花芽形成期である秋から開花までは「株の成長は休止期」で「水やりは控えめ」(それでも与えるときは鉢内の空気入れ替えのためかけ流しがベスト〜水やり間隔を長くするだけ)そして「施肥はしない」
花後成長期には「水を切らさない」「葉の成長期には水やり2回に1回の割で薄めの液肥を与える」
が基本です。
できるだけ古いミズゴケを外して一日陰干ししてから新しいバークで植え込みましょう。手に入るなら軽石混合ではなくて、商品名「ネオソフロンα小粒」か「モルバーク中粒」を使うと良いでしょう。
よくあることなんですが、生産者は小苗のうちはミズゴケで肥培し、花芽を持たせる生長期に向けて、バークで鉢増しする生産が普通になっています。生産者温室では問題がほとんど起きないのは、株が若く成長力も旺盛な個体を最適環境で管理するので、ポット内の湿度のバラつきも、ほとんど問題にならないのです。
それに対して私たちが園芸店で買う株は、「開花」「ギフト仕立てで通気性の無い化粧鉢に仕立てられ
」「輸送途中の振動」や「園芸店でのアルバイトにより水やり(やりすぎ)」そして「環境の劣る一般家庭での開花の持続」などで株は疲れ切っている状態です。
生産者温室からみればはるかに劣る環境ですし、「胡蝶蘭は乾かし気味に」というのは、秋から開花期まではその通りなのですが、本来成長期(回復期)である花後の高温期に乾かしてしまうと疲れた株がなお弱ります。
繰り返しますが、
花芽形成期である秋から開花までは「株の成長は休止期」で「水やりは控えめ」(それでも与えるときは鉢内の空気入れ替えのためかけ流しがベスト〜水やり間隔を長くするだけ)そして「施肥はしない」
花後成長期には「水を切らさない」「葉の成長期には水やり2回に1回の割で薄めの液肥を与える」
が基本です。


Re: 葉が増えなくなりました
ひよこ
2025/06/24(Tue) 11:29 No.29129
おはようございます。
アドバイスをありがとうございます。先日、おすすめいただいた「ネオソフロンα小粒」に植え替え、2日に1回液肥を与えはじめました。これでしばらく様子を見たいと思います。
アドバイスをありがとうございます。先日、おすすめいただいた「ネオソフロンα小粒」に植え替え、2日に1回液肥を与えはじめました。これでしばらく様子を見たいと思います。


Re: 葉が増えなくなりました
ひろし@小南部
2025/06/25(Wed) 08:50 No.29131
植替え後の水やり施肥について言及を忘れました。今からでも行ってください。
植替え後の水やりをしたら3日間水やりを断ちます。施肥は一週間経過してからです。
施肥は水やり1回を挟んで水やり代わりにごく薄めの液体肥料を与えます。説明書通りでは濃すぎて失敗します。NPK666なら3000~4000倍でスタートし、新葉が出だしたら、新葉が展開するまで、2000倍までは濃くできますがずっと3000倍を維持するのが無難です。
植替え後の水やりをしたら3日間水やりを断ちます。施肥は一週間経過してからです。
施肥は水やり1回を挟んで水やり代わりにごく薄めの液体肥料を与えます。説明書通りでは濃すぎて失敗します。NPK666なら3000~4000倍でスタートし、新葉が出だしたら、新葉が展開するまで、2000倍までは濃くできますがずっと3000倍を維持するのが無難です。


葉っぱが白くなりました
水栽培をしている胡蝶蘭の葉っぱが白くなっています
葉の元気がなかったので裏から葉水を毎日しています!
水のやり過ぎでしょうか?
胡蝶蘭に水栽培は向いてませんか?
根っこが見えないと水やりタイミングが難しくこれまでも何度も根腐れで枯らしてしまいました。
白い葉の対処方法と水栽培方法を教えて下さい

葉の元気がなかったので裏から葉水を毎日しています!
水のやり過ぎでしょうか?
胡蝶蘭に水栽培は向いてませんか?
根っこが見えないと水やりタイミングが難しくこれまでも何度も根腐れで枯らしてしまいました。
白い葉の対処方法と水栽培方法を教えて下さい
Re: 葉っぱが白くなりました
ひろし@小南部
2025/06/24(Tue) 09:29 No.29128
白い部分は菌類の菌糸つまりカビにみえます。今からでは殺菌剤を塗布しても、間に合わないでしょうから、この葉は株元近くで切除し切り口にペースト状に濃く溶いた殺菌剤を塗布しておくのが対処方法ですが、、、栽培方法が問題だと思います。私は胡蝶蘭はその生態から水栽培は不可能とは申しませんが、困難だと思いますので試したことは無く、また試すつもりはありませんから、水栽培の仕方のノウハウは全く持ち合わせませんので教えることはできるはずがありません。
胡蝶蘭はその生態から「根は空気に触れている」ことを好みます。樹皮に着生しているので、土砂降りの降雨時以外は、根の半面は空気に触れているのが正常です。また熱帯の降雨は雨水の中に溶存酸素や二酸化炭素、果ては微量ですが窒素分まで溶かし込んでいるので、降雨中ですら空気不足になることはありません。このような生態から、溶存空気の殆どない停滞水での水栽培に適しているとは到底思えません。停滞水に浸かっていると空気不足で根腐れする可能性が非常に高いのです。
これまで根腐れで何度も枯らしたのも胡蝶蘭のこの「空気を好む」根の性質を理解なさっていなかったからだろうと思います。バーク植えでもミズゴケ植えでも水やりはたっぷりかけ流して与え「鉢内部の空気の入れ替えをはかる」のが正しいやり方で、「底水法とかコップ一杯程度とかの水やり」では鉢内の空気が入れ替わらず酸素不足で根腐れを促進するのです。
胡蝶蘭はその生態から「根は空気に触れている」ことを好みます。樹皮に着生しているので、土砂降りの降雨時以外は、根の半面は空気に触れているのが正常です。また熱帯の降雨は雨水の中に溶存酸素や二酸化炭素、果ては微量ですが窒素分まで溶かし込んでいるので、降雨中ですら空気不足になることはありません。このような生態から、溶存空気の殆どない停滞水での水栽培に適しているとは到底思えません。停滞水に浸かっていると空気不足で根腐れする可能性が非常に高いのです。
これまで根腐れで何度も枯らしたのも胡蝶蘭のこの「空気を好む」根の性質を理解なさっていなかったからだろうと思います。バーク植えでもミズゴケ植えでも水やりはたっぷりかけ流して与え「鉢内部の空気の入れ替えをはかる」のが正しいやり方で、「底水法とかコップ一杯程度とかの水やり」では鉢内の空気が入れ替わらず酸素不足で根腐れを促進するのです。


Re: 葉っぱが白くなりました
k.k
2025/06/24(Tue) 16:03 No.29130
アドバイスありがとうございます
そうなんですね
水栽培は難しそうなので近日中に植え替えます!
そうなんですね
水栽培は難しそうなので近日中に植え替えます!


根の黒い部分の対応について
はじめまして、宜しくおねがいします。
3年前から育てているミディ胡蝶蘭の根本・根の部分が黒化しています。どのような対応で回復するかご助言頂きたく存じます。
【環境】
・窓際、湿度50度前後、エアコン常に稼働
・水耕栽培(購入当時は水苔+プラ容器→2年前根腐れの為変更)
・直近2年3~4月に開花あり
・葉は3枚(一週間前黄色からの落葉あり)
宜しくお願いいたします。

3年前から育てているミディ胡蝶蘭の根本・根の部分が黒化しています。どのような対応で回復するかご助言頂きたく存じます。
【環境】
・窓際、湿度50度前後、エアコン常に稼働
・水耕栽培(購入当時は水苔+プラ容器→2年前根腐れの為変更)
・直近2年3~4月に開花あり
・葉は3枚(一週間前黄色からの落葉あり)
宜しくお願いいたします。
Re: 根の黒い部分の対応
ひろし@小南部
2025/06/13(Fri) 08:26 No.29119
申し訳ありませんが、この質問に関しては私はお役にたてません。
私は「水耕栽培」について胡蝶蘭の生理に沿わないと思うので試したことは無く、そのノウハウは全く持ち合わせませんし、お勧めするつもりもありません。
ノウハウどころか経験自体も皆無なので、黒く変色した理由もわかりませんので、対処方法もわからないのです。
私は「水耕栽培」について胡蝶蘭の生理に沿わないと思うので試したことは無く、そのノウハウは全く持ち合わせませんし、お勧めするつもりもありません。
ノウハウどころか経験自体も皆無なので、黒く変色した理由もわかりませんので、対処方法もわからないのです。


Re: 根の黒い部分の対応
ぴのさん
2025/06/13(Fri) 12:51 No.29121
ご回答ありがとうございます。
そもそも根腐れした時点での判断が誤っていたという事ですね…
急ぎバークに植え替え、黒い部分に変化が無いか確認します。
そもそも根腐れした時点での判断が誤っていたという事ですね…
急ぎバークに植え替え、黒い部分に変化が無いか確認します。


根元の白い部分について
はじめまして。
現在育てているミディ胡蝶蘭の根元に白い何かが付着していたので、対処法を伺いたく、投稿させて頂きます。
胡蝶蘭の設置場所について
・機械換気システムが導入されたビルの事務室です。
・窓際に置いてますが、バーチカルブラインドがあるため、日光が直接あたることはほとんどありません(たまにブラインドの外側においてますが、隣もビルなので日光が届く時間は短いです)。
・水やりは週に一度行っております。
白い何かについて
・購入した際から、バークチップにはついておりました。
・白い小さい虫がいることも把握しておりました。
・先週までは胡蝶蘭には付着していなかったのですが、今週確認をしたところ、胡蝶蘭の根元に付着していました。
現状は葉も多く、新しい根も出てきそうなので株自体は元気だと思うのですが、植え替えや薬剤の塗布は必要でしょうか。
よろしくお願いします。

現在育てているミディ胡蝶蘭の根元に白い何かが付着していたので、対処法を伺いたく、投稿させて頂きます。
胡蝶蘭の設置場所について
・機械換気システムが導入されたビルの事務室です。
・窓際に置いてますが、バーチカルブラインドがあるため、日光が直接あたることはほとんどありません(たまにブラインドの外側においてますが、隣もビルなので日光が届く時間は短いです)。
・水やりは週に一度行っております。
白い何かについて
・購入した際から、バークチップにはついておりました。
・白い小さい虫がいることも把握しておりました。
・先週までは胡蝶蘭には付着していなかったのですが、今週確認をしたところ、胡蝶蘭の根元に付着していました。
現状は葉も多く、新しい根も出てきそうなので株自体は元気だと思うのですが、植え替えや薬剤の塗布は必要でしょうか。
よろしくお願いします。
Re: 根元の白い部分について
ひろし@小南部
2025/05/28(Wed) 10:01 No.29108
見た目からは三つの原因候補が考えられます。
一つ目は水垢、二つ目はある種のカビの菌糸または菌塊
三つめはある種のカイガラムシ
胡蝶蘭にとりつけるカイガラムシはそんなには多くなく、私の栽培室ではカトレヤ類は常にカイガラムシに悩まされますが胡蝶蘭はまったくカイガラムシを寄せ付けないので、胡蝶蘭はカイガラムシの心配をしたことが無いのですが、稀にネットでカイガラムシ被害を受けている胡蝶蘭の画像を見ることがあります。
胡蝶蘭の個体によってはある種のカビ(リゾクトニアの一種)と共生関係にあることがあり、植え込み材料のバークなどに菌塊を造ったり、ミズゴケ植の場合素焼き鉢表面を菌糸が覆ったりすることがありますが、株の生育は順調で株の生きている部分に寄生的に繁殖する例はないようです。あるとしたら付着している何かに繁茂している場合です。
水垢、特に肥料を溶かし込んだ水か乾くときに残るものがミネラル分の水垢になり、これはかんたんには落とせない場合が多いです。
試しに毛先の柔らかな古ハブラシなどで葉の白い部分をこすり落してみてください。その際カイガラムシであれば卵嚢を持っていることがあり、粉塵のように飛び散りますのでマスクしたほうが無難です。また株本体を傷つけないように、力を入れ過ぎないようにしてください。固結した水垢の場合は簡単には落ちません。
その作業後の画像を拝見したいので画像アップお願いします。
一つ目は水垢、二つ目はある種のカビの菌糸または菌塊
三つめはある種のカイガラムシ
胡蝶蘭にとりつけるカイガラムシはそんなには多くなく、私の栽培室ではカトレヤ類は常にカイガラムシに悩まされますが胡蝶蘭はまったくカイガラムシを寄せ付けないので、胡蝶蘭はカイガラムシの心配をしたことが無いのですが、稀にネットでカイガラムシ被害を受けている胡蝶蘭の画像を見ることがあります。
胡蝶蘭の個体によってはある種のカビ(リゾクトニアの一種)と共生関係にあることがあり、植え込み材料のバークなどに菌塊を造ったり、ミズゴケ植の場合素焼き鉢表面を菌糸が覆ったりすることがありますが、株の生育は順調で株の生きている部分に寄生的に繁殖する例はないようです。あるとしたら付着している何かに繁茂している場合です。
水垢、特に肥料を溶かし込んだ水か乾くときに残るものがミネラル分の水垢になり、これはかんたんには落とせない場合が多いです。
試しに毛先の柔らかな古ハブラシなどで葉の白い部分をこすり落してみてください。その際カイガラムシであれば卵嚢を持っていることがあり、粉塵のように飛び散りますのでマスクしたほうが無難です。また株本体を傷つけないように、力を入れ過ぎないようにしてください。固結した水垢の場合は簡単には落ちません。
その作業後の画像を拝見したいので画像アップお願いします。


Re: 根元の白い部分について
ご丁寧なご返信をありがとうございます。
根があり、歯ブラシが届かなかったので乾いた綿棒で軽くこすってみました。
葉に付着しているものや、茎でも中心部のように薄い部分は簡単に落ちましたが、白いのが厚い部分は落としきれませんでした。
写真を添付いたしますので、ご確認よろしくお願いいたします。
(ファイルの複数添付方法が分からなかったため、連投でこする前の写真を添付します。)
まこ
2025/05/28(Wed) 13:15 No.29109

根があり、歯ブラシが届かなかったので乾いた綿棒で軽くこすってみました。
葉に付着しているものや、茎でも中心部のように薄い部分は簡単に落ちましたが、白いのが厚い部分は落としきれませんでした。
写真を添付いたしますので、ご確認よろしくお願いいたします。
(ファイルの複数添付方法が分からなかったため、連投でこする前の写真を添付します。)


Re: 根元の白い部分について
ひろし@小南部
2025/05/29(Thu) 10:54 No.29111
こすって取れなかったということは水垢+肥料やミネラル分の析出の可能性が高いようにおもいます。
あたえている水は水道水でしょうか?日本の水道水はほとんど軟水ですが、この掲示板には海外在住の方々おいでで、水道水がミネラル分の多い硬水であるばあいがあります。
また施肥はどんなものをどのように与えていらっしゃるのでしょうか?
あたえている水は水道水でしょうか?日本の水道水はほとんど軟水ですが、この掲示板には海外在住の方々おいでで、水道水がミネラル分の多い硬水であるばあいがあります。
また施肥はどんなものをどのように与えていらっしゃるのでしょうか?


Re: 根元の白い部分について
ありがとうございます。
確かにこすった感覚では水垢のように感じられました。
東京都の水道水を与えております(浄水フィルターを通すこともあります)。
肥料については特に与えていない状況です(花芽を付ける為には与えた方がよいのでしょうか?)。
同じ水と場所で他に2株(品種は違います)育てておりますが、こちらでは白いものの析出はみたことがありません(カイガラムシも見たことないです)。
この2株はミズゴケを使用しているので、バークが悪いのかなと考えており、植え替えを検討していたのですが、このままで問題なさそうでしょうか。
また、写真を添付した株について、ミズゴケで底穴のない陶器の鉢で育てています。
下二枚の葉がしわしわだったり、縁が薄くなっていたりするのですが、こちらも素焼き鉢などに植え替えた方が良いのでしょうか?
質問が増えてしまって申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
まこ
2025/05/29(Thu) 11:26 No.29112

確かにこすった感覚では水垢のように感じられました。
東京都の水道水を与えております(浄水フィルターを通すこともあります)。
肥料については特に与えていない状況です(花芽を付ける為には与えた方がよいのでしょうか?)。
同じ水と場所で他に2株(品種は違います)育てておりますが、こちらでは白いものの析出はみたことがありません(カイガラムシも見たことないです)。
この2株はミズゴケを使用しているので、バークが悪いのかなと考えており、植え替えを検討していたのですが、このままで問題なさそうでしょうか。
また、写真を添付した株について、ミズゴケで底穴のない陶器の鉢で育てています。
下二枚の葉がしわしわだったり、縁が薄くなっていたりするのですが、こちらも素焼き鉢などに植え替えた方が良いのでしょうか?
質問が増えてしまって申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。


Re: 根元の白い部分について
ひろし@小南部
2025/05/30(Fri) 08:58 No.29113
バーク植えのものだけに見られるならバークの成分の析出でしょう。お使いのバークが何の樹皮でつくられているかはわかりませんが、木材の需要の多い針葉樹(トウヒ属、ツガ属、マツ属)の樹皮を加熱したり発酵させたりして揮発性の油分(いわゆるヤニ)を減らし除いたものが使われる例が多く、どうしても経年変化で残ったヤニ成分が析出することがあります。胡蝶蘭の生育に問題がなければ、気にする必要が無いでしょう。
ひところ熟成処理や加熱処理をしていない樹皮やココヤシ殻チップが出回って栽培家に被害が見られたケースがありましたが、今は栽培用のバークは一応の処理はされているようです。化粧用バークはそのかぎりではありませんので注意が必要ですが。
底穴の無い容器にミズゴケ植えでは栽培は「不可能」と思います。
胡蝶蘭の根は空気を好むので、水とともに常に空気に触れている必要があり、バークの空隙やスポンジ状のミズゴケが蒸散する際に生ずる負圧で空気を取り込める素焼き鉢でないと根が死んでしまい、根腐れ状態になります。下の葉がしわしわというのは根が死に始めているのだと思います。直ちに素焼き鉢に新しいミズゴケで植え替えるか。プラ鉢にバークで植えなおしてください。
ひところ熟成処理や加熱処理をしていない樹皮やココヤシ殻チップが出回って栽培家に被害が見られたケースがありましたが、今は栽培用のバークは一応の処理はされているようです。化粧用バークはそのかぎりではありませんので注意が必要ですが。
底穴の無い容器にミズゴケ植えでは栽培は「不可能」と思います。
胡蝶蘭の根は空気を好むので、水とともに常に空気に触れている必要があり、バークの空隙やスポンジ状のミズゴケが蒸散する際に生ずる負圧で空気を取り込める素焼き鉢でないと根が死んでしまい、根腐れ状態になります。下の葉がしわしわというのは根が死に始めているのだと思います。直ちに素焼き鉢に新しいミズゴケで植え替えるか。プラ鉢にバークで植えなおしてください。


Re: 根元の白い部分について
まこ
2025/05/30(Fri) 10:54 No.29114
ありがとうございます。
バークは購入時のままなので、詳細は分かりませんが、問題なさそうで安心しました。
ただ、カイガラムシが気になるため、殺虫剤などの使用を検討します。
穴のない鉢は新しい葉や根が出てきたのでそのままでいいかと思っていたのですが、植え替えます。
重ねてになりますが、この度はご丁寧な回答をありがとうございました。
また不明点があった際は質問させて頂きたいと思います。
バークは購入時のままなので、詳細は分かりませんが、問題なさそうで安心しました。
ただ、カイガラムシが気になるため、殺虫剤などの使用を検討します。
穴のない鉢は新しい葉や根が出てきたのでそのままでいいかと思っていたのですが、植え替えます。
重ねてになりますが、この度はご丁寧な回答をありがとうございました。
また不明点があった際は質問させて頂きたいと思います。


黒いものはなんでしょうか?
こんにちは。画像の胡蝶蘭の様子がよくわからずアドバイスをいただきたく投稿させていただきます。
この胡蝶蘭ですが茎になんだか黒いシミのようなできています。最初は根元部分、そして少し上の部分、裏側。よくみると葉の付け根にもあるようです。この株は2年前に購入したものですが購入後、すぐに根腐れ株とわかり今年やっと復活してお花を咲かせてくれ花軸を切って1ヶ月ぐらい過ぎたところです。Q&Aを見て似た症状があったのでエムダイファ―のペースト状のものを塗りましたが、止まっていないような気がします。今のところ株のぐらつきはないようです。どうぞよろしくお願いします。

この胡蝶蘭ですが茎になんだか黒いシミのようなできています。最初は根元部分、そして少し上の部分、裏側。よくみると葉の付け根にもあるようです。この株は2年前に購入したものですが購入後、すぐに根腐れ株とわかり今年やっと復活してお花を咲かせてくれ花軸を切って1ヶ月ぐらい過ぎたところです。Q&Aを見て似た症状があったのでエムダイファ―のペースト状のものを塗りましたが、止まっていないような気がします。今のところ株のぐらつきはないようです。どうぞよろしくお願いします。
Re: 黒いものは?
ひろし@小南部
2025/05/19(Mon) 10:08 No.29100
致命的なものではなさそうで、株も元気そうですが、雑菌が繁殖しているようです。エムダイファーで止められなかったのであれば菌の耐性の問題だと思います。
今度はベンレートをペースト状にして試してみてください。
今度はベンレートをペースト状にして試してみてください。


Re: 黒いものは?
ひろしさま
おはようございます。ご返信いただきありがとうございます。ベンレートを購入して試してみます。
もう1株、葉に黒い(茶褐色に近いかも)ものがあります。ぶよぶよはしていません。黄色っぽい境界線ができていたのであまり気にしていませんでしたが、この数日で葉全体が急に黄変してきたように思います。この葉は一番下の葉なのですが、このまま見守っていてよい状態でしょうか?
momo
2025/05/20(Tue) 08:41 No.29101

おはようございます。ご返信いただきありがとうございます。ベンレートを購入して試してみます。
もう1株、葉に黒い(茶褐色に近いかも)ものがあります。ぶよぶよはしていません。黄色っぽい境界線ができていたのであまり気にしていませんでしたが、この数日で葉全体が急に黄変してきたように思います。この葉は一番下の葉なのですが、このまま見守っていてよい状態でしょうか?


Re: 黒いものは?
これは早く処理したほうが良いです。ベンレート塗布だけで止まる可能性もありますが、症状の進行が早い種類のものなのでまず切除、そして切断面に付近にペースト状のベンレートを塗布しておく必要があります。
切除は添付画像赤線部を参考にしてください。
それにしても雑菌病菌が繁殖しやすい環境のようですね。空気が澱んではいませんか?
ひろし@小南部
2025/05/20(Tue) 10:06 No.29102

切除は添付画像赤線部を参考にしてください。
それにしても雑菌病菌が繁殖しやすい環境のようですね。空気が澱んではいませんか?


Re: 黒いものは?
ひろしさま
2番目の急ぎ対応したほうがよい株ですが、画像を参考に葉のカット→ベンレート・ペースト状のものを切った断面と切り口からおよそ1cmぐらいの範囲、表と裏に塗りました。進行速度が早いということでしたが付け根付近までうっすら黄変が進んでいるようです。ちなみにお花はつけたままでだいじょうぶでしょうか?株が大事なので体力消耗するようだったら切ろうと思うので教えてください。
>空気が澱んではいませんか?
空気の流れは冬場は殆ど窓はほんの少し開ける程度でしたので日中は時々サーキュレーターを回していました。春になり日中、人がいる時は窓を開けていますが、不在時と夜間は締め切り状態です。逆に窓をあける時間が増えてきたのであまりサーキュレーターを動かしていませんでした。一応部屋の24時間空調システムというもののスイッチはオンにしているので外気は少し入ってくる状態です。
「雑菌病菌」は常に空気が動いていれば、発生しにくくなるのですか?
momo
2025/05/20(Tue) 16:42 No.29103

2番目の急ぎ対応したほうがよい株ですが、画像を参考に葉のカット→ベンレート・ペースト状のものを切った断面と切り口からおよそ1cmぐらいの範囲、表と裏に塗りました。進行速度が早いということでしたが付け根付近までうっすら黄変が進んでいるようです。ちなみにお花はつけたままでだいじょうぶでしょうか?株が大事なので体力消耗するようだったら切ろうと思うので教えてください。
>空気が澱んではいませんか?
空気の流れは冬場は殆ど窓はほんの少し開ける程度でしたので日中は時々サーキュレーターを回していました。春になり日中、人がいる時は窓を開けていますが、不在時と夜間は締め切り状態です。逆に窓をあける時間が増えてきたのであまりサーキュレーターを動かしていませんでした。一応部屋の24時間空調システムというもののスイッチはオンにしているので外気は少し入ってくる状態です。
「雑菌病菌」は常に空気が動いていれば、発生しにくくなるのですか?


Re: 黒いものは?
ひろし@小南部
2025/05/21(Wed) 10:35 No.29104
たしかに残した部分もちょっと黄変が進んでいるようにも見えますね。念のため葉元の茎にもベンレートを塗布しておいたほうが良いかもしれません。
実際問題として空気の流れが良くなれば病気が減るのは経験則ですが、空中には雑菌の胞子が浮遊しているのでリスクは高まりそうなのにそうはならないのが不思議と言えば不思議です。おそらくは流れがあれば、多くの菌にさらされるけれど定着しにくいのだろうと推測しています。
実際問題として空気の流れが良くなれば病気が減るのは経験則ですが、空中には雑菌の胞子が浮遊しているのでリスクは高まりそうなのにそうはならないのが不思議と言えば不思議です。おそらくは流れがあれば、多くの菌にさらされるけれど定着しにくいのだろうと推測しています。


Re: 黒いものは?
momo
2025/05/22(Thu) 07:58 No.29105
2番目の株、葉元の茎にもベンレートを塗るようにします。見るたびに黄変が進んでいますが薬も塗ったし、あとは様子を見守ります。そのうち恐らく葉がとれると思うので、心配な状況があればご相談させてください。
画像をみていただきご相談できるこのページは本当にありがたい存在です。ありがとうございます。
ご相談した2株以外にも「ごく小さい黒いもの」がある株はいくつかあるので、空気が止まることのないように工夫してみます。
画像をみていただきご相談できるこのページは本当にありがたい存在です。ありがとうございます。
ご相談した2株以外にも「ごく小さい黒いもの」がある株はいくつかあるので、空気が止まることのないように工夫してみます。


根枯れた胡蝶蘭の延命には花は?
昨年の夏に贈答品でいただいた胡蝶蘭を、初心者が無謀にも流木に着生させようとしたのですが、もともと状態の悪かった根が現状ほとんど枯れてしまっている状態です。
花が終わった後に、途中で花芽を切ったところから更に伸びて現在では小さな蕾がいくつか出来つつあります。
花を見たい反面、このように弱った状態で花を咲かすと体力を消耗してその後ダメになるのではないかと心配です。延命させるには花芽を根本から切るべきなのか悩んでいます。アドバイスいただけると幸いです。

花が終わった後に、途中で花芽を切ったところから更に伸びて現在では小さな蕾がいくつか出来つつあります。
花を見たい反面、このように弱った状態で花を咲かすと体力を消耗してその後ダメになるのではないかと心配です。延命させるには花芽を根本から切るべきなのか悩んでいます。アドバイスいただけると幸いです。
Re: 根枯れた胡蝶蘭の延命
ひろし@小南部
2025/05/16(Fri) 09:26 No.29098
株の生存のことを優先するならば、花軸は株元から切り落して普通に素焼き鉢にミズゴケで、あるいはプラ鉢にバークで植え付けるのが確実です。
花を見たいのであれば、一日も欠かさずに、日中は残っている根にしっかりスプレーで色が変わるまで水を与え、夜間空中湿度を80%以上に保てれば、あるいは花をさかせられ、株も生存できるかもしれません。そのような管理駅ずに花を咲かせれば「死に花」を咲かせた株の生存は難しいでしょう。
流木は、あく抜きはされていますが、如何せん胡蝶蘭が着生の際に頼りにできる「樹皮」が無いので、着生させるのはほとんど「不可能」です。四六時中水やりし夜間空中湿度を80%以上に保てれば可能かもしれませんが。
花を見たいのであれば、一日も欠かさずに、日中は残っている根にしっかりスプレーで色が変わるまで水を与え、夜間空中湿度を80%以上に保てれば、あるいは花をさかせられ、株も生存できるかもしれません。そのような管理駅ずに花を咲かせれば「死に花」を咲かせた株の生存は難しいでしょう。
流木は、あく抜きはされていますが、如何せん胡蝶蘭が着生の際に頼りにできる「樹皮」が無いので、着生させるのはほとんど「不可能」です。四六時中水やりし夜間空中湿度を80%以上に保てれば可能かもしれませんが。


胡蝶蘭の葉が徐々に小さくなる
胡蝶蘭の新しい葉が徐々に小さくなり成長せず最後には枯れてしまいます。鉢数で1割程度でしょうか。枯れる前に助ける方法はないでしょうか?ご教示いただけると嬉しいです。
Re: 葉が徐々に小さくなる
ひろし@小南部
2025/05/12(Mon) 09:00 No.29092
新葉が出るのに大きくなれずそして枯れるのが管理している蜂の一割あるということでしょうか?
全体で何鉢管理されているのかわかりませんが、生産者温室のような設備の整った環境でもないかぎり、数ある中には成長不良の個体がでてくるのは仕方のないことであるかもしれませんが、新葉がでるのですから株としては成長する意思はあるけれども
・おかれた環境が良くない、
・あるいは管理が足りていない、
・あるいは数ある中の弱い個株(たとえクローンでもばらつきはあります)だっと
とか、なんらかの原因があるはずです。
そして原因が分からない限り、助ける具体的な具体的な方策はすぐにはわかりません。原因がわからない場合は「試行錯誤」するしかありませんから。
考えられる原因はありませんか?
全体で何鉢管理されているのかわかりませんが、生産者温室のような設備の整った環境でもないかぎり、数ある中には成長不良の個体がでてくるのは仕方のないことであるかもしれませんが、新葉がでるのですから株としては成長する意思はあるけれども
・おかれた環境が良くない、
・あるいは管理が足りていない、
・あるいは数ある中の弱い個株(たとえクローンでもばらつきはあります)だっと
とか、なんらかの原因があるはずです。
そして原因が分からない限り、助ける具体的な具体的な方策はすぐにはわかりません。原因がわからない場合は「試行錯誤」するしかありませんから。
考えられる原因はありませんか?


胡蝶蘭の葉が徐々に小さくなる
胡蝶蘭の葉が徐々に小さくなる
追伸です。元気な個体は花芽が多数上がり見事に満開になりつつあります。その中で、葉が徐々に小さくなる個体が出て来るのでとても不思議なのです。
Re: 葉が徐々に小さくなる
ひろし@小南部
2025/05/16(Fri) 09:13 No.29097
画像をお見受けしたところ素焼き鉢がだいぶ水あるいは肥料分からの析出物で白くなっていますね。これが素焼き鉢の透湿性を阻害している可能性があります。水はけがわるくなり根腐れの原因になります。
析出物(鉱物です)が多孔質のはずの素焼き鉢のを目詰まりさせ、素焼き鉢の本来の「水はもちろん空気も出入りできる」という特質が失われている状態です。
根の機能が阻害されれば当然新葉はおおきくなれず、生育不良となります。
白くなった素焼き鉢は仮に熱で消毒できても使わないほうが良いでしょう。
析出物(鉱物です)が多孔質のはずの素焼き鉢のを目詰まりさせ、素焼き鉢の本来の「水はもちろん空気も出入りできる」という特質が失われている状態です。
根の機能が阻害されれば当然新葉はおおきくなれず、生育不良となります。
白くなった素焼き鉢は仮に熱で消毒できても使わないほうが良いでしょう。


ここから復活させたい
2024年10月にいただきました。胡蝶蘭を育てるのははじめてです。
2株です。いただいたときから葉が黄色くなり落ちるのが早く、おかしいなと思い、根元を確認したところ黒くなっていたので、ベントレートを使い、怪しい根はカットしました。使用後は落葉も止まりました。
水苔素焼き鉢で管理、冬なので水やりは月に一度程度、葉へは霧吹きで水をかけていました。
4月になり暖かくなったので、ベランダでたっぷりと水やりをした次の日頃から葉の真ん中あたりから変色し始めました。
水苔を全て外し根を確認したところ、スカスカで…
可能であれば元気にさせてあげたいと思い、ご相談させていただきます。
今後どのような対処をすればよろしいでしょうか。
現在は水苔を外したままです。
室内は5度を下回ることはないですが、夏は暑く冬は寒い地域です。エアコンなしの夏場は室内35度をこえています。
お力添えいただけると幸いです、よろしくお願いします。
計8枚添付予定です。

2株です。いただいたときから葉が黄色くなり落ちるのが早く、おかしいなと思い、根元を確認したところ黒くなっていたので、ベントレートを使い、怪しい根はカットしました。使用後は落葉も止まりました。
水苔素焼き鉢で管理、冬なので水やりは月に一度程度、葉へは霧吹きで水をかけていました。
4月になり暖かくなったので、ベランダでたっぷりと水やりをした次の日頃から葉の真ん中あたりから変色し始めました。
水苔を全て外し根を確認したところ、スカスカで…
可能であれば元気にさせてあげたいと思い、ご相談させていただきます。
今後どのような対処をすればよろしいでしょうか。
現在は水苔を外したままです。
室内は5度を下回ることはないですが、夏は暑く冬は寒い地域です。エアコンなしの夏場は室内35度をこえています。
お力添えいただけると幸いです、よろしくお願いします。
計8枚添付予定です。
Re: ここから復活させたい
しゃむねこ
2025/04/19(Sat) 12:29 No.29067


Re: ここから復活させたい
ひろし@小南部
2025/04/20(Sun) 09:09 No.29068
A,Bともに危険な状態ですね。状態だけから見れば救える確率は五分五分くらいかな?
根の状態はAよりBが良いのですが葉はAが3枚Bが2枚、その葉も皺がよってあきらかに水不足(根の機能不足)です。
復活させる手順として、管理の邪魔になる花軸は株元近くで切除して、株全体を10分ほど冷たくない水(20℃くらいの)に浸して十分吸水させます。
その後小さめの素焼き鉢に新しいミズゴケで普通に植え付けます。植付のミズゴケの硬さは鉢の逆さまにしてもこぼれない固さまでミズゴケを詰込みます。
これからは最低気温の心配はほとんどなくなるのですが問題はその後の管理です。置き場は日中は窓際レースのカーテン越しの温かい環境で良いのですが一番の問題は夜間の空中湿度です。葉水は気休め程度にしかなりません。夜間はプラスチックの衣装ケースなどに収め、ぬるめの湯(人肌くらい)を張った径20cm以上の鉢皿におしぼりを浸しおしぼりが半分空中に露出して蒸散がすすむようにした状態のものを一緒にいれて蓋しておきます。
そして朝明るくなったら取り出して明かるい窓際に置くということを毎日繰り返せば助けられる確率はあがります。
それにしても、二番花を見るための「裏技」である花軸を3~4節残して切る方法が蔓延しているのは、「胡蝶蘭を育て、毎年咲かせる」ためには大いにマイナスですね。生育に理想的な環境の生産者温室などでならともかく、また開花後すぐ切り花にししまうならともかくえすが、胡蝶蘭にとって環境の劣悪な一般家庭では二番花を期待して花軸を3節残しすると著しく株を消耗させます。なぜなら胡蝶蘭は花軸が残っていると葉や根の成長を停止する個体が多いのです。そしてその間葉の消耗と根の機能低下は続いているのですから。「裏技」は裏技であって正道ではありません。40年胡蝶蘭を栽培してい私ですが毎年花を見るために、花軸3節残しは一切しません。
根の状態はAよりBが良いのですが葉はAが3枚Bが2枚、その葉も皺がよってあきらかに水不足(根の機能不足)です。
復活させる手順として、管理の邪魔になる花軸は株元近くで切除して、株全体を10分ほど冷たくない水(20℃くらいの)に浸して十分吸水させます。
その後小さめの素焼き鉢に新しいミズゴケで普通に植え付けます。植付のミズゴケの硬さは鉢の逆さまにしてもこぼれない固さまでミズゴケを詰込みます。
これからは最低気温の心配はほとんどなくなるのですが問題はその後の管理です。置き場は日中は窓際レースのカーテン越しの温かい環境で良いのですが一番の問題は夜間の空中湿度です。葉水は気休め程度にしかなりません。夜間はプラスチックの衣装ケースなどに収め、ぬるめの湯(人肌くらい)を張った径20cm以上の鉢皿におしぼりを浸しおしぼりが半分空中に露出して蒸散がすすむようにした状態のものを一緒にいれて蓋しておきます。
そして朝明るくなったら取り出して明かるい窓際に置くということを毎日繰り返せば助けられる確率はあがります。
それにしても、二番花を見るための「裏技」である花軸を3~4節残して切る方法が蔓延しているのは、「胡蝶蘭を育て、毎年咲かせる」ためには大いにマイナスですね。生育に理想的な環境の生産者温室などでならともかく、また開花後すぐ切り花にししまうならともかくえすが、胡蝶蘭にとって環境の劣悪な一般家庭では二番花を期待して花軸を3節残しすると著しく株を消耗させます。なぜなら胡蝶蘭は花軸が残っていると葉や根の成長を停止する個体が多いのです。そしてその間葉の消耗と根の機能低下は続いているのですから。「裏技」は裏技であって正道ではありません。40年胡蝶蘭を栽培してい私ですが毎年花を見るために、花軸3節残しは一切しません。


Re: ここから復活させたい
しゃむねこ
2025/04/20(Sun) 14:08 No.29069
ひろし@小南部さん
ご丁寧にありがとうございます。
早速花軸は切除しました。後程水苔で植え付けます。
衣装ケース買ってきます。何とかして助けてあげたいです。
そうなのですね。勉強になります。
「花軸を残して」と書いてあったのでその通りにしていました。
次回からは花が終われば?、花軸は残さず切断するようにします。
申し訳ございませんが、質問させてください。
これから暑くなりますが、
家の構造上、北東で光は入らないが、暑過ぎない部屋
光がカンカンに入り、カーテンをしても暑すぎる部屋
どちらの方がよろしいでしょうか。
仕事上、二重生活をしており管理方法に悩んでいます。
よろしくお願いします。
ご丁寧にありがとうございます。
早速花軸は切除しました。後程水苔で植え付けます。
衣装ケース買ってきます。何とかして助けてあげたいです。
そうなのですね。勉強になります。
「花軸を残して」と書いてあったのでその通りにしていました。
次回からは花が終われば?、花軸は残さず切断するようにします。
申し訳ございませんが、質問させてください。
これから暑くなりますが、
家の構造上、北東で光は入らないが、暑過ぎない部屋
光がカンカンに入り、カーテンをしても暑すぎる部屋
どちらの方がよろしいでしょうか。
仕事上、二重生活をしており管理方法に悩んでいます。
よろしくお願いします。


Re: ここから復活させたい
ひろし@小南部
2025/04/22(Tue) 11:23 No.29070
胡蝶蘭自体の大暑性は結構なもので38℃くらいまで耐えられますが、その暑さで50%遮光程度の太陽光にあてれば葉焼けは必至です。
北東向き直射太陽光が入らない窓でも窓外が明るい(隣地の建物に隣接していない)環境であれば窓際の明るさが十分に足りる場合もあります。
照度計(ルクスメーター)で3000ルクス以上で、8時間あればまあまあな生育は可能です。
照度すなわち明るさですが、人間の目は周囲の明るさで瞳孔を拡縮しますから500ルクスの低照度でも5万ルクスの夏の屋外でも普通に見えますが胡蝶蘭の場合、成長期には5000~1万ルクスで8時間以上欲しいのです。
照明で明るいと感じる窓の無いオフィスなど、照明で明るく感じますが、あってもせいぜい800~1200ルクスくらいしかないものです。
その北東側の窓際で十分な照度があればよいのですが、照度は、慣れない人の目は信用できませんので、現地を見ない限り私にはこれ以上のことは言えません。
北東向き直射太陽光が入らない窓でも窓外が明るい(隣地の建物に隣接していない)環境であれば窓際の明るさが十分に足りる場合もあります。
照度計(ルクスメーター)で3000ルクス以上で、8時間あればまあまあな生育は可能です。
照度すなわち明るさですが、人間の目は周囲の明るさで瞳孔を拡縮しますから500ルクスの低照度でも5万ルクスの夏の屋外でも普通に見えますが胡蝶蘭の場合、成長期には5000~1万ルクスで8時間以上欲しいのです。
照明で明るいと感じる窓の無いオフィスなど、照明で明るく感じますが、あってもせいぜい800~1200ルクスくらいしかないものです。
その北東側の窓際で十分な照度があればよいのですが、照度は、慣れない人の目は信用できませんので、現地を見ない限り私にはこれ以上のことは言えません。


Re: ここから復活させたい
しゃむねこ
2025/04/23(Wed) 22:44 No.29071
ひろし@小南部さん
ありがとうございます。
素人目で見て、北東の部屋は全く明るくないので、カーテンで調節でいる南東の部屋で管理します。ありがとうございます。
申し訳ございません。相談させてください。
火曜日に急な出張で衣装ケースから出せずにそのまま一日家を空けてしまい本日帰宅して確認したところ、Aの根元に白カビがもさっと生えていました…
すぐ対処して現在乾かしています。念の為Bも除菌?しました。
AB共に根が緑色に戻ったものもあり、水分で根はぷりぷりしています。
自分の不注意が原因ですが、白カビが生えたことでさらに窮地に陥ったと思いとてもショックを受けています。
対策方法がございましたらご教授ください。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
素人目で見て、北東の部屋は全く明るくないので、カーテンで調節でいる南東の部屋で管理します。ありがとうございます。
申し訳ございません。相談させてください。
火曜日に急な出張で衣装ケースから出せずにそのまま一日家を空けてしまい本日帰宅して確認したところ、Aの根元に白カビがもさっと生えていました…
すぐ対処して現在乾かしています。念の為Bも除菌?しました。
AB共に根が緑色に戻ったものもあり、水分で根はぷりぷりしています。
自分の不注意が原因ですが、白カビが生えたことでさらに窮地に陥ったと思いとてもショックを受けています。
対策方法がございましたらご教授ください。
よろしくお願いします。


Re: ここから復活させたい
ひろし@小南部
2025/04/25(Fri) 10:38 No.29072
その白カビですが、見てみなければわかりませんが、必ずしも悪玉とはかぎりません。胡蝶蘭を含むラン科植物の多くはある種のカビ(リゾクトニアやナラタケ病菌)と共生していたり寄生さえしたりしています。
胡蝶蘭も他の植物には病原菌となる場合もあるリゾクトニアの一種と共生関係にある場合が多く、素焼き鉢にミズゴケ植の場合ですが素焼き鉢表面がリゾクトニア属の菌糸で白く覆われたり、バーク植えの場合はバークに白っぽい菌核ができたりしますが、その時の胡蝶蘭の生育は極めて順調である場合が多いのです。
その共生菌の菌糸であるなら何の問題もありません。共生菌以外なら殺菌剤処理でOKですが共生菌の場合はその必要はありません。
リゾクトニア属の菌糸は産毛より細い白色~灰白色、胞子嚢をつくりませんが時に塊のような菌核をつくります。胡蝶蘭はリゾクトニアの分解物を利用しリゾクトニアは胡蝶蘭の死んだ部分を餌にしますが他の雑菌の侵入を防ぐ効果もあるようで、経験則ですが一度胡蝶蘭がリゾクトニアに感染すれば、ほとんどのカビ性の病気を心配しなくて済むくらいです。根腐れだけは別ですが、根腐れは菌類が原因ではなく低酸素状態での過湿が原因ですからね。
ちなみに生産者さんでは、無菌培養をしたクローンを肥育しているので、園芸店で販売されているのはリゾクトニアに感染していない個体が多いように感じています。また悪玉のカビと勘違いされて殺菌処理される場合もい多いですから、この相談コーナーでも明らかにリゾクトニアと共生している個体の相談はごく少ないですね。私の個人的見解かもしれませんが、一度感染すると健康に育つので栽培相談が必要なくなるのかと思っています。そういえば私も殺菌剤を使うことは極く稀です。
胡蝶蘭も他の植物には病原菌となる場合もあるリゾクトニアの一種と共生関係にある場合が多く、素焼き鉢にミズゴケ植の場合ですが素焼き鉢表面がリゾクトニア属の菌糸で白く覆われたり、バーク植えの場合はバークに白っぽい菌核ができたりしますが、その時の胡蝶蘭の生育は極めて順調である場合が多いのです。
その共生菌の菌糸であるなら何の問題もありません。共生菌以外なら殺菌剤処理でOKですが共生菌の場合はその必要はありません。
リゾクトニア属の菌糸は産毛より細い白色~灰白色、胞子嚢をつくりませんが時に塊のような菌核をつくります。胡蝶蘭はリゾクトニアの分解物を利用しリゾクトニアは胡蝶蘭の死んだ部分を餌にしますが他の雑菌の侵入を防ぐ効果もあるようで、経験則ですが一度胡蝶蘭がリゾクトニアに感染すれば、ほとんどのカビ性の病気を心配しなくて済むくらいです。根腐れだけは別ですが、根腐れは菌類が原因ではなく低酸素状態での過湿が原因ですからね。
ちなみに生産者さんでは、無菌培養をしたクローンを肥育しているので、園芸店で販売されているのはリゾクトニアに感染していない個体が多いように感じています。また悪玉のカビと勘違いされて殺菌処理される場合もい多いですから、この相談コーナーでも明らかにリゾクトニアと共生している個体の相談はごく少ないですね。私の個人的見解かもしれませんが、一度感染すると健康に育つので栽培相談が必要なくなるのかと思っています。そういえば私も殺菌剤を使うことは極く稀です。


Re: ここから復活させたい
しゃむねこ
2025/05/10(Sat) 10:19 No.29081
先日はありがとうございました。
投稿して約一カ月経ち、AB共に葉のハリがでてきましたが、葉っぱが1枚になってしまいました。両方とも黄色くなって根元からポロッと落ちました。
新芽が出る気配がないこと、根の量も減っており、なかなか厳しいのかなと思っているところです。
引き続き同じように管理すればよろしいでしょうか。
投稿して約一カ月経ち、AB共に葉のハリがでてきましたが、葉っぱが1枚になってしまいました。両方とも黄色くなって根元からポロッと落ちました。
新芽が出る気配がないこと、根の量も減っており、なかなか厳しいのかなと思っているところです。
引き続き同じように管理すればよろしいでしょうか。


Re: ここから復活させたい
ひろし@小南部
2025/05/10(Sat) 11:02 No.29087
あ、これはもういけませんね。残念ですがあきらめるしかないようです。
ベンレート処置でも止まらなかった、葉が株元から黄色くなってぽろっとおちたのは胡蝶蘭の茎、葉への導管が侵されてしまっていたフザリウム症の症状です。茎内部の腐敗ですので外からの殺菌は効果がほとんどなく、発見したときには手遅れになる病気です。
フザリウムの予防は株を弱らせないことにつきます。花後の適切な処置と管理を適切にしていればほとんど問題になることはない病気なのです。根腐れが原因の殆どですが、花軸残し、葉焼けなどもがザリウムの侵入を許しやすくしています。
ベンレート処置でも止まらなかった、葉が株元から黄色くなってぽろっとおちたのは胡蝶蘭の茎、葉への導管が侵されてしまっていたフザリウム症の症状です。茎内部の腐敗ですので外からの殺菌は効果がほとんどなく、発見したときには手遅れになる病気です。
フザリウムの予防は株を弱らせないことにつきます。花後の適切な処置と管理を適切にしていればほとんど問題になることはない病気なのです。根腐れが原因の殆どですが、花軸残し、葉焼けなどもがザリウムの侵入を許しやすくしています。


Re: ここから復活させたい
ひろし@小南部さん
ありがとうございます。
葉っぱですが、根元から黄色くなったわけではなく、葉先から徐々に黄色くなっていきました。
昨日投稿させていただきましたが、本日水に根を浸しよく見たところ、昨日までは見られなかった新芽?新葉?をAに確認しました。
またBも根元?がぷくっとふくらんでおり、一縷の望みはあるのかな…と思っているところです。
もし新芽が育たなければ諦めます。
しゃむねこ
2025/05/11(Sun) 12:57 No.29089

ありがとうございます。
葉っぱですが、根元から黄色くなったわけではなく、葉先から徐々に黄色くなっていきました。
昨日投稿させていただきましたが、本日水に根を浸しよく見たところ、昨日までは見られなかった新芽?新葉?をAに確認しました。
またBも根元?がぷくっとふくらんでおり、一縷の望みはあるのかな…と思っているところです。
もし新芽が育たなければ諦めます。


Re: ここから復活させたい
ひろし@小南部
2025/05/16(Fri) 08:59 No.29096
葉の黄変が茎側からではないのだとするとフザリウムである可能性は薄くなります。
新たな画像から潜芽が動きはじめているように見えるのですが葉芽だとすると本来の成長点をあきらめていることになります。個体としては生存の努力を続けているわけなので、道は遠いですが、幸い生きている根も右側に見えますし、新たな小さめの素焼き鉢にミズゴケで植えなおせば、あるいは脇芽の成長による生存が可能であるかもしれませ。
新たな画像から潜芽が動きはじめているように見えるのですが葉芽だとすると本来の成長点をあきらめていることになります。個体としては生存の努力を続けているわけなので、道は遠いですが、幸い生きている根も右側に見えますし、新たな小さめの素焼き鉢にミズゴケで植えなおせば、あるいは脇芽の成長による生存が可能であるかもしれませ。


葉の裏が気になります
いつもお世話になっております。
今回もよろしくお願いいたします。
蕾が伸びてきている胡蝶蘭なのですが
ふと見ると葉の裏が赤くなっていて
一部だけ縦に筋のようになっています。
病気なのでしょうか?
それとも斜めの傷があるのでそれが関係しているのでしょうか?
赤くなっているのはカーテン越しに置いてあるので
最近の暑さが関係しているものと思います。
よろしくお願いいたします。

今回もよろしくお願いいたします。
蕾が伸びてきている胡蝶蘭なのですが
ふと見ると葉の裏が赤くなっていて
一部だけ縦に筋のようになっています。
病気なのでしょうか?
それとも斜めの傷があるのでそれが関係しているのでしょうか?
赤くなっているのはカーテン越しに置いてあるので
最近の暑さが関係しているものと思います。
よろしくお願いいたします。
Re: 葉の裏が気になります
ひろし@小南部
2022/05/07(Sat) 22:09 No.27465
株は健康のようで、何の問題もないと思います。
葉裏が赤紫色になっているのは、紫外線対策です。この個体は赤紫色素アントシアニンを造れる個体で、陽光が強くなり始めているのに備えて紫外線対策として葉にアントシアニン色素を増やしている状態です。
アントシアニン色素を造れない純白花の個体は紫外線対策はフラボノイド色素で行うので、陽光が強くなるとなんとなく黄ばみます。
葉裏が赤紫色になっているのは、紫外線対策です。この個体は赤紫色素アントシアニンを造れる個体で、陽光が強くなり始めているのに備えて紫外線対策として葉にアントシアニン色素を増やしている状態です。
アントシアニン色素を造れない純白花の個体は紫外線対策はフラボノイド色素で行うので、陽光が強くなるとなんとなく黄ばみます。


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2022/05/07(Sat) 22:37 No.27466
ひろし@小南部様
ご返信ありがとうございます。
水やりの時に葉裏に気づき心配になりました。
病気ではないと判りひと安心です。
この度もありがとうございました。
ご返信ありがとうございます。
水やりの時に葉裏に気づき心配になりました。
病気ではないと判りひと安心です。
この度もありがとうございました。


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2022/06/10(Fri) 15:40 No.27586


Re: 葉の裏が気になります
ひろし@小南部
2022/06/10(Fri) 22:24 No.27588
ウィルス病である可能性はありますが、変形のある花が一つだけならば、そして葉にカスリ模様や色抜けなどの異常がないのならば、ウィルス以外の原因であることが多いです。接触刺激、日焼け、吸汁性害虫の仕業などでも花が変形することがあります。


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2022/06/11(Sat) 15:42 No.27590


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2022/06/11(Sat) 15:49 No.27591


Re: 葉の裏が気になります
ひろし@小南部
2022/06/11(Sat) 21:21 No.27592
気になるようでしたら次の花が咲くまで隔離し、次の花が異常無ければ隔離解除という手順にすればよいでしょう。


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2022/06/12(Sun) 00:36 No.27594
ひろし@小南部様
すみません、次の花というのは残りのつぼみが異常なく咲いたらという事でしょうか?
それとも来年何事もなく普通に咲いたら隔離解除という事でしょうか?
すみません、次の花というのは残りのつぼみが異常なく咲いたらという事でしょうか?
それとも来年何事もなく普通に咲いたら隔離解除という事でしょうか?


Re: 葉の裏が気になります
ひろし@小南部
2022/06/12(Sun) 09:42 No.27598
私の見るところでは変形が1輪限りであって葉に何らの異常が無ければウィルスの可能性はほとんどないと思いますが、0ではありません。1年間の隔離のほうが安全ではあるのですが、それが可能であればそうしたほうが良いでしょう。
けれども隔離のために条件の悪い場所におかれてしまうのであれば、それも良くないので、そのような場合には「葉が触れ合わないように、その株に触った手や器具は石鹸で洗う」ことを励行する程度で良いと思います。
けれども隔離のために条件の悪い場所におかれてしまうのであれば、それも良くないので、そのような場合には「葉が触れ合わないように、その株に触った手や器具は石鹸で洗う」ことを励行する程度で良いと思います。


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2022/06/12(Sun) 17:02 No.27600
ひろし@小南部様
何度もありがとうございます。
部屋の中での栽培なので遠くに隔離することは無理ですが
葉が触れ合わない距離なら保てますので出来る範囲で様子を見てみます。
この度もありがとうございました。
何度もありがとうございます。
部屋の中での栽培なので遠くに隔離することは無理ですが
葉が触れ合わない距離なら保てますので出来る範囲で様子を見てみます。
この度もありがとうございました。


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2025/05/07(Wed) 15:54 No.29076


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2025/05/07(Wed) 16:14 No.29079


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2025/05/07(Wed) 16:23 No.29080


Re: 葉の裏が気になります
ひろし@小南部
2025/05/10(Sat) 10:41 No.29086
ウィルスないと断言はできませんが、伝染や症状の重さが問題となるCymMVやORSVのようなものではないだろうと思います。
ウィルスの種類は数多く、症状はバラエティに富んでおり、高度に進化したウィルスほど宿主を傷つけずに共生(片利的)したりしています。ウィルスの目的は自己の遺伝子の存続だけですので、その遺伝子がある植物の遺伝子に取り込まれてしまって病原性が消失、ウィルス由来の遺伝形質が取り込まれた変異個体となることも珍しくない,というか突然変異や枝替わりなどの原因の一つになっているのです。
たとえばカトレヤ類でいえば、花弁が唇弁化する変異はウィルスが引き金になっているとされていますが、伝染性はありません。
さてシトリンさんの個体はやはり遺伝子形質になんらかの変異があった可能性が高いようです。花にかすりが入るのは。良い方向の変異ではないので、伝染性の有無を問わず生産者なら処分される運命であろうかと思いますが、3年間他の株にも異常は見られないということから伝染性は低いものとみられます。私なら株の個性くらいにしか思わないですが、価値観は人さまざまですので、どうなさるかはシトリンさん次第ですね。
ウィルスの種類は数多く、症状はバラエティに富んでおり、高度に進化したウィルスほど宿主を傷つけずに共生(片利的)したりしています。ウィルスの目的は自己の遺伝子の存続だけですので、その遺伝子がある植物の遺伝子に取り込まれてしまって病原性が消失、ウィルス由来の遺伝形質が取り込まれた変異個体となることも珍しくない,というか突然変異や枝替わりなどの原因の一つになっているのです。
たとえばカトレヤ類でいえば、花弁が唇弁化する変異はウィルスが引き金になっているとされていますが、伝染性はありません。
さてシトリンさんの個体はやはり遺伝子形質になんらかの変異があった可能性が高いようです。花にかすりが入るのは。良い方向の変異ではないので、伝染性の有無を問わず生産者なら処分される運命であろうかと思いますが、3年間他の株にも異常は見られないということから伝染性は低いものとみられます。私なら株の個性くらいにしか思わないですが、価値観は人さまざまですので、どうなさるかはシトリンさん次第ですね。


Re: 葉の裏が気になります
シトリン
2025/05/10(Sat) 17:29 No.29088
ひろし@小南部様
この度もご返信いただきありがとうございました。
もしかしたらウイルスかもということを頭の片隅において育ててきました。
今回、両方とも同時期に同じような状態になったのはこの花特有なものなのかもしれませんね。
幸い他の胡蝶蘭には今のところ症状は出ていませんが花がたくさんあるだけにちょっと悩みますね。
今後の様子を見て判断しようと思います。
本日もありがとうございました。
この度もご返信いただきありがとうございました。
もしかしたらウイルスかもということを頭の片隅において育ててきました。
今回、両方とも同時期に同じような状態になったのはこの花特有なものなのかもしれませんね。
幸い他の胡蝶蘭には今のところ症状は出ていませんが花がたくさんあるだけにちょっと悩みますね。
今後の様子を見て判断しようと思います。
本日もありがとうございました。


無題
花芽から根は出るか
Re: 花芽から根は出るか
ひろし@小南部
2025/05/05(Mon) 11:20 No.29074
花軸から直接に根をだすことはありません。
花軸の付け根側に潜芽のある節があれば、そこから葉芽を出し、その葉芽から根を出して独立株ができる可能性は0ではありませんがまず無理と考えたほうが良いです。切り花延命剤には糖分などの栄養素も入っているので延命剤をつかえば、蕾が開花したり新たなつぼみがついたり程度はしますが、ある程度の時間の経過で切断面から雑菌が侵入し花軸が腐敗してしまうためです。
花軸の潜芽は無菌の環境で栄養培地に挿しておけば発芽発根して新規の株ができます。いわゆるクローニング、stem propagationですが設備が必要ですね。
花軸の付け根側に潜芽のある節があれば、そこから葉芽を出し、その葉芽から根を出して独立株ができる可能性は0ではありませんがまず無理と考えたほうが良いです。切り花延命剤には糖分などの栄養素も入っているので延命剤をつかえば、蕾が開花したり新たなつぼみがついたり程度はしますが、ある程度の時間の経過で切断面から雑菌が侵入し花軸が腐敗してしまうためです。
花軸の潜芽は無菌の環境で栄養培地に挿しておけば発芽発根して新規の株ができます。いわゆるクローニング、stem propagationですが設備が必要ですね。


Re: 花芽から根は出るか
ひろし@小南部さま
発根は出来ない。
そうですか、残念。
雑菌が、確かにもう切り先な水カビか
白くモヤモヤが。
簡単に花軸からは再生できて増えたら
花屋さん困りますね
ありがとうございました。
発根は出来ない。
そうですか、残念。
雑菌が、確かにもう切り先な水カビか
白くモヤモヤが。
簡単に花軸からは再生できて増えたら
花屋さん困りますね
ありがとうございました。
葉の成長について
禁止ワードが含まれていますというエラーが出ます。
禁止ワードはどちらを見たら確認できますか?
禁止ワードはどちらを見たら確認できますか?
葉の黄変
申し訳ありません。他の方の投稿を見て数字の半角がいけなかったかと訂正して送信してみます。やはり禁止ワードとされますので画像と共に端的に書きます。
ベンレート薄め液は倍率は500倍では濃すぎでしょうか?葉に割れ目ができたところにも濃く溶いたものを塗った方がよろしいでしょうか?夏季の水やりは10日に1度葉水一日おきは少ないでしょうか?施肥が必要としりました。置いてある場所の明るさは1000ルクスだと暗いでしょうか?わかりにくくてすみません。
ゆい
2023/08/01(Tue) 18:17 No.28157

ベンレート薄め液は倍率は500倍では濃すぎでしょうか?葉に割れ目ができたところにも濃く溶いたものを塗った方がよろしいでしょうか?夏季の水やりは10日に1度葉水一日おきは少ないでしょうか?施肥が必要としりました。置いてある場所の明るさは1000ルクスだと暗いでしょうか?わかりにくくてすみません。


Re: 葉の成長について
ゆい
2023/08/01(Tue) 18:27 No.28159
何度もすみません。余白を入れなければいいのかも知れないと思い、詳細を書かせて下さい。今年1月に胡蝶蘭3株寄植えを戴き、ポリポットにバークで素焼鉢にて個別管理しています。2株に梅雨の頃から葉の黄変、落下があり根本が黒いものもあったので、このページを拝見し、7日前に葉が取れた所や黒い茎にベンレートを濃いめに練り塗りました。葉が3枚になってしまい新しい葉の成長も弱い感じです。1週間経ちましたが上の葉は元気なので次はベンレート薄め液を水遣りで与えようと考えております。水やりは冬季にコバエが発生したので乾かし気味にし、この7月でも10日に1度シャワー浴のように水やりをし、葉水も一日おきです。施肥が必要な時期と知り、始めてみようと思います。明るさについて夏季になり一番明るく高温(38度位)になる部屋に移動させた途端に、2株に葉の黄変があり病気だといけないので、今は3株別々の違う場所で少し暗めな所に置いています。何度も申し訳ありませんでした。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/08/02(Wed) 10:20 No.28160
禁止ワードは広告や詐欺目的の投稿を抑止する目的ですので非公表です。管理人さんは承知と思いますが、回答者の私も知りませんので時として回答が滞ることがあります。
照度1000ルクスは暗すぎます。1000ルクスは事務作業をするには十分な照度ですが、光合成のための光としては弱すぎます。おそらく保償点ギリギリか下回る可能性があります。健全な生育のためには5000~10000ルクス12~14時間欲しいです。なお、長日短日の影響はありません。
花後の葉の黄変は養分回収による葉の寿命なのか病気によるのか時として判別が難しいことがあります。葉が先端から黄変して乾きながら縮んで行き、脱落するのは葉の寿命ですが、葉が茎側から黄変し、縮まないまま脱落するのは病気です。この縮まないままの脱落が続く場合は最も致死率の高いフザリウムに依るもので、気づいた時には茎内部が侵されていて手遅れであることがほとんどです。
ベンレートは優れた殺菌効果がある薬剤ですが、この症状が出はじめてからでは手遅れです。フザリウム症の多くは根腐れ気味の根から侵入し(時に花軸から侵入します)、茎に達して導管を侵します。導管を侵されれば単茎性の胡蝶蘭は生存できません。高温にすると病気の進行が加速するのはフザリウムに限らない多くの真菌(カビ)による病気に共通の特性です。やや低温にすることによって病気の進行を遅らせることはできますが、侵された部分が回復するわけではありませんからすでに導管が侵されている場合は望み薄です。
さて頂いた画像からそれが致命的なフザリウムによるものかどうかは正直わかりません。次々に脱落したのなら2枚目画像に見られる茎側からの黄変はそれらしく見えますので、そうなのかもしれません。ベンレートでこれ以上の進行が止まるならフザリウムほどの病原性を持たない他の真菌によるものかもしれません。
ベンレートで処置したのなら、あとは経過観察するしかないですね。致命的なものでなければ良いですが。
ベンレートは通常1000倍で予防殺菌に用いますが、毒性もあるので安易に散布するのは控えたほうが良いです。500倍でも植物に悪影響があるとは思いませんが、洋ラン栽培では希釈倍率無視で水和剤粉末をごく少量の水でペースト状に溶いたものを患部に塗布する方法が用いられます。
水やりは健全な株なら、そしてバーク植で葉が成長中なら毎日でも良いですが、水やりはかけ流しで与え、内部の空気が入れ替わるようにします。葉が成長中ならこの水やり2回に一回薄めの液体肥料(npk=6:6:6なら2000~3000倍)を与えます。
日本の夏は原産地に勝る高温で多湿ですので原産地のように午後から夕方にかけてスコールのようにかけ流しであたえ鉢内の空気を入れ替えて20℃~25℃くらいまで温度を下げてやるのが正しい水やりです。停滞水はさけてください。
照度1000ルクスは暗すぎます。1000ルクスは事務作業をするには十分な照度ですが、光合成のための光としては弱すぎます。おそらく保償点ギリギリか下回る可能性があります。健全な生育のためには5000~10000ルクス12~14時間欲しいです。なお、長日短日の影響はありません。
花後の葉の黄変は養分回収による葉の寿命なのか病気によるのか時として判別が難しいことがあります。葉が先端から黄変して乾きながら縮んで行き、脱落するのは葉の寿命ですが、葉が茎側から黄変し、縮まないまま脱落するのは病気です。この縮まないままの脱落が続く場合は最も致死率の高いフザリウムに依るもので、気づいた時には茎内部が侵されていて手遅れであることがほとんどです。
ベンレートは優れた殺菌効果がある薬剤ですが、この症状が出はじめてからでは手遅れです。フザリウム症の多くは根腐れ気味の根から侵入し(時に花軸から侵入します)、茎に達して導管を侵します。導管を侵されれば単茎性の胡蝶蘭は生存できません。高温にすると病気の進行が加速するのはフザリウムに限らない多くの真菌(カビ)による病気に共通の特性です。やや低温にすることによって病気の進行を遅らせることはできますが、侵された部分が回復するわけではありませんからすでに導管が侵されている場合は望み薄です。
さて頂いた画像からそれが致命的なフザリウムによるものかどうかは正直わかりません。次々に脱落したのなら2枚目画像に見られる茎側からの黄変はそれらしく見えますので、そうなのかもしれません。ベンレートでこれ以上の進行が止まるならフザリウムほどの病原性を持たない他の真菌によるものかもしれません。
ベンレートで処置したのなら、あとは経過観察するしかないですね。致命的なものでなければ良いですが。
ベンレートは通常1000倍で予防殺菌に用いますが、毒性もあるので安易に散布するのは控えたほうが良いです。500倍でも植物に悪影響があるとは思いませんが、洋ラン栽培では希釈倍率無視で水和剤粉末をごく少量の水でペースト状に溶いたものを患部に塗布する方法が用いられます。
水やりは健全な株なら、そしてバーク植で葉が成長中なら毎日でも良いですが、水やりはかけ流しで与え、内部の空気が入れ替わるようにします。葉が成長中ならこの水やり2回に一回薄めの液体肥料(npk=6:6:6なら2000~3000倍)を与えます。
日本の夏は原産地に勝る高温で多湿ですので原産地のように午後から夕方にかけてスコールのようにかけ流しであたえ鉢内の空気を入れ替えて20℃~25℃くらいまで温度を下げてやるのが正しい水やりです。停滞水はさけてください。


Re: 葉の成長について
ひろしさん、ありがとうございます。
父の葬儀の際に愛華園芸様の胡蝶蘭を戴いたので、何とか来年も花が咲いてくれればと願っているのですが…。
教えて頂いた通り、原生地でいう 乾季の時期になる頃までは、かけ流しの水やり頻度を多くし、ハイポネックスの施肥も加えていきたいと思います。
置き場所についてですが、自宅で高ルクス(と言ってもスマホアプリでの計測ですが) になる場所があまりなく、しかもフザリウムの可能性が否定できない内は各株離した方が良いと、掲示板にも書かれていましたが、フザリウムは空気感染もするのでしょうか?
どの程度離しておくべきでしょうか?お世話する時は1株ずつ石鹸で手を洗ったり、グローブ等で他の株との区別はしています。
また昨日、文面にだけ書いて画像を貼れなかったのですが、葉の中心が割れているのは、もうだいぶ日が経ち乾いているようなので、このままで大丈夫でしょうか?
ベンレートが強いとお伺いし、最初からエムダイファーを薄めて2、3回灌注した方が良かったのかな、と少し後悔しております。
葉が落ちてベンレートを塗った茎の周りの黒くなった部分は切り取ってしまった方がよろしいのでしょうか?今日水やりをしましたら 相変わらず黄変葉が落ちた後いた小さな虫がまだいたもので…。
ゆい
2023/08/03(Thu) 02:21 No.28162

父の葬儀の際に愛華園芸様の胡蝶蘭を戴いたので、何とか来年も花が咲いてくれればと願っているのですが…。
教えて頂いた通り、原生地でいう 乾季の時期になる頃までは、かけ流しの水やり頻度を多くし、ハイポネックスの施肥も加えていきたいと思います。
置き場所についてですが、自宅で高ルクス(と言ってもスマホアプリでの計測ですが) になる場所があまりなく、しかもフザリウムの可能性が否定できない内は各株離した方が良いと、掲示板にも書かれていましたが、フザリウムは空気感染もするのでしょうか?
どの程度離しておくべきでしょうか?お世話する時は1株ずつ石鹸で手を洗ったり、グローブ等で他の株との区別はしています。
また昨日、文面にだけ書いて画像を貼れなかったのですが、葉の中心が割れているのは、もうだいぶ日が経ち乾いているようなので、このままで大丈夫でしょうか?
ベンレートが強いとお伺いし、最初からエムダイファーを薄めて2、3回灌注した方が良かったのかな、と少し後悔しております。
葉が落ちてベンレートを塗った茎の周りの黒くなった部分は切り取ってしまった方がよろしいのでしょうか?今日水やりをしましたら 相変わらず黄変葉が落ちた後いた小さな虫がまだいたもので…。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/08/03(Thu) 11:32 No.28165
葉の割れは白く乾いているようですから特に処置はいりません。
フザリウムは分生子による接触感染が主です。厚膜胞子による感染、接触しなくても感染することはあり得ますが、心配してもしょうがないので考えないことにしています。
黒く壊死した部分はできるだけ取り去って中の茎が健全な色彩をしているかどうか確認したほうが安心はできますね。虫は腐敗した部分を餌としているものが多いので、すくなくとも腐敗した部分を除去すればほとんどはいなくなるはずです。
フザリウムは分生子による接触感染が主です。厚膜胞子による感染、接触しなくても感染することはあり得ますが、心配してもしょうがないので考えないことにしています。
黒く壊死した部分はできるだけ取り去って中の茎が健全な色彩をしているかどうか確認したほうが安心はできますね。虫は腐敗した部分を餌としているものが多いので、すくなくとも腐敗した部分を除去すればほとんどはいなくなるはずです。


Re: 葉の成長について
ゆい
2023/08/03(Thu) 16:02 No.28167
申し訳ありません。間違えて新しいスレッドになってしまいました。
こちらに書き直しますので、先程の質問のスレッドは無視して下さい。
慣れてなくご迷惑をおかけしております。
ひろしさん、ありがとうございます。
一番明るい場所に各株数十cmずつしか離せませんが、置き場所を変えてみます。原産地でいう乾期の時期でも強めの明るさが必要でしょうか?寒い季節になると気温保持にはやはり1000ルクス程度の場所しかなくなりそうです。
黒い部分をめくることが出来、中は外から見る分には綺麗な色をしていますが、黒い部分が根ともつながっているように見え、引き剥がしても大丈夫でしょうか?
また無理に剥がした後は、薬などそこに何か処置が必要でしょうか?
何度もすみません。
こちらに書き直しますので、先程の質問のスレッドは無視して下さい。
慣れてなくご迷惑をおかけしております。
ひろしさん、ありがとうございます。
一番明るい場所に各株数十cmずつしか離せませんが、置き場所を変えてみます。原産地でいう乾期の時期でも強めの明るさが必要でしょうか?寒い季節になると気温保持にはやはり1000ルクス程度の場所しかなくなりそうです。
黒い部分をめくることが出来、中は外から見る分には綺麗な色をしていますが、黒い部分が根ともつながっているように見え、引き剥がしても大丈夫でしょうか?
また無理に剥がした後は、薬などそこに何か処置が必要でしょうか?
何度もすみません。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/08/05(Sat) 18:29 No.28173
茎自体が普通なら、黒い部分が根に繋がっているように見える場合でも、無理に引きはがすと根の中心軸(導管)を損傷することが多いので、根自体が固く少しの弾力があり、色がまともである場合はやめておいた方が良いです。根の色が変で(褐色を強めに帯びていたり)柔らかくなっているのであればその根は茎際で切除しその断面が黒いようであれば茎側も少し削いで変色が茎まで侵入していないかどうかを確認します。この場合茎に異常がなくてもベンレートでもエムダイファーでもペースト状に溶いたものを削いだ部分に塗布しておきます。
黒変が茎内部に侵入しているようであればその部分は切除が必要になります。
黒変が茎内部に侵入しているようであればその部分は切除が必要になります。


Re: 葉の成長について
ゆい
2023/08/07(Mon) 16:04 No.28176
ありがとうございます。
茎の根元の黒い部分はベンレートの色のせいかわかりませんが白っぽく乾燥してきました。しかし正常と思われる根と繋がっていたのでそのまま様子をみようと思います。
今回の葉の黄変がフザリウムでしたらいずれ結果は同じ事になるのでしょうし、
フザリウムでなければ余計な無理をかけるリスクもあるので。
茎の他の根元や葉も元気で張りもあるように見えますし、この夏の間は水やりの頻度を上げ、施肥ハイポネックス6-6-6を2000〜3000倍とを適宜加えてみます。
茎の根元の黒い部分はベンレートの色のせいかわかりませんが白っぽく乾燥してきました。しかし正常と思われる根と繋がっていたのでそのまま様子をみようと思います。
今回の葉の黄変がフザリウムでしたらいずれ結果は同じ事になるのでしょうし、
フザリウムでなければ余計な無理をかけるリスクもあるので。
茎の他の根元や葉も元気で張りもあるように見えますし、この夏の間は水やりの頻度を上げ、施肥ハイポネックス6-6-6を2000〜3000倍とを適宜加えてみます。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/08/07(Mon) 23:35 No.28179
フザリウムが進行しているのであれば、急激な葉の黄変、脱落などの症状が次々続き、葉が無くなるまで止りません。葉の脱落が一段落しているのであれば、葉の脱落は病原性の弱い雑菌によるものでえあった可能性が高いです。
ですからベンレート処置済みの現時点では「フザリウムではない」ことを前提に処置を進めるべきなので、この株には生長途上の新葉があるのですから施肥するのは現時点での正解ですね。
ですからベンレート処置済みの現時点では「フザリウムではない」ことを前提に処置を進めるべきなので、この株には生長途上の新葉があるのですから施肥するのは現時点での正解ですね。


Re: 葉の成長について
ゆい
2023/08/16(Wed) 17:38 No.28205
ご返信頂いていたようで、たいへんありがとうございます!
ご指導頂きましたように水遣り、葉水、施肥を続けています。
6月7月の立て続けの葉の黄変、落下が止まり、一株は新しい葉も見えてきました。ポリポットの中の根が比較的少なく見える一株だけは葉の成長が遅いですが、状態は悪化していないので、まずはフザリウムではなかったんだと、とても嬉しく喜んでおります。
これからもこちらの掲示板を拝見させて頂いて、たくさんの知識をつけていきたいと思います。
ありがとうございます。
ご指導頂きましたように水遣り、葉水、施肥を続けています。
6月7月の立て続けの葉の黄変、落下が止まり、一株は新しい葉も見えてきました。ポリポットの中の根が比較的少なく見える一株だけは葉の成長が遅いですが、状態は悪化していないので、まずはフザリウムではなかったんだと、とても嬉しく喜んでおります。
これからもこちらの掲示板を拝見させて頂いて、たくさんの知識をつけていきたいと思います。
ありがとうございます。


Re: 葉の成長について
お世話になっております。
その後、葉が黄変した3株の内2株は無事に新しい葉も出て順調ですが、1株だけ怪しくなってきました。
置き場所を明るく気温も高めの他の元気な2鉢の近くに戻して数日ですが、葉が中心部から黄色くなり、そして葉に湿ったシミのようなものを今朝発見しました。
この株は元々、他の株に比べて
ポリポット内の根の充実をあまり感じられない株でした。
フザリウムの可能性も視野に、このままダメになるぐらいなら、賭けではありますが植え替えまたはタッパーウェア等での保護を考えております。
ポリポットから出し根の整理や黒くなった茎部分を剥いて茎がどの程度悪くなっているのか切り詰めて行き
フザリウムの赤いものが見られなければ
新しいポリポットとバークにて植え替え
または
タッパーウェアに水苔を敷き寝かせて置き
朝晩スプレーし、普段は濡れたガーゼ等を軽く被せ
蓋も軽く置いておく
というアイデアが浮かびましたが
良くないでしょうか?
また、茎や根を切った後は濃いめのベンレート(7月から2度目になりますが)を塗ったほうがよろしいでしょうか?
こちらは金沢市です。
今年はフェーン現象が多く大変暑く、最低気温は27℃、最高では35℃程度がもう暫く続くと予報されています。
植え替えの時期ではないと思いますが、何かした方がましなのではと思いまして。
どうぞよろしくお願い致します。
ゆい
2023/08/25(Fri) 14:59 No.28222

その後、葉が黄変した3株の内2株は無事に新しい葉も出て順調ですが、1株だけ怪しくなってきました。
置き場所を明るく気温も高めの他の元気な2鉢の近くに戻して数日ですが、葉が中心部から黄色くなり、そして葉に湿ったシミのようなものを今朝発見しました。
この株は元々、他の株に比べて
ポリポット内の根の充実をあまり感じられない株でした。
フザリウムの可能性も視野に、このままダメになるぐらいなら、賭けではありますが植え替えまたはタッパーウェア等での保護を考えております。
ポリポットから出し根の整理や黒くなった茎部分を剥いて茎がどの程度悪くなっているのか切り詰めて行き
フザリウムの赤いものが見られなければ
新しいポリポットとバークにて植え替え
または
タッパーウェアに水苔を敷き寝かせて置き
朝晩スプレーし、普段は濡れたガーゼ等を軽く被せ
蓋も軽く置いておく
というアイデアが浮かびましたが
良くないでしょうか?
また、茎や根を切った後は濃いめのベンレート(7月から2度目になりますが)を塗ったほうがよろしいでしょうか?
こちらは金沢市です。
今年はフェーン現象が多く大変暑く、最低気温は27℃、最高では35℃程度がもう暫く続くと予報されています。
植え替えの時期ではないと思いますが、何かした方がましなのではと思いまして。
どうぞよろしくお願い致します。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/08/25(Fri) 23:26 No.28223
いやな黄変のしかたですね。根の色も褐色が濃いものが多く、フザリウムを伝播してそうな色彩です。この株は根のチェックがひつようですね。ポットから抜いて死んだ根を整理し、整理した根の茎との接続部分に黒灰色の変色がないか確認して全体像を画像アップしてください。また茎の下部の根の生き根の無い部分を切断して断面の色彩がわかる画像をアップしてください、


Re: 葉の成長について
遅い時間までご教示頂き大変恐縮です。
ありがとうございます。
8/26(土)15時頃
問題の株をポリポットから出した途端に上の2つの葉がポロリと取れてしまい
見ると葉の根元も茎の中心も真っ黒になっていました。
株全体がバラバラになってしまって頭も体もフリーズしてしまいました。
2021/07/04(Sun) 12:52 No.26656
の方が書かれていたのと同様
ウチの株も外側はバークでしたが根の中心に水苔を片手山盛り分ぐらい抱かせてある状態でした。
但し、水を5日前に掛け流ししたばかりなので水苔は湿った匂いはしていましたが、根と共に嫌な臭いは全くありません。
これがフザリウムでしょうか?
それとも単なる根腐れでしょうか ?
何もかもが初めてのことで
こちらの他の方々へのひろしさんの回答を参考に
こちらの株には正しいのかどうかわからないまま
バークと水苔を外して根を洗って
葉の根元の黒いのを洗い流し
葉水をして
ペーパータオルの上に干しました。
ベンレートを塗るのはひかえました。
根については既に外れているものは廃棄したのですが
明らかにカラカラでも、細い紐のような根が繋がっているものは
切らない方がいいのかわからず
そのままにしてあります。
1,2本根が充実しているものが残っているようです。
私ができることがありましたら
教えてください。
また、他の元気な2株も中心に水苔を抱えていると思います。
水やりや保管方法を変更する点はありますか?
販売店の方からはポリポットにバーク植えで再来年まで植え替えは必要ないと言われたので
戴いた寄植えをそれぞれポリポットのまま日本製の素焼き鉢に分けています。
ひろしさんのご回答の中には
水苔+プラスチック鉢だと厳しいと書かれていたかと思います。
ポリポットは扱いやすいので
助かっているのですが
この機会に他の2株も水苔をとってポリポットにバークと軽石で
素焼き鉢に植え替えした方がよろしいでしょうか?
ただ現在は掛け流しの水やりを数日置き
10日に1回程度はハイポネックスの3000倍に薄めて掛け流していて
新しい葉も出てきて順調なので
植え替えが正しいのかどうかわかりません。
どうぞよろしくお願いいたします。
ゆい
2023/08/26(Sat) 18:47 No.28224

ありがとうございます。
8/26(土)15時頃
問題の株をポリポットから出した途端に上の2つの葉がポロリと取れてしまい
見ると葉の根元も茎の中心も真っ黒になっていました。
株全体がバラバラになってしまって頭も体もフリーズしてしまいました。
2021/07/04(Sun) 12:52 No.26656
の方が書かれていたのと同様
ウチの株も外側はバークでしたが根の中心に水苔を片手山盛り分ぐらい抱かせてある状態でした。
但し、水を5日前に掛け流ししたばかりなので水苔は湿った匂いはしていましたが、根と共に嫌な臭いは全くありません。
これがフザリウムでしょうか?
それとも単なる根腐れでしょうか ?
何もかもが初めてのことで
こちらの他の方々へのひろしさんの回答を参考に
こちらの株には正しいのかどうかわからないまま
バークと水苔を外して根を洗って
葉の根元の黒いのを洗い流し
葉水をして
ペーパータオルの上に干しました。
ベンレートを塗るのはひかえました。
根については既に外れているものは廃棄したのですが
明らかにカラカラでも、細い紐のような根が繋がっているものは
切らない方がいいのかわからず
そのままにしてあります。
1,2本根が充実しているものが残っているようです。
私ができることがありましたら
教えてください。
また、他の元気な2株も中心に水苔を抱えていると思います。
水やりや保管方法を変更する点はありますか?
販売店の方からはポリポットにバーク植えで再来年まで植え替えは必要ないと言われたので
戴いた寄植えをそれぞれポリポットのまま日本製の素焼き鉢に分けています。
ひろしさんのご回答の中には
水苔+プラスチック鉢だと厳しいと書かれていたかと思います。
ポリポットは扱いやすいので
助かっているのですが
この機会に他の2株も水苔をとってポリポットにバークと軽石で
素焼き鉢に植え替えした方がよろしいでしょうか?
ただ現在は掛け流しの水やりを数日置き
10日に1回程度はハイポネックスの3000倍に薄めて掛け流していて
新しい葉も出てきて順調なので
植え替えが正しいのかどうかわかりません。
どうぞよろしくお願いいたします。


Re: 葉の成長について
ゆい
2023/08/26(Sat) 18:55 No.28228


Re: 葉の成長について
何度もすみません。
あの後根がカラカラになってきて
根について調べた結果、切るべき根を判断し
8/27(日)15時に整理しましたら
2本のみまだ水々しいものがありました。
しかし最後の葉は根元から湿っていたので取れてしまいました。
ひろしさんが他の方にご指導されている内容を下に
切り口には溶いたベンレートを塗り
一旦湿らせて1円玉大の穴6つを空けたビニール袋に入れて寝かせました。
空中に釣るのは葉に負担をかけない為かなぁと思い寝かせました。
葉がない茎、しかも状態はあまり良くない茎ですが…。
結果論ですが、今となれば思い切って早めに、根の整理と茎を切ってみれば良かったと後悔していますが、その時々で自分なりに一番の選択をしてきたとも思えます。
たいへん勉強になりました。
実は取れてしまってもまだきれいな葉が1枚あるので
同様に別のビニール袋に入れました。
朝晩水をスプレーし
日中は袋の口を夜よりも開き気味にして様子を見守ります。
また長くなり申し訳ありません。
まとめます。以外3点教えてください。
①ビニール袋での管理は上記でよろしいでしょうか?
全くのシロウトで、恥ずかしながら葉もないのに変なことをしているのかもしれませんが…。
②前の欄にも書きましたが
他の元気な2つの株も上部と回りにバークがあり
根の中心に水苔を抱えさせてあると思いますが
ビニールポットに素焼き鉢で大丈夫でしょうか?
③家の中で一番明るい場所として
数千ルクスほどある3株置いてあった部屋は
今年の猛暑では室温が37℃かそれ以上の日もあったかもしれません。
葉の成長期は温度よりも明るさを重視してそれぐらいの温度でも大丈夫なものでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ゆい
2023/08/27(Sun) 18:21 No.28229

あの後根がカラカラになってきて
根について調べた結果、切るべき根を判断し
8/27(日)15時に整理しましたら
2本のみまだ水々しいものがありました。
しかし最後の葉は根元から湿っていたので取れてしまいました。
ひろしさんが他の方にご指導されている内容を下に
切り口には溶いたベンレートを塗り
一旦湿らせて1円玉大の穴6つを空けたビニール袋に入れて寝かせました。
空中に釣るのは葉に負担をかけない為かなぁと思い寝かせました。
葉がない茎、しかも状態はあまり良くない茎ですが…。
結果論ですが、今となれば思い切って早めに、根の整理と茎を切ってみれば良かったと後悔していますが、その時々で自分なりに一番の選択をしてきたとも思えます。
たいへん勉強になりました。
実は取れてしまってもまだきれいな葉が1枚あるので
同様に別のビニール袋に入れました。
朝晩水をスプレーし
日中は袋の口を夜よりも開き気味にして様子を見守ります。
また長くなり申し訳ありません。
まとめます。以外3点教えてください。
①ビニール袋での管理は上記でよろしいでしょうか?
全くのシロウトで、恥ずかしながら葉もないのに変なことをしているのかもしれませんが…。
②前の欄にも書きましたが
他の元気な2つの株も上部と回りにバークがあり
根の中心に水苔を抱えさせてあると思いますが
ビニールポットに素焼き鉢で大丈夫でしょうか?
③家の中で一番明るい場所として
数千ルクスほどある3株置いてあった部屋は
今年の猛暑では室温が37℃かそれ以上の日もあったかもしれません。
葉の成長期は温度よりも明るさを重視してそれぐらいの温度でも大丈夫なものでしょうか?
よろしくお願いいたします。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/08/28(Mon) 00:17 No.28232
やはりフザリウム症ですね。単茎性の胡蝶蘭はこのように茎の導管部を侵されては残念ですが生存できません。枯死です。
フザリウムは弱った根から進入して茎に達することが多く、侵入された根の色は褐色を帯びますが、侵された茎の断面は黒灰色です。茎に侵入する前の根の段階で気づくことができれば助けることは可能ですが、この掲示板で其れが出来たことは過去に1例しかありません。
根の写真がありますのでこの中で最も侵入経路として怪しげな根はこれではないだろうか?というものに赤丸を着けておきました。いまさらなす術はないのですが。
フザリウムはどこにでもいるカビの一種で、根腐れなどで弱った根やいい加減に切断された花地の断面などから進入します。弱らせないのが予防法です。
ミズゴケ植だったものをバークで鉢増しするのは生産者の環境でならOKでしょうけれど、一般家庭では特に冬季の水やりが厄介になりますので、出来れば素焼き鉢にミズゴケ植とするか、プラ鉢にバーク(+軽石2割)で植え替えたほうが水やり管理が楽です。
植替えするなら低温になる前の期間に2月あれば植え替えたほうが良いでしょう。
フザリウムは弱った根から進入して茎に達することが多く、侵入された根の色は褐色を帯びますが、侵された茎の断面は黒灰色です。茎に侵入する前の根の段階で気づくことができれば助けることは可能ですが、この掲示板で其れが出来たことは過去に1例しかありません。
根の写真がありますのでこの中で最も侵入経路として怪しげな根はこれではないだろうか?というものに赤丸を着けておきました。いまさらなす術はないのですが。
フザリウムはどこにでもいるカビの一種で、根腐れなどで弱った根やいい加減に切断された花地の断面などから進入します。弱らせないのが予防法です。
ミズゴケ植だったものをバークで鉢増しするのは生産者の環境でならOKでしょうけれど、一般家庭では特に冬季の水やりが厄介になりますので、出来れば素焼き鉢にミズゴケ植とするか、プラ鉢にバーク(+軽石2割)で植え替えたほうが水やり管理が楽です。
植替えするなら低温になる前の期間に2月あれば植え替えたほうが良いでしょう。


Re: 葉の成長について
ひろしさんありがとうございます。
これがフザリウムなんですね。
外から見る分には葉がツヤツヤして元気そうだったので
根は茶色いのもあるけどこんなものなのかと思って
ヘタに触らない方が無難と、
掘り起こす決断が遅れた事を反省しています。
教えて頂いた「茎に行く前に気づいた一例」はどのようなきっかけで防げたのでしょうか?
また、ご回答文にある「花地」とはどこになりますか?
ネットで調べても出てこなく
勉強不足ですみません。
ひろしさんがご指摘の赤丸を付けた画像が見れないようなので
またよろしくお願いいたします。
置き場所は明るさが一番で気温は多少37℃かそれ以上になっても
大丈夫でしょうか?
一番元気そうな株の葉の緑色が少し薄いというか明るい緑になってきた感じがしています。
フザリウムの株との接触には気をつけていた他の2株に
念の為エムダイファー薄め液をかけておいた方がよろしいでしょうか?
シャワーでの水やりがしやすい事と
その際に根の状態が見れる為
最初にポリポットに植えた上で
ポリポットごと鉢に入れるという使い方をしたいのですが
ポリポットと水苔だと厳しいと書かれていたかと思います。
ポリポットを使いたい場合は
やはり軽石とバークでプラ鉢がいいのでしょうか?
しかしウチに来てから8ヶ月も水苔が中心にあったので
突然バークに変えるのも良くないでしょうか?
ひろしさんならこの時点で
念の為の植え替えのご判断をされますか?
他の2株の画像を次に付けます。
わからないことだらけで
申し訳ありません。
ゆい
2023/08/28(Mon) 15:00 No.28233

これがフザリウムなんですね。
外から見る分には葉がツヤツヤして元気そうだったので
根は茶色いのもあるけどこんなものなのかと思って
ヘタに触らない方が無難と、
掘り起こす決断が遅れた事を反省しています。
教えて頂いた「茎に行く前に気づいた一例」はどのようなきっかけで防げたのでしょうか?
また、ご回答文にある「花地」とはどこになりますか?
ネットで調べても出てこなく
勉強不足ですみません。
ひろしさんがご指摘の赤丸を付けた画像が見れないようなので
またよろしくお願いいたします。
置き場所は明るさが一番で気温は多少37℃かそれ以上になっても
大丈夫でしょうか?
一番元気そうな株の葉の緑色が少し薄いというか明るい緑になってきた感じがしています。
フザリウムの株との接触には気をつけていた他の2株に
念の為エムダイファー薄め液をかけておいた方がよろしいでしょうか?
シャワーでの水やりがしやすい事と
その際に根の状態が見れる為
最初にポリポットに植えた上で
ポリポットごと鉢に入れるという使い方をしたいのですが
ポリポットと水苔だと厳しいと書かれていたかと思います。
ポリポットを使いたい場合は
やはり軽石とバークでプラ鉢がいいのでしょうか?
しかしウチに来てから8ヶ月も水苔が中心にあったので
突然バークに変えるのも良くないでしょうか?
ひろしさんならこの時点で
念の為の植え替えのご判断をされますか?
他の2株の画像を次に付けます。
わからないことだらけで
申し訳ありません。


Re: 葉の成長について
見返してみると、先程の文面の画像が誤解を招きそうで申し訳ありません。
上の画像は家で一番元気、と思われる株です。
次にこちらにもう一株の画像つけます。
こちらは以前1枚葉が黄色くなり
茎周辺にベンレート塗っています。
その後新しい葉が出てきています。
この2株はフザリウムになった株と共に家に来て
早々に株分けし、接触もさせないようにしてきました。
念の為の薬剤と植え替えの要否に迷っているものです。
よろしくお願いいたします。
ゆい
2023/08/28(Mon) 15:06 No.28234

上の画像は家で一番元気、と思われる株です。
次にこちらにもう一株の画像つけます。
こちらは以前1枚葉が黄色くなり
茎周辺にベンレート塗っています。
その後新しい葉が出てきています。
この2株はフザリウムになった株と共に家に来て
早々に株分けし、接触もさせないようにしてきました。
念の為の薬剤と植え替えの要否に迷っているものです。
よろしくお願いいたします。


Re: 葉の成長について
夜遅かったので間違いをチェックせずに送信してしまってました。
花地は花軸の打ち間違いです。
フザリウムの90%は弱った根からの侵入が殆どですが、稀に残された花軸から進入することがあります。
画像を添付します。
残りの2株は見たところ順調そうです。これも芯はミズゴケでバークで鉢増しされているのだろうと思います。いまの高温期から秋前半までは成長期を保てますから、その植え方でトラブルになることはあまりありません。問題は成長休止期の秋半ばからの水やりが難しくなります。ただ最低15度C以上、最高25℃の温度環境での冬越しが可能であればそんなに問題にはなりません。
最低10度最高18度で越冬しなければならない場合、15度を割る場合、根は乾いた状態でないと根ぐされ始めますので、デリケートな水やりが要求されます。
越冬環境で植え替えるべきか、そのままが良いか変わります。
ひろし@小南部
2023/08/29(Tue) 00:02 No.28235

花地は花軸の打ち間違いです。
フザリウムの90%は弱った根からの侵入が殆どですが、稀に残された花軸から進入することがあります。
画像を添付します。
残りの2株は見たところ順調そうです。これも芯はミズゴケでバークで鉢増しされているのだろうと思います。いまの高温期から秋前半までは成長期を保てますから、その植え方でトラブルになることはあまりありません。問題は成長休止期の秋半ばからの水やりが難しくなります。ただ最低15度C以上、最高25℃の温度環境での冬越しが可能であればそんなに問題にはなりません。
最低10度最高18度で越冬しなければならない場合、15度を割る場合、根は乾いた状態でないと根ぐされ始めますので、デリケートな水やりが要求されます。
越冬環境で植え替えるべきか、そのままが良いか変わります。


Re: 湿度や明るさについて
ひろし様
その後、黄変した葉が落ちた株はベンレートを塗ったあと、気温的に植え替えはせず様子をみておりましたら、葉や根が出て11月には花芽も出てきました。
お陰様でありがとうございます。
冬期になりわからないことが何点か出てきてしまい教えて下さい。
植え方は根の中心にミズゴケで
周りと上にバークでポリポットを素焼き鉢に隙間を少し開けて入れ込んであります。
ひろし様はこの植え方だと
冬は水が多いと心配と仰ったかと思い
水遣りは11月下旬からは
乾かし気味に15日置きで
最低気温15℃程度になりそうな日はかけ流しの温めの水ではなく
葉と根にスプレーのみしています。
葉と根へのスプレーはずっと2日置きに夕方行っています。(施肥は休止)
①夜間の湿度について
トロ箱(または段ボール箱)に入れる方法について、皆様も書かれていますが、初心者なもので初歩的な事がわかりません。
胡蝶蘭は葉が左右に大きく広がっていますが、
葉も含めた株の高さと幅をカバーする大きな箱にすっぽり全体を入れないと有効ではないのでしょうか?
トロ箱は高さ10〜15cmのものしか見たことがないのですが
大きな物が手に入らない場合は
上部をワイヤーなどで工作してビニール袋を被せるしかないのでしょうか?
こちらは金沢市で徐々に冷え込みが心配され
夜間は蓄熱暖房の予熱があるリビングに持ってきて15℃以上は保てるかと思っていますが
湿度が35〜45%になっても大丈夫なのか不安になりお尋ねさせて頂きました。
②明るさと温度または湿度どちらを優先すべきでしょうか?
冬場リビングは1000ルクス程度と照度に不安があり、日中は
二階の南西の部屋(が15℃以上あれば)持っていっています。
そこは3000〜10000ルクスになります。
日中に明るさを求めるとなると
日中は15〜18℃湿度は50%
夜間は18〜22℃湿度は35〜50%で
何となく逆のような気がしています。
どちらも適えられる場所が家にあればいいのですが…。
③冬でもレースカーテンを通していますが
もしも直射日光になったとしても2,3万ルクスで2,3時間にしかならない場合
葉がひんやりしていれば
カーテンを開けて少しでも明るい方がよろしいでしょうか?
④花芽に芯を沿わすのは
もっと長くなってからでしょうか?(一株は葉の陰から出るように日光の当て方を工夫している途中ですが)
ひろし様はなるべく自由にさせていると仰ってらしたかと思います。
株が鉢から倒れそうにならなければ芯なしでも構わないのでしょうか?
長くなり申し訳けありません。
ゆい
2023/12/11(Mon) 15:51 No.28365

その後、黄変した葉が落ちた株はベンレートを塗ったあと、気温的に植え替えはせず様子をみておりましたら、葉や根が出て11月には花芽も出てきました。
お陰様でありがとうございます。
冬期になりわからないことが何点か出てきてしまい教えて下さい。
植え方は根の中心にミズゴケで
周りと上にバークでポリポットを素焼き鉢に隙間を少し開けて入れ込んであります。
ひろし様はこの植え方だと
冬は水が多いと心配と仰ったかと思い
水遣りは11月下旬からは
乾かし気味に15日置きで
最低気温15℃程度になりそうな日はかけ流しの温めの水ではなく
葉と根にスプレーのみしています。
葉と根へのスプレーはずっと2日置きに夕方行っています。(施肥は休止)
①夜間の湿度について
トロ箱(または段ボール箱)に入れる方法について、皆様も書かれていますが、初心者なもので初歩的な事がわかりません。
胡蝶蘭は葉が左右に大きく広がっていますが、
葉も含めた株の高さと幅をカバーする大きな箱にすっぽり全体を入れないと有効ではないのでしょうか?
トロ箱は高さ10〜15cmのものしか見たことがないのですが
大きな物が手に入らない場合は
上部をワイヤーなどで工作してビニール袋を被せるしかないのでしょうか?
こちらは金沢市で徐々に冷え込みが心配され
夜間は蓄熱暖房の予熱があるリビングに持ってきて15℃以上は保てるかと思っていますが
湿度が35〜45%になっても大丈夫なのか不安になりお尋ねさせて頂きました。
②明るさと温度または湿度どちらを優先すべきでしょうか?
冬場リビングは1000ルクス程度と照度に不安があり、日中は
二階の南西の部屋(が15℃以上あれば)持っていっています。
そこは3000〜10000ルクスになります。
日中に明るさを求めるとなると
日中は15〜18℃湿度は50%
夜間は18〜22℃湿度は35〜50%で
何となく逆のような気がしています。
どちらも適えられる場所が家にあればいいのですが…。
③冬でもレースカーテンを通していますが
もしも直射日光になったとしても2,3万ルクスで2,3時間にしかならない場合
葉がひんやりしていれば
カーテンを開けて少しでも明るい方がよろしいでしょうか?
④花芽に芯を沿わすのは
もっと長くなってからでしょうか?(一株は葉の陰から出るように日光の当て方を工夫している途中ですが)
ひろし様はなるべく自由にさせていると仰ってらしたかと思います。
株が鉢から倒れそうにならなければ芯なしでも構わないのでしょうか?
長くなり申し訳けありません。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/12/12(Tue) 21:05 No.28368
最低気温が15度以上を維持できるのであれば、水やりを制限する必要はありません。画像を拝見するにまだ成長途上の葉があるので、ここで水を制限すると成長途上の葉は小さいままに終わります。ただし水道水の温度が冬季には下がるので与える水の温度が20℃以下にならないよう、冷たくない水を与えるようにしてください。
①夜間湿度について
50%をわらないように管理してください。
トロ箱でなくても、クーラーボックスならトロ箱同様の効果があります。
また最低気温が危ないわけではなさそうなようですから、温度維持ではなくて湿度維持だけを目的にするのならトロ箱は必要なく、段ボール箱などでも中に水を張った皿に蒸散面積を増やすためにおしぼりなどをいれて水面上に半分でるようにしておけば湿度は維持できます。
②明るさ、温度、湿度の優先順位ということですが、どれが不足しても満足な生長は望めないので、優先順位をつけることはできません。強いていえば金沢なら明るさ、温度よりは優先順位が低い可能性がありますが。
③明るさは冬季に関して言えばガラス越し直射(およそ2万ルクス)が2時間当たるくらいの明るさが望ましいですが、これまで暗めの環境で育てていた株を何の準備もなしに実施するとおそらく葉焼けします。冬の金沢は曇天が多いと聞き及んでおりますが曇天ならレースカーテンは無い方が良いです。
②の補足
日中は気温が20度を超えていることが望ましいのです。このとき周囲温度が18度程度しかない場合上面解放の段ボール箱に収めるなどして段ボールが太陽光を蓄熱できるようにしておけば+3度くらいの効果があります。このとき上面をラップなどで覆ってしまうとガラス越しレースカーテン越しでも太陽光にあてると蒸れてしまうのでお気を付けください。
④花芽ですが小さいうちから誘導しようとすると軸が柔らかいので折ってしまうのがオチです。最初は光の向きで誘導し、軸がある程度の硬さと強度がでてから支柱に添わせるようにします。
私の場合株の個性をわかっていますので、6輪くらいまでの花軸なら支柱を添わせることはしません。
①夜間湿度について
50%をわらないように管理してください。
トロ箱でなくても、クーラーボックスならトロ箱同様の効果があります。
また最低気温が危ないわけではなさそうなようですから、温度維持ではなくて湿度維持だけを目的にするのならトロ箱は必要なく、段ボール箱などでも中に水を張った皿に蒸散面積を増やすためにおしぼりなどをいれて水面上に半分でるようにしておけば湿度は維持できます。
②明るさ、温度、湿度の優先順位ということですが、どれが不足しても満足な生長は望めないので、優先順位をつけることはできません。強いていえば金沢なら明るさ、温度よりは優先順位が低い可能性がありますが。
③明るさは冬季に関して言えばガラス越し直射(およそ2万ルクス)が2時間当たるくらいの明るさが望ましいですが、これまで暗めの環境で育てていた株を何の準備もなしに実施するとおそらく葉焼けします。冬の金沢は曇天が多いと聞き及んでおりますが曇天ならレースカーテンは無い方が良いです。
②の補足
日中は気温が20度を超えていることが望ましいのです。このとき周囲温度が18度程度しかない場合上面解放の段ボール箱に収めるなどして段ボールが太陽光を蓄熱できるようにしておけば+3度くらいの効果があります。このとき上面をラップなどで覆ってしまうとガラス越しレースカーテン越しでも太陽光にあてると蒸れてしまうのでお気を付けください。
④花芽ですが小さいうちから誘導しようとすると軸が柔らかいので折ってしまうのがオチです。最初は光の向きで誘導し、軸がある程度の硬さと強度がでてから支柱に添わせるようにします。
私の場合株の個性をわかっていますので、6輪くらいまでの花軸なら支柱を添わせることはしません。


Re: 湿度や明るさについて
ゆい
2023/12/14(Thu) 15:20 No.28369
ひろし様ありがとうございます。
これからこちら北陸地方は
定期的に強い寒波が訪れます。
今朝も冷え込みが強く、蓄熱暖房の予熱があっても
段ボール内の気温が最低14.8℃まで下がりました。
今後15°cを下回りそうな日には
冷たくない水でのシャワーのような水やりは控え
葉水と出ている根の部分だけに
冷たくない水でのスプレーにすればよろしいでしょうか?
①湿度について
ひろし様に教えて頂いた通り段ボール内に水とおしぼりで50〜60%は保てていたようです。ありがとうございます。
ひろし様や他の皆様方は
加湿器なども使ってらっしゃるんでしょうか?
ただ夜間無人になる場所で加湿器を使う事は、火災等の事故があると危ないと以前から家人に止められるもので…。
②明るさと温度について
日中に置いている2階南西の部屋は晴れれば最低1,2万ルクス得られますが、曇りや雨だと1200ルクス程度です。
昨日は蓋を開けたままの段ボールに入れてみましたが
少し寒い日だったようで16℃にしかなりませんでした。
これからもっと下がってくるのかもしれません。
ひろし様がおっしゃる通り
金沢の冬は曇天や雨、雪が多く
日光を得られる日が他方よりも少ないように思います。
さほどの光を得られないのであれば、
冬の間は寒い場所より蓄熱暖房近くで乾燥しない場所に(照度はかなり落ち、晴れ1000ルクス〜曇天なら300ルクスですが)終日置くことにしようかと思いますが、あまり良くないでしょうか?
1つの救いは、この胡蝶蘭達が家に来てくれてそろそろ1年となります。
私には何の知識も経験もない上に去年も寒さが厳しい朝も多々あるも、(出荷されたばかりで元気だっただけかもしれませんが)冬を越してくれたので
この冬も何とか元気で過ごして欲しいと願うばかりです。
④花芽の支柱については
花芽が今後どのように伸びてくるかを観察して、焦らずに見守っていきたいと思います。
これからこちら北陸地方は
定期的に強い寒波が訪れます。
今朝も冷え込みが強く、蓄熱暖房の予熱があっても
段ボール内の気温が最低14.8℃まで下がりました。
今後15°cを下回りそうな日には
冷たくない水でのシャワーのような水やりは控え
葉水と出ている根の部分だけに
冷たくない水でのスプレーにすればよろしいでしょうか?
①湿度について
ひろし様に教えて頂いた通り段ボール内に水とおしぼりで50〜60%は保てていたようです。ありがとうございます。
ひろし様や他の皆様方は
加湿器なども使ってらっしゃるんでしょうか?
ただ夜間無人になる場所で加湿器を使う事は、火災等の事故があると危ないと以前から家人に止められるもので…。
②明るさと温度について
日中に置いている2階南西の部屋は晴れれば最低1,2万ルクス得られますが、曇りや雨だと1200ルクス程度です。
昨日は蓋を開けたままの段ボールに入れてみましたが
少し寒い日だったようで16℃にしかなりませんでした。
これからもっと下がってくるのかもしれません。
ひろし様がおっしゃる通り
金沢の冬は曇天や雨、雪が多く
日光を得られる日が他方よりも少ないように思います。
さほどの光を得られないのであれば、
冬の間は寒い場所より蓄熱暖房近くで乾燥しない場所に(照度はかなり落ち、晴れ1000ルクス〜曇天なら300ルクスですが)終日置くことにしようかと思いますが、あまり良くないでしょうか?
1つの救いは、この胡蝶蘭達が家に来てくれてそろそろ1年となります。
私には何の知識も経験もない上に去年も寒さが厳しい朝も多々あるも、(出荷されたばかりで元気だっただけかもしれませんが)冬を越してくれたので
この冬も何とか元気で過ごして欲しいと願うばかりです。
④花芽の支柱については
花芽が今後どのように伸びてくるかを観察して、焦らずに見守っていきたいと思います。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/12/17(Sun) 14:07 No.28370
①加湿器について、ですが、ヒーターを使用するものは火災の危険がゼロではありませんが、超音波式であればそのおそれはほとんどないと言えます。電気を使用しているものですから、理論上は他の家電製品と同じで漏電の可能性は0ではないわけですが、他の殆どの電化製品同様そのリスクは限りなく低いのです。
ただ、超音波式には水道の蛇口から出たばかりの塩素が残る状態の水を使ってください。熱を加えていないので水に雑菌が含まれていれば、ミストで雑菌をばらまく結果になります。
使い方は暖房をしている間に加湿器を作動させて置き、暖房を止めたら加湿器も止めてください。
②明るさですが強くて1000ルクス、曇天で300ルクスでは生存できません。明るい場所で暖房あるいは保温を検討してください。最低1200ルクスはぎりぎりですが、1万ルクスのときもあるのであれば、なんとかなります。ただしいきなり2万ルクスでは日焼します。1万ルクスなら何の問題もありませんが、
ただ、超音波式には水道の蛇口から出たばかりの塩素が残る状態の水を使ってください。熱を加えていないので水に雑菌が含まれていれば、ミストで雑菌をばらまく結果になります。
使い方は暖房をしている間に加湿器を作動させて置き、暖房を止めたら加湿器も止めてください。
②明るさですが強くて1000ルクス、曇天で300ルクスでは生存できません。明るい場所で暖房あるいは保温を検討してください。最低1200ルクスはぎりぎりですが、1万ルクスのときもあるのであれば、なんとかなります。ただしいきなり2万ルクスでは日焼します。1万ルクスなら何の問題もありませんが、


Re: 湿度や明るさについて
ゆい
2023/12/18(Mon) 15:32 No.28371
ひろし様ご回答ありがとうございます。
①夜間の湿度は、座布団の上に段ボールを置きその中にお皿にお湯とおしぼりを半浸しで夜通し15℃以上で湿度も60%ありました。
暖房が切れれば金沢の冬は基本湿度が高くなるせいかもしれません。
加湿器は肺炎既往の高齢者がいるので加熱式しか使えないのですが
ひろしさんに教えて頂いた上記の方法でクリアできそうです。
ありがとうございます。
②曇天で1200ルクス、晴天で1,2万ルクスある2階南西の部屋には空調設備がないので
今日は1階へリビング出窓に置いてみました。温度は20℃以上保てます。
出窓下に蓄熱暖房があるので乾燥を恐れたのですが
「日中の空中湿度は人が快適に過ごせる程度であればあまり気にする必要はありません」との他の方へのご回答がありましたので試しました。
ただやはり今日は雪が降り
1000ルクスも切れるかどうかという明るさです。
2007年頃のこちらのQ&AにLED照明を使って開花させられた方がいらっしゃったのを拝読しました。
LED証明は植物用も出ているようですが
葉焼けしない程度の数千ルクスを補えるものを探してみようと思いますが、ひろしさまのご意見はいかがでしょうか?
お忙しい中何度も申し訳ありません。
これなら(ポリポット+素焼き鉢に中心ミズゴケ上バークなので)注意しながらではありますが、
水やり回数も増やせ、まだ小さい葉も成長させられるかと思いまして。
花芽の伸びは鈍化してきたような気がしています。
①夜間の湿度は、座布団の上に段ボールを置きその中にお皿にお湯とおしぼりを半浸しで夜通し15℃以上で湿度も60%ありました。
暖房が切れれば金沢の冬は基本湿度が高くなるせいかもしれません。
加湿器は肺炎既往の高齢者がいるので加熱式しか使えないのですが
ひろしさんに教えて頂いた上記の方法でクリアできそうです。
ありがとうございます。
②曇天で1200ルクス、晴天で1,2万ルクスある2階南西の部屋には空調設備がないので
今日は1階へリビング出窓に置いてみました。温度は20℃以上保てます。
出窓下に蓄熱暖房があるので乾燥を恐れたのですが
「日中の空中湿度は人が快適に過ごせる程度であればあまり気にする必要はありません」との他の方へのご回答がありましたので試しました。
ただやはり今日は雪が降り
1000ルクスも切れるかどうかという明るさです。
2007年頃のこちらのQ&AにLED照明を使って開花させられた方がいらっしゃったのを拝読しました。
LED証明は植物用も出ているようですが
葉焼けしない程度の数千ルクスを補えるものを探してみようと思いますが、ひろしさまのご意見はいかがでしょうか?
お忙しい中何度も申し訳ありません。
これなら(ポリポット+素焼き鉢に中心ミズゴケ上バークなので)注意しながらではありますが、
水やり回数も増やせ、まだ小さい葉も成長させられるかと思いまして。
花芽の伸びは鈍化してきたような気がしています。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/12/19(Tue) 17:46 No.28372
私自身はLED照明を栽培用に使ったことは無いのですが、仰せのごとく過去にこちらの掲示板でLEDを使って結果が良かった方がおいでなので、有効であることは間違いありません。
今は電球タイプや蛍光灯タイプのものが多いですからいわゆる昼白色で十分とは思いますが、LEDを選べるのであれば青白色LEDに赤色LEDを混ぜると(ピンクがかって見える)光合成の効果が上がるという話も聞いたことがあります。植物が光合成に利用しない光線は緑の波長で、緑の光を反射や透過で捨てているので葉は緑に見えるのだとか。
照度計があるのなら、1万ルクスを越えない8000ルクス程度でスタートしてください。曇天や夜明け日没はありませんし時間は自由ですから慣らしても1万ルクスぐらいで葉焼けしないようにか管理すると良いでしょう。
今は電球タイプや蛍光灯タイプのものが多いですからいわゆる昼白色で十分とは思いますが、LEDを選べるのであれば青白色LEDに赤色LEDを混ぜると(ピンクがかって見える)光合成の効果が上がるという話も聞いたことがあります。植物が光合成に利用しない光線は緑の波長で、緑の光を反射や透過で捨てているので葉は緑に見えるのだとか。
照度計があるのなら、1万ルクスを越えない8000ルクス程度でスタートしてください。曇天や夜明け日没はありませんし時間は自由ですから慣らしても1万ルクスぐらいで葉焼けしないようにか管理すると良いでしょう。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2023/12/20(Wed) 22:28 No.28373
一筆書き忘れました。
LED照明は曇天日没は無いのですが、「必ず10時間ほどの夜は造って」ください。胡蝶蘭は夜間に気孔を開いて余剰な酸素を出し、光合成のための二酸化炭素を葉の細胞液に取り込みます。その生理に逆らわないようにするため、暗い時間帯が10時間ほどは必要です。明るい時間帯が14時間までは経験上OKです。温帯植物のような長日短日の管理は必要ありません。
LED照明は曇天日没は無いのですが、「必ず10時間ほどの夜は造って」ください。胡蝶蘭は夜間に気孔を開いて余剰な酸素を出し、光合成のための二酸化炭素を葉の細胞液に取り込みます。その生理に逆らわないようにするため、暗い時間帯が10時間ほどは必要です。明るい時間帯が14時間までは経験上OKです。温帯植物のような長日短日の管理は必要ありません。


Re: 湿度や明るさについて
ゆい
2023/12/22(Fri) 01:18 No.28374
ひろし様
ありがとうございます。
教えてくださった光合成に適した色の波長や照度の強さを踏まえて探してみます。
観葉植物用やコーデックス用など色々あるようですが1万ルクス前後のものを選びます。
また、使用する場合は照射時間も管理いたします。
植物用のカサつきの電球が単体でたくさん出ているので、ソケットがついたスタンドの高さで照度も調節できればと考えております。
暖房時間が増えたのでリビングは終日暖かく、
夜間も15℃を下回らないと思われる日があれば
通常通りの冷たくない水でのシャワーでの水遣りもつづけてみます。
こちらは曇天続きの冬ですが、胡蝶蘭達にはなんとか健康に冬越しをしてもらえればと思います。
ありがとうございます。
教えてくださった光合成に適した色の波長や照度の強さを踏まえて探してみます。
観葉植物用やコーデックス用など色々あるようですが1万ルクス前後のものを選びます。
また、使用する場合は照射時間も管理いたします。
植物用のカサつきの電球が単体でたくさん出ているので、ソケットがついたスタンドの高さで照度も調節できればと考えております。
暖房時間が増えたのでリビングは終日暖かく、
夜間も15℃を下回らないと思われる日があれば
通常通りの冷たくない水でのシャワーでの水遣りもつづけてみます。
こちらは曇天続きの冬ですが、胡蝶蘭達にはなんとか健康に冬越しをしてもらえればと思います。


Re: 葉の成長について
照度が必要なのは花芽ではなく、葉だけでいいのか教えてください。
今月に入り植物用のLEDライトが手に入り
画像のように照射しています。
リビング出窓の蓄熱暖房機の上で
ひろし様が教えて下さった10時間は夜になるように
お天気が悪い日の日中のみ当てています。
ライトと鉢との距離や角度で著しく照度が変わるので
いろいろ試していますが
1300〜4000ルクスという感じです。(しかしライトがなければ北陸の冬は窓際でも500ルクスあればいい方です。)
最初は台を使って花芽中心に照射していましたが
光合成するのは葉だったかと思い直したのと
台が壊れてしまったのでこのように置いています。
花芽には100ルクス程度しか照射されていませんが
葉を中心に照度があれば大丈夫でしょうか?
ゆい
2024/01/15(Mon) 16:03 No.28396

今月に入り植物用のLEDライトが手に入り
画像のように照射しています。
リビング出窓の蓄熱暖房機の上で
ひろし様が教えて下さった10時間は夜になるように
お天気が悪い日の日中のみ当てています。
ライトと鉢との距離や角度で著しく照度が変わるので
いろいろ試していますが
1300〜4000ルクスという感じです。(しかしライトがなければ北陸の冬は窓際でも500ルクスあればいい方です。)
最初は台を使って花芽中心に照射していましたが
光合成するのは葉だったかと思い直したのと
台が壊れてしまったのでこのように置いています。
花芽には100ルクス程度しか照射されていませんが
葉を中心に照度があれば大丈夫でしょうか?


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/01/15(Mon) 17:32 No.28398
意外に光束の角度が狭いのですね。これで2鉢はちょっと不足ではないかな?あるいは以前のようにライトを台のうえにして、照度が多少落ちても葉の広い面積と花軸にも光が当たったほうが良いのではないかと思います。花軸に光があたらないと花軸の背丈だけ伸びてつぼみが大きくなりません。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/01/16(Tue) 15:21 No.28399
ひろし様、ありがとうございます。
お伺いして良かったです!
花軸含め全体に光が必要なのですね。
台を外した状態だと双方に7〜8000ルクスあるとはいえ
一部の葉だけです。
下葉は無理としても、全体を照射できるように工夫してみます。
お伺いして良かったです!
花軸含め全体に光が必要なのですね。
台を外した状態だと双方に7〜8000ルクスあるとはいえ
一部の葉だけです。
下葉は無理としても、全体を照射できるように工夫してみます。


Re: 葉の成長について
新しい台に変え鉢を近づけられるようにしてみました。
以前の置き方よりも、葉や花軸への照度が格段上りました。ありがとうございます。
しかしどうしても照度の左右差ができるので、
両鉢左右日替わりにして、花軸を伸ばしたい方に光が来るようにしています。
左右日替わりでも大丈夫でしょうか?
また、初心者なので花軸に芯を上手く沿わせられるか自信がなく、
このまま様子をみて余程曲がって鉢が不安定にならない限り、自然に任せようかと思っていますが、それで大丈夫でしょうか?
ゆい
2024/01/19(Fri) 16:33 No.28402

以前の置き方よりも、葉や花軸への照度が格段上りました。ありがとうございます。
しかしどうしても照度の左右差ができるので、
両鉢左右日替わりにして、花軸を伸ばしたい方に光が来るようにしています。
左右日替わりでも大丈夫でしょうか?
また、初心者なので花軸に芯を上手く沿わせられるか自信がなく、
このまま様子をみて余程曲がって鉢が不安定にならない限り、自然に任せようかと思っていますが、それで大丈夫でしょうか?


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/01/20(Sat) 08:26 No.28403
十分な照度さえあればよいと思うのですが、LED光線での栽培の実地の経験は私には無いので、大丈夫と断言はできませんが、花軸に対しては場所を入れ替えながらでも誘導は可能と思います。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/01/21(Sun) 16:26 No.28404
ひろし様ありがとうございます。
温度、湿度、照度と水加減に留意して
この状態でおこなっていってみます。
温度、湿度、照度と水加減に留意して
この状態でおこなっていってみます。


Re: 葉の成長について
ひろしさま
お陰さまで3月に入り2株とも開花してきています。
5つずつ開花して蕾はあと2つずつあります。
花軸誘導が不安で自由にしたので
見た目はどうか分かりませんが
私のような初心者のもとで咲いてくれて感謝ですし嬉しいです。
今後の水やりと次の成長期について教えて下さい。
それぞれ蕾が全て咲いて花が萎れてきたものから切って
全て花が無くなってから花軸を短くカットするという自然に任せたほうがいいのか
それとも今から最長3ヶ月開花させてからだと葉や根の成長期間が短くなるから
もったいなくてもいい加減に花軸を切ったほうがいいのでしょうか?
(金沢市は11月入ると低温になってくるので)
開花中は根へのスプレー等がいいと仰られているのを拝読し
数日置きに葉の両面と根元に冷たくない水をスプレーし
葉の根元の余分な水を拭き取っています。
花軸を切るまではそれでよろしいでしょうか?
戴いたのは1年前で今のところ葉や根のトラブルがなく
危険は冒したくないので植え替えは来年まで考えていませんが
中のポリポットには古くなった茎も見えていたり
1株はポリポットがパンパンなので
やはり一回り大きいポリポットに植え替えした方がよろしいのでしょうか?
先週から室内最低気温も17℃以上、湿度も50%を下回らなくなったのと
開花して株の縦横寸法が大きくなり
夜間に段ボールに出し入れする際
そこらじゅうにぶつけそうになるので
今は夜間段ボールに入れていません。
長くなりましたが
どうぞよろしくお願いいたします。
ゆい
2024/04/03(Wed) 17:22 No.28481

お陰さまで3月に入り2株とも開花してきています。
5つずつ開花して蕾はあと2つずつあります。
花軸誘導が不安で自由にしたので
見た目はどうか分かりませんが
私のような初心者のもとで咲いてくれて感謝ですし嬉しいです。
今後の水やりと次の成長期について教えて下さい。
それぞれ蕾が全て咲いて花が萎れてきたものから切って
全て花が無くなってから花軸を短くカットするという自然に任せたほうがいいのか
それとも今から最長3ヶ月開花させてからだと葉や根の成長期間が短くなるから
もったいなくてもいい加減に花軸を切ったほうがいいのでしょうか?
(金沢市は11月入ると低温になってくるので)
開花中は根へのスプレー等がいいと仰られているのを拝読し
数日置きに葉の両面と根元に冷たくない水をスプレーし
葉の根元の余分な水を拭き取っています。
花軸を切るまではそれでよろしいでしょうか?
戴いたのは1年前で今のところ葉や根のトラブルがなく
危険は冒したくないので植え替えは来年まで考えていませんが
中のポリポットには古くなった茎も見えていたり
1株はポリポットがパンパンなので
やはり一回り大きいポリポットに植え替えした方がよろしいのでしょうか?
先週から室内最低気温も17℃以上、湿度も50%を下回らなくなったのと
開花して株の縦横寸法が大きくなり
夜間に段ボールに出し入れする際
そこらじゅうにぶつけそうになるので
今は夜間段ボールに入れていません。
長くなりましたが
どうぞよろしくお願いいたします。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/04/03(Wed) 21:04 No.28483
おー、開花しましたね。おめでとうございます。
一度咲かせられると株の方も環境に対して慣れたということで試行錯誤が減るので管理が楽になりますし、来年も咲かせることができるでしょう。花があるうちは葉裏と植え込み材料にスプレー程度の水でOKですが、夕方毎日与えると良いでしょう。
さて、だいぶ春めいてきましたから、温度維持のための段ボールいれは取りやめてかまいません。
植替えまたは鉢増しは、するのであれば花軸切除後10~2週間ほどしてから行います。根の状態が悪く無ければ鉢増しでかまいませんがその場合今使っている植え込み材料と似たものを使う必要があります。似たものが手に入らなければ植え替えしたほうが無難です。根傷みが見られる場合は根をほぐして植え込み材料を大雑把に取り除き、水洗いして殺菌剤処理し、陰干ししてから新しい植え込み材料で植え付けます。植え付け後は3~5日水やりせずに乾かします。
その後は乾いたら、ですが、新葉の成長が始まったら水を切らさないことが肝要です。ただ、水を切らさないとはいっても鉢皿にためた底水で、ではありません。与えるときには植え込み材料に水が行き渡るようかけ流しで与え、底穴から勢いよく水が流れ出すくらいにして内部の空気も入れ替えるようにします。そして水を切ってから鉢皿に戻します。このような与え方であれば葉の成長中は2~3日に一回くらいのペースになるかな?水やり2回に1回
の割でごく薄めた液体肥料を(能書きが1000倍だったら3000倍で)水やり代わりにかけ流しで与えます。
花軸を切るタイミングですがお勧めは「最初に開いた花がしおれたらあとは切り花にする」ですが株を大きくしたいわけではなく毎年6~7輪の開花があれば良いのであれば3輪くらい残った状態できりおとしても良いでしょう。
ただ、あまり長い間花軸をいかしておくと、花軸の存在は葉の成長を抑制することが多いので葉の生長期間が3か月を割るのは避けてください。11月には寒いのであれば、花軸切除から葉の成長開始までのリードタイムを考慮すれば6月一杯がリミットでしょうかね。
一度咲かせられると株の方も環境に対して慣れたということで試行錯誤が減るので管理が楽になりますし、来年も咲かせることができるでしょう。花があるうちは葉裏と植え込み材料にスプレー程度の水でOKですが、夕方毎日与えると良いでしょう。
さて、だいぶ春めいてきましたから、温度維持のための段ボールいれは取りやめてかまいません。
植替えまたは鉢増しは、するのであれば花軸切除後10~2週間ほどしてから行います。根の状態が悪く無ければ鉢増しでかまいませんがその場合今使っている植え込み材料と似たものを使う必要があります。似たものが手に入らなければ植え替えしたほうが無難です。根傷みが見られる場合は根をほぐして植え込み材料を大雑把に取り除き、水洗いして殺菌剤処理し、陰干ししてから新しい植え込み材料で植え付けます。植え付け後は3~5日水やりせずに乾かします。
その後は乾いたら、ですが、新葉の成長が始まったら水を切らさないことが肝要です。ただ、水を切らさないとはいっても鉢皿にためた底水で、ではありません。与えるときには植え込み材料に水が行き渡るようかけ流しで与え、底穴から勢いよく水が流れ出すくらいにして内部の空気も入れ替えるようにします。そして水を切ってから鉢皿に戻します。このような与え方であれば葉の成長中は2~3日に一回くらいのペースになるかな?水やり2回に1回
の割でごく薄めた液体肥料を(能書きが1000倍だったら3000倍で)水やり代わりにかけ流しで与えます。
花軸を切るタイミングですがお勧めは「最初に開いた花がしおれたらあとは切り花にする」ですが株を大きくしたいわけではなく毎年6~7輪の開花があれば良いのであれば3輪くらい残った状態できりおとしても良いでしょう。
ただ、あまり長い間花軸をいかしておくと、花軸の存在は葉の成長を抑制することが多いので葉の生長期間が3か月を割るのは避けてください。11月には寒いのであれば、花軸切除から葉の成長開始までのリードタイムを考慮すれば6月一杯がリミットでしょうかね。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/04/04(Thu) 08:24 No.28484
コメント間違いがありましたので訂正です。
謝り)植替えは花軸切除後10~2週間たってから
訂正)植替えは花軸切除後10日~2週間たってから
です。申し訳ありませんでした。
謝り)植替えは花軸切除後10~2週間たってから
訂正)植替えは花軸切除後10日~2週間たってから
です。申し訳ありませんでした。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/04/05(Fri) 16:25 No.28488
ありがとうございます!
ひろしさまのご指導のお陰です。
最長で6月までそのまま堪能しても大丈夫なら嬉しいです。
萎れた花から切って行き、最後の花まで見守りたいです。
その後暑くなる7月より前に
根が張っている株は少し大きいポリポットに交換し
余裕のある株もポリポットを新しくして古い根だけ取り除いた方がよろしいでしょうか?
しかし初心者なので今年は下手に触らない方がいいのかとも迷っています。
家が狭いので毎年今年のような大きさで開花させて行けたらと思っています。
また、念の為に教えて下さい。
植え替え、鉢増し時の殺菌処理とはエムダィファーやベンレート薄め液のスプレー等でよろしかったでしょうか?
あと今年使った段ボール箱はそれぞれの株に合わせて工作したのですが、次の冬も再利用しても大丈夫なものでしょうか?
段ボールを片付けて置いておくと虫がついたりすると聞いたことがあり
寒くなったらアルコール消毒液で内部等を拭き取ってまた使ってもいいものか
或いは毎年新しい段ボールを手に入れて使った方が株に安全なものなのかわからず迷っています。
よろしくお願いいたします。
ひろしさまのご指導のお陰です。
最長で6月までそのまま堪能しても大丈夫なら嬉しいです。
萎れた花から切って行き、最後の花まで見守りたいです。
その後暑くなる7月より前に
根が張っている株は少し大きいポリポットに交換し
余裕のある株もポリポットを新しくして古い根だけ取り除いた方がよろしいでしょうか?
しかし初心者なので今年は下手に触らない方がいいのかとも迷っています。
家が狭いので毎年今年のような大きさで開花させて行けたらと思っています。
また、念の為に教えて下さい。
植え替え、鉢増し時の殺菌処理とはエムダィファーやベンレート薄め液のスプレー等でよろしかったでしょうか?
あと今年使った段ボール箱はそれぞれの株に合わせて工作したのですが、次の冬も再利用しても大丈夫なものでしょうか?
段ボールを片付けて置いておくと虫がついたりすると聞いたことがあり
寒くなったらアルコール消毒液で内部等を拭き取ってまた使ってもいいものか
或いは毎年新しい段ボールを手に入れて使った方が株に安全なものなのかわからず迷っています。
よろしくお願いいたします。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/04/07(Sun) 10:33 No.28489
植替えするかどうかについての判断基準となる要素はいろいろあるのですが、即植え替えが必要という要素は「根腐れ」しかありません。
他の要素として、「ポットが小さくて根がいっぱい」「下葉が落ちて倒れそう」「成長が緩慢になって開花を休んだ」などがありますが、これらはいずれも緩やかな変化なので、長年栽培している私でも悩む事柄です。手抜き栽培を心がけているのもありますが。
今回は「ポットが小さくて根がいっぱい」に該当するかどうかだろうと思うのですが、出来れば花後に植え替えたほうが良いだろうとは思います。内部の根のチェックもしたほうが良いでしょう。
実務的にはポットから出して生きている根の量を確かめてから鉢のサイズ種類、植え込み材料の種類、バークであれば粒の大きさなどを決めるのが良いのです。
植替えの手順は
まず、ばらす。植え込み材料を落として水洗い。死んだ根を切除する。根が元気であれば特に殺菌剤散布は不要ですが、怪しい場合ベンレートやエムダイファーなどの殺菌剤散布、あるいは液剤に浸漬してから24時間陰干ししてから新しいポットと新しい植え込み材料で植え付けます。植え込み材料は育てられたものと原則的には同じものが良いのですが、外からバークに見えても芯はミズゴケなどという場合もあり、株がどちらをこのんでいるかわかる場合それに従います。ただし、ミズゴケ植する場合新正素焼き鉢(駄温や朱温、テラコッタではない)を用いるのが原則です。
他の要素として、「ポットが小さくて根がいっぱい」「下葉が落ちて倒れそう」「成長が緩慢になって開花を休んだ」などがありますが、これらはいずれも緩やかな変化なので、長年栽培している私でも悩む事柄です。手抜き栽培を心がけているのもありますが。
今回は「ポットが小さくて根がいっぱい」に該当するかどうかだろうと思うのですが、出来れば花後に植え替えたほうが良いだろうとは思います。内部の根のチェックもしたほうが良いでしょう。
実務的にはポットから出して生きている根の量を確かめてから鉢のサイズ種類、植え込み材料の種類、バークであれば粒の大きさなどを決めるのが良いのです。
植替えの手順は
まず、ばらす。植え込み材料を落として水洗い。死んだ根を切除する。根が元気であれば特に殺菌剤散布は不要ですが、怪しい場合ベンレートやエムダイファーなどの殺菌剤散布、あるいは液剤に浸漬してから24時間陰干ししてから新しいポットと新しい植え込み材料で植え付けます。植え込み材料は育てられたものと原則的には同じものが良いのですが、外からバークに見えても芯はミズゴケなどという場合もあり、株がどちらをこのんでいるかわかる場合それに従います。ただし、ミズゴケ植する場合新正素焼き鉢(駄温や朱温、テラコッタではない)を用いるのが原則です。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/04/07(Sun) 16:08 No.28491
ありがとうございます。
根の整理は気になっていたので、時期を見て植え替えに挑戦してみようと思います。
根の中心がミズゴケで周りにバーグがあるので
材料等も含めまたこちらをたくさん読んで勉強します。
ひろしさまは冬越しの為のトロ箱や段ボールは
毎年新調されていますか?
それともきれいに拭いて再利用されていますか?
何度も申し訳ありません。
根の整理は気になっていたので、時期を見て植え替えに挑戦してみようと思います。
根の中心がミズゴケで周りにバーグがあるので
材料等も含めまたこちらをたくさん読んで勉強します。
ひろしさまは冬越しの為のトロ箱や段ボールは
毎年新調されていますか?
それともきれいに拭いて再利用されていますか?
何度も申し訳ありません。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/04/08(Mon) 08:31 No.28492
トロ箱は洗剤で洗ってから乾燥後保管しておけば繰り返し使用はOKです。段ボールは真夏直射日光にあてる天日干しなどしておけば、前年に病気の株が出た場合を除き繰り返して使用してかまわないと思います。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/04/11(Thu) 17:24 No.28494
ありがとうございます。
株ごとに段ボールを区別していましたので
この夏は日に当てたりして清潔に保ち
次の冬も使えるようにしたいと思います。
今は存分に開花を堪能して、画像もたくさん撮っています。
次の植え替え時に向けてミズゴケの種類なども勉強していこうと思います。
本当にお世話になっております。
ありがとうございます!
株ごとに段ボールを区別していましたので
この夏は日に当てたりして清潔に保ち
次の冬も使えるようにしたいと思います。
今は存分に開花を堪能して、画像もたくさん撮っています。
次の植え替え時に向けてミズゴケの種類なども勉強していこうと思います。
本当にお世話になっております。
ありがとうございます!


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/04/23(Tue) 12:41 No.28501
いつもありがとうございます。
2株それぞれ7輪ずつ開花してくれたので毎日愛でています。
夕方に葉裏と根にスプレーのみを続けていますが
最近葉の張りが減り
すごく固かったのがしんなりとしてきて
真横から見ると「へ」の字のようになってきました。
スプレーの水の量が多いのでしょうか?
陽の光が多くなってきたのでカーテン越しの明るい場所へ移しています。
今春は気温が低めですが夜間は気温18℃湿度55%はあります。
先日から日中温度が19℃台までしか上がらない日もありましたが…。
開花中でもあり一番下の葉は少し色褪せて消耗しているなぁという感じはありますが
上の葉もなんだかしんなりしてきているので(色はきれいな緑です)
お尋ねさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
2株それぞれ7輪ずつ開花してくれたので毎日愛でています。
夕方に葉裏と根にスプレーのみを続けていますが
最近葉の張りが減り
すごく固かったのがしんなりとしてきて
真横から見ると「へ」の字のようになってきました。
スプレーの水の量が多いのでしょうか?
陽の光が多くなってきたのでカーテン越しの明るい場所へ移しています。
今春は気温が低めですが夜間は気温18℃湿度55%はあります。
先日から日中温度が19℃台までしか上がらない日もありましたが…。
開花中でもあり一番下の葉は少し色褪せて消耗しているなぁという感じはありますが
上の葉もなんだかしんなりしてきているので(色はきれいな緑です)
お尋ねさせていただきました。
よろしくお願いいたします。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/04/23(Tue) 20:50 No.28502
実は胡蝶蘭の開花は葉に蓄えた水分養分を代謝消耗しながら維持しています。ですから葉の張りが若干なくなるのは通常のことです。葉水は蒸散する水分をいくらか減らすという意義のものであり、株自体は休眠中で根の活動も不活発ですので与え過ぎは根を弱らせますが、与えなさすぎも葉の消耗が大きいものです。どの程度が適量なのかと言われれば、「スプレーは表面だけ湿らせる程度」でよく、中まで湿らせたい場合はかけ流しのほうが中の空気の入れ替えにもなるので、むしろかけ流し(1回だけ)で与えたほうが根腐れのリスクが減ります。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/04/24(Wed) 13:25 No.28503
ありがとうございます。
スプレーのしすぎでなければ良かったです。
今の株状態では、家の環境的にも私の握力的にも
鉢内への通水時に花等を折らしてしまうかと自信がないので
スプレーを根腐れしないよう気をつけて行っていこうと思います。
まだ花はピンピンしているので、暫くスプレーを続けるにあたって
葉の表は止めて葉裏を中心にスプレーして
根や株元の植込み材料へのスプレーは控えめにしてみます。
スプレーのしすぎでなければ良かったです。
今の株状態では、家の環境的にも私の握力的にも
鉢内への通水時に花等を折らしてしまうかと自信がないので
スプレーを根腐れしないよう気をつけて行っていこうと思います。
まだ花はピンピンしているので、暫くスプレーを続けるにあたって
葉の表は止めて葉裏を中心にスプレーして
根や株元の植込み材料へのスプレーは控えめにしてみます。


Re: 葉の成長について
いつもありがとうございます。
6月までは開花を鑑賞していたいと思っていましたが
葉にシワが寄ってきて曲がりも強くなってきました。
葉水は一日置きに夕方行っていますが葉の消耗が目立ってきました。
6月には植え替えもしようと思っているので
もう思い切って花軸を切らないといけないでしょうか?
葉は心配ですが花はとても元気に咲いているので迷っています。
花と葉の画像を添付いたします。
よろしくお願いいたします。
ゆい
2024/05/09(Thu) 16:55 No.28527

6月までは開花を鑑賞していたいと思っていましたが
葉にシワが寄ってきて曲がりも強くなってきました。
葉水は一日置きに夕方行っていますが葉の消耗が目立ってきました。
6月には植え替えもしようと思っているので
もう思い切って花軸を切らないといけないでしょうか?
葉は心配ですが花はとても元気に咲いているので迷っています。
花と葉の画像を添付いたします。
よろしくお願いいたします。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/05/09(Thu) 19:26 No.28529
そうですね。だいぶ皺がよってますね。
私的にはまだ大丈夫のような気もしますが大事をとってそろそろ切り花にして株の負担を減らしてあげたほうが無難である可能性が高いですね。
花軸を切除したら、一度内部の空気を入れ替えるためにかけ流しで底穴から流れ出すようにたっぷり水を与え、その後一週間ほど夕方の葉水だけにしておいてください。乾いたらまた同様にかけ流しであたえるようにして、新根が動き出したり、葉の皺が回復しだしたりすることをまってから、植え替えするとよいでしょう。
私的にはまだ大丈夫のような気もしますが大事をとってそろそろ切り花にして株の負担を減らしてあげたほうが無難である可能性が高いですね。
花軸を切除したら、一度内部の空気を入れ替えるためにかけ流しで底穴から流れ出すようにたっぷり水を与え、その後一週間ほど夕方の葉水だけにしておいてください。乾いたらまた同様にかけ流しであたえるようにして、新根が動き出したり、葉の皺が回復しだしたりすることをまってから、植え替えするとよいでしょう。


Re: 葉の成長について
植え替えにあたり、ポリポットの形態とその日の天候等について影響があれば教えてください。
近々植え替えしようと思い、こちらの掲示板で勉強しています。
開花まではポリポット内に根がパンパンだった株も
花を終えてスカスカしてきましたので同じサイズのポリポットを検討しています。
ポリポットについては底部のみならず側面にも空気孔があるものと
底部のみ空気孔があるものとどちらが適しているものでしょうか?
こちら冬季は低温、光不足となる地方です。
5月中旬に花茎をカットした方は葉の皺が回復しました。
もう一株はカットしたばかりです。以降毎夕葉と根に水スプレーと週1でシャワー浴しています。
今年の金沢は低温気味だったのが、6月に入り急に夏日が出てきております。
植え替えは6月中であれば少々暑い日でも大丈夫でしょうか?それとも少し涼しくなる雨の日の方がよろしいでしょうか?
またよろしくお願いいたします。
ゆい
2024/06/11(Tue) 19:21 No.28579

近々植え替えしようと思い、こちらの掲示板で勉強しています。
開花まではポリポット内に根がパンパンだった株も
花を終えてスカスカしてきましたので同じサイズのポリポットを検討しています。
ポリポットについては底部のみならず側面にも空気孔があるものと
底部のみ空気孔があるものとどちらが適しているものでしょうか?
こちら冬季は低温、光不足となる地方です。
5月中旬に花茎をカットした方は葉の皺が回復しました。
もう一株はカットしたばかりです。以降毎夕葉と根に水スプレーと週1でシャワー浴しています。
今年の金沢は低温気味だったのが、6月に入り急に夏日が出てきております。
植え替えは6月中であれば少々暑い日でも大丈夫でしょうか?それとも少し涼しくなる雨の日の方がよろしいでしょうか?
またよろしくお願いいたします。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/06/12(Wed) 08:05 No.28580
側面に穴のあるポリポットのほうが空気を好む胡蝶蘭の根にとってはベターです。
ただし穴の開き方の程度の問題もあるのです。穴の面積合計が多いものは蒸散が増えるので当然乾きが早くなり、成長期の水やりの頻度が高くなります。毎日面倒を見ることができるのであればそれは問題にはなりませんというか理想的ですが。
冬場の低温に対しては根の活動が休眠状態ですので乾き加減でないと根腐れの恐れがありますが、穴あきポットであれば乾きやすくまた乾きの程度の観察もできるでしょうから、冬場のことを考えると穴あきポットの良さが生きるでしょう。
植え替え時の30度くらいまでの多少の高温は大丈夫です。胡蝶蘭は暑さには強く、植え替えなかった株は、私の経験では日中最高気温38度程度までは対応できていました。
ただし穴の開き方の程度の問題もあるのです。穴の面積合計が多いものは蒸散が増えるので当然乾きが早くなり、成長期の水やりの頻度が高くなります。毎日面倒を見ることができるのであればそれは問題にはなりませんというか理想的ですが。
冬場の低温に対しては根の活動が休眠状態ですので乾き加減でないと根腐れの恐れがありますが、穴あきポットであれば乾きやすくまた乾きの程度の観察もできるでしょうから、冬場のことを考えると穴あきポットの良さが生きるでしょう。
植え替え時の30度くらいまでの多少の高温は大丈夫です。胡蝶蘭は暑さには強く、植え替えなかった株は、私の経験では日中最高気温38度程度までは対応できていました。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/06/12(Wed) 08:20 No.28581
側面に穴のあるポリポットのほうが空気を好む胡蝶蘭の根にとってはベターです。
ただし穴の開き方の程度の問題もあるのです。穴の面積合計が多いものは蒸散が増えるので当然乾きが早くなり、成長期の水やりの頻度が高くなります。毎日面倒を見ることができるのであればそれは問題にはなりませんというか理想的ですが。
冬場の低温に対しては根の活動が休眠状態ですので乾き加減でないと根腐れの恐れがありますが、穴あきポットであれば乾きやすくまた乾きの程度の観察もできるでしょうから、冬場のことを考えると穴あきポットの良さが生きるでしょう。
植え替え時の30度くらいまでの多少の高温は大丈夫です。胡蝶蘭は暑さには強く、植え替えなかった株は、私の経験では日中最高気温38度程度までは対応できていました。
ただし穴の開き方の程度の問題もあるのです。穴の面積合計が多いものは蒸散が増えるので当然乾きが早くなり、成長期の水やりの頻度が高くなります。毎日面倒を見ることができるのであればそれは問題にはなりませんというか理想的ですが。
冬場の低温に対しては根の活動が休眠状態ですので乾き加減でないと根腐れの恐れがありますが、穴あきポットであれば乾きやすくまた乾きの程度の観察もできるでしょうから、冬場のことを考えると穴あきポットの良さが生きるでしょう。
植え替え時の30度くらいまでの多少の高温は大丈夫です。胡蝶蘭は暑さには強く、植え替えなかった株は、私の経験では日中最高気温38度程度までは対応できていました。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/06/12(Wed) 19:50 No.28582
ありがとうございます。
夏に乾かしすぎないように気をつけるとし、
冬の根腐れがコワいので側面にも孔があるものを検討してみたいと思います。
これまでと同じように中心にみずこけ(トリプル・エーのもの)と、余白にはバークの小さめMサイズで植え替えしてみようと思います。
植え替えしない株で38℃迄耐えられるとはすごいですね!年々猛暑になっていく可能性を考えれば頼もしい限りです。
夏に乾かしすぎないように気をつけるとし、
冬の根腐れがコワいので側面にも孔があるものを検討してみたいと思います。
これまでと同じように中心にみずこけ(トリプル・エーのもの)と、余白にはバークの小さめMサイズで植え替えしてみようと思います。
植え替えしない株で38℃迄耐えられるとはすごいですね!年々猛暑になっていく可能性を考えれば頼もしい限りです。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/06/13(Thu) 07:57 No.28583
冬の根腐れ対応なら、植え込み材料は均一のほうが良いので、バークS粒でミズゴケを用いずに植えたほうが良い可能性があります。
側面の穴の多いポットならAAAミズゴケ単用で均一の硬さで植えこんでもOKです。
側面の穴の多いポットならAAAミズゴケ単用で均一の硬さで植えこんでもOKです。


Re: 葉の成長について
いつもありがとうございます。
①
植え替えしない方がいいのか迷っています(画像つけます)
葉が11枚ある方の株が、6/1に花軸を切り3週間になりますが
葉の皺の回復がもう一方の株に比べて遅いようです。根も変化なしです。
花前まではポリポットが根でパンパンだったのが
花軸を切りシャワー浴をさせた時に久しぶりに持ったら緩く軽い感じになっています。
植え替えはもう少し後となると梅雨時の雨が続いている時節でも大丈夫でしょうか?
②
もう一方の葉が6枚+新葉のもう一方の株は根も再開し植え替え可能かと思いますが
ポリポットの大きさに不安が出てきました。(画像つけます)
こちらの株もポリポット内の根が緩いので同じサイズで探していました。
私が買いに行ける範囲にポリポットが売っていなく
愛華園芸さんでも販売はされないとの事で
何とかECサイトで10個まとめ買いで現在のに近いサイズを手に入れました。
幅(直径)は少し大きいのですが高さが低くなりこういうので大丈夫でしょうか?
タワミが今のよりは強いです。(画像は片手で一番の力を入れた状態です。)
バークは早い段階でM粒を買ってしまっていましたが、大きさを比べると今よりもまだ小さいぐらいなので大丈夫かなと思っています。
ひろしさまからバークのみでの植え替えも可とご教示頂いていたのに気づかず
ミズゴケAAAを買ってしまったのと
ミズゴケ+バークと蓄熱暖房で金沢の冬を越せたのと
以前同じ植え込み材の方が株が慣れていて無難とお伺いしたので今回もミズゴケ+バークで行こうかと思います。
しかし植え替えは、以前に普通の土やハイドロコーンの植物しか行ったことがありません。
いろいろ不安が出てきて植え替えしたことによって順調だった株の邪魔をしてしまったらどうしようと悩みはじめています。
メンタル的な事で弱音を書いてしまい申し訳ありません。
一応こちらの掲示板を読み込み
頭の中でのシュミレーションはできていますが…。
ゆい
2024/06/20(Thu) 15:09 No.28594

①
植え替えしない方がいいのか迷っています(画像つけます)
葉が11枚ある方の株が、6/1に花軸を切り3週間になりますが
葉の皺の回復がもう一方の株に比べて遅いようです。根も変化なしです。
花前まではポリポットが根でパンパンだったのが
花軸を切りシャワー浴をさせた時に久しぶりに持ったら緩く軽い感じになっています。
植え替えはもう少し後となると梅雨時の雨が続いている時節でも大丈夫でしょうか?
②
もう一方の葉が6枚+新葉のもう一方の株は根も再開し植え替え可能かと思いますが
ポリポットの大きさに不安が出てきました。(画像つけます)
こちらの株もポリポット内の根が緩いので同じサイズで探していました。
私が買いに行ける範囲にポリポットが売っていなく
愛華園芸さんでも販売はされないとの事で
何とかECサイトで10個まとめ買いで現在のに近いサイズを手に入れました。
幅(直径)は少し大きいのですが高さが低くなりこういうので大丈夫でしょうか?
タワミが今のよりは強いです。(画像は片手で一番の力を入れた状態です。)
バークは早い段階でM粒を買ってしまっていましたが、大きさを比べると今よりもまだ小さいぐらいなので大丈夫かなと思っています。
ひろしさまからバークのみでの植え替えも可とご教示頂いていたのに気づかず
ミズゴケAAAを買ってしまったのと
ミズゴケ+バークと蓄熱暖房で金沢の冬を越せたのと
以前同じ植え込み材の方が株が慣れていて無難とお伺いしたので今回もミズゴケ+バークで行こうかと思います。
しかし植え替えは、以前に普通の土やハイドロコーンの植物しか行ったことがありません。
いろいろ不安が出てきて植え替えしたことによって順調だった株の邪魔をしてしまったらどうしようと悩みはじめています。
メンタル的な事で弱音を書いてしまい申し訳ありません。
一応こちらの掲示板を読み込み
頭の中でのシュミレーションはできていますが…。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/06/20(Thu) 15:36 No.28601
何度もすみません!
このポリポットは2番目の鉢には都合が悪かったようです。
内側にすっぽりフィットして取り出せなくなり使えませんでした。交換してもらおうとおもいます。
しかし後学のためにご回答お待ちしております。
ポリポットの高さを低くする植え替えは正しいのかどうか。
ミズゴケ+バークでも今回は冬季を越せたので、サイズがなかなかない場合、側面空いてないものでも可でしょうか?
このポリポットは2番目の鉢には都合が悪かったようです。
内側にすっぽりフィットして取り出せなくなり使えませんでした。交換してもらおうとおもいます。
しかし後学のためにご回答お待ちしております。
ポリポットの高さを低くする植え替えは正しいのかどうか。
ミズゴケ+バークでも今回は冬季を越せたので、サイズがなかなかない場合、側面空いてないものでも可でしょうか?


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/06/21(Fri) 10:28 No.28603
ポリポットの高さを低くするについては、株の茎下部の根の処置が問題になります。茎下部の状態はばらしてみないとわかりません。
まあ、高さの低いポットでも株の安定の問題が無ければ上部の茎と根がはみ出しても、肝心の部分が植え込み材料の中に納まれば生存に問題は無いのですが。
植替え方法は小さめのポットなら私はミズゴケ単用をお勧めします。異種の材料を混ぜると混ぜ方が不均一になり乾いたスポットと湿ったスポットが出来、乾いた部分基準で水を与え続けると気温の高いまた成長期なら問題はないのですが、冬季の休眠期の水やりが私は不安に思えます。この辺りは株の個性と仰せのごとく管理の慣れの問題もあるので一概に原則通りでえなければならないことはありませんが、植え替えで条件がかわるわけですから、不安が残ります。
植替えは必ずしも3年に一度ときめられるものではなく、
植替えにしても生育に問題なければ5年くらい植え替えなくても大丈夫の場合もあります。私は迷ったら植え替えません。それで生育がおとろえるようであれば、判断が間違ったことになりますが、それは仕方ありません。経験を積んだということで、その後に役立てれば良いことです。
まあ、高さの低いポットでも株の安定の問題が無ければ上部の茎と根がはみ出しても、肝心の部分が植え込み材料の中に納まれば生存に問題は無いのですが。
植替え方法は小さめのポットなら私はミズゴケ単用をお勧めします。異種の材料を混ぜると混ぜ方が不均一になり乾いたスポットと湿ったスポットが出来、乾いた部分基準で水を与え続けると気温の高いまた成長期なら問題はないのですが、冬季の休眠期の水やりが私は不安に思えます。この辺りは株の個性と仰せのごとく管理の慣れの問題もあるので一概に原則通りでえなければならないことはありませんが、植え替えで条件がかわるわけですから、不安が残ります。
植替えは必ずしも3年に一度ときめられるものではなく、
植替えにしても生育に問題なければ5年くらい植え替えなくても大丈夫の場合もあります。私は迷ったら植え替えません。それで生育がおとろえるようであれば、判断が間違ったことになりますが、それは仕方ありません。経験を積んだということで、その後に役立てれば良いことです。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/06/28(Fri) 17:40 No.28613
ひろし様お世話になっております。
ご回答ありがとうございます。
2点教えてください。
①花軸を落としてからまだ葉の皺が(回復してきてはいますが)残っていて新しい根も葉も出てこない状態の間は植え替えは控えたほうがよろしいでしょうか?
現在は毎夕葉と根にスプレー、週一でシャワー浴させています。
②未開封のバークやミズゴケは一年保管して来年も使えるのでしょうか?
袋には小さい空気孔も開けてあるようですが
紫外線に当たらないように軽く包んで比較的涼しい場所に保管すれば大丈夫でしょうか?
現在の鉢のサイズに合っていて
理想の形のポリポットがECサイトでも近隣でも探せなく植え替えはまだしていません。
早々に葉の皺が回復した方の株は新しい葉や根が伸びているので
こちらの株は頂いてから1年半経過で古い根の整理も気になる所ですが
調子がいいようなので今年は触らないでおこうかと迷っています。
もう一株の葉の皺の回復が遅い方は
元々根がパンパンしていたので(今は花で疲れたのか緩くなってしまいましたが)
植え替えした方がいいかと思っています。
ポリポットは理想とするものが見つからないのと
新しい植え方へのチャレンジが不安でもあり、
昨年と少しでも同じ状態でお世話するのが無難と思い…。
花の後ポリポットに余裕が出ているので、現在と同じビニール素材のポットにしようかと思います。
柔らかいので側面や底面に自分で孔も開けられるかなと期待しています。
またご教示よろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます。
2点教えてください。
①花軸を落としてからまだ葉の皺が(回復してきてはいますが)残っていて新しい根も葉も出てこない状態の間は植え替えは控えたほうがよろしいでしょうか?
現在は毎夕葉と根にスプレー、週一でシャワー浴させています。
②未開封のバークやミズゴケは一年保管して来年も使えるのでしょうか?
袋には小さい空気孔も開けてあるようですが
紫外線に当たらないように軽く包んで比較的涼しい場所に保管すれば大丈夫でしょうか?
現在の鉢のサイズに合っていて
理想の形のポリポットがECサイトでも近隣でも探せなく植え替えはまだしていません。
早々に葉の皺が回復した方の株は新しい葉や根が伸びているので
こちらの株は頂いてから1年半経過で古い根の整理も気になる所ですが
調子がいいようなので今年は触らないでおこうかと迷っています。
もう一株の葉の皺の回復が遅い方は
元々根がパンパンしていたので(今は花で疲れたのか緩くなってしまいましたが)
植え替えした方がいいかと思っています。
ポリポットは理想とするものが見つからないのと
新しい植え方へのチャレンジが不安でもあり、
昨年と少しでも同じ状態でお世話するのが無難と思い…。
花の後ポリポットに余裕が出ているので、現在と同じビニール素材のポットにしようかと思います。
柔らかいので側面や底面に自分で孔も開けられるかなと期待しています。
またご教示よろしくお願いいたします。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2024/06/29(Sat) 08:04 No.28614
①理想を言えば根の動きが始まるタイミングがベストです。次善が葉と根の動いているタイミング、次が仰せの葉の皺が回復中でまだ根も葉も動いていない状態で、決して悪くはありません。株のベストタイミングを待っていると季節的に酷暑の時期に当たる恐れもあるので今植え替えるのがむしろ良い可能性が高いです。
私の経験では季節的な問題から葉が皺しわの状態で植替えしたこともありますが、その後の管理夕方夜間の葉水と適正な水やりで問題なく回復生長するので、「実は胡蝶蘭は最も強健で最も咲かせやすい蘭である」と思っています。
②ミズゴケは経年劣化しますが、きちんと乾いて売られていたものを高温多湿を避けて保管すれば2年間くらいは品質に問題はありません。バークに至っては数年問題ないと思います。
私の経験では季節的な問題から葉が皺しわの状態で植替えしたこともありますが、その後の管理夕方夜間の葉水と適正な水やりで問題なく回復生長するので、「実は胡蝶蘭は最も強健で最も咲かせやすい蘭である」と思っています。
②ミズゴケは経年劣化しますが、きちんと乾いて売られていたものを高温多湿を避けて保管すれば2年間くらいは品質に問題はありません。バークに至っては数年問題ないと思います。


Re: 葉の成長について
ゆい
2024/06/30(Sun) 13:00 No.28615
ありがとうございます。
今がちょうどいい頃という事ですね!
葉の皺は日に日に減っていますし、今朝新葉の先端のような物もほんの少し見えてきたので、ビニールポットが到着次第、酷暑が来ない梅雨のうちに植え替えしてみます。
ご回答ありがとうございました!
今がちょうどいい頃という事ですね!
葉の皺は日に日に減っていますし、今朝新葉の先端のような物もほんの少し見えてきたので、ビニールポットが到着次第、酷暑が来ない梅雨のうちに植え替えしてみます。
ご回答ありがとうございました!


つぼみが突然赤くなりました
ひろし様、いつもありがとうございます。
今季はLED照明を、日光が足りなくなった11月頃から使っていたせいか、昨年より早い2月中旬から開花してくれています。
しかし、ここ4日ほど出張で家を空け帰宅しましたら、7つある中の一番先のつぼみが急に赤くなっていました。シワも少しよっています。一つダメにしてしまったのでしょうか?他のつぼみは青々と元気です。
原因は何でしょうか?
先ごろ2月に強い寒気が入り込み
暖房が蓄熱している早朝には気温が12°c台まで下がる日もあったようです。(新しく買った経過がわかる温湿度計によるとですが)
また、今年は株が大きくなり夜間に段ボールに入れる際、どうしても花軸がぶつかったりするので
段ボールに入れず水に浸したタオルを横に置くのみにしました。
夜間湿度は50%以上ですが日中はももっと下がることもありました。
あとはまんべんなく光を当てたいと思い体勢を変える際に、窓ガラスに花軸の先を何度か軽くですがぶつかったこともありました。
開花も早かったので水やりは数日おきに、葉裏も含め根や株元等全体にスプレーのみしていますがこれは大丈夫でしょうか?
赤い芽がすぐに株全体に影響があるとは思えませんが、開花するとともに葉はまた去年のように下向きになっていて体力使っているなぁと気になっています。
ゆい
2025/03/02(Sun) 18:05 No.29026

今季はLED照明を、日光が足りなくなった11月頃から使っていたせいか、昨年より早い2月中旬から開花してくれています。
しかし、ここ4日ほど出張で家を空け帰宅しましたら、7つある中の一番先のつぼみが急に赤くなっていました。シワも少しよっています。一つダメにしてしまったのでしょうか?他のつぼみは青々と元気です。
原因は何でしょうか?
先ごろ2月に強い寒気が入り込み
暖房が蓄熱している早朝には気温が12°c台まで下がる日もあったようです。(新しく買った経過がわかる温湿度計によるとですが)
また、今年は株が大きくなり夜間に段ボールに入れる際、どうしても花軸がぶつかったりするので
段ボールに入れず水に浸したタオルを横に置くのみにしました。
夜間湿度は50%以上ですが日中はももっと下がることもありました。
あとはまんべんなく光を当てたいと思い体勢を変える際に、窓ガラスに花軸の先を何度か軽くですがぶつかったこともありました。
開花も早かったので水やりは数日おきに、葉裏も含め根や株元等全体にスプレーのみしていますがこれは大丈夫でしょうか?
赤い芽がすぐに株全体に影響があるとは思えませんが、開花するとともに葉はまた去年のように下向きになっていて体力使っているなぁと気になっています。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2025/03/03(Mon) 08:34 No.29027
変色した蕾は枯死しています・
このように一部のつぼみだけが枯死する原因として最も多いのが「接触による物理的刺激」です。触ると枯死します。
低温あるいは低湿度などにあっても枯死する場合がありますが、その場合たいてい複数のつぼみが同時に枯死するので、この場合は原因ではないと思います。稀にコナダニ類の食害で枯死する場合も無いことではないですが稀だと思います。ナメクジの食害なら一目瞭然ですし。
このように一部のつぼみだけが枯死する原因として最も多いのが「接触による物理的刺激」です。触ると枯死します。
低温あるいは低湿度などにあっても枯死する場合がありますが、その場合たいてい複数のつぼみが同時に枯死するので、この場合は原因ではないと思います。稀にコナダニ類の食害で枯死する場合も無いことではないですが稀だと思います。ナメクジの食害なら一目瞭然ですし。


Re: 葉の成長について
ゆい
2025/03/04(Tue) 14:03 No.29031
ありがとうございます。何度か芽の先をぶつけた記憶はあります。せっかく今年も2株7つずつ芽をつけてくれていたのに…反省しています。以後気をつけたいと思います。


Re: 葉の成長について
ひろし様いつもありがとうございます。
今年は花軸成長と開花が早く、葉がだいぶ疲れているようです。もう花軸は切るべきでしょうか?
葉の状態の画像2つ付けます。
一つの株の一番下の葉は黄変し枯れていますが、軽くひっぱっても取れません。これはどうしたらよろしいでしょうか?
二株とも7つ目の芽をぶつけてしまい6つずつ開花してくれています。冬前に花軸がかなりの長さになりぶつかりやすくダンボールに入れず蓄熱暖房器上の出窓で越冬できたかなと思っていますがこれからも慎重に見ていかなきゃとも思います。
ゆい
2025/04/04(Fri) 16:42 No.29043

今年は花軸成長と開花が早く、葉がだいぶ疲れているようです。もう花軸は切るべきでしょうか?
葉の状態の画像2つ付けます。
一つの株の一番下の葉は黄変し枯れていますが、軽くひっぱっても取れません。これはどうしたらよろしいでしょうか?
二株とも7つ目の芽をぶつけてしまい6つずつ開花してくれています。冬前に花軸がかなりの長さになりぶつかりやすくダンボールに入れず蓄熱暖房器上の出窓で越冬できたかなと思っていますがこれからも慎重に見ていかなきゃとも思います。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2025/04/05(Sat) 09:15 No.29045
そうですね。葉のよれ具合は単なる疲れだけではなく根傷みもある可能性があるようなので、これ以上よれさせないためには株元近くで花軸を切り取り、株を休ませたほうが良いように思います。
開花中の管理、特に水やりはどのようになさっていましたでしょうか?あと活力剤などを使用されたことはありませんでしたでしょうか?
開花中の管理、特に水やりはどのようになさっていましたでしょうか?あと活力剤などを使用されたことはありませんでしたでしょうか?


Re: 葉の成長について
ありがとうございます。
冬の間は昨年と同様、数日置きに葉の表裏と根にぬるめの水をスプレーし乾かし気味にしました。
(ポリポットに素焼鉢です。)
活力剤等は無しでとひろし様に教えて頂いたので10月頃から使っていません。
昨年は1月にLEDライトを購入しそれ以降の照射だったのが、今年は11月からライトを当てたせいか、花軸や花芽が伸びるのが早かったり、根がたくさん外に出てきて先端をを何度かぶつけてしまった事です。ライトは2万ルクスを上回っていません。
また、今年の冬は早朝の寒さが厳しかった日があり、蓄熱暖房で冷え込まないとは言え13度まで下がった日が何度かありました。
とりあえず今から花軸を切ろうと思います。
ハサミは消毒してですね!
1つ目の根の状態も添付します。
ゆい
2025/04/06(Sun) 14:01 No.29046

冬の間は昨年と同様、数日置きに葉の表裏と根にぬるめの水をスプレーし乾かし気味にしました。
(ポリポットに素焼鉢です。)
活力剤等は無しでとひろし様に教えて頂いたので10月頃から使っていません。
昨年は1月にLEDライトを購入しそれ以降の照射だったのが、今年は11月からライトを当てたせいか、花軸や花芽が伸びるのが早かったり、根がたくさん外に出てきて先端をを何度かぶつけてしまった事です。ライトは2万ルクスを上回っていません。
また、今年の冬は早朝の寒さが厳しかった日があり、蓄熱暖房で冷え込まないとは言え13度まで下がった日が何度かありました。
とりあえず今から花軸を切ろうと思います。
ハサミは消毒してですね!
1つ目の根の状態も添付します。


Re: 葉の成長について
ゆい
2025/04/06(Sun) 14:03 No.29047


Re: 葉の成長について
ゆい
2025/04/06(Sun) 16:46 No.29048
連投すみません。
今ほど花軸を切ってシャワー浴しました。
これまでにないぐらいポリポットが軽く、今日は元々が数日おきのスプレーの日でしたがかなり乾いていました。
ポリポットに素焼きであることと
この冬は雪が続き気温は低く湿度が高めだったので、根腐れの方を恐れていましたが、水が少なかったのでしょうか?
下葉が黄色く枯れたものは少し引っ張ってもとれないのでそのままの方がよろしいでしょうか?
これからの水やりは昨年と同様、乾いてから再度シャワー浴で葉水は夕方毎日で大丈夫でしょうか?
それとも頻度を変えた方がよろしいでしょうか?
今後の予報はまだ最低気温が低めで8、9℃、最高は16〜20℃という状況です。
かなり疲労させてしまったようなのでこれから様子を見守ります。
今ほど花軸を切ってシャワー浴しました。
これまでにないぐらいポリポットが軽く、今日は元々が数日おきのスプレーの日でしたがかなり乾いていました。
ポリポットに素焼きであることと
この冬は雪が続き気温は低く湿度が高めだったので、根腐れの方を恐れていましたが、水が少なかったのでしょうか?
下葉が黄色く枯れたものは少し引っ張ってもとれないのでそのままの方がよろしいでしょうか?
これからの水やりは昨年と同様、乾いてから再度シャワー浴で葉水は夕方毎日で大丈夫でしょうか?
それとも頻度を変えた方がよろしいでしょうか?
今後の予報はまだ最低気温が低めで8、9℃、最高は16〜20℃という状況です。
かなり疲労させてしまったようなのでこれから様子を見守ります。


Re: 葉の成長について
ひろし@小南部
2025/04/10(Thu) 11:25 No.29051
根は花芽と違い多少の接触程度で死ぬことはありません。保護細胞が断裂しても導管部(芯の部分)がつながっていればかなりの期間生き延びて根の機能を果たします。ですから植え替え時に多少ぽきぽき折ってもなんとか生存できるわけです。
開花までの経緯でちょっと気になったのが蓄熱暖房機の上での越冬だったように解釈しましたが、これば葉の皺の原因になっているおそれがあります。蓄熱体は蓄積した熱を輻射熱として徐々に放出しますが、それにより周囲の湿度が時の経過とともに下がっていきます。夜間ガス交換する胡蝶蘭の夜間湿度が下るのは葉の蒸散量を増やし葉の水分を奪います。基本的に根の活動は鈍い時期なので葉が水不足になるのです。
やはり段ボールで囲う方法、温度の低下に伴い湿度が上がる方法のほうが株には優しいですね。
それとポリポットを素焼き鉢に収めて管理されていますが、ポリポットは透湿しないので素焼き鉢の蒸散効果は期待できませんので常にポット内の湿度と空気を気に掛ける必要があります。水やりはスプレーでしめらせるのではなく冷たくない水をシャワーかけ流しで与えるのが内部空気の入れ替えにもなるので良いのです。
最低気温が15℃以上を保てるなら、越冬時も「すっかり乾いてから」である必要はありません。
開花までの経緯でちょっと気になったのが蓄熱暖房機の上での越冬だったように解釈しましたが、これば葉の皺の原因になっているおそれがあります。蓄熱体は蓄積した熱を輻射熱として徐々に放出しますが、それにより周囲の湿度が時の経過とともに下がっていきます。夜間ガス交換する胡蝶蘭の夜間湿度が下るのは葉の蒸散量を増やし葉の水分を奪います。基本的に根の活動は鈍い時期なので葉が水不足になるのです。
やはり段ボールで囲う方法、温度の低下に伴い湿度が上がる方法のほうが株には優しいですね。
それとポリポットを素焼き鉢に収めて管理されていますが、ポリポットは透湿しないので素焼き鉢の蒸散効果は期待できませんので常にポット内の湿度と空気を気に掛ける必要があります。水やりはスプレーでしめらせるのではなく冷たくない水をシャワーかけ流しで与えるのが内部空気の入れ替えにもなるので良いのです。
最低気温が15℃以上を保てるなら、越冬時も「すっかり乾いてから」である必要はありません。


Re: 葉の成長について
ゆい
2025/04/17(Thu) 17:58 No.29059
ありがとうございます。
今冬は夜間の気温低下ばかりを心配していました。
側にお湯を張った器に濡れタオルを浸らせ、夜間湿度は50%を切っていなかったので大丈夫かと油断していました。
ポリポットは側面に切り込みを入れたので、そこからも根が出てきたりしていますが、蓄熱暖房の上は出窓の板があるとはいえ、乾燥した気流が漂い葉に負担がかかったかもしれないですね。
次回からの越冬は場所を変えます。
本日、やっと日当たりのいい2階の部屋が日中20℃に届くようになったので場所を移しました。
水やりは毎夕、根と葉の表裏に水スプレーをし、シャワー浴は数日おきにして様子をみたいと思います。
今冬は夜間の気温低下ばかりを心配していました。
側にお湯を張った器に濡れタオルを浸らせ、夜間湿度は50%を切っていなかったので大丈夫かと油断していました。
ポリポットは側面に切り込みを入れたので、そこからも根が出てきたりしていますが、蓄熱暖房の上は出窓の板があるとはいえ、乾燥した気流が漂い葉に負担がかかったかもしれないですね。
次回からの越冬は場所を変えます。
本日、やっと日当たりのいい2階の部屋が日中20℃に届くようになったので場所を移しました。
水やりは毎夕、根と葉の表裏に水スプレーをし、シャワー浴は数日おきにして様子をみたいと思います。


復活可能でしょうか?
Re: 復活可能でしょうか?
ひろし@小南部
2022/01/08(Sat) 14:29 No.27232
胡蝶蘭は他の偽球茎(バルブ)をもつ洋ラン類とは異なり、葉に養分をため込むため、葉がなくなってしまうと再生できません。つまりこの状態はすでに枯死した状態だと言えます。


Re: 復活可能でしょうか?
七
2022/01/08(Sat) 15:16 No.27233
お返事ありがとうございます。
ちょっと前に葉が2枚あったのですが、ボロッと落ちてしまったのでその時から手遅れだったんですね。
根がギリギリ残っていたので復活できると僅かに希望を持っていましたが…胡蝶蘭にありがとうと言ってお別れしたいと思います!
ちょっと前に葉が2枚あったのですが、ボロッと落ちてしまったのでその時から手遅れだったんですね。
根がギリギリ残っていたので復活できると僅かに希望を持っていましたが…胡蝶蘭にありがとうと言ってお別れしたいと思います!


Re: 復活可能でしょうか?
質問失礼します。
根腐れして枯れてしまった胡蝶蘭と同じ鉢に入っていた別の胡蝶蘭ですが、葉の色が変わり1枚取れてしまいました。
根の色も他のものと比べると良くない気がするのですが、これも根腐れの症状なのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
七
2022/02/10(Thu) 11:46 No.27269

根腐れして枯れてしまった胡蝶蘭と同じ鉢に入っていた別の胡蝶蘭ですが、葉の色が変わり1枚取れてしまいました。
根の色も他のものと比べると良くない気がするのですが、これも根腐れの症状なのでしょうか?
よろしくお願いいたします。


Re: 復活可能でしょうか?
ひろし@小南部
2022/02/10(Thu) 13:26 No.27271
あ、同じ鉢に別な株があったのでしたか!
一株めと同じ、茎の病気です。
取れた葉の付け根が黒変してますね。これが致命的なフザリウム症であればこれから処置しても助からないです。根腐れした根から茎に侵入し茎全体の導管を破壊するので葉が脱落し始める症状が出た時点で手遅れであることが普通です。
フザリウムではなくて雑菌によるものであれば、ベンレートかエムダイファー水和剤を葉が取れた部分の黒変部、その周囲茎全体に塗布しておけばあるいは、症状が止まる可能性はありますが。
一株めと同じ、茎の病気です。
取れた葉の付け根が黒変してますね。これが致命的なフザリウム症であればこれから処置しても助からないです。根腐れした根から茎に侵入し茎全体の導管を破壊するので葉が脱落し始める症状が出た時点で手遅れであることが普通です。
フザリウムではなくて雑菌によるものであれば、ベンレートかエムダイファー水和剤を葉が取れた部分の黒変部、その周囲茎全体に塗布しておけばあるいは、症状が止まる可能性はありますが。


Re: 復活可能でしょうか?
七
2022/02/10(Thu) 20:17 No.27273


Re: 復活可能でしょうか?
残り1株もこのような状態でして、また質問失礼します。
・黒い部分にベンレートまたはエムダイファー水和剤を塗布した方がいいでしょうか?
・根腐れを調べたのを元にバークから手元にあった水苔に植え替えしました。水苔が足りなかったみたいでグラグラと安定しないまま1ヶ月ほどそのままなのですが、改めてポリポットから直接鉢に植え替えした方がいいでしょうか?
よろしくお願いいたします。
七
2022/02/10(Thu) 20:18 No.27274

・黒い部分にベンレートまたはエムダイファー水和剤を塗布した方がいいでしょうか?
・根腐れを調べたのを元にバークから手元にあった水苔に植え替えしました。水苔が足りなかったみたいでグラグラと安定しないまま1ヶ月ほどそのままなのですが、改めてポリポットから直接鉢に植え替えした方がいいでしょうか?
よろしくお願いいたします。


Re: 復活可能でしょうか?
ひろし@小南部
2022/02/15(Tue) 08:34 No.27276
一般論としてポリポットにミズゴケ植えは生産者のような専用温室がなければ管理が難しいものです。
病気に感染しているとすればすでに感染してしまっている可能性があります。効果を期待するとすればベンレートの方が若干殺菌効果の浸透があるだろうと思いますが、感染している病菌がフザリウムだとすれば、茎の変色部に外から塗布してもすでに茎内部が侵されている場合が多いので、手遅れに終わる場合が多いのです。ダメ元、という覚悟で施薬することになります。
茎内部の導管部を侵すフザリウムは症状が外に出てくるときには手遅れである場合が多いのです。フザリウムの予防はとにかく根を健全に保つことです。根腐れなどで弱らせると感染するリスクが高くなります。
病気に感染しているとすればすでに感染してしまっている可能性があります。効果を期待するとすればベンレートの方が若干殺菌効果の浸透があるだろうと思いますが、感染している病菌がフザリウムだとすれば、茎の変色部に外から塗布してもすでに茎内部が侵されている場合が多いので、手遅れに終わる場合が多いのです。ダメ元、という覚悟で施薬することになります。
茎内部の導管部を侵すフザリウムは症状が外に出てくるときには手遅れである場合が多いのです。フザリウムの予防はとにかく根を健全に保つことです。根腐れなどで弱らせると感染するリスクが高くなります。


Re: 復活可能でしょうか?
七
2024/10/24(Thu) 00:55 No.28722
久しぶりの書き込み失礼します。
2年前の胡蝶蘭は全て枯死してしまい、当時は相談に乗って下さりありがとうございました。
さて、2年前のものとは別個体の胡蝶蘭3株について質問です。
1回目と変わらないくらい咲いた2番花だったのですが嬉しさのあまり調子に乗って水をあげ過ぎた結果、フザリウムを疑う症状が出てしまいました。
・現在ベンレートとオーソサイドを所持しているのですが、どちらを使用した方が復活の見込みは高いでしょうか?
・過去記事を参考にポリポットから取り出し、傷んだ根を切り薬剤を1000倍に薄めて10分浸し、3日ほど陰干しでの対応で大丈夫でしょうか?
よろしくお願いいたします。
2年前の胡蝶蘭は全て枯死してしまい、当時は相談に乗って下さりありがとうございました。
さて、2年前のものとは別個体の胡蝶蘭3株について質問です。
1回目と変わらないくらい咲いた2番花だったのですが嬉しさのあまり調子に乗って水をあげ過ぎた結果、フザリウムを疑う症状が出てしまいました。
・現在ベンレートとオーソサイドを所持しているのですが、どちらを使用した方が復活の見込みは高いでしょうか?
・過去記事を参考にポリポットから取り出し、傷んだ根を切り薬剤を1000倍に薄めて10分浸し、3日ほど陰干しでの対応で大丈夫でしょうか?
よろしくお願いいたします。


Re: 復活可能でしょうか?
ひろし@小南部
2024/10/24(Thu) 08:42 No.28728
画像を見た限りではフザリウム症の症状はみられないように思います。葉の枚数も多いので、高温時には水を要求したでしょうから、そんなに簡単に根腐れで根なしの状態になっているとも思えませんが、2番花を咲かせて疲れがでているのだろうと思います。植替えは来春まで控えたほうがむしろ良いのではないかと思います。
病気の心配はベンレート溶液に根全体を20分ほど浸漬して引揚げ、株全体に噴霧しておけばよいだろうと思います。このとき生長点に液を溜めないように注意してください。
薬剤に関しては実は私はオーソサイドを使ったことがないので、どうしても使用経験の長いベンレートをお勧めしてしまうのですが、毒性もあるので、できるだけ粉末が飛び散らないように、吸い込まないように、目に入らないようにご注意ください。
病気の心配はベンレート溶液に根全体を20分ほど浸漬して引揚げ、株全体に噴霧しておけばよいだろうと思います。このとき生長点に液を溜めないように注意してください。
薬剤に関しては実は私はオーソサイドを使ったことがないので、どうしても使用経験の長いベンレートをお勧めしてしまうのですが、毒性もあるので、できるだけ粉末が飛び散らないように、吸い込まないように、目に入らないようにご注意ください。


Re: 復活可能でしょうか?
ありがとうございます。
ベンレートは1000倍に薄めたものを3株に使い回ししても大丈夫でしょうか?またはその都度作り直して使えばいいのでしょうか?
写真にあまり写っていませんでしたが、葉が白くなってるのですがこれは病気に関係ありますか?
七
2024/10/25(Fri) 08:24 No.28731

ベンレートは1000倍に薄めたものを3株に使い回ししても大丈夫でしょうか?またはその都度作り直して使えばいいのでしょうか?
写真にあまり写っていませんでしたが、葉が白くなってるのですがこれは病気に関係ありますか?


Re: 復活可能でしょうか?
株全体の写真です。
ちなみに水やりは持ってきていただいた花屋さんの手入れ方法を真似て、鉢ごとバケツに20分ほど浸し、その後水を切って元の場所へ戻していました。
近々では6/13、6/29、7/14、7/29、8/7、8/17、8/29を最後に病気が怖く、たまに霧吹きをかけるのみで大きな水やりをしていません。
七
2024/10/25(Fri) 08:27 No.28732

ちなみに水やりは持ってきていただいた花屋さんの手入れ方法を真似て、鉢ごとバケツに20分ほど浸し、その後水を切って元の場所へ戻していました。
近々では6/13、6/29、7/14、7/29、8/7、8/17、8/29を最後に病気が怖く、たまに霧吹きをかけるのみで大きな水やりをしていません。


Re: 復活可能でしょうか?
ひろし@小南部
2024/10/27(Sun) 09:07 No.28733
葉の白い斑点は水垢のようにみえます。水やりの水は水道水でしょうか、井戸水なんでしょうか?できればこの白斑は無い方がよいので、水やりの際、特に葉水を与える際は湯冷ましの水(できれば鉄瓶で沸かした湯の)が良いです。
水垢であれば結構頑固なので台所食器洗剤1000倍液に酢を数滴たらして微酸性にしたもので軟かな布を使って洗えばそこそこ取れます。
水やりは停滞水に漬け込むよりは上からかけ流した方が水に空気を巻き込みやすいので上からかけ流しで与えるほうをお勧めします。そのほうがウィルス感染のリスクも減ります。
霧吹きだけでは鉢内の空気が入れ替わりませんのでバーク植であれば特に、かけ流しで水を与えてください。
ベンレートの薬液処理は水やりとは違い薬剤をくまなく吸着させるのが目的なので浸漬をおすすめしていますが、使いまわしはウィルス感染防止の目的からは感心しません。(浸漬水やりも同様)ただ、これまでの栽培管理でどの株もウィルスの恐れが無いと判断できるならば、使いまわしても問題が起こることは少ないでしょう。
また、これまで水やりの際にバケツを使いまわしていたのなら、今回の薬剤浸漬を別々にする意味はほとんどありませんね。
水垢であれば結構頑固なので台所食器洗剤1000倍液に酢を数滴たらして微酸性にしたもので軟かな布を使って洗えばそこそこ取れます。
水やりは停滞水に漬け込むよりは上からかけ流した方が水に空気を巻き込みやすいので上からかけ流しで与えるほうをお勧めします。そのほうがウィルス感染のリスクも減ります。
霧吹きだけでは鉢内の空気が入れ替わりませんのでバーク植であれば特に、かけ流しで水を与えてください。
ベンレートの薬液処理は水やりとは違い薬剤をくまなく吸着させるのが目的なので浸漬をおすすめしていますが、使いまわしはウィルス感染防止の目的からは感心しません。(浸漬水やりも同様)ただ、これまでの栽培管理でどの株もウィルスの恐れが無いと判断できるならば、使いまわしても問題が起こることは少ないでしょう。
また、これまで水やりの際にバケツを使いまわしていたのなら、今回の薬剤浸漬を別々にする意味はほとんどありませんね。


Re: 復活可能でしょうか?
久々に書き込み失礼します。また暫く間が空いてしまいました。
その後問題なかったのですが、最近生育に違和感を感じます。
根腐れが怖く冬の間は霧吹きで葉水を与えていましたが、
やり方を間違っていたのか…これはフザリウムのような症状でしょうか?
七
2025/04/15(Tue) 23:48 No.29053

その後問題なかったのですが、最近生育に違和感を感じます。
根腐れが怖く冬の間は霧吹きで葉水を与えていましたが、
やり方を間違っていたのか…これはフザリウムのような症状でしょうか?


Re: 復活可能でしょうか?
ひろし@小南部
2025/04/16(Wed) 10:13 No.29057
あえて気になるところと言えば添付画像の赤丸内の「しみ」ですが、全体の印象としてはそんなに悪い状態ではなく、湿度不足で新根が出せていないのが問題なのではないかと思います。
仮にしみがフザリウムであればもう打つ手はありませんし可能性は高くないと思うので無視して対策を打つことにしましょう。
これからは湿度管理も楽になりますので、まずしっかり水やりして生長モードに切り替えを図って発根を促すのが良いかと思います。
水やりの方法ですが、かけ流しで与えポット内の空気が入れ替わるようにして今ある根の活性化をはかります。最低気温が15℃以上を保てるのであれば、かけ流し方で与える限り根腐れの心配はほとんどありませんので、乾ききる前に次の水やりをします。
それでしばらく様子見してください。
仮にしみがフザリウムであればもう打つ手はありませんし可能性は高くないと思うので無視して対策を打つことにしましょう。
これからは湿度管理も楽になりますので、まずしっかり水やりして生長モードに切り替えを図って発根を促すのが良いかと思います。
水やりの方法ですが、かけ流しで与えポット内の空気が入れ替わるようにして今ある根の活性化をはかります。最低気温が15℃以上を保てるのであれば、かけ流し方で与える限り根腐れの心配はほとんどありませんので、乾ききる前に次の水やりをします。
それでしばらく様子見してください。


Re: 復活可能でしょうか?
ひろし@小南部
2025/04/16(Wed) 10:22 No.29058
いただいた一枚目の画像を加工して掲載しようとしたのですがアップできませんでした。茎下部にある「しみ」のように見える変色のことです。


花弁がしおれる原因
いつも大変お世話になります。もらった鉢を3鉢育てて2年目です。
北関東の茨城県央ですが、今年は部屋の中に置いた環境が悪く、寒さで調子が良くないです。3鉢のうち、1鉢は蕾が一部黄変し始めたので、置き場所を朝方は少し暖かいだろう場所に移動しましたが、黄変が止まらず、今年の開花は諦めて1月中に花軸を切りました(幸いそのおかげか、新しい葉が見えてきました)。
残りの2鉢は、前に花軸に別の花軸が生えたことを相談させていただきましたが、比較的順調で開花しました。しかし、2月下旬頃から1鉢の花弁のしおれがかなり目立ってきました。もう一鉢は、花弁はぴんぴんしています。この原因は何か、考えられることをご教示いただけたら幸いです。
写真に示すよう、1つの鉢は2月初めに開花した花弁がしおれ加減で、1つのつぼみは完全にしおれました。
もう一針は元気です。
よろしくお願いいたします。

北関東の茨城県央ですが、今年は部屋の中に置いた環境が悪く、寒さで調子が良くないです。3鉢のうち、1鉢は蕾が一部黄変し始めたので、置き場所を朝方は少し暖かいだろう場所に移動しましたが、黄変が止まらず、今年の開花は諦めて1月中に花軸を切りました(幸いそのおかげか、新しい葉が見えてきました)。
残りの2鉢は、前に花軸に別の花軸が生えたことを相談させていただきましたが、比較的順調で開花しました。しかし、2月下旬頃から1鉢の花弁のしおれがかなり目立ってきました。もう一鉢は、花弁はぴんぴんしています。この原因は何か、考えられることをご教示いただけたら幸いです。
写真に示すよう、1つの鉢は2月初めに開花した花弁がしおれ加減で、1つのつぼみは完全にしおれました。
もう一針は元気です。
よろしくお願いいたします。
Re: 花弁がしおれる原因
Re: 花弁がしおれる原因
文章の一部を間違えました。
最初の投稿の終わりに「1つのつぼみ」と書きましたが、「1つの開花した花」です。
開花した花がしおれて、黄色っぽく枯れたので、摘み取りました。
あと、1鉢を一針とか。
すみません間違えました。訂正します。
最初の投稿の終わりに「1つのつぼみ」と書きましたが、「1つの開花した花」です。
開花した花がしおれて、黄色っぽく枯れたので、摘み取りました。
あと、1鉢を一針とか。
すみません間違えました。訂正します。
Re: 花弁がしおれる原因
ひろし@小南部
2025/03/11(Tue) 11:12 No.29035
花弁のしおれが早い株と元気な株があるのはなぜか?という御質問でしょうか?
個々の株の都合なのですが、花容をみるかぎり、同じ個体のクローンであるように見えるので株の個性というよりは株の状態の差であろうと思います。はやくしおれた株には元気な株にはない状態があるわけです。
その状態とは言及されているやや低温が原因だったのかもしれません。あるいはこの株だけが根の状態が悪いので花を維持できなくなったのかもしれません。いずれにしても一旦しおれて、そして花柄が黄色味を帯びた花が回復することはありませんから、切除して株の負担を軽くするという対症療法をしたうえで、根の状態葉の状態を詳細にチェックする必要があります。
根の状態、葉の状態でお気づきの点はありませんか?
個々の株の都合なのですが、花容をみるかぎり、同じ個体のクローンであるように見えるので株の個性というよりは株の状態の差であろうと思います。はやくしおれた株には元気な株にはない状態があるわけです。
その状態とは言及されているやや低温が原因だったのかもしれません。あるいはこの株だけが根の状態が悪いので花を維持できなくなったのかもしれません。いずれにしても一旦しおれて、そして花柄が黄色味を帯びた花が回復することはありませんから、切除して株の負担を軽くするという対症療法をしたうえで、根の状態葉の状態を詳細にチェックする必要があります。
根の状態、葉の状態でお気づきの点はありませんか?


Re: 花弁がしおれる原因
ひろし@小南部さま
ご連絡ありがとうございました。
花がしおれている鉢の根を確認しました。みずごけも取り去って確認しました。
葉については特に異常は感じられませんでした。根は、写真にあるようにところどころ黒い部分があり、あまり生き生きした感じがありませんでした。写真を見ていただき、おかしい点ありましたら(おかしいから花がしおれるんでしょうけれど)ご指摘ください。
この鉢については、みずごけも取ってしまったのと、花も十分に楽しめましたので、花軸を切って植え替え相当の処置をしました。
今の時期の植え替えは適切ではないかもしれませんが、温度管理を十分にして対応するつもりです。
根の状態について、ご指導いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

ご連絡ありがとうございました。
花がしおれている鉢の根を確認しました。みずごけも取り去って確認しました。
葉については特に異常は感じられませんでした。根は、写真にあるようにところどころ黒い部分があり、あまり生き生きした感じがありませんでした。写真を見ていただき、おかしい点ありましたら(おかしいから花がしおれるんでしょうけれど)ご指摘ください。
この鉢については、みずごけも取ってしまったのと、花も十分に楽しめましたので、花軸を切って植え替え相当の処置をしました。
今の時期の植え替えは適切ではないかもしれませんが、温度管理を十分にして対応するつもりです。
根の状態について、ご指導いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
Re: 花弁がしおれる原因
ひろし@小南部
2025/03/12(Wed) 09:23 No.29037
やはり根の状態が良くないです
植替えになるわけですが、死んだ根は切除します。その際、一部根の外側が死んでもその先のほうで生きている組織がある場合があります。生きている部分があるなら、それは残してください。芯になる導管部は機能していますから部分的にでも生きた組織は根としてしばらくは機能します。
あと、根を整理したあと植え込み前に、傷口を乾かすために丸一日から二日ほど陰干ししてください。その後うえつけます。
植替えになるわけですが、死んだ根は切除します。その際、一部根の外側が死んでもその先のほうで生きている組織がある場合があります。生きている部分があるなら、それは残してください。芯になる導管部は機能していますから部分的にでも生きた組織は根としてしばらくは機能します。
あと、根を整理したあと植え込み前に、傷口を乾かすために丸一日から二日ほど陰干ししてください。その後うえつけます。


Re: 花弁がしおれる原因
ひろし@小南部さま
ご教示ありがとうございました。
昨日、みずごけを除いて写真を撮った後、花軸を切り、明らかに枯れた気根や根を切ったあと、乾かさないでも良いかなと思ってみずごけにくるんで植え込んでしまいました。みずごけも古いままでしたので、暖かくなってからでも、新しいみずごけで植え直したほうが良いでしょうか?
あともう一つご教示ください。
今年は鉢の置き場所が低温になりやすい場所でそれがまずかった、と思ってます。茨城県央では最低室温15℃を確保するのは小さな温室でもない限りかなり難しく、多分5℃程度まで下がると思いますが、今年の3鉢は、早い時期に蕾が黄変したもの、きれいに咲きましたが花が早々にしおれてしまったもの、元気に厳冬をしのいだもの、と3鉢様々、同じ水やり、同じ気温、同じ扱いで違いました。これは、株ごとの特性の違い、夏秋の育て方のなんらかのバラツキなんでしょうか?
今後の参考に、ご教示をお願いします。
ご教示ありがとうございました。
昨日、みずごけを除いて写真を撮った後、花軸を切り、明らかに枯れた気根や根を切ったあと、乾かさないでも良いかなと思ってみずごけにくるんで植え込んでしまいました。みずごけも古いままでしたので、暖かくなってからでも、新しいみずごけで植え直したほうが良いでしょうか?
あともう一つご教示ください。
今年は鉢の置き場所が低温になりやすい場所でそれがまずかった、と思ってます。茨城県央では最低室温15℃を確保するのは小さな温室でもない限りかなり難しく、多分5℃程度まで下がると思いますが、今年の3鉢は、早い時期に蕾が黄変したもの、きれいに咲きましたが花が早々にしおれてしまったもの、元気に厳冬をしのいだもの、と3鉢様々、同じ水やり、同じ気温、同じ扱いで違いました。これは、株ごとの特性の違い、夏秋の育て方のなんらかのバラツキなんでしょうか?
今後の参考に、ご教示をお願いします。
Re: 花弁がしおれる原因
ひろし@小南部
2025/03/13(Thu) 11:15 No.29039
一般的には胡蝶蘭の耐寒温度は12度cを目安とするとされていますが、日中の最高気温との兼ね合いもあるので、簡単に12度以上であればよいというわけではありません。最低12℃、最高15℃の日が続けば低温障害がでます。
また最高気温が18℃以上25℃未満の場合、根が湿っていなければ最低5℃でも毎日でなければ耐えられる場合はあります。
根を湿らせたまま最低10℃を割るとまず根が傷みます。
以上の数字はあくまで目安であり、生産者温室のような育成のための最適な設備のある場所ではこれで良いでしょうけれど、環境の劣る一般家庭での管理となると、個体差、株の状態に大きく左右され、また同じクローン個体どうしであって、同じように管理しているつもりでも置き場所の微妙な違い、水やりのちょっとした違い、植え込み材料の差などで必ずばらつきます。
結局は一株ごとに様子をみながら、その一株に最善をつくすしかありません。
また最高気温が18℃以上25℃未満の場合、根が湿っていなければ最低5℃でも毎日でなければ耐えられる場合はあります。
根を湿らせたまま最低10℃を割るとまず根が傷みます。
以上の数字はあくまで目安であり、生産者温室のような育成のための最適な設備のある場所ではこれで良いでしょうけれど、環境の劣る一般家庭での管理となると、個体差、株の状態に大きく左右され、また同じクローン個体どうしであって、同じように管理しているつもりでも置き場所の微妙な違い、水やりのちょっとした違い、植え込み材料の差などで必ずばらつきます。
結局は一株ごとに様子をみながら、その一株に最善をつくすしかありません。


Re: 花弁がしおれる原因
Re: 花弁がしおれる原因
胡蝶蘭初心者
2025/04/07(Mon) 23:41 No.29049
胡蝶蘭の花後の植え替えについての質問です。
現在3鉢育てていますが、いろいろ質問させていただいたように、2鉢は既に花を切り、3鉢めも満開ですが4月中旬には切ろうと考えています。3鉢とも新芽が出そろっている状態です。
植え替え時の質門ですが、某サイトの植替え関連の動画を見ていましたら、枯れた根や弱った葉は切った後、植替え時に元気の良い気根もミズゴケにくるんで素鉢の中に植え込んでいました。この方が植替え後に気根が見えなくなり、きれいにまとまっているように思いますが、良いのでしょうか?
以前、気根は通常の根とは違い、空気中にあることで生きているのだから根と違いますよ、といった意味のことを教えていただいた気がしますが、どうしたものか迷っています。
ご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
現在3鉢育てていますが、いろいろ質問させていただいたように、2鉢は既に花を切り、3鉢めも満開ですが4月中旬には切ろうと考えています。3鉢とも新芽が出そろっている状態です。
植え替え時の質門ですが、某サイトの植替え関連の動画を見ていましたら、枯れた根や弱った葉は切った後、植替え時に元気の良い気根もミズゴケにくるんで素鉢の中に植え込んでいました。この方が植替え後に気根が見えなくなり、きれいにまとまっているように思いますが、良いのでしょうか?
以前、気根は通常の根とは違い、空気中にあることで生きているのだから根と違いますよ、といった意味のことを教えていただいた気がしますが、どうしたものか迷っています。
ご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。


Re: 花弁がしおれる原因
ひろし@小南部
2025/04/09(Wed) 10:43 No.29050
露出している気根まですっかりミズゴケにくるんで植え替える方法は私はあまりお勧めしません。某大手園芸資材販売会社さんのサイトで私も見かけたことはありますし、また、このサイトでも過去にかなりの経験者と思われる方と論議したことはあります。私は気根は潜りこんでいる根とつくりが違っている部分が多いので、気根は気根らしく扱って来ました。
気根は空気に順応していて保護層に葉緑体を持ち光合成もしています。また保護層は潜り込んでいる白い根よりはるかに固く、たっぷり時間をかけて水を吸わせても剛直で鉢に押し込むときに折れます。
鉢内に白い根が残っていないとか少ない場合、またせりあがった株を鉢に引き戻す場合など、気根を已むを得ずミズゴケに押し込まないといけない場合には根の茎からの出際3cmほどは必ず空中に露出するようにしてください。
気根は空気に順応していて保護層に葉緑体を持ち光合成もしています。また保護層は潜り込んでいる白い根よりはるかに固く、たっぷり時間をかけて水を吸わせても剛直で鉢に押し込むときに折れます。
鉢内に白い根が残っていないとか少ない場合、またせりあがった株を鉢に引き戻す場合など、気根を已むを得ずミズゴケに押し込まないといけない場合には根の茎からの出際3cmほどは必ず空中に露出するようにしてください。


Re: 花弁がしおれる原因
ひろし@小南部さま
ご教示ありがとうございました。しばらく忙しくて、返信が遅れて申し訳ありません。
連休中に、植替えを予定しています。今の根の様子を見ながら、気根をみずごけに植え込むかどうか考えます。今のところ3鉢とも新芽が日々大きくなっている状況なので、3鉢のうち1つは全部気根も植え込むとか、少し実験的にやってみたいと思います。
ご教示ありがとうございました。
ご教示ありがとうございました。しばらく忙しくて、返信が遅れて申し訳ありません。
連休中に、植替えを予定しています。今の根の様子を見ながら、気根をみずごけに植え込むかどうか考えます。今のところ3鉢とも新芽が日々大きくなっている状況なので、3鉢のうち1つは全部気根も植え込むとか、少し実験的にやってみたいと思います。
ご教示ありがとうございました。
葉に斑点
Re: 葉に斑点
ひろし@小南部
2025/02/25(Tue) 08:29 No.29018
ちょっと気になる症状ですね。とりあえず他の株から隔離してください。そしてこの株の経歴をお知らせください。
画像を見る限りでは、水滴に依る軽い葉焼けにもウイルス病の一種のリングスポットウィルスORSVの初期症状にも見えます。水滴による葉焼けは葉水の水滴が残ったまま強めの光(レースカーテン越し日光など)にあたるとできますが、配列が規則的(葉脈に沿って発生)なのは疑問点になります。
ORSVは一般家庭では比較的発生が珍しいウィルス病で、私の観察例も少なく、またネット検索してみても症状は多様なので私も外見での判断は全く自信がありません。確定するにはウィルス試薬で判定するしかありません。
画像を見る限りでは、水滴に依る軽い葉焼けにもウイルス病の一種のリングスポットウィルスORSVの初期症状にも見えます。水滴による葉焼けは葉水の水滴が残ったまま強めの光(レースカーテン越し日光など)にあたるとできますが、配列が規則的(葉脈に沿って発生)なのは疑問点になります。
ORSVは一般家庭では比較的発生が珍しいウィルス病で、私の観察例も少なく、またネット検索してみても症状は多様なので私も外見での判断は全く自信がありません。確定するにはウィルス試薬で判定するしかありません。


Re: 葉に斑点
石坂雅樹
2025/02/27(Thu) 19:47 No.29020
数年前に近所の花屋で処分苗として買い求めました。一鉢に二つ苗が入っていて、並べて育成してきました。本ブログで気になる点があると先生に質問し、回答を頂いてきた苗です。


Re: 葉に斑点
ひろし@小南部
2025/03/01(Sat) 10:39 No.29021
開花済み株ではなくて苗だったのですね。それが3株一緒に入っていたとすれば、大き目のプラポットに植えられていたのでしょうか?
またこれまでその三株を一緒に育ててきたものと推察しますが、他の二株にはこの症状はみられませんか?
また、開花はありませんでしたか?開花したのであればその花に異常はありませんでしたか?
またこれまでその三株を一緒に育ててきたものと推察しますが、他の二株にはこの症状はみられませんか?
また、開花はありませんでしたか?開花したのであればその花に異常はありませんでしたか?


Re: 葉に斑点
ひろし@小南部
2025/03/02(Sun) 08:26 No.29023
花芽が上がるというのは生育は順調なのであろうと思いますが、
お訪ねしたのは「過去に咲いたかどうか?また開花したのであれば花に異常(花弁やがく片の変形、色抜けなど)が無かったかどうか?です。
またいまつぼみのついている株のつぼみに異常がありませんか?
お訪ねしたのは「過去に咲いたかどうか?また開花したのであれば花に異常(花弁やがく片の変形、色抜けなど)が無かったかどうか?です。
またいまつぼみのついている株のつぼみに異常がありませんか?


Re: 葉に斑点
石坂雅樹
2025/03/02(Sun) 11:07 No.29025


Re: 葉に斑点
ひろし@小南部
2025/03/03(Mon) 08:39 No.29028
花に異常がなく、また生育も順調であれば、「水滴焼け」なんでしょうかね。だとすれば、今後は水滴を残したまま強めの光線に当てないことを心がけるだけです。
開花して万一花に異常がある場合はまたご相談ください。
開花して万一花に異常がある場合はまたご相談ください。


無題
病気の可能性について
こんにちは。
新芽を順調に展開させていた株の、一番下の葉の根本に黒い模様の様なものが生じ、また、黄色くなってきました。
葉も少し黄ばんできたように思います。
これは病気でしょうか?それとも、古い葉を落とす自然な現象でしょうか?
こちらの株は以前1枚古い葉を落としましたが、その際は茎部分の黒い模様がなかったように、また、茎まで黄色くはならなかったように思うので、心配しています。
また、カットした花茎も急に萎れてしまったことも気になり、病気ではないかと疑っています。
気温は15℃〜30℃までに保ち、湿度も70%は確保していました。直射日光を避け、レース越しの日光が午前中あたる位置に置いています。
水やりは乾いたらコップ一杯程度を与えていました。
病気が疑われる場合、どのような対処をしたらよろしいでしょうか。
どうかご教示いただけますと幸いです。
容量オーバーのため、メールにて写真を送付させていただきました。
新芽を順調に展開させていた株の、一番下の葉の根本に黒い模様の様なものが生じ、また、黄色くなってきました。
葉も少し黄ばんできたように思います。
これは病気でしょうか?それとも、古い葉を落とす自然な現象でしょうか?
こちらの株は以前1枚古い葉を落としましたが、その際は茎部分の黒い模様がなかったように、また、茎まで黄色くはならなかったように思うので、心配しています。
また、カットした花茎も急に萎れてしまったことも気になり、病気ではないかと疑っています。
気温は15℃〜30℃までに保ち、湿度も70%は確保していました。直射日光を避け、レース越しの日光が午前中あたる位置に置いています。
水やりは乾いたらコップ一杯程度を与えていました。
病気が疑われる場合、どのような対処をしたらよろしいでしょうか。
どうかご教示いただけますと幸いです。
容量オーバーのため、メールにて写真を送付させていただきました。
Re: 病気の可能性について
ひろし@小南部
2024/07/13(Sat) 07:46 No.28628
管理人さんからの画像のアップを待っていますが、それまでの間に基本的なことを申し上げておきます。
葉の根本が黒変したものであれば病気の可能性は高いです。
一般的な老化の場合、葉先のほうから縮みながら黄化し、やがて全体が水分も無くなって薄くなり、茎との間にできる離層からポロリと脱落するものです。これはこれまで蓄えていた養分や水分また葉緑体の元となる窒素やミネラルをすべて回収するためにそうなるのですが、茎側からの黄変は何らかの異常、感染症である疑いが濃厚です。
できればなるべく早く、黒変部に殺菌剤(この場合はベンレート水和剤が良いかな)粉末を水を含ませた筆でペースト状に溶いたものを黒変部とその周囲に塗布しておいてください。
葉の根本が黒変したものであれば病気の可能性は高いです。
一般的な老化の場合、葉先のほうから縮みながら黄化し、やがて全体が水分も無くなって薄くなり、茎との間にできる離層からポロリと脱落するものです。これはこれまで蓄えていた養分や水分また葉緑体の元となる窒素やミネラルをすべて回収するためにそうなるのですが、茎側からの黄変は何らかの異常、感染症である疑いが濃厚です。
できればなるべく早く、黒変部に殺菌剤(この場合はベンレート水和剤が良いかな)粉末を水を含ませた筆でペースト状に溶いたものを黒変部とその周囲に塗布しておいてください。


Re: 病気の可能性について
ひろし@小南部
2024/07/16(Tue) 11:04 No.28636


Re: 病気の可能性について
管理人様、写真のアップをありがとうございました。
ひろし様、ご回答頂きありがとうございます。
深刻なものではなさそうとのことで、大変安心しました。
早速ご指示通り、殺菌剤を塗布します。
来年の春お花が見られるよう、大切に育てていきたいと思います。
また何かありましたら、相談させていただければ幸いです。
この度はどうもありがとうございました!
ひろし様、ご回答頂きありがとうございます。
深刻なものではなさそうとのことで、大変安心しました。
早速ご指示通り、殺菌剤を塗布します。
来年の春お花が見られるよう、大切に育てていきたいと思います。
また何かありましたら、相談させていただければ幸いです。
この度はどうもありがとうございました!
Re: 病気の可能性について
ひろし@小南部
2024/07/18(Thu) 08:32 No.28639
>水やりは乾いたらコップ一杯程度を与えていました。
これに対するコメントをつけ忘れてました。
水やり方法について、ですが、葉の成長期と休眠期との水やりは違います。胡蝶蘭の多くは雨期乾期の区別のある気候帯産のものなので、基本的に雨期を葉の成長期にあて、乾期に葉の成長を止める代わりに花芽を造って乾期の終わりころに開花させます。
ですから家庭栽培での水やりも葉の成長期(通常春夏)には乾くまで待つのではなく「少し乾き始めたかも?」のタイミングでかけ流しで鉢底から余分な水が勢いよく流れ出すようにたっぷり、内部の空気も入れ替えるようにあたえ、これを5分おいてもう一度するのがコツです。
コップ一杯の水では水分は与えられますが、内部の空気は入れ替えられません。
最低気温が15度くらいになる秋冬は花芽は緩慢に伸長中ですが葉の成長は止まっています。この時期は乾いてから与えますが、水の与え方はかけ流しで鉢底から流れ出すように与えるのは成長期と同じですが、5分後の2度目はなしで一度きりにします。
胡蝶蘭の根は空気を好みます。根の周囲に新鮮な空気があれば根腐れのリスクはほとんどなくなります。
これに対するコメントをつけ忘れてました。
水やり方法について、ですが、葉の成長期と休眠期との水やりは違います。胡蝶蘭の多くは雨期乾期の区別のある気候帯産のものなので、基本的に雨期を葉の成長期にあて、乾期に葉の成長を止める代わりに花芽を造って乾期の終わりころに開花させます。
ですから家庭栽培での水やりも葉の成長期(通常春夏)には乾くまで待つのではなく「少し乾き始めたかも?」のタイミングでかけ流しで鉢底から余分な水が勢いよく流れ出すようにたっぷり、内部の空気も入れ替えるようにあたえ、これを5分おいてもう一度するのがコツです。
コップ一杯の水では水分は与えられますが、内部の空気は入れ替えられません。
最低気温が15度くらいになる秋冬は花芽は緩慢に伸長中ですが葉の成長は止まっています。この時期は乾いてから与えますが、水の与え方はかけ流しで鉢底から流れ出すように与えるのは成長期と同じですが、5分後の2度目はなしで一度きりにします。
胡蝶蘭の根は空気を好みます。根の周囲に新鮮な空気があれば根腐れのリスクはほとんどなくなります。


Re: 病気の可能性について
ご丁寧に水やりについてのコメントまで頂き、ありがとうございます!
早速、次回の水やりから実践していきます!
気がつくのが遅れ、お礼をお伝えするのが遅くなってしまい失礼しました。
早速、次回の水やりから実践していきます!
気がつくのが遅れ、お礼をお伝えするのが遅くなってしまい失礼しました。
病気の可能性について
ひろし様、度々お世話になります。
質問させて頂いた日から2週間ほど経ち、更に新芽が出始めた一方で、1番下の葉とその上の葉が同時に黄色くなり始めました。
やはり何か病気でしょうか。
気にし過ぎでしょうか。
何か対策などありますでしょうか。
いつもお世話になります、どうかご教示頂けましたら幸いです。
現状の写真は、メールにて送付させていただきました。
質問させて頂いた日から2週間ほど経ち、更に新芽が出始めた一方で、1番下の葉とその上の葉が同時に黄色くなり始めました。
やはり何か病気でしょうか。
気にし過ぎでしょうか。
何か対策などありますでしょうか。
いつもお世話になります、どうかご教示頂けましたら幸いです。
現状の写真は、メールにて送付させていただきました。
Re: 病気の可能性について
ひろし@小南部
2024/08/01(Thu) 09:40 No.28667
茎下部に雑菌の影響があるのかな?
とりあえず葉の付け根の黄変部とその周囲に再度殺菌剤ペーストを塗布しておいて2~3日様子をみてから、その後の状況をまた画像でお知らせください。
とりあえず葉の付け根の黄変部とその周囲に再度殺菌剤ペーストを塗布しておいて2~3日様子をみてから、その後の状況をまた画像でお知らせください。


Re: 病気の可能性について
ひろし様、ご無沙汰しています。
こちらの株ですが、その後下2枚の黄色くなった葉が落ちました。
前回の投稿で小さかった葉は成長し、最終的に5枚の葉を残して冬を迎えました。
アドバイス通り、殺菌剤を塗布したおかげで持ち直したものと思います、その節はありがとうございました!
今回は花芽についてのご相談です。
その後花芽を出し、蕾が分化し始めたかな?とワクワクしていたところでピタリと生長が止まり、少し膨らんだ蕾も黄色くなってしまいました。
生長が止まったのは、支柱に誘引したタイミングだったように思います。
この後つぼみを出させるために、できることはありますでしょうか?
難しい場合、生長が止まってしまった原因として、考えられることは何でしょうか。
また、来年以降の対策をご教示いただければ幸いです。
年間を通して、肥料やけを恐れて肥料は与えていませんでした。
秋以降の生育環境は以下の通りでした。
・10℃以上を保っていました
・湿度管理の重要性に気が付かず、寒くなってからの湿度は20%〜40%ほどでした(霧吹きは1日1度)
・エアコンの風は当たらないようにしていました
・水やりは10日〜14日に1度ほどでした
例によって、画像はメールにて送信させていただきます。管理人さん、いつもお手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
こちらの株ですが、その後下2枚の黄色くなった葉が落ちました。
前回の投稿で小さかった葉は成長し、最終的に5枚の葉を残して冬を迎えました。
アドバイス通り、殺菌剤を塗布したおかげで持ち直したものと思います、その節はありがとうございました!
今回は花芽についてのご相談です。
その後花芽を出し、蕾が分化し始めたかな?とワクワクしていたところでピタリと生長が止まり、少し膨らんだ蕾も黄色くなってしまいました。
生長が止まったのは、支柱に誘引したタイミングだったように思います。
この後つぼみを出させるために、できることはありますでしょうか?
難しい場合、生長が止まってしまった原因として、考えられることは何でしょうか。
また、来年以降の対策をご教示いただければ幸いです。
年間を通して、肥料やけを恐れて肥料は与えていませんでした。
秋以降の生育環境は以下の通りでした。
・10℃以上を保っていました
・湿度管理の重要性に気が付かず、寒くなってからの湿度は20%〜40%ほどでした(霧吹きは1日1度)
・エアコンの風は当たらないようにしていました
・水やりは10日〜14日に1度ほどでした
例によって、画像はメールにて送信させていただきます。管理人さん、いつもお手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
Re: 伸びを止めた花軸
ひろし@小南部
2025/02/24(Mon) 09:18 No.29014
ごめんなさい、返信が遅れました。
結論から申せば、この時点で積極的に打つ手はありません。株がこのまま花軸を放棄して開花を休むか、あるいは花軸先端からまた伸びだすか、あるいはまた、別の花軸を用意するのかは株に任せるしかないのです。今は胡蝶蘭の生存管理を続けて様子見するしかありません。
胡蝶蘭の花芽、花軸の成長はデリケートで、一般家庭での栽培ではどうしても難しいものになります。
胡蝶蘭の花軸の成長はつぼみが開花サイズになる前は、光の来る方向に向かう性質があるため、(向光性)生産者温室でなら光は自然状態で上から来ますから花軸は上に伸びますが、光が良くて斜め上、悪ければほとんど横からしか来ない一般家庭では花軸は横に伸びます。
これを誘引するのがじつはかなり難しいのです。
花軸に強いストレスをあたえると花軸の生長をとめます。お訪ねはそのような状態に見えます。支柱への誘因がストレスになったと考えられます。
花軸の成長初期には光の当たりぐあいを見ながら花軸の伸びる方向を週に2度ほどはチェックしながら光で誘引しなければなりません。
私の場合、光は斜め上からくるので花軸生長初期から葉の高さを越えるころに株の向きを裏表ひっくり返します。伸び具合を見ながら必要であればまた変えます。花軸は生産者のもののようにはできず、弓型にしかできませんが開花後家で飾るには十分です。
また小さな蕾は触れただけで枯れ、死んでしkまいます。つぼみの枯死の原因は物理的な接触のほかに、低湿度も原因になります。花軸成長期は最低でも40%以上、望ましくは60%以上の湿度が必要です。
結論から申せば、この時点で積極的に打つ手はありません。株がこのまま花軸を放棄して開花を休むか、あるいは花軸先端からまた伸びだすか、あるいはまた、別の花軸を用意するのかは株に任せるしかないのです。今は胡蝶蘭の生存管理を続けて様子見するしかありません。
胡蝶蘭の花芽、花軸の成長はデリケートで、一般家庭での栽培ではどうしても難しいものになります。
胡蝶蘭の花軸の成長はつぼみが開花サイズになる前は、光の来る方向に向かう性質があるため、(向光性)生産者温室でなら光は自然状態で上から来ますから花軸は上に伸びますが、光が良くて斜め上、悪ければほとんど横からしか来ない一般家庭では花軸は横に伸びます。
これを誘引するのがじつはかなり難しいのです。
花軸に強いストレスをあたえると花軸の生長をとめます。お訪ねはそのような状態に見えます。支柱への誘因がストレスになったと考えられます。
花軸の成長初期には光の当たりぐあいを見ながら花軸の伸びる方向を週に2度ほどはチェックしながら光で誘引しなければなりません。
私の場合、光は斜め上からくるので花軸生長初期から葉の高さを越えるころに株の向きを裏表ひっくり返します。伸び具合を見ながら必要であればまた変えます。花軸は生産者のもののようにはできず、弓型にしかできませんが開花後家で飾るには十分です。
また小さな蕾は触れただけで枯れ、死んでしkまいます。つぼみの枯死の原因は物理的な接触のほかに、低湿度も原因になります。花軸成長期は最低でも40%以上、望ましくは60%以上の湿度が必要です。


Re: 病気の可能性について
ご返信いただきありがとうございます。
誘引のストレスが原因だったのですね。可哀想なことをしました。
お花が見れないのは残念ですが、自分で思っていた以上に繊細なものだと分かり、大変勉強になりました。
来年はなるべく支柱への誘引を行わず、光の向きを意識したながらものびのびさせて生長を見守りたいと思います。いつも分かりやすく丁寧なご指導をありがとうございます。
今回の花芽についてですが、新しく蕾をつける気配がなさそうな場合は、早めに切ってしまったほうが良いでしょうか?
誘引のストレスが原因だったのですね。可哀想なことをしました。
お花が見れないのは残念ですが、自分で思っていた以上に繊細なものだと分かり、大変勉強になりました。
来年はなるべく支柱への誘引を行わず、光の向きを意識したながらものびのびさせて生長を見守りたいと思います。いつも分かりやすく丁寧なご指導をありがとうございます。
今回の花芽についてですが、新しく蕾をつける気配がなさそうな場合は、早めに切ってしまったほうが良いでしょうか?
Re: 病気の可能性について
ひろし@小南部
2025/02/25(Tue) 08:14 No.29017
この場合3か月は「株任せ」にしてください。
株が花軸を放棄すれば自然に枯れます。枯れ始めたら切除してください。
3か月経過してもそのままの場合は判断が難しいので再度画像とともにご相談ください。
株が花軸を放棄すれば自然に枯れます。枯れ始めたら切除してください。
3か月経過してもそのままの場合は判断が難しいので再度画像とともにご相談ください。


Re: 病気の可能性について
承知しました!
いつもありがとうございます。
また何かありましたら、ご相談させていただければ幸いです。
いつもありがとうございます。
また何かありましたら、ご相談させていただければ幸いです。
植え替え後元気がない
はじめまして。初心者です。
1か月ほど前に大家さんから、「育ててる蘭に花が全然つかないから育ててほしい」と言われて(私のが元気に咲いてるので)預かったんですが
透明ポットごしに根っこを見たら、黒くなっている根が多い、白い糸?カビ?のようなものが所々に見られたので
根腐れかと判断し植え替えをしました。
私の植え替えがヘタクソだったのと、そこそこ根っこを切ったのでグラグラだったんですが、とりあえず様子を見ることにしました。
それから1か月ほど経つのですが、一向に元気がよくなる兆しがなく不安になってきました。
いまだにグラグラ、葉っぱもはりがなくなってきた、根っこも心なしか全体的に細くなってる事が特に心配です。
後からネットで調べて気づいたのは、
・私が用意した鉢が大きすぎ(店員さんに根腐れならこれ、と勧められたんですが、もともと入ってたもの(直径11cm)より大きい(14.5cm)
・バークの粒ももともと入ってたのより大きい
等が原因でうまく根づいてないのかなぁと思ってるんですが、
また植え替えし直したほうがいいでしょうか?それとももう少し様子見た方がいいでしょうか?
また、上記の他に何か考えられる原因があれば教えていただけると幸いです。?(そもそも根腐れてなかった?根っこきりすぎ?水足りてない?)
水は週末に一回灌水+週の中ばに乾燥してそうなら葉水(根っこにもかけてます)してます。
ちなみに当方アメリカのカリフォルニアに住んでいて、
気温は日本より少し暖かく、湿度は低めです。(つねに25~35%ほど)
よろしくお願いいたします。

1か月ほど前に大家さんから、「育ててる蘭に花が全然つかないから育ててほしい」と言われて(私のが元気に咲いてるので)預かったんですが
透明ポットごしに根っこを見たら、黒くなっている根が多い、白い糸?カビ?のようなものが所々に見られたので
根腐れかと判断し植え替えをしました。
私の植え替えがヘタクソだったのと、そこそこ根っこを切ったのでグラグラだったんですが、とりあえず様子を見ることにしました。
それから1か月ほど経つのですが、一向に元気がよくなる兆しがなく不安になってきました。
いまだにグラグラ、葉っぱもはりがなくなってきた、根っこも心なしか全体的に細くなってる事が特に心配です。
後からネットで調べて気づいたのは、
・私が用意した鉢が大きすぎ(店員さんに根腐れならこれ、と勧められたんですが、もともと入ってたもの(直径11cm)より大きい(14.5cm)
・バークの粒ももともと入ってたのより大きい
等が原因でうまく根づいてないのかなぁと思ってるんですが、
また植え替えし直したほうがいいでしょうか?それとももう少し様子見た方がいいでしょうか?
また、上記の他に何か考えられる原因があれば教えていただけると幸いです。?(そもそも根腐れてなかった?根っこきりすぎ?水足りてない?)
水は週末に一回灌水+週の中ばに乾燥してそうなら葉水(根っこにもかけてます)してます。
ちなみに当方アメリカのカリフォルニアに住んでいて、
気温は日本より少し暖かく、湿度は低めです。(つねに25~35%ほど)
よろしくお願いいたします。
Re: 植え替え後元気がない
Re: 植え替え後元気がない
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/03/26(Tue) 10:43 No.28457
いろいろな原因が複合していると思います。
Californiaのどの辺におすまいですか?加州は南北に長く北のEurekaのあたりと南のSan Diegoのあたりとでは気温が全然違います。大都市にお住まいであれば園芸店もピンキリ選べると思いますが小都市であれば園芸店の品ぞろえが十分ではない場合も多いと思います。
というのは植替えに用いたバークは洋ラン植え込み用のものには見えず、観葉植物の鉢の上に敷く化粧用バークのように見えるからです。化粧バークは針葉樹の樹皮であることが多く、殺菌作用が残っていることが多く、ラン菌と共生するランの根に不向きなのです。
日本国内ならバークはネオソフロンという十分発酵あく抜きされたものが使えますが、同じようなものは米国産でも洋ラン専門店には相当品があると思うのですが?でも穴あきポットが置いてあるくらいの園芸店であればそれなりの品ぞろえがしてるのではないか?なんて思ったりもしますが。
それと与える水ですが、水道水は一般に硬水である場合が多くランには不向きです。一度沸かして湯冷ましにしたものを使うと良いと思います。鉄瓶はないでしょうからケトルに鉄くぎをたくさん入れて沸かして湯冷ましにすると鉄イオンの補給になります。
ポットはそのままで良いのでもう少し粒の細かい熟成済みバークを使って植え替え、夜間湿度維持のため夜間だけ水を張った皿に濡れタオルを半分露出させて蒸散面積を増やしたものを入れたプラスチック衣装ケースなどに胡蝶蘭ポットを入れておき朝には取り出すなどの工夫が必要と思います。
Californiaのどの辺におすまいですか?加州は南北に長く北のEurekaのあたりと南のSan Diegoのあたりとでは気温が全然違います。大都市にお住まいであれば園芸店もピンキリ選べると思いますが小都市であれば園芸店の品ぞろえが十分ではない場合も多いと思います。
というのは植替えに用いたバークは洋ラン植え込み用のものには見えず、観葉植物の鉢の上に敷く化粧用バークのように見えるからです。化粧バークは針葉樹の樹皮であることが多く、殺菌作用が残っていることが多く、ラン菌と共生するランの根に不向きなのです。
日本国内ならバークはネオソフロンという十分発酵あく抜きされたものが使えますが、同じようなものは米国産でも洋ラン専門店には相当品があると思うのですが?でも穴あきポットが置いてあるくらいの園芸店であればそれなりの品ぞろえがしてるのではないか?なんて思ったりもしますが。
それと与える水ですが、水道水は一般に硬水である場合が多くランには不向きです。一度沸かして湯冷ましにしたものを使うと良いと思います。鉄瓶はないでしょうからケトルに鉄くぎをたくさん入れて沸かして湯冷ましにすると鉄イオンの補給になります。
ポットはそのままで良いのでもう少し粒の細かい熟成済みバークを使って植え替え、夜間湿度維持のため夜間だけ水を張った皿に濡れタオルを半分露出させて蒸散面積を増やしたものを入れたプラスチック衣装ケースなどに胡蝶蘭ポットを入れておき朝には取り出すなどの工夫が必要と思います。


Re: 植え替え後元気がない
返信ありがとうございます。買ったバークはこちらです。
ラン用と書いてあったので飛びついて買ってしまったんですが、やはりこれは化粧用バーク?なんでしょうか?
https://www.better-gro.com/bettergro_special_orchid_mix.html
アマゾンでレビューを見たら「大きすぎる」「砕いて使った」と書いてる人が結構いたので、やはりこの蘭には大きすぎるのかもしれません。発酵してるのかどうかも説明には書いてないですね。すごい安かったので発酵してないのかもしれません、、
ネオソフロン(初めて知りました)グーグルでみると黒っぽいものが多いのでそれが発酵されてるってことでしょうか?
私はサンノゼの郊外に住んでいるので北のほうになります。家の近くのホームセンターには、蘭自体は結構置いてあるんですがケア用品の品ぞろえはとぼしかったので、ちゃんとした園芸店にいって小さい粒のバークを探してみます。
ラン用と書いてあったので飛びついて買ってしまったんですが、やはりこれは化粧用バーク?なんでしょうか?
https://www.better-gro.com/bettergro_special_orchid_mix.html
アマゾンでレビューを見たら「大きすぎる」「砕いて使った」と書いてる人が結構いたので、やはりこの蘭には大きすぎるのかもしれません。発酵してるのかどうかも説明には書いてないですね。すごい安かったので発酵してないのかもしれません、、
ネオソフロン(初めて知りました)グーグルでみると黒っぽいものが多いのでそれが発酵されてるってことでしょうか?
私はサンノゼの郊外に住んでいるので北のほうになります。家の近くのホームセンターには、蘭自体は結構置いてあるんですがケア用品の品ぞろえはとぼしかったので、ちゃんとした園芸店にいって小さい粒のバークを探してみます。
Re: 植え替え後元気がない
度々すいません。バークについて調べていたら
やはり私が買ったものの主成分はfir barkで、fir barkは表面に置くのに適しているという文面をネットで見つけました。(おっしゃっていた通りでした!)他にも松のバーク、松とfir barkのミックス、phを整えたものなど種類がかなりありそうなので、もう少し注意深く説明書きを読んで早急に植え替えようと思います。
やはり私が買ったものの主成分はfir barkで、fir barkは表面に置くのに適しているという文面をネットで見つけました。(おっしゃっていた通りでした!)他にも松のバーク、松とfir barkのミックス、phを整えたものなど種類がかなりありそうなので、もう少し注意深く説明書きを読んで早急に植え替えようと思います。
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/03/26(Tue) 20:43 No.28462
商品説明にはカトレヤや胡蝶蘭始め「すべての樹木着生蘭」に使えるとはかいてありますが、成分の説明が心もとない気がします。
能書きでは、Western fir の樹皮と堅木の木炭(高級品ならOak類の、安物なら東南アジア産のマングローブの)とパーライト(に類した焼いて発泡させた鉱物)の混合物のようですが、またWestern firはDougls firの通称ですが、樹皮にもヤニというか精油が多いはずで、生のままではランには使えない素材です。長時間煮沸して油抜きするとか、さらに時間をかけて多様な菌類に熟成を任せるかしないと無理だと思いますが、色調がそのようなプロセスを経ているようには私には思えません。
私は過去に「ランに最適」との触れ込みのスギ樹皮の加工品やらココナッツ殻の粉砕物の未熟な植え込み材料で痛い目に遭っているので、大事なものにバークを使うときはネオソフロンときめています。
ちょっと北米のラン園で著名なHausermannの通販サイトを覗いてみました。https://www.orchidsbyhausermann.com/
販売しているバークはやはりダグラスファーのようでしたが熱処理済みと謳ってあります。商品解説には熱処理は夾雑物やカビ防止のことしか謳ってませんがあく抜きにもなっているはず。
San Joseにお住まいなら大都会ですからラン園は探せば見つかるのではありませんか?
以上が植え込み材料へのコメントです。
あとは夜間の湿度維持です。株の消耗を防ぐために、夜間だけ特に保湿の工夫をしていただくことです。胡蝶蘭はCAM型光合成をするので気孔は暗い時間帯に開いてガス交換をし、昼間は気孔を閉じます。それで、夜間湿度が特に問題になるのです。また発根を促進するために水道水(公的なものならネットで水質が公表されているはず)はおそらく硬水と思いますので、できれば鉄釘をたくさん入れて煮沸して湯冷ましを与えることです。鉄イオンは植物の活力を増します。
能書きでは、Western fir の樹皮と堅木の木炭(高級品ならOak類の、安物なら東南アジア産のマングローブの)とパーライト(に類した焼いて発泡させた鉱物)の混合物のようですが、またWestern firはDougls firの通称ですが、樹皮にもヤニというか精油が多いはずで、生のままではランには使えない素材です。長時間煮沸して油抜きするとか、さらに時間をかけて多様な菌類に熟成を任せるかしないと無理だと思いますが、色調がそのようなプロセスを経ているようには私には思えません。
私は過去に「ランに最適」との触れ込みのスギ樹皮の加工品やらココナッツ殻の粉砕物の未熟な植え込み材料で痛い目に遭っているので、大事なものにバークを使うときはネオソフロンときめています。
ちょっと北米のラン園で著名なHausermannの通販サイトを覗いてみました。https://www.orchidsbyhausermann.com/
販売しているバークはやはりダグラスファーのようでしたが熱処理済みと謳ってあります。商品解説には熱処理は夾雑物やカビ防止のことしか謳ってませんがあく抜きにもなっているはず。
San Joseにお住まいなら大都会ですからラン園は探せば見つかるのではありませんか?
以上が植え込み材料へのコメントです。
あとは夜間の湿度維持です。株の消耗を防ぐために、夜間だけ特に保湿の工夫をしていただくことです。胡蝶蘭はCAM型光合成をするので気孔は暗い時間帯に開いてガス交換をし、昼間は気孔を閉じます。それで、夜間湿度が特に問題になるのです。また発根を促進するために水道水(公的なものならネットで水質が公表されているはず)はおそらく硬水と思いますので、できれば鉄釘をたくさん入れて煮沸して湯冷ましを与えることです。鉄イオンは植物の活力を増します。


Re: 植え替え後元気がない
おっしゃる通りこちらは硬水で、いつも軟水にさせる浄水器を使ってます。鉄くぎが小さいの2本しかなかったのですが(鉄なべがあるのでそれで水を沸かせばよかったですかね?みえない油とか残ってるかなと思ってやめましたが)、それを入れて水を沸騰させ、冷やしたもので昨日灌水させました。
でも今日になるとバークも根も、結構乾いてる感じです。私が育てているミニ胡蝶蘭は灌水させると2~3日はくらい根がみずみずしい感じでいるんですが、やはりバークがよくなかったですね。おかしいなとは思ってたのでもっと早く質問すべきでした。
夜の保水に関してもアドバイスありがとうございます。先ほど葉水+薄いビニール袋数枚で全体を軽くおおい(完全密閉にはしてないです)、中に湿らせたペーパータオルを何個か入れてみました。一緒に入れてる湿度計が今57%さしてます。寝る前にもう一度ペーパータオルの様子をチェックしようと思います。
「ランに最適」と書いてあっても良くないものもあるんですね。。。勉強になりました。こちらで流通しているものだと、ニュージーランド産ののOrchiataというバークが、発酵・油抜きがされているらしいのでそれが入ってるものを買ってみました。
https://www.repotme.com/collections/orchid-mixes/products/phalaenopsis-monterey-dark-imperial-orchid-mix?variant=40401489690705
また、写真のポットを見つけてちょうどいいサイズかも、と思って買ってみましたが、小さいのもよくないですか?(直径11cm高さ10cm)

でも今日になるとバークも根も、結構乾いてる感じです。私が育てているミニ胡蝶蘭は灌水させると2~3日はくらい根がみずみずしい感じでいるんですが、やはりバークがよくなかったですね。おかしいなとは思ってたのでもっと早く質問すべきでした。
夜の保水に関してもアドバイスありがとうございます。先ほど葉水+薄いビニール袋数枚で全体を軽くおおい(完全密閉にはしてないです)、中に湿らせたペーパータオルを何個か入れてみました。一緒に入れてる湿度計が今57%さしてます。寝る前にもう一度ペーパータオルの様子をチェックしようと思います。
「ランに最適」と書いてあっても良くないものもあるんですね。。。勉強になりました。こちらで流通しているものだと、ニュージーランド産ののOrchiataというバークが、発酵・油抜きがされているらしいのでそれが入ってるものを買ってみました。
https://www.repotme.com/collections/orchid-mixes/products/phalaenopsis-monterey-dark-imperial-orchid-mix?variant=40401489690705
また、写真のポットを見つけてちょうどいいサイズかも、と思って買ってみましたが、小さいのもよくないですか?(直径11cm高さ10cm)
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/03/27(Wed) 20:29 No.28466
ご紹介いただいたrePotmeサイトはGeorgetown DEの業者さんのようです。
Monterey Pine(Pinus radiata)の樹皮にNew Zealand産の高級ミズゴケやら発泡鉱物やらのMIXですね。最初にクリックしたときはそのミックスの組成が見えたのですが、閉じてこの原稿をタイプしているときにまたみようと思ったら、「そのページはNot found]であるとされて二度と開けず、二番目の成分がなんだったのか思い出せないでいます。いずれにしてもバーク単体よりはミズゴケなど保湿成分を加えているのは間違いないでしょうから、保湿しそうにない未熟なバーク単体よりは胡蝶蘭に向いていると思います。ミズゴケは当然またバークも仰せのようにニュージーランド産と思いますが。Monterey Pineは名のごとくお近くのMontereyあたりの山地原産なのですが、移入したニュージーランドで増えすぎて処理に困っているらしいです。
鉄なべは内側になにかコーティングされてませんか?コーティングなしでも油をしっかり吸っている鋳物Cast ironであればやはり控えたほうが良いでしょう。鍛造ものForged Ironなら洗剤でよく洗えば大抵は大丈夫ですが。
径11cmでスリット入りですからしっかり保湿する組成のMixか場合によってはミズゴケ単体でもOKかも。
あ、その前に大事なことを忘れてました。胡蝶蘭の種類ですが、葉の形から熱帯雨林産の血が濃い可能性があるように思いました。ラベルはついてませんでしたか?あるいは開花当時の画像が残ってませんか?どちらも無ければ葉の形が良くわかる画像をアップしていただけませんか?
Phalaenopsisといっても熱帯雨林産(少数派)とモンスーン気候帯産(多数派)とは管理方法が異なりますので。
Monterey Pine(Pinus radiata)の樹皮にNew Zealand産の高級ミズゴケやら発泡鉱物やらのMIXですね。最初にクリックしたときはそのミックスの組成が見えたのですが、閉じてこの原稿をタイプしているときにまたみようと思ったら、「そのページはNot found]であるとされて二度と開けず、二番目の成分がなんだったのか思い出せないでいます。いずれにしてもバーク単体よりはミズゴケなど保湿成分を加えているのは間違いないでしょうから、保湿しそうにない未熟なバーク単体よりは胡蝶蘭に向いていると思います。ミズゴケは当然またバークも仰せのようにニュージーランド産と思いますが。Monterey Pineは名のごとくお近くのMontereyあたりの山地原産なのですが、移入したニュージーランドで増えすぎて処理に困っているらしいです。
鉄なべは内側になにかコーティングされてませんか?コーティングなしでも油をしっかり吸っている鋳物Cast ironであればやはり控えたほうが良いでしょう。鍛造ものForged Ironなら洗剤でよく洗えば大抵は大丈夫ですが。
径11cmでスリット入りですからしっかり保湿する組成のMixか場合によってはミズゴケ単体でもOKかも。
あ、その前に大事なことを忘れてました。胡蝶蘭の種類ですが、葉の形から熱帯雨林産の血が濃い可能性があるように思いました。ラベルはついてませんでしたか?あるいは開花当時の画像が残ってませんか?どちらも無ければ葉の形が良くわかる画像をアップしていただけませんか?
Phalaenopsisといっても熱帯雨林産(少数派)とモンスーン気候帯産(多数派)とは管理方法が異なりますので。


Re: 植え替え後元気がない
今朝、湿度計は66%で最高75%まで行ったようです。今日気づきましたが、葉っぱの縁に黒い点?ができはじめてました。
預かった時は葉っぱは結構元気だったので、かわいそうなことをしてしまいました。種類ですが、オリジナルのポットのラベルがあって、DameBlancheと書いてあります。The胡蝶蘭という感じの白いやつですかね?
rePotmeの内容物は、
Medium Monterey Pine Bark、Hydroton、Large Sponge Rock、AAA New Zealand Sphagnum Mossとあります。Hydrotonは赤玉でしょうか?
Monterey近所です!ニュージーランドは木がたくさんありそうなのに輸入したりするんですね。
鉄なべは義理の母からのもらいもので特に何も書かれておらず、コーティングもしてないように見えますが、中華鍋?なので鋳物ですかね。
そういえばこのスリット入りポットのパッケージにはミズゴケが植わってる写真が載ってた気がします…危うくまたやらかすところでした。
弱ってるのに変なことしないほうがいいですね。明日朝、時間ができそうなので植え替えしてみます。

預かった時は葉っぱは結構元気だったので、かわいそうなことをしてしまいました。種類ですが、オリジナルのポットのラベルがあって、DameBlancheと書いてあります。The胡蝶蘭という感じの白いやつですかね?
rePotmeの内容物は、
Medium Monterey Pine Bark、Hydroton、Large Sponge Rock、AAA New Zealand Sphagnum Mossとあります。Hydrotonは赤玉でしょうか?
Monterey近所です!ニュージーランドは木がたくさんありそうなのに輸入したりするんですね。
鉄なべは義理の母からのもらいもので特に何も書かれておらず、コーティングもしてないように見えますが、中華鍋?なので鋳物ですかね。
そういえばこのスリット入りポットのパッケージにはミズゴケが植わってる写真が載ってた気がします…危うくまたやらかすところでした。
弱ってるのに変なことしないほうがいいですね。明日朝、時間ができそうなので植え替えしてみます。
Re: 植え替え後元気がない
↑を書いていて、オリジナルのポットの横に何個か穴をあけて使った方がいいかなと思い始めました。
根や葉茎を見た感じから、もともとは元気な株だったように見えましたし、私のミニ胡蝶蘭が似たようなポットで元気に育ってるので。
と言っても私の素人目に健康そう見えてるだけかもしれません…怖くなってきたのでミニの方の写真も載せておきます。
ミニの方は元気そうではあるんですが、葉も根も花茎も散らかってしまっていて…
花茎は新しいのが出てきていたのに気づかず、旅行で1か月大家さんに預けてた時にグングン伸びてしまったらしく、とんでもない方向に延びてしまいました。根っこも伸びたい放題です。これでいいのかどうなのか…実はポットが小さい?んでしょうか。
葉の根元?も次第に斜めになってしまって(最初はまっすぐだったんですが)鉢回しとかしないと駄目だったんですかね?

根や葉茎を見た感じから、もともとは元気な株だったように見えましたし、私のミニ胡蝶蘭が似たようなポットで元気に育ってるので。
と言っても私の素人目に健康そう見えてるだけかもしれません…怖くなってきたのでミニの方の写真も載せておきます。
ミニの方は元気そうではあるんですが、葉も根も花茎も散らかってしまっていて…
花茎は新しいのが出てきていたのに気づかず、旅行で1か月大家さんに預けてた時にグングン伸びてしまったらしく、とんでもない方向に延びてしまいました。根っこも伸びたい放題です。これでいいのかどうなのか…実はポットが小さい?んでしょうか。
葉の根元?も次第に斜めになってしまって(最初はまっすぐだったんですが)鉢回しとかしないと駄目だったんですかね?
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/03/28(Thu) 21:03 No.28469
Hydrotonはおそらく焼成した赤玉様のものでちょっと昔流行ったハイドロカルチャーに用いられたものではないかと思います。多孔質で保水力があり、行ってみれば素焼き鉢と朱温鉢の中間くらいの温度で焼成された粘土でなのだろうと。
オセアニアの植生は北半球とかなり異なるので北半球出身の開拓者は北半球出自の樹木が懐かしいのではないかと思います、北米もユーラシアも種のレベルでは異なってますが属レベルではほとんど同じ植生と言ってもいいようなものです。
中華鍋なら重い鋳物は用いられません。鍛造というほど鍛えられているわけでは無いのですが圧延された厚めの鉄板をプレス成型するので鍛造の一種と考えsて良いものです。新品の時なら錆防止のため薄いポリエステルコーティングされていたと思いますがすぐに焼け落ちるので長年使ったものであれば落ちていると思います。一度洗剤で洗って、その後湯を沸かして一度捨てます。その後再度湯を沸かして油が浮いてこなければ、湯冷ましとして使って大丈夫とおもいますが、油のにおいが残っているようであれば、再度洗剤で洗い、という面倒なことになります。ホームセンターで釘を買ってきた方が早いかも。釘も錆止めがかかっているので一度煮沸してから本番にしてください。
さて胡蝶蘭の種類ですがDame Blanche 「白衣の(貴)婦人」というからにはご推察通りの白花の立派な花なのだろうと思います。念のためその名で品種登録されていないか当たってみましたが胡蝶蘭では該当なしでした。ちなみにカトレヤにはDame Blancheの登録があったのですか1937年登録の古いものなのでこの胡蝶蘭作出者には関係なさそうです。葉先が尖り気味の楕円形なので熱帯雨林にも産するP, pulcherrimaの交配種を疑ったのですが、白花でDameというからにはある程度の貫目が必要ですから大輪と考えれば、熱帯雨林産の血は否定できそうに思いますので、通常の胡蝶蘭の管理で良いと考えて良いでしょう。
お手持ちの開花しているミニ?ミディ?にはむしろ熱帯他雨林にも産する前術のP. pulcherrimaかモンスーン気候帯産のP. equestrisかの花弁か唇弁化する奇形個体(これはこれで珍重される)が、「その他かなりの数の種が複雑に交配された大輪の種」に交配されたもののように見えます。
後学のために品種ラベルなどあればご教示ください。
花の咲き方として「元の花が枯れても花軸先端が伸びて新たなつぼみが開花し続ける」という熱帯雨林原産の咲き方でない限りは通常の胡蝶蘭の管理でOKです。
かなりやんちゃな格好になってますが元気な株はこんなものです。もともとが樹上着生epiphyteですから根は樹皮表面だけではなく空中を漂うものも出てきます。地上性の植物を見慣れた身には異常に思えるかもしれませんが着生蘭では普通のことです。矯正するのは簡単なことではなくむしろ角を矯めて牛を殺す結果になりがちです。株が斜めなのは次の植え替えの時に引き戻し気味に修正してやるしかないでしょう。
オセアニアの植生は北半球とかなり異なるので北半球出身の開拓者は北半球出自の樹木が懐かしいのではないかと思います、北米もユーラシアも種のレベルでは異なってますが属レベルではほとんど同じ植生と言ってもいいようなものです。
中華鍋なら重い鋳物は用いられません。鍛造というほど鍛えられているわけでは無いのですが圧延された厚めの鉄板をプレス成型するので鍛造の一種と考えsて良いものです。新品の時なら錆防止のため薄いポリエステルコーティングされていたと思いますがすぐに焼け落ちるので長年使ったものであれば落ちていると思います。一度洗剤で洗って、その後湯を沸かして一度捨てます。その後再度湯を沸かして油が浮いてこなければ、湯冷ましとして使って大丈夫とおもいますが、油のにおいが残っているようであれば、再度洗剤で洗い、という面倒なことになります。ホームセンターで釘を買ってきた方が早いかも。釘も錆止めがかかっているので一度煮沸してから本番にしてください。
さて胡蝶蘭の種類ですがDame Blanche 「白衣の(貴)婦人」というからにはご推察通りの白花の立派な花なのだろうと思います。念のためその名で品種登録されていないか当たってみましたが胡蝶蘭では該当なしでした。ちなみにカトレヤにはDame Blancheの登録があったのですか1937年登録の古いものなのでこの胡蝶蘭作出者には関係なさそうです。葉先が尖り気味の楕円形なので熱帯雨林にも産するP, pulcherrimaの交配種を疑ったのですが、白花でDameというからにはある程度の貫目が必要ですから大輪と考えれば、熱帯雨林産の血は否定できそうに思いますので、通常の胡蝶蘭の管理で良いと考えて良いでしょう。
お手持ちの開花しているミニ?ミディ?にはむしろ熱帯他雨林にも産する前術のP. pulcherrimaかモンスーン気候帯産のP. equestrisかの花弁か唇弁化する奇形個体(これはこれで珍重される)が、「その他かなりの数の種が複雑に交配された大輪の種」に交配されたもののように見えます。
後学のために品種ラベルなどあればご教示ください。
花の咲き方として「元の花が枯れても花軸先端が伸びて新たなつぼみが開花し続ける」という熱帯雨林原産の咲き方でない限りは通常の胡蝶蘭の管理でOKです。
かなりやんちゃな格好になってますが元気な株はこんなものです。もともとが樹上着生epiphyteですから根は樹皮表面だけではなく空中を漂うものも出てきます。地上性の植物を見慣れた身には異常に思えるかもしれませんが着生蘭では普通のことです。矯正するのは簡単なことではなくむしろ角を矯めて牛を殺す結果になりがちです。株が斜めなのは次の植え替えの時に引き戻し気味に修正してやるしかないでしょう。


Re: 植え替え後元気がない
今Dameの方を取り出して水につけてます。かなり根っこが細くなってて、かわいそうな感じでした。生き残れるでしょうか??芯と皮になってるところはカビっぽいものもついてたので、本当は切りたくなかったんですが切っときました。
>オセアニアの植生は北半球とかなり異なるので北半球出身の開拓者は北半球出自の樹木が懐かしいのではないかと思います、北米もユーラシアも種のレベルでは異なってますが属レベルではほとんど同じ植生と言ってもいいようなものです。
なるほど。おもしろいですね。
ミニの方にはラベルはありませんでした。葉の色がだいぶ違うので違う種類なのかなとは思ってましたが。。。葉のアップ載せておきます。
「元の花が枯れても花軸先端が伸びて新たなつぼみが開花し続ける」とのことですが、去年は一度咲いたらその花軸からまた咲くことはなかったと思うので通常ですかね。花が終わったら割とすぐ切っちゃってましたがまずいですか?とりあえず元気なのが分かって安心しました。
鍋は大変そうなら釘買ってきます。植物は色々知ってないといけないですね。ひろしさんのおかげで一気に知識が増えてありがたいです。

>オセアニアの植生は北半球とかなり異なるので北半球出身の開拓者は北半球出自の樹木が懐かしいのではないかと思います、北米もユーラシアも種のレベルでは異なってますが属レベルではほとんど同じ植生と言ってもいいようなものです。
なるほど。おもしろいですね。
ミニの方にはラベルはありませんでした。葉の色がだいぶ違うので違う種類なのかなとは思ってましたが。。。葉のアップ載せておきます。
「元の花が枯れても花軸先端が伸びて新たなつぼみが開花し続ける」とのことですが、去年は一度咲いたらその花軸からまた咲くことはなかったと思うので通常ですかね。花が終わったら割とすぐ切っちゃってましたがまずいですか?とりあえず元気なのが分かって安心しました。
鍋は大変そうなら釘買ってきます。植物は色々知ってないといけないですね。ひろしさんのおかげで一気に知識が増えてありがたいです。
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/03/29(Fri) 21:19 No.28472
典型的な熱帯雨林産の胡蝶蘭(P. violaceaなど)でなくてもモンスーン気候帯との境界域や雲霧林にまたがる分布をするミニ胡蝶蘭P. pulcherrimaやP. equestrisにも花軸の先端が伸び続け次々に花が咲く個体がある確率で存在するようです。
多数派の個体なら本来花軸は使い捨てですから花が終わったら花軸はできるだけ短く切除するのが正解です。よく「二番花を見るため3~4節残しておく」ということを言う方もおいでですが、よほどしっかりした株ならともかく株を消耗させることが多いので私はお勧めしません。
お手持ちの株はアントシアニン色素の強い個体のようで花色の他に葉色にも反映しているようですね。植物の色素は花色の他、紫外線や低温から身を守るためのものです。植物自身ばかりでなく動物である人間にも植物の色素はその抗酸化作用で大事なものですね。一般にアントシアニン色素を持たない白花albaより色の濃い花を咲かせる個体のほうが強健である場合は多いです。
多数派の個体なら本来花軸は使い捨てですから花が終わったら花軸はできるだけ短く切除するのが正解です。よく「二番花を見るため3~4節残しておく」ということを言う方もおいでですが、よほどしっかりした株ならともかく株を消耗させることが多いので私はお勧めしません。
お手持ちの株はアントシアニン色素の強い個体のようで花色の他に葉色にも反映しているようですね。植物の色素は花色の他、紫外線や低温から身を守るためのものです。植物自身ばかりでなく動物である人間にも植物の色素はその抗酸化作用で大事なものですね。一般にアントシアニン色素を持たない白花albaより色の濃い花を咲かせる個体のほうが強健である場合は多いです。


Re: 植え替え後元気がない
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/04/03(Wed) 12:45 No.28480
収まらない根を無理やり押し込む必要はありません。むしろ「全部の根を植え込み材料に入れなければならない」というのは地生植物に常識による脅迫観念です。着生植物の根は空気を好みともに着生している苔やシダ類の根塊に潜り込んでいないものは半面が露出しています。また露出した根は根腐れの心配がありませんので保険にもなります。傾きは支柱やビニタイで修正してください。
成長期を前に(花後)古い葉が萎んで枯れ落ちるのは葉の寿命です。通常に枯れ落ちる場合、葉は先端から薄くなり緑みが抜けていきペラペラになって葉の基部に離層(落葉広葉樹と同じです)ができます。薄く萎んで枯れ落ちる前に大切な栄養素(葉緑体を構成する窒素分などと水分)を回収しますが黄色のフラボノイド色素だけは使い捨ててそのまま残りますので黄味は残ります。回収された栄養素は新葉、新根に回されます。この辺りは落葉広葉樹と同じですね。
病的な葉の脱落の場合、多くは葉の基部から組織破壊による黄変が始まり、養分の回収どころではなく葉の組織や葉緑体も破壊され黄色色素と水分が目立つ状態で脱落します。この症状がでたらほとんどの場合茎の組織も破壊されているので手遅れの場合が殆どです。
成長期を前に(花後)古い葉が萎んで枯れ落ちるのは葉の寿命です。通常に枯れ落ちる場合、葉は先端から薄くなり緑みが抜けていきペラペラになって葉の基部に離層(落葉広葉樹と同じです)ができます。薄く萎んで枯れ落ちる前に大切な栄養素(葉緑体を構成する窒素分などと水分)を回収しますが黄色のフラボノイド色素だけは使い捨ててそのまま残りますので黄味は残ります。回収された栄養素は新葉、新根に回されます。この辺りは落葉広葉樹と同じですね。
病的な葉の脱落の場合、多くは葉の基部から組織破壊による黄変が始まり、養分の回収どころではなく葉の組織や葉緑体も破壊され黄色色素と水分が目立つ状態で脱落します。この症状がでたらほとんどの場合茎の組織も破壊されているので手遅れの場合が殆どです。


Re: 植え替え後元気がない
Re: 植え替え後元気がない
これは根の出かかったものですが、どうやら停まってしまったみたいに見えます。元気な根の場合、先端(生長点)は光沢ある明るい緑色(白花の場合)あるいは赤紫を帯びた緑(ピンク花の場合)をしています。これから新たな根を期待しましょう。ちなみに根は茎の全周どこからでも出ますが、花軸は葉の付け根、中心脈の真下からしかでません。
離層になる部分は葉の完成時にはよく見ればわかります。添付画像の赤矢印の部分にうっすらと線が見えます。ここが離層あ形成される部分です。無理に引きちぎったりしなければ枯れ落ちる葉がここで離れ落ちるので古い㈱にはかつての葉の付け根が枯れた色で規則正しく残ることになります。
病気の場合の脱落はフザリウム症の場合はたっぷり肉厚のまま形もそのままで緑が抜けて黄色になって離層部分で脱落します。軟腐病の場合はぶよぶよに溶けるように緑が残ったまま形が崩れ、離層も機能しません。
ひろし@小南部
2024/04/04(Thu) 20:09 No.28486

離層になる部分は葉の完成時にはよく見ればわかります。添付画像の赤矢印の部分にうっすらと線が見えます。ここが離層あ形成される部分です。無理に引きちぎったりしなければ枯れ落ちる葉がここで離れ落ちるので古い㈱にはかつての葉の付け根が枯れた色で規則正しく残ることになります。
病気の場合の脱落はフザリウム症の場合はたっぷり肉厚のまま形もそのままで緑が抜けて黄色になって離層部分で脱落します。軟腐病の場合はぶよぶよに溶けるように緑が残ったまま形が崩れ、離層も機能しません。


Re: 植え替え後元気がない
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/04/07(Sun) 10:42 No.28490
上の赤丸内は画像からはよくわからないですが下の赤丸内は間違いなく新根の先端の成長点です。触れるとそこで止まりますのでご注意ください。植替え後に新根が伸びだせば株は順調であるということです。


Re: 植え替え後元気がない
数日家を空けてたのですが、帰ってきたら上の2つの突起が少し大きくなってました!触ってしまうとだめなんですね…止まってしまったのは触ってしまったせいかもしれません(汗)
ひろしさん、アドバイスありがとうございました。いい経過報告ができるように勉強&ケアしていこうと思います。
ひろしさん、アドバイスありがとうございました。いい経過報告ができるように勉強&ケアしていこうと思います。
Re: 植え替え後元気がない
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/05/26(Sun) 09:22 No.28547
根の成長点の先端は元気そうで異常がありませんから、この症状は心配ありません。剛毛のようなものであれば吸着毛ですし、カビのようなものであれば共生菌の菌糸です。
胡蝶蘭は着生植物で樹木の樹皮に着生します。かつてはほとんどの個体がこのよううなツタやヘデラ類のように吸着毛で樹皮にへばりついていたのだろうと思いますが、胡蝶蘭は現在では吸着毛を出す個体は稀で、ほとんどが根の表皮だけで樹皮に吸着しています。まれにこのような吸着毛を出す個体が現れますが一種の先祖帰りと思います。
またラン科植物は多様な菌類と共生関係にあり、胡蝶蘭の場合ほとんどが不完全菌類のリゾクトニア属の菌類と共生関係にあります。共生菌はランの根の助けとなる存在なので、いずれにしてもなんの心配もありません。
胡蝶蘭は着生植物で樹木の樹皮に着生します。かつてはほとんどの個体がこのよううなツタやヘデラ類のように吸着毛で樹皮にへばりついていたのだろうと思いますが、胡蝶蘭は現在では吸着毛を出す個体は稀で、ほとんどが根の表皮だけで樹皮に吸着しています。まれにこのような吸着毛を出す個体が現れますが一種の先祖帰りと思います。
またラン科植物は多様な菌類と共生関係にあり、胡蝶蘭の場合ほとんどが不完全菌類のリゾクトニア属の菌類と共生関係にあります。共生菌はランの根の助けとなる存在なので、いずれにしてもなんの心配もありません。


Re: 植え替え後元気がない
返信ありがとうございます。安心しました!吸着毛か共生菌ですね、なるほど。いきなりわさわさとでてきたのでてっきり前に発生したカビが完全に洗い切れてなかったのかと思って焦りました。カビだと思い込んでグーグルでカビばかり調べていましたが、「共生菌」で調べたら色々と情報が出てきてとても勉強になりました。預けるときも心配しないように大家さんに伝えます。ありがとうございました!
Re: 植え替え後元気がない
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/06/07(Fri) 08:34 No.28574
アザミウマみたいですが、被害が出ていない程度なら植え替える前に有機リン系殺虫剤organophosphorus insecticideを試みたほうが良いでしょう。
ただ、日本ではマラソンやスミチオンといった有機リン系殺虫剤は比較的簡単に手に入りますが、今の米国での事情はちょっとわかりません。まあ、専門家のいる園芸店やホームセンターでinsecticide for thripsと尋ねたほうが無難かも。
ただ、日本ではマラソンやスミチオンといった有機リン系殺虫剤は比較的簡単に手に入りますが、今の米国での事情はちょっとわかりません。まあ、専門家のいる園芸店やホームセンターでinsecticide for thripsと尋ねたほうが無難かも。


Re: 植え替え後元気がない
園芸屋に行ってinsecticide for thripsを頼んだら店員のおじさんに「本当にthripsか?」と聞かれて写真を見せたらこれはSpringtail(トビムシ)と言われて益虫だから殺すなと言われました。でも心配なので薬も買っときました。留守中は大家さんに渡しとこうと思います。いつもアドバイスありがとうございます!!
Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2024/06/11(Tue) 10:09 No.28577
ご指摘を受けてみればたしかにアザミウマにはあるべき羽が見えないですね。トビムシの一種ということであれば食性は種類によってもことなるようですが、一般には死骸や有機物また菌糸などを片付ける掃除屋という分類になろうかと思います。
Wikiでspringtail bugで検索してみたら昆虫insectの分類には入らないらしいですね。私の知っているトビムシは野生のキノコのヒダにたかっているものそれと検索したWikiの画像でのササラダニ類(カビの菌糸を食べる)くらいです。益虫の範囲にはいるのかどうか分かりませんがおよそ一般には害のない虫ではあるでしょうが、この形態のトビムシは私は初見でした。
トビムシだとすればおそらくラン菌の菌糸を食べているのではないかと思うのですがそれであれば特に益は無いと思います。
Wikiでspringtail bugで検索してみたら昆虫insectの分類には入らないらしいですね。私の知っているトビムシは野生のキノコのヒダにたかっているものそれと検索したWikiの画像でのササラダニ類(カビの菌糸を食べる)くらいです。益虫の範囲にはいるのかどうか分かりませんがおよそ一般には害のない虫ではあるでしょうが、この形態のトビムシは私は初見でした。
トビムシだとすればおそらくラン菌の菌糸を食べているのではないかと思うのですがそれであれば特に益は無いと思います。


Re: 植え替え後元気がない
お久しぶりです。以前助けていただいた蘭ですが
先週、花が咲きました!やはり白い花でした。
花茎が1本しか立たなかったんですが、まだ回復中?でしょうか。
バーグ植の場合は特に、うすい肥料をあげたほうがいいとネットで見たので先月からあげてます。来年は2本立つと良いんですが。
大家さんに来週ひき渡そう予定です。
本当にありがとうございます!
渡辺
2025/02/10(Mon) 07:51 No.29001

先週、花が咲きました!やはり白い花でした。
花茎が1本しか立たなかったんですが、まだ回復中?でしょうか。
バーグ植の場合は特に、うすい肥料をあげたほうがいいとネットで見たので先月からあげてます。来年は2本立つと良いんですが。
大家さんに来週ひき渡そう予定です。
本当にありがとうございます!


Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2025/02/12(Wed) 10:32 No.29003
おー、Dame Blancheの名にふさわしい立派な大輪白花ですね。開花おめでとうございます。いろいろお手間をかけたかいがありましたね。
花軸1本ではご不満のようですが、植え替え後は株もあらたな植え込み材料に順応する必要もあるのでやむを得ないかも、というより白大輪で枝打ちしたり花軸そのものを2本出したりするのは品種差、個体差もあるでしょうけれど、むしろ少数派と思うのですが?
花軸1本ではご不満のようですが、植え替え後は株もあらたな植え込み材料に順応する必要もあるのでやむを得ないかも、というより白大輪で枝打ちしたり花軸そのものを2本出したりするのは品種差、個体差もあるでしょうけれど、むしろ少数派と思うのですが?


Re: 植え替え後元気がない
渡辺
2025/02/12(Wed) 14:39 No.29004
必ずしも2本たつわけではないんですね。
このDameは元々は2本立ってたのと、もう一つのミニ胡蝶蘭もいつも2本花軸がでてくるので、2本が標準なのかと勝手に思い込んでいました。
かなり弱ってしまってたのに、今年とりあえず咲いてくれただけでも感謝します!
このDameは元々は2本立ってたのと、もう一つのミニ胡蝶蘭もいつも2本花軸がでてくるので、2本が標準なのかと勝手に思い込んでいました。
かなり弱ってしまってたのに、今年とりあえず咲いてくれただけでも感謝します!


Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2025/02/13(Thu) 08:33 No.29005
花芽は葉の付け根に出ますので、「成長期にどれだけの新7葉を増やせるか」がカギになります。成長期の終わりに出る花芽はもともとの葉の枚数にもよりますが新葉一枚のとき0~1、二枚の時は1、三枚で1~2ということが多いように思います。
生産者さんは環境設備にものをいわせて成長期に肥料をたっぷり与えて葉の枚数を稼ぎますから当然花芽二つ、花軸二本立ちも稀ではありませんが、環境の整っていない一般家庭ではなかなかシーズン3枚の新葉をださせるのは至難ですね。
ミニ種は葉も小さくもともと強健な種、強健な個体が多いので一般家庭でも3枚の新葉を出させるのはそう難しくない場合が多いと思います。
花芽として発現しなかった潜芽は、翌年の花芽になる場合もありますが、多くは休眠して、生長点になにかトラブルがある場合に「新たな生長点として葉芽(脇芽)」になるべく備えとなります。
生産者さんは環境設備にものをいわせて成長期に肥料をたっぷり与えて葉の枚数を稼ぎますから当然花芽二つ、花軸二本立ちも稀ではありませんが、環境の整っていない一般家庭ではなかなかシーズン3枚の新葉をださせるのは至難ですね。
ミニ種は葉も小さくもともと強健な種、強健な個体が多いので一般家庭でも3枚の新葉を出させるのはそう難しくない場合が多いと思います。
花芽として発現しなかった潜芽は、翌年の花芽になる場合もありますが、多くは休眠して、生長点になにかトラブルがある場合に「新たな生長点として葉芽(脇芽)」になるべく備えとなります。


Re: 植え替え後元気がない
渡辺
2025/02/16(Sun) 15:34 No.29006
今日大家さんに渡した時に、花は1本だけど大丈夫だと伝えておきました。来年また咲いてくれることをいのります。
なるほど、成長期に新しい葉っぱが出てくるのが重要なんですね。ミニは本当にたくましたくて放置しがちなので、もっと注意深く観察してみます。今、蕾がたくさんついていて咲くのが楽しみです。
去年は蘭の生命力に痛く感動したので、大きい蘭にも挑戦してみようかと思います!
なるほど、成長期に新しい葉っぱが出てくるのが重要なんですね。ミニは本当にたくましたくて放置しがちなので、もっと注意深く観察してみます。今、蕾がたくさんついていて咲くのが楽しみです。
去年は蘭の生命力に痛く感動したので、大きい蘭にも挑戦してみようかと思います!


Re: 植え替え後元気がない
ひろし@小南部
2025/02/19(Wed) 10:29 No.29007
ここで注意が肝要なのが施肥です。たしかに成長期に適切な施肥をすれば葉の枚数を稼げますが、生産者さんのまねを家庭栽培ですると失敗のもとです。生産者の設備と管理は胡蝶蘭育成のための設備と長年積み重ねた管理ノウハウがありますから、目いっぱい多肥栽培で育てていますが、設備環境の劣る一般家庭で同じように施肥すると、多肥による障害、根腐れになりがちです。ですからご自分の栽培環境で「どれくらいまで施肥することができるか」についてはこの掲示板では正解を申し上げることはできません。
私は無難な「胡蝶蘭が毎年6~8輪の花を咲かせてくれる」ごく最低限の施肥方法で回答することが多いのです。ご自分で経験を積めばあとはこの掲示板を卒業して「ご自分に最も合った栽培方法」にしていただければ良いと考えています。
私は無難な「胡蝶蘭が毎年6~8輪の花を咲かせてくれる」ごく最低限の施肥方法で回答することが多いのです。ご自分で経験を積めばあとはこの掲示板を卒業して「ご自分に最も合った栽培方法」にしていただければ良いと考えています。


Re: 植え替え後元気がない
渡辺
2025/02/21(Fri) 01:57 No.29012
なるほど。ネットでも、肥料のあげすぎはよくないと見たので気をつけないとダメですね。一応、買った土と同じメーカーがだしてる液肥を買って規定量あげてるんですが、もっと薄めてもいいかもしれないです。ミニの方は毎年お花つけてくれているので。ただ年々葉が小さくなってきてる?気がするので、様子見ながらしばらくあげてみようかと思ってます。


葉が茶色く萎れた蘭の再生
初めて投稿します。よろしくお願いいたします。
3株ポット寄せの大鉢を1月20日に貰いました。これらは12月半ば頃にお店の開店祝として頂いたものだそうです。
これまでの処置は次の通りです。(3株とも同じ)
1/20 貰ってきたその日に支柱を抜いて花茎を4節残して切断しました。
(2番花を期待) 葉はしっかり青々としていました。
1/24 多少葉が黄ばみはじめました。
1/27 かなり黄色に変色しました。
1/28 状態がかなり変化しましたので、2番花は無理だと思い花茎を根元から切り落としました。
1/30 葉がほぼ完全に萎れて茶色になりしなだれてしまいました。
(茎や葉の付け根などは茶色や黒くなってはおらず、緑色を保っています。)
【写真はこの時点のものです】
枯れた葉を切り落とすか、根をポットから出して枯れた根を整理して植え替えるか、このまま様子見か、どうすべきか思案中です。葉の急な変化を見ると、病気ではないのか、温度や日当たり、置き場の環境の変化など、何が原因なのかもわからず困っています。
ちなみに、当方は千葉県船橋市です。気候は割と安定しているところかと思います。とは言え普通に夏は暑く冬は寒いです。
どうかご指導宜しくお願いします。

3株ポット寄せの大鉢を1月20日に貰いました。これらは12月半ば頃にお店の開店祝として頂いたものだそうです。
これまでの処置は次の通りです。(3株とも同じ)
1/20 貰ってきたその日に支柱を抜いて花茎を4節残して切断しました。
(2番花を期待) 葉はしっかり青々としていました。
1/24 多少葉が黄ばみはじめました。
1/27 かなり黄色に変色しました。
1/28 状態がかなり変化しましたので、2番花は無理だと思い花茎を根元から切り落としました。
1/30 葉がほぼ完全に萎れて茶色になりしなだれてしまいました。
(茎や葉の付け根などは茶色や黒くなってはおらず、緑色を保っています。)
【写真はこの時点のものです】
枯れた葉を切り落とすか、根をポットから出して枯れた根を整理して植え替えるか、このまま様子見か、どうすべきか思案中です。葉の急な変化を見ると、病気ではないのか、温度や日当たり、置き場の環境の変化など、何が原因なのかもわからず困っています。
ちなみに、当方は千葉県船橋市です。気候は割と安定しているところかと思います。とは言え普通に夏は暑く冬は寒いです。
どうかご指導宜しくお願いします。
Re: 葉が茶色く萎れた
ひろし@小南部
2025/02/07(Fri) 10:22 No.28993
この変色の仕方と株の様子は低温障害ではないかと思うのですが、最低気温5度あるいは最高気温が12度を下回る環境に置かれたことはないでしょうか?
もしそうであれば、最低気温12度以上最高気温20℃内外の環境に置いて、10日ほど水を与えず様子をみます。生き延びられるのなら変色の進行は止まります。
低温環境に置いた覚えがないのであれば、これまで置かれていた場所の温度湿度環境などわかる範囲でおしらせください。
もしそうであれば、最低気温12度以上最高気温20℃内外の環境に置いて、10日ほど水を与えず様子をみます。生き延びられるのなら変色の進行は止まります。
低温環境に置いた覚えがないのであれば、これまで置かれていた場所の温度湿度環境などわかる範囲でおしらせください。


Re: 葉が茶色く萎れた
ご返信ありがとうございます。
以下、温度の状況をお伝えします。
12/28~1/16 昼間はお店の外に飾り、夜はお店に入れておいたとのことですが店内の温度は低かったと想像します。(小さなプレハブの店舗です。)
1/17~1/19 ビルの廊下部分(軒下で雨風は当たらないところですが屋外)に置かれていたようです。(当時の実測ではありませんが、今の夜間の外気温は2~3℃程です。)
1/20以降は私の家のリビングで、ほとんど石油ストーブをつけていますが、夜中は暖房はありません。(だいたい昼間は16~20℃くらい、夜中・早朝は14℃くらい)
ちなみに、初回投稿写真から更に状態が進行し、葉がぼろぼろと落ち(3枚ほどはもうダメだと思って切り)今は1枚もありません。(2/7現在の写真を添付します。)
なお、水やりは前のお店では全くやっておらず、私の手元では1/30頃に「もしかしたら水枯れなのかな」と思い1回だけやっています。
温度と水やりは以上です。よろしくお願いいたします。

以下、温度の状況をお伝えします。
12/28~1/16 昼間はお店の外に飾り、夜はお店に入れておいたとのことですが店内の温度は低かったと想像します。(小さなプレハブの店舗です。)
1/17~1/19 ビルの廊下部分(軒下で雨風は当たらないところですが屋外)に置かれていたようです。(当時の実測ではありませんが、今の夜間の外気温は2~3℃程です。)
1/20以降は私の家のリビングで、ほとんど石油ストーブをつけていますが、夜中は暖房はありません。(だいたい昼間は16~20℃くらい、夜中・早朝は14℃くらい)
ちなみに、初回投稿写真から更に状態が進行し、葉がぼろぼろと落ち(3枚ほどはもうダメだと思って切り)今は1枚もありません。(2/7現在の写真を添付します。)
なお、水やりは前のお店では全くやっておらず、私の手元では1/30頃に「もしかしたら水枯れなのかな」と思い1回だけやっています。
温度と水やりは以上です。よろしくお願いいたします。
Re: 葉が茶色く萎れた
ひろし@小南部
2025/02/09(Sun) 08:01 No.28996
やはり低温障害でしたね。
葉が無くなってしまえば助かる可能性はほとんど無くなります。
可能性があるとしたら「茎が生きていてかつ根が無事で緑色を帯びていれば」養生如何で「脇芽を出せる」可能性はあります
これまで手をかけたのですから、だめもとでしばらくは可能性にかけてみてはいかがでしょうか?
夜間12度以上昼間18℃以上25℃未満の環境で、根が乾いたら冷たくない(15~20℃)の水をあたえます。
葉が無くなってしまえば助かる可能性はほとんど無くなります。
可能性があるとしたら「茎が生きていてかつ根が無事で緑色を帯びていれば」養生如何で「脇芽を出せる」可能性はあります
これまで手をかけたのですから、だめもとでしばらくは可能性にかけてみてはいかがでしょうか?
夜間12度以上昼間18℃以上25℃未満の環境で、根が乾いたら冷たくない(15~20℃)の水をあたえます。


Re: 葉が茶色く萎れた蘭
早速のご回答ありがとうございます。
貰った時は葉が青々していたのですが、残念です。
しかし、ご指導の通り温度を保って、適時を見計らって水やりをしてみます。(前回の投稿で朝14℃と書きましたが見間違いで、更に低く実際は10℃~11℃くらいでした。)
恐縮ですが、もうひとつお尋ねします。
ポットの中の根の状態を見ますと、上の方は青く太くしっかりしているのですが、先のほうは茶色っぽく根腐れかなと思えるような色気になっており、また青白っぽいカビのようなものも見えます。こんな状況ですがこの段階では出して植え替えたり鉢増ししたりは控えたほうがよいのでしょうか。(一応根の状態の写真を添付します)
度重なる質問で恐縮ですが、どうかよろしくお願いいたします。
貰った時は葉が青々していたのですが、残念です。
しかし、ご指導の通り温度を保って、適時を見計らって水やりをしてみます。(前回の投稿で朝14℃と書きましたが見間違いで、更に低く実際は10℃~11℃くらいでした。)
恐縮ですが、もうひとつお尋ねします。
ポットの中の根の状態を見ますと、上の方は青く太くしっかりしているのですが、先のほうは茶色っぽく根腐れかなと思えるような色気になっており、また青白っぽいカビのようなものも見えます。こんな状況ですがこの段階では出して植え替えたり鉢増ししたりは控えたほうがよいのでしょうか。(一応根の状態の写真を添付します)
度重なる質問で恐縮ですが、どうかよろしくお願いいたします。
Re: 葉が茶色く萎れた蘭
Re: 葉が茶色く萎れた
ひろし@小南部
2025/02/09(Sun) 11:25 No.28999
まず一度すっかり乾かしてみてください。
カビも乾けばとりあえず収まりますし、根も死んでいればすっから萎みますが、生きていれば多少細くなる程度で形を保ったままです。
その生きている根が何本かあれば、望みが少しはあることになります。
この状態で過湿にすると確実に死にます。
カビも乾けばとりあえず収まりますし、根も死んでいればすっから萎みますが、生きていれば多少細くなる程度で形を保ったままです。
その生きている根が何本かあれば、望みが少しはあることになります。
この状態で過湿にすると確実に死にます。


Re: 葉が茶色く萎れた蘭
何度も早速のご回答ありがとうございます。
ご指導に従い早速にトライしてみます。
温度管理と根の乾燥等の処置でしばらく様子を見ようと思います。
状況を見てまた報告をさせて頂こうと思います。
何度も適切かつ迅速なご指導に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
ご指導に従い早速にトライしてみます。
温度管理と根の乾燥等の処置でしばらく様子を見ようと思います。
状況を見てまた報告をさせて頂こうと思います。
何度も適切かつ迅速なご指導に感謝いたします。
本当にありがとうございました。
植替と空中に伸びた根について
まずはお礼申し上げます!
2023/11/05に葉の黒い斑についてご相談し、アドバイスいただいた通り薬を塗っておいたところ元気になり、葉もどんどん増えて、丸2年を経て初めて花が咲きました。
的確なアドバイスを本当にありがとうございました。
これからのことでまた2点ご質問させて下さい。
1.今年は植え替えが必要かなと思っていますが、鉢は一回り大きくすべきか悩んでいます。
2.根がだいぶ空中に伸びているのですが、これはこのままの方が良いのでしょうか。
お時間のある時にぜひお教え下さいませ。
画像の胡蝶蘭の左下から2枚目の葉の白い部分が、黒い斑に薬を塗った跡です。
(ここで添付したかったのですが、画像サイズがうまく調整できず、別途管理人様のKanna@aikaengei.com宛送信しました。お手数おかけして申し訳ありません)
何卒よろしくお願いいたします。
2023/11/05に葉の黒い斑についてご相談し、アドバイスいただいた通り薬を塗っておいたところ元気になり、葉もどんどん増えて、丸2年を経て初めて花が咲きました。
的確なアドバイスを本当にありがとうございました。
これからのことでまた2点ご質問させて下さい。
1.今年は植え替えが必要かなと思っていますが、鉢は一回り大きくすべきか悩んでいます。
2.根がだいぶ空中に伸びているのですが、これはこのままの方が良いのでしょうか。
お時間のある時にぜひお教え下さいませ。
画像の胡蝶蘭の左下から2枚目の葉の白い部分が、黒い斑に薬を塗った跡です。
(ここで添付したかったのですが、画像サイズがうまく調整できず、別途管理人様のKanna@aikaengei.com宛送信しました。お手数おかけして申し訳ありません)
何卒よろしくお願いいたします。
Re: 植替と空中に…
かわいいって言って下さりありがとうございます(*^^*)
お花にも伝えます!
お花にも伝えます!
Re: 植替と空中に伸びた根
ひろし@小南部
2025/02/07(Fri) 10:09 No.28992
その後元気そうでなによりです。本当に可愛らしく咲いてますね。
これも日ごろのお世話のおかげですね。
植替えですか?来年春でよいかも。
見たところではミズゴケも疲れてはいなさそうだし、株もあと葉が2枚くらい増えても現状で十分のような気がしますが?
空中に出た根はそのままにしてください。水やり時には空中に出た根にも週に一度はスプレーなどで水を与えると良いでしょう。伸びすぎて邪魔になるようであれば、邪魔になる部分だけ切除しても構いませんが、元来が樹上着生している植物ですので伸びた根が露出するのは生態的に普通のことです。
これも日ごろのお世話のおかげですね。
植替えですか?来年春でよいかも。
見たところではミズゴケも疲れてはいなさそうだし、株もあと葉が2枚くらい増えても現状で十分のような気がしますが?
空中に出た根はそのままにしてください。水やり時には空中に出た根にも週に一度はスプレーなどで水を与えると良いでしょう。伸びすぎて邪魔になるようであれば、邪魔になる部分だけ切除しても構いませんが、元来が樹上着生している植物ですので伸びた根が露出するのは生態的に普通のことです。


Re: 植替と空中に伸びた根
ご教示ありがとうございます。
また、お花のことも可愛らしく咲いていると言って下さりありがとうございます。
お陰様で先頭の蕾も無事開き、元気にしています。
この蘭がここまでになれたのは、以前いただいたアドバイスのおかげなんです。
あらためて感謝申し上げます。
かわいらしい花をつけてくれたのを見たら、ついつい色々手出しをしたくなってしまいました。
ご相談して本当に良かったです。
本来は樹上暮らす植物ということを頭に置いて、このまま無理をさせずゆっくり見守ることにします。
またご相談できる日を楽しみにしています。
本当にありがとうございました。
また、お花のことも可愛らしく咲いていると言って下さりありがとうございます。
お陰様で先頭の蕾も無事開き、元気にしています。
この蘭がここまでになれたのは、以前いただいたアドバイスのおかげなんです。
あらためて感謝申し上げます。
かわいらしい花をつけてくれたのを見たら、ついつい色々手出しをしたくなってしまいました。
ご相談して本当に良かったです。
本来は樹上暮らす植物ということを頭に置いて、このまま無理をさせずゆっくり見守ることにします。
またご相談できる日を楽しみにしています。
本当にありがとうございました。